東京湾を眺め仏料理に舌鼓「T'SUKI sur la mer」/東京 夜景・絶景レストランVol.9

2016.05.21 更新

世界屈指のメガロポリス東京。新宿、丸の内の壮大なビル群をはじめ、東京タワー、レインボーブリッジ、東京スカイツリーといったランドマーク、隅田川や東京湾などの水辺のスポットと、景観においても他の都市にはない魅力でいっぱいです。この企画では、そんな美しい東京の景色が楽しめるビューポイントでありながら、料理の味わいでも世界に誇れるレストランをご紹介します!

江戸幕府の菩提寺(ぼだいじ)である「増上寺」や日本で一番古い公園と言われている「芝公園」など多くの歴史的な名所がありながら、東京タワーや世界貿易センタービル、劇団四季劇場など近代的な観光スポットもたくさんある浜松町。オフィス街としてはもちろん、観光地としても栄えている注目のエリアです。

ここで道行く人を魅了するのは水辺の美しい夜景。海をへだてて見えるお台場のイルミネーションや光り輝くレインボーブリッジを望む景観は、ダイナミックで見る人を感動させます。

そんなドラマチックな夜景と美味しいフレンチを一緒に堪能できるのが、ベイエリアにある「T'SUKI sur la mer(ツキ シュール ラメール)」。浜松町駅から旧芝離宮恩賜庭園を通り過ぎること数分、駅前の喧騒から離れた場所にお店はあります。

上品な店内から望む、目前に広がる東京湾の一大パノラマ

お店の入り口は、まるでどこかの海辺にある高級リゾートのよう。とてもエレガントな佇まいです。
なんだか、ここが都心であることさえ忘れてしまいそうな雰囲気。そして階段を登り、真っ白なレセプションを通り抜けると、素敵な光景が広がっていました。
▲天井高7メートルの広々とした開放感のある店内。天井の丸い装飾は月をイメージしたもの

イタリアの名匠が仕上げた店内は、シャンデリアからテーブル上のバカラの装飾品に至るまで、ゲストをもてなすためのこだわりにあふれています。

店名である「T'SUKI sur la mer(ツキ シュール ラメール)」は、フランス語で「海上の月」という意味。なんともロマンチックな名前ですね。お店も海の上に浮かんだ月を連想させる、三日月の形状をしています。ちなみに、「T」の横の「'」を入れることにも大きな意味が。そこで区切ると「SUKI(好き)」という文字が残ります。ゲストにカップルが多いことから「ここで恋が成就しますように」といった意味も込めたのだとか。なんとも粋ですね。

お料理を待つ間、テラスへ出てみました。外は少し肌寒いものの潮風が心地いいです。そして、目の前には圧巻の夜景が……!
▲外から見ると店内の印象も変わって見える
レインボーブリッジとお台場のフジテレビがよく見えます。行き交う船がとても綺麗です。
▲手前には桟橋と右奥には水上バスの船着場が。ここから、隅田川を遡って浅草寺方面に向かう船が停泊している

夜だけでなく、日中や夕方でも美しい景色が見られそうですね。時間が経つのも忘れ、うっとり見入ってしまいます。外もじゅうぶん暗くなってきたので、今度は店内から夜景を見ることに。
ガラス張りの窓から望む大パノラマ。レインボーブリッジやお台場はもちろん、東京湾全体を一望することができます。建物が海側に突き出た構造のため、まるで海上にいるかのように感じます。豪華客船にでも乗っているかのような気分です。

手間暇かけたこだわりの一皿をいただく贅沢なひととき

夜景を満喫したあとは、お料理をいただくことに。コース料理の「Menu La Mer(ムニュ ラメール)(5,000円税サービス料別)」から、まずは「20種類の野菜だけをプレスしたテリーヌ」を。
厳選した季節の野菜を茹で、専用の型に詰めてプレスしたテリーヌ。見た目の美しさもさることながら、それぞれの野菜の食感を変化させるために、茹で加減を変えるといったこだわりも素敵です。いただいてみると、野菜本来の甘さや食感がしっかり残っていてとても美味しい!ほんのりと効いている塩味だけでも十分に楽しめますが、まわりのアンチョビのクリームやホタテソースをつけるとさらに味に奥行きが生まれます。

次にいただいたのが、「仔羊 背肉のロースト マイヤーレモンのコンフィとそのジュ」。
マイヤーレモンとは、レモンとオレンジを掛け合わせた果物。果肉は柔らかくとてもいい香りです。
こちらのお肉は、ラムチョップの脂身や骨を取り除き、レモンのコンフィを巻いた一品です。メニュー名の「ジュ」とは、フランス語でジュースの意味。ここでは仔羊の出汁という意味だそうで、その名の通り柔らかくジューシーな旨味が口いっぱいに広がります。
合わせるワインは、個性のある赤かしっかりとした白がオススメとのこと。お店には400種類におよぶワインがあるので、じっくり選んでください。
デザートは「ガーネットの輝き~ブラッドオレンジのキャラメリゼ、オパリスのガトーショコラ、胡椒のソルベ」。
まるでお皿の上に並べられた宝石のようです。使用されているチョコレートはトップパティシエや一流の料理人に支持され続けるヴァローナ社のものです。カカオの深みを感じるほんのり甘いチョコレートと甘酸っぱいブラッドオレンジの味が程よくマッチしています。

メニューの全てにシェフの一皿一皿へのこだわりが伝わってきました。こんなに素晴らしい料理を東京湾の絶景を眺めながらいただけるなんて本当に贅沢です。このお店の人気の理由がわかりました。

食事を楽しんだ後、お店からの帰り道でも夜景が楽しめました!
ちなみに、レインボーブリッジのライトアップは日没から24時まで。季節によって色も変わります。夏(4月~10月)は涼やかな白色、冬(11月~3月)は、温かみがある温白色を基調としていますが、クリスマスや年末年始といった特別な日には、レインボーに輝くのだそう。そちらもぜひ見てみたいものですね!
「T'SUKI sur la mer(ツキ シュール ラメール)」では、夜景と絶品のフレンチを楽しみながらピアノの演奏を聞くことも可能。また、ダイニングルームの一角には、モダンな寿司カウンター「月下氷人」やBarも併設。東京湾を眺めながらいただく、寿司とフレンチ。東京だからこそ味わえるゴージャスさです。
立岡美佐子

立岡美佐子

編集プロダクション・エフェクト所属の編集者&ライター。好きなものは、旅行とごはん。おいしいものやステキな景色のためならば、日本といわず世界各国どこへでも! 住まい、旅、食、街などジャンルを問わず執筆中です。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)

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