抹茶の産地で世界一濃厚な抹茶ジェラートを食べ比べ。「ななや」

2015.06.18

静岡県藤枝市に、連日多くの人が押し寄せるお茶屋さんがあります。人気の秘密はズバリ「ジェラート」。普通ジェラートといえば、バニラやストロベリーなど、1種類ずつ並んでいるのが常ですが、こちらのお店は「抹茶ジェラート」だけでその数なんと7種類。ジェラートに含まれる抹茶の濃さによって7段階のジェラートがグラデーション状にずらり並んでいる姿は、他の店では見られない光景です。そんな7種類のジェラートを食べ比べて、その違いを目と舌で検証してみました。

お邪魔したのは明治40(1907)年創業の丸七製茶さんが経営する「スイーツファクトリー・ななや」さん。店舗では作りたての抹茶ジェラートをいただくことができ、冷凍で全国発送も可能だそうです。実はここ、藤枝市エリアは良質な抹茶の産地。地元ならではの味を知ってもらいたい、茶農家さんの活性化に繋げたいという思いもあり、抹茶を使ったスイーツのお店をオープンしたとのことです。

ショーケースは抹茶ジェラートだけで7種類のラインナップ!

抹茶は熱や光に弱いので、加工するとせっかくの風味が無くなってしまうという欠点があります。そこで、抹茶本来の味を生かすにはアイスが一番だと思い、お茶屋のプライドをかけて研究を重ねたのち、完成したのが「抹茶ジェラート」なんだそうです。驚くのはそのジェラートのバリエーション。「せっかくだから抹茶の味の違いを楽しめるように7段階から濃さを選べるようにしました」と話すのは日本茶インストラクターでもあり、社長と一緒に開発に関わった鈴木美和さん。う~ん、どれにしようか考えただけでワクワクしちゃいます!

おまちかねの実食タイム!

まずはNo.1から順番に食べてみることにしました。ちなみに番号が大きくなるにつれ、濃さもアップしてゆきます。カレー屋のスパイスと同じですね(笑)
シングルサイズの場合、カップで340円(税込)、コーンだと360円(税込)です。では、さっそくいだだきま~す!
こちらが第一段階の濃さ「抹茶ジェラート No.1」です。カップに入れていただきました。うん、とってもキレイな抹茶色です。もちろん、着色料は使われていません。口に入れると抹茶のかすかなほろ苦さとミルクの味が混ざり合い、幸せな気分になる味です。そうそう、No.1はコンビニなどで売られている、あの高級アイスよりちょっと濃いのだとか。No.1でも市販でいうところのプレミア級なのに、このあとまだ6段階もの濃さのレベルが控えているなんて…一体どうなっちゃうの~??
さぁではここから一気に行ってみましょう! 抹茶の量が増えた分、色も濃くなっています。
ちなみに画像は「抹茶ジェラート No.3」です。
No.2→ 抹茶の風味が際出つ、バランスの良い味ですねぇ。何度もリピートしたくなります。
No.3→ ミルクよりも抹茶の風味が勝ってきました。かなり濃厚です。
No.4→ 抹茶の渋みとほろ苦さを強く感じる大人テイスト。初心者はこのあたりが限界か??
No.5→ さらにもう一歩進んで、ガツンとした濃密な味。ツウにはたまらないレベルです
No.6→ ここまで入れるか!とツッコミたくなるほどの濃厚さ。衝撃的です
そしていよいよ出てきたのは、世界一濃厚な抹茶ジェラート(同店調べ)「プレミアムNo.7」。
No.1~No.6までもすでに希少な高級抹茶を使っていますが、7番はさらにその上をいく「農林水産大臣賞受賞の抹茶」を使っているんだそうです。まさに抹茶の中の抹茶。気になるお味は…「!!」口に入れた瞬間、爆発的に抹茶の味が広がり、びっくりするようなお茶の香りに包まれます。こんな経験はじめて! いままでにない、重厚で深~い余韻が続く味です。ちなみにNo.7だけ、シングルカップ530円(税込)、シングルコーン550円(税込)です。No.6までに比べて少しお高めですが値段の違いはしっかり味に反映されててコスパはいいと思いますヨ。
▲左からNo.1、No.3、No.7と並べてみました

不思議なのは、これほどまでに濃厚な抹茶ジェラートにも関わらずイヤな苦味がなく、舌触りは驚くほどなめらか。そして後味はさっぱりしているということ。「良い抹茶は濃くしてもエグミが出ないんですよ」と鈴木さん。なるほど、他にはない濃い抹茶ジェラートを作れるということは、それだけ高品質な抹茶を使っているということでもあるんですね。
ジェラート以外にも、お持たせにぴったりな「ロールケーキ」や「抹茶モンブラン」もぜひお試しを!ロールケーキは添加物を使っておらず、抹茶の風味を大切にするため、作りたてを即冷凍するんだそうです。お茶屋ならではのこだわりが詰まった、本物の抹茶ロールケーキをぜひ召し上がってみてくださいね。カラダに嬉しいお茶スイーツをお店でぜひ!


岩科蓮花

岩科蓮花

S級からB級まで食べることをこよなく愛するグルメライター。 和食、フレンチ、イタリアン、スイーツなどこれまで取材したお店は数知れず。 農業と船釣りが好きな自給自足女子。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

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