沖縄・海底遺跡ダイビング体験/休日引きこもり系男子の男磨き旅Vol.15

2016.05.23

あなたは休みの日、どのような過ごし方をしていますか?私の趣味は、インターネット。週末にやることといえば、ネットサーフィンのみ。朝から晩までパソコンの画面とにらめっこをしているのです。そもそも、休日に外出をするという概念がありません。しかし、「このままではいけない!」と一念発起し、自分を変える決意をしました。この連載では、私のような引きこもり系男子でも、休日を有意義に、かつ男を磨ける体験スポットを紹介します。

こんにちは、引きこもり系男子の大川竜弥です。

前回は日本の最西端に位置する沖縄県・与那国島で、与那国馬とふれあう馬遊びに挑戦しました。引き続き、与那国島から男磨き旅の様子をお届けします。

今回体験するのは、"スキューバダイビング"。ただのスキューバダイビングではありません。与那国島南部の新川鼻(あらかわばな)沖に眠る神秘的な「海底遺跡」を見るのが目的です。今回はライセンスがなくても潜れる体験ダイビングに挑戦します。

与那国島の海底遺跡は、昭和61(1986)年に地元ダイバーが発見した遺跡のような巨石群。東西約250m、南北約150mにわたって、2つの岩が寄り添う“二枚岩”や直径5m程の亀の甲羅のような“カメのモニュメント”など、人工的に加工されたと考えられている巨大な石が多数存在するのですが…、自然の造形物なのか、人工的に造られたものなのか、いまだに結論がでていない神秘的なダイビングポイントです。一帯は“遺跡ポイント”と呼ばれ、国内外から多くのダイバーが訪れるとか。

謎に包まれた海底遺跡で体験ダイビングに挑戦すれば、男磨きが加速すること間違いなし!

クマノミを発見しテンションが上がる

参加申込書にサインをしたら、久部良(くべら)ナーマ浜で体験ダイビングの練習と器材の使用方法を教えてもらいます。天気は生憎の曇り…。
器材のレンタルは全て料金に含まれているため、用意するものは水着とビーチサンダル、タオルのみ!ウェットスーツとスノーケルを着用したら、早速海に入ってみます。
今回お世話になるダイビングサービスMARLIN(マーリン)の内山さんから、スノーケルの使い方を教わります。ゴーグルが曇らないように、最初に「ペッ!」とつばをつけて海水でゆすぐらしい。
▲フィン(足ひれ)を装着
▲内山さんに手を引いてもらい、泳いでみた
空が青くなり、海が透きとおってきました!

次は、器材を身につけて浅瀬を潜ります。ウェットスーツは浮力が高いため、腰に重りを装着。
ボンベは、約15kg。背負った瞬間、ズッシリとした感触が…。運動不足の引きこもり系男子にとっては、かなりの重さです。呼吸のコツはゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
▲海水で手がふやけると岩や珊瑚で手を切ってしまうため、軍手を装着

準備ができたら内山さんに手を引いてもらい、実際に潜ってみます。浅瀬でも魚がいるのでしょうか…?

内山さん「少し気温が低いですが、風が弱くていいコンディションですね。海底遺跡付近ほどではありませんが、小さな魚がいますよ」

大川「はじめてのスキューバダイビングなので、緊張しています…」

内山さん「落ち着いて潜れば大丈夫!」
学生時代プールで泳いだ経験はありますが、海中は初体験の異世界。不安な気持ちを抱えながら、いざ潜ってみると…。
いました!ディズニー映画『ファインディング・ニモ』でお馴染みの、クマノミです!

海中では内山さんが小さなホワイトボードに文字を書き、コミュニケーションを取ることができます。ただ潜るだけでは不安になりますが、「大丈夫?」「クマノミがいるよ」などこまめに文字を書いてくれるので、落ち着いて潜ることができました。
スキューバダイビングの必須テクニック、「耳抜き」を教えてもらったら休憩。内山さんがホットティーを入れてくれたのですが、最高に温まる…。

内山さん「大丈夫ですか?」

大川「はい!少し寒いですが、とくに問題はありません」

内山さん「それでは、遺跡ポイントへ行く前に、珊瑚ポイントで本格的に潜る練習をしましょう!」

水深8mに広がる巨大水族館に大興奮!

先ほどの浅瀬の水深は、約2m。珊瑚ポイントは約8m前後潜るため水圧が高く、耳抜きは欠かせません。耳抜きができないと耳の痛みだけではなく、中耳炎(潜水性中耳炎)・耳閉感・鼓膜穿孔(せんこう)・めまい・難聴といった症状を引き起こすことがあるそうです。

内山さんと耳抜きのやり方を再確認し、珊瑚ポイントに移動!
▲珊瑚ポイントまでは船で約5分
▲近づくにつれ、不安になる引きこもり系男子
珊瑚ポイントに到着。水はきれいですが、船の上からだとどれくらいの深さなのかよくわかりません。

大川「きれいですね!同じ沖縄県の宮古島に行ったことがあるのですが、海の色が違うような…」

内山さん「宮古島の海はエメラルドグリーンですね。与那国島は断崖絶壁に囲まれていて、近場でも深さがあるため紺色の海が特徴です」

大川「なるほど。ちなみに、これから潜る場所の深さはどれくらいですか…?」

内山さん「8mくらいです。視界がよく40m先まで見えるので、絶景に感動するはずです!」

大川「8mって想像つかないですね…」
海の中は、どのような景色が広がっているのでしょうか…?
もうひとりのスタッフさんが、海中の写真を撮影してくれました。
一度海底まで潜り、手をつきます。こうすることで、不安が和らぐとか。たしかに、どれくらいの深さまで潜るか知ることで少し落ち着いてきました…。

それにしても、深い。いきなり水深8mまで潜ったのですが、はじめての環境になかなか慣れることができません。男磨き旅で体験したバンジージャンプとは、違った怖さがあります。
内山さんとホワイトボードでコミュニケーションを取りながら、海中を案内してもらいました。すると…。
魚の大群と珊瑚を発見!巨大な水族館に入ったような絶景に大興奮です!!!
内山さんが手を引きながら誘導してくれるので、基本は身を任せるだけ。30分ほど潜ったのですが、最後はカメラ目線でピースができるまでの余裕を持って、楽しむことができました!
▲ダイバーが浮上するポイントを船に知らせる目印

約30分間の海中遊泳を楽しんだ後は、一旦浮上し、休憩をとります。
▲30分間レギュレーターを咥えていたため、あごに若干の疲れが…
身体が冷えたら、船に積んであるお湯をウェットスーツの中に入れます。これが最高に気持ちいい!
港に戻ったら、インスタントのみそ汁を飲みながら休憩。海から陸に戻った安心感と、身体の冷えが絶妙な調味料になっているのか、人生で食べた美味しいものベスト10にランクインするほどの美味しさ…。

与那国島でしか得られない感動がある

休憩後、いよいよ遺跡ポイントに向かいます。テレビ番組で使うようなフリップで、内山さんが海底遺跡の構造を説明してくれました。

内山さん「海底遺跡付近は海流の流れが速いので、初心者には少し難しいコースです。天候やコンディションによっては、体験ダイビングができないこともあるんですよ」

大川「え…、大丈夫ですか…?」

内山さん「コンディションは問題ありませんし、先ほどのダイビングを見た感じ大丈夫です!」
▲「本当に大丈夫かな…」
▲遺跡ポイントは、船で約20分
▲海から見ると与那国島は断崖絶壁が多い
遺跡ポイントに到着したら、スノーケルとタンクを装着して潜ります。珊瑚ポイントで海中に慣れたのか、表情に余裕がありますね。
この断崖絶壁の下が、遺跡ポイントです。ドキドキする…。
先ほどと同様、まずは海底まで潜り、手をつきます。珊瑚ポイントは深さがほぼ一定だったのですが、遺跡ポイントは場所によって水深25mほどの深さがあるため、見ていると吸い込まれるような感覚があります。正直、怖い…。
潜ってすぐのところに、「二枚岩(写真右)」がありました。このあたりは水深約10mと比較的まだ浅い。
▲下から海面を見上げると、白く泡立った波と切り立った崖が見える
長さ約23mもある、海底遺跡の「メインテラス」。いくつも積み重なった直角で平面的な岩を見ると「自然地形ではなく、やはり人工的に造られたものなのでは…?」と考えてしまいますよね。
▲移動中にカラフルな魚の群れを発見!
大きなくぼみがある、「拝所」に移動。
「拝所」に向かう途中、「カメのモニュメント」を発見。カメというより、星形に近い形をしています。
「拝所」は深さ3mほどの大きなくぼみで、岩に囲まれているため潮の流れがなく、ほぼ無音状態になるとても静かな場所。自分の呼吸と心臓の音だけが聞こえてくる不思議な空間に落ち着き、すっかり恐怖心はなくなっていました。
▲神秘的な体験をして大満足の引きこもり系男子

以上で、今回の体験ダイビングは終了。遺跡ポイントには「モアイ像」や「御神体の岩」など他にも見どころがあるのですが、初心者が行くには難しい場所なので、スキューバダイビングのライセンスを取得してリベンジしたいと思います!

海中という未知の世界に、はじめは不安と恐怖に襲われていましたが、内山さんのエスコートで無事体験ダイビングを楽しむことができました。

怖さは、男磨き旅史上最高レベル。その分、やり遂げた瞬間の達成感も最高です。与那国島は決して行きやすい場所ではありませんが、ここでしか得られない感動があります。ダイビングショップの体験ダイビングなら、初心者でも安心して楽しむことができるので、神秘的なアクティビティを求めている方は、ぜひチャレンジしてください!
▲運が良ければ、ウミガメと一緒に泳げるらしい
大川竜弥

大川竜弥

1982年生まれ。アパレル販売員、Web開発会社、ライブハウス店長、ザ・グレート・サスケ氏のマネージャーなどさまざまな職を経て、現在は"自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル"として活動している。

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