茨城・那珂湊でタコ釣り体験/休日引きこもり系男子の男磨き旅Vol.9

2016.02.10

あなたは休みの日、どのような過ごし方をしていますか?私の趣味は、インターネット。週末にやることといえば、ネットサーフィンのみ。朝から晩までパソコンの画面とにらめっこをしているのです。そもそも、休日に外出をするという概念がありません。しかし、「このままではいけない!」と一念発起し、自分を変える決意をしました。この連載では、私のような引きこもり系男子でも、休日を有意義に、かつ男を磨ける体験スポットを紹介します。

おはようございます、引きこもり系男子の大川です。
前回は茨城県常陸太田市にてバンジージャンプに挑戦しました。さてさて、今回はどんな男磨き旅になるのでしょうか?

というわけで、茨城県ひたちなか市那珂湊(なかみなと)にやってきました。現在の時刻は、朝5時。あたりは真っ暗で、なにも見えません。視界不良、僕の人生と同じですね。ブラックジョークはさておき、今回体験するのは"タコ釣り"です。

なぜ、男磨きでタコ釣りをするかわかりますか?

「多幸」「善いものに吸い付く」「体色の赤は縁起よし」「苦難を煙に巻く」など、タコは縁起物として扱われているのです。縁起物のタコを見事釣り上げれば、自信がつき、男として成長できること間違いなし!

▲乗船する仙昇丸。参加者は十数名、全員フレンドリーなナイスミドルだった

料金は、エサ・氷付きで税込10,000~12,000円(時期によって異なります)、貸し竿が1,000円。もちろん、釣ったタコは全て持ち帰ることができちゃいます!
意気揚々と船に乗り込んだものの、寒い、寒すぎる。極寒です。真冬の海を舐めていました。完全装備で挑んだのに、手足が震えてガクブル状態。やはり、引きこもり系男子にタコ釣りは無謀だったのでしょうか……。

タコが釣れるまでひたすら糸を巻き上げる作業の繰り返し

約30分後、ようやく最初のポイントに到着しました。タイムリミットは、正午まで。無事、タコを釣り上げることはできるのでしょうか。インターネットでの"釣り"はお手のものですが、タコ釣りははじめてですからね……。
▲日が昇り明るくなってきたものの、まだまだ寒い
タコ釣りの仕掛けは一般的な仕掛けと違い、木の板に重りと針を取り付けたもの。エサは、なんとサンマ!

そういえば、昨年はサンマを食べることなく年を越してしまいました。引きこもり生活をしていると、うっかり旬のものを食べそこねてしまうんですよね。引きこもり系男子あるあるです。

早速、船長からエサの付け方を教わりました。

船長「サンマが外れないように、紐でぐるぐる巻けばいいんだよ」

大川「それだけですか?具体的なコツはないんですか……?」

船長「ないない!ぐるぐる巻けば大丈夫」

大川「長嶋監督みたいな教え方ですね」
とりあえず、見よう見まねでサンマをぐるぐる巻きにしてみました。我ながら、はじめてにしては、上出来です。
準備ができたら仕掛けに糸を付けて、海底まで垂らします。深さは、約30メートル。仕掛けが海底についたら糸をクイクイッと引っ張り、タコが食いついた感触があったら、一気に巻き上げます。

大川「タコが食いついた感触ってどんな感じですか?」

船長「ズシッと重みがあるから感覚でわかるよ!ガハハ!」

大川「感覚って……はじめてだから全然わからないんですけど」

船長「一匹釣ればわかるって!」

大川「やっぱり海の男って豪快なんですね」
ひたすらこの作業の繰り返し。運動不足の引きこもり系男子には、結構しんどいです。インターネットの”釣り”なら指先ひとつでできるんですけどね……。


▲そうこうしているうちに、次々とタコを釣るナイスミドルたち
数ヶ所ポイントを移動するものの、私は全く釣れる気配なし。糸を巻き上げる作業で腕がパンパンになり、案の定船酔いでグロッキー状態。タコを釣りにきたはずなのに、顔色がイカのように真っ白になってしまいました……。

ついに、その時がやってきた!

「今日はボウズか……」と半ば諦めていたところ、手にズシッとくる重みが!?
大川「船長!助けてください!」

船長「どれどれ……。お!これはタコの重みだよ!」

大川「ど、どうすればいいんですか?」

船長「逃げないように、ゆっくりと糸を巻き上げて!」
▲この日、はじめてのチャンスが訪れた

ようやく訪れたチャンス。タコが逃げないように、慎重に糸を巻き上げます。さっきまでの流れ作業と違い、「まだかまだか……」と感じる糸の長さ。

そして、ついにその時がやってきました。

大川「船長、釣れました!」

船長「見ればわかるよ!とにかく、おめでとう!」
▲しっかりとサンマに食いついているタコ
隣のおじさんに手伝ってもらいましたが、なんとか釣り上げることができました。吸盤の力が強く、なかなか離れません!
船長によると、大きさは中くらい。自分で釣ったタコは、不思議とかわいく見えます。
タコを釣り上げた記念に、ツーショット撮影。激しい揺れによる船酔いに襲われ、途中でやめたいと思っていたのですが、無事目的を達成することができました。タコ釣りを通じて、諦めずにやり遂げることの大切さを学べたような気がします。

船長、ありがとう。タコ、ありがとう。助けてくれた隣のおじさん、ありがとう。

自分に自信がつくだけではなく、人に感謝する気持ちまで教えてくれたタコ釣り。休日を有意義に過ごすための体験スポットとしては、最高のアクティビティではないでしょうか?
船の近くを飛ぶカモメも、私を祝福してくれています。
▲無事目的を達成し、清々しい笑顔の引きこもり系男子
お昼すぎ、港に戻ってきました。
釣果は、タコ4匹。タコを入れるクーラーボックスを忘れてしまったので、船長が発泡スチロールをくれました。参加者に聞いたところ、みなさん親戚や知り合いに配るそうです。多い人は10匹以上釣っていました。
最後に、お世話になった仙昇丸の前でいいねポーズ!

船長「お兄ちゃん、また来てね!」

大川「はい! ただ、寒すぎて本当に辛かったので、今度はもう少し暖かい時期にします……」
釣ったタコは持ち帰り、お刺身で食べました。天然の真ダコは最高に美味しい!

※マダコの最盛期は10月~12月。春先はヤリイカやメバル、カレイが最盛期を迎えます。

大川竜弥

大川竜弥

1982年生まれ。アパレル販売員、Web開発会社、ライブハウス店長、ザ・グレート・サスケ氏のマネージャーなどさまざまな職を経て、現在は"自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル"として活動している。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

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