日本最大級・竜神大吊橋のバンジージャンプ体験/休日引きこもり系男子の男磨き旅Vol.8

2016.02.02

あなたは休みの日、どのような過ごし方をしていますか?私の趣味は、インターネット。週末にやることといえば、ネットサーフィンのみ。朝から晩までパソコンの画面とにらめっこをしているのです。そもそも、休日に外出をするという概念がありません。しかし、「このままではいけない!」と一念発起し、自分を変える決意をしました。この連載では、私のような引きこもり系男子でも、休日を有意義に、かつ男を磨ける体験スポットを紹介します。

こんにちは、引きこもり系男子の大川竜弥です。このたび、2代目男磨きライターとして就任しました。以後お見知り置きを。

茨城県常陸太田(ひたちおおた)市にやってきました。太陽のまぶしさに怯え、真冬の寒さに震えています。

今回体験するのは、"竜神バンジー"。竜の形をした「竜神湖」に架かる竜神大吊橋からバンジージャンプをするのですが、なんと、高さは日本最大級の100メートル!

高層ビルであれば、20階くらいの高さらしい。人生初のバンジージャンプなのに、いきなり日本最大級って無茶苦茶ですよね……?

無事生還できたら、ぐるたび編集部に「最初くらいもっとソフトなやつにしてください」とクレームを入れようと思います。
▲竜神大吊橋の写真。「ここからバンジージャンプをするのか……」と想像しただけで鳥肌です
竜神大吊橋へは、JR水郡線の常陸太田駅からバスで40分、そこからまた歩くのですが……。3時間に1本しかないバスを乗り間違えてしまいました。

結果、急遽タクシーを呼び、本来乗るはずだったバスを追いかけてもらうことに。自分のミスですから、タクシー代は自腹。バンジージャンプより先に、お金が飛んでしまいました。金額は私の表情から察してください。
▲竜神大吊橋入口のバス停。ここから急な坂道を20分ほど歩く
ご覧のとおり、かなり急な坂道。運動不足の引きこもり系男子には、キツイ傾斜です。
膝が悲鳴を上げ、休憩をすることに。途中、数台の車が横を通り過ぎたのですが、「この人歩いて行くのかな?」という視線を感じました。どうやら、竜神大吊橋へ行く人の多くは、徒歩ではなく車で向かうようです。竜神バンジーを体験する人は、体力温存のために車で行くことをオススメします。

ちなみに、今回私が徒歩を選んだ理由は、車の免許を持っていないから。引きこもり系男子だから、車に乗る理由がないんですよね……。
▲あと10分も歩くのか……

バンジージャンプはスタッフでも怖い

というわけで、なんとか竜神バンジーに到着しました。すでに膝と心は折れています。
恐る恐る橋の下を覗いてみると……。
高い、高すぎる。どう考えても生身の人間が飛ぶ高さじゃない。
しかし、自分を変える決意をした引きこもり系男子に迷っている暇はありません。予約の時間が迫っているため、受付をします。
竜神バンジーを運営するバンジージャパンさんは、日本で唯一ブリッジバンジージャンプを提供している会社。日本とニュージーランドで20年間バンジージャンプ提供者としての経験を持ち、竜神バンジー以外にも日本各地でブリッジバンジージャンプが体験できるのです。
今回インストラクターとテストジャンプを担当してくれる、スタッフの藤さん。お手本が見たい、取材でカメラチェックをしたいといった場合は、テストジャンプをお願いできるのです(有料)。

大川「藤さんはどうしてこの仕事を選んだんですか?」

藤「おもしろい仕事がしたいなと思いまして」

大川「かっこいい!表情に余裕がありますし、大ベテランなんですね」

藤「いえ、今月入社です。テストジャンプは2回目です」

大川「でも、スタッフだから怖くないんですよね……?」

藤「めっちゃ怖いですよ!」

大川「スタッフでも怖いんだ」
受付時に料金(税込15,000円)を支払い、iPadで注意事項を確認します。竜神バンジーの参加条件は、体重制限(40~105kg)と年齢制限(15歳以上)。あとは健康状態に異常がなければ問題なし。
▲注意事項を確認したら、指で署名をする
藤「では、ハーネスを装着しましょう」

大川「男を磨くためにここまできたんですけど、バンジージャンプでひとつ上の男になれますか……?」

藤「バンジージャンプは、オセアニアにあるバヌアツ共和国の"成人の儀式"が起源です。男を磨くのであれば、最高の体験ができますよ!」

大川「なるほど……。でも、スタッフでも怖いんですよね?」

藤「他のスタッフは慣れていますが、私は今月入社なのでまだ怖いですね」
準備完了。バンジージャンプ未経験者と、経験者。表情の違いがよくわかります。

5、4、3、2、1、バンジー!

いよいよ、竜神大吊橋の中央にある、バンジージャンプ台へ向かうことに。
ハーネスを装着した時点で覚悟はできたつもりでしたが、やっぱり怖い……。バンジージャンプ中の動画を撮影しようと思い、ヘルメットとGoProを持参したものの、絶対に地球を救えないひとりアルマゲドンの絵面になってしまいました。
もう一度、橋の下を覗いてみたのですが……。
高い、高すぎる。

大川「今までロープが切れた人っていますか……?」

藤「2014年3月にオープンして以来、2万人以上の方が竜神バンジーを体験していますが、怪我や事故はゼロです!還暦記念に飛んだ方もいますよ」

大川「還暦記念にバンジージャンプって新しいですね……」
▲竜神大吊橋の中央にある柵から、バンジージャンプ台に降りる
バンジージャンプ台の足元は金網になっていて、橋の下が丸見え!足首にロープを固定するための装置を取り付け、人形を使って落下後に引き上げるための説明を受けます。

大川「この人形、キン肉マンが王位争奪編でマッスルスパークを練習したやつに似てますね」

藤「大川さん、なんだかんだ余裕あるじゃないですか」

大川「余裕はありませんが、キン肉マン大好きなので……。引きこもり生活をしていると、マンガの知識が増えるんです」

藤「なるほど」
▲バンジージャンプお手本の写真。飛び降りるのではなく、思い切り前に飛んだほうがきれいなフォームになるらしい
スタッフのみなさんが緊張をほぐすために話しかけてくれるのですが、恐怖におののく私の耳には全く入りません。スピーカーから流れるクラブミュージックがレクイエムに聞こえ、気がつけば藤さんのテストジャンプが終了していました。

藤さん、人生3回目のテストジャンプを見守れなくてごめんなさい……。
スタッフ「5、4、3、2、1、バンジー!の合図で飛んでくださいね」

大川「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……」

スタッフ「大川さん、聞いてますか?」

大川「みなさん、すぐに飛べるんですか?」

スタッフ「次の方の順番もありますし、みなさんテンポよく飛びますよ。テレビのバラエティ番組みたいに、何十分も飛べない人はいませんね」

大川「そうなんですね……覚悟を決めました。飛びます」

スタッフ「じゃあ、いきましょう!5、4、3、2、1、バンジー!!!!」
うわぁぁぁ!!!!ちょ、ちょっと待ってぇぇぇぇぇ!!!!!!
▲ヘルメットにつけたGoProの映像

天地が、天地がひっくり返るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!
時間にして約1分、あっという間の出来事でした。飛んだと思ったら、突然風の音に包まれ、湖が手の届きそうな位置まで近づき(実際は距離があるけど)、視界が上下逆さまになり、今度は目の前に竜神大吊橋が見えたのです。

不思議なもので、終わってみれば気分爽快。さっきまでガクガクと震えていた足が軽くなり、ロープにぶら下がっている最中、スタッフさんに手を振る余裕までありました。

いやー、バンジージャンプって気持ちいいですね!
電動ウインチでバンジージャンプ台まで引き上げてもらい、無事生還した記念にいいねポーズで撮影をしました。Facebookにアップしたら、1,000いいね間違いなしの写真です!

なんだか、男として一皮むけた顔をしていますよね?

大満足の体験ができたので、ぐるたび編集部へのクレームは控えておきましょう。

あんなに怖かったバンジージャンプが、快感に変わるとは思いませんでした。男女問わず、自分を変えたい、恐怖に打ち勝ち自信をつけたいと思っている方に絶対オススメです。みなさんも、一度体験してみてはいかがでしょうか?
▲一皮むけた男は、背中で語る

大川竜弥

大川竜弥

1982年生まれ。アパレル販売員、Web開発会社、ライブハウス店長、ザ・グレート・サスケ氏のマネージャーなどさまざまな職を経て、現在は"自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル"として活動している。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

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