日本三名瀑の一つ「袋田の滝」を巡る緑に囲まれたハイキング

2016.06.28 更新

高さ120m、幅73mの大きさを誇る「袋田の滝」は茨城・大子町の人気絶景スポット。自然が造り出す美しい風景と、滝を流れ落ちる水の音が訪れる人を魅了しています。今回は「袋田の滝」はもちろん、「月居(つきおれ)観音堂」や「生瀬滝」など見どころいっぱいのハイキングコースをご紹介!

ハイキングのスタートはJR水郡線「袋田駅」

水戸駅からJR水郡(すいぐん)線で約1時間10分。ローカル列車に揺られて袋田駅へ。旅気分を味わいながらゆっくりと流れる時間が楽しめます。駅に到着したら「袋田の滝」を巡るハイキングのスタートです。自然を感じる山歩きの旅へ出発!
▲レトロな建物が印象的な袋田駅
▲「袋田の滝」から水が注ぐ滝川に沿って進みます
▲「袋田の滝」入口まで駅から歩いて約3km、約40分の道のりです。
▲途中には知る人ぞ知る大子町の名品、お茶畑も見られます
▲「袋田の滝」入口へ到着。観瀑施設(袋田の滝トンネル)の利用には入場券が必要です。大人300円(税込)、子供150円(税込)

トンネルを通って滝見橋へ

入場券を購入したら、入り口から順路に沿ってトンネルに入ります。ひんやりとしたトンネル内をしばらく進むと、雄大な滝を間近で見られる吊り橋に抜ける通路が右手に現れ、さっそく待望の「袋田の滝」とのご対面です!
▲水の流れ落ちる優美な様子に心が洗われます

吊り橋は歩くたびに揺れが体に伝わってきます。左側には袋田の滝、右側には自然が造り出した風景が広がっています。
▲小川が緑の間に吸い込まれていく景色はいつまで眺めていても飽きません

月居山へと続く「袋田自然研究路」をハイキング

ここからは標高404mの月居山の山頂を経由し吊り橋へと戻ってくる「袋田自然研究路」を歩きます。吊り橋を渡った先にある階段を上り、周囲を緑に囲まれた山道を進みます。木々の間に見える青空や射し込む太陽の光が美しい、体中で自然を感じることができる気持ちのいいハイキングコースになっています。
▲緑に囲まれたハイキングコース。ゆるやかな石の階段をのぼる
▲美しい木漏れ日が心を癒します
▲月居山頂めざして進みます

絶景が広がる「月居観音堂」へ

山頂近くにあるのが、歴史ある「月居観音堂」。正しくは「月居山光明寺観音堂」といいます。大同2(807)年に建てられたお堂の中には、仏師・運慶の作といわれる高さ約1.8mの聖観世音菩薩像が安置されています。永保3(1083)年に源義家が奥州征伐の時に、このお堂の中に一夜こもって戦勝を祈願したと伝えられています。
▲森の中に突然現れる門をくぐって「月居観音堂」へと進みます
▲歴史を感じるたたずまい
▲山のなかにひっそりとたたずむ月居観音堂
▲「月居山」から町を見守るように建つお堂
▲お堂からは絶景が目の前に広がります

月居観音堂を抜けたら、いよいよ山頂へ!

吊り橋から山頂まで約1時間。緑の中を歩いてきた心地よい疲労感が体を包みます。その疲れも山頂からの景色と心地良い風を感じると一気に吹き飛んでしまいました。
▲山頂へと続く階段も木漏れ日がきれいです
▲疲れを吹き飛ばす大子の街並みを望む絶景が目の前に広がります

月居山を下って「生瀬滝」へ

山頂から自然を楽しみながら山道を約40分ほど歩くと、「袋田の滝」の少し上流にある「生瀬滝」に到着します。水量や規模は小さいですが、落差15mの滝が見られます。月居山頂を経由せずに、吊り橋から歩いて約20分で行けるルートもあります。
▲緑の間に現れる「生瀬滝」
▲滝へと続く道を進めば、勢いよく水の流れ落ちる音も楽しめます

「生瀬滝」からは引き続きハイキングコースを下って再び吊り橋へと戻ります。そしてついに「袋田の滝」を間近で見られる観瀑台へ!日本三名瀑を目の前で見られるとあって気持ちが高まります。

観瀑台からの眺めは大迫力!

「袋田の滝」は滝を下から見上げる第一観瀑台、上から見下ろす第二観瀑台の2つの観瀑台から角度の違う眺めを楽しめます。自然が造り上げた景観と、流れる水の音が心を癒してくれます。

まずは第一観瀑台から「袋田の滝」の魅力を堪能します。流れ落ちた水が滝川へと注ぐ様子が見られる「袋田の滝」の滝つぼからわずか10mほどに迫る観瀑台。滝つぼから上がる水しぶきのせいか、ひんやりとした心地よい空気が訪れる人を包みます。
▲下から見上げる「袋田の滝」の姿は迫力があり、見る人を圧倒します
▲滝川へと注ぐ水の流れも美しく、心を打ちます
▲第一観瀑台からは吊り橋も望めます
▲第一観瀑台からトンネルに戻ったところにある「四度(よど)の瀧不動尊」。「袋田の滝」が大岩壁を四段に流れ落ちることから名づけられたパワースポットです
▲第一観瀑台と同じ階にあるエレベーターで第二観瀑台へ

第二観瀑台は第一観瀑台から約51m上にあるため、「袋田の滝」の全景を鑑賞することができます。長い時間をかけて自然が造りだした美しさが訪れる人を魅了します。
▲第二観瀑台からは滝の全体像が眺められます

観瀑台から、元来たトンネルを通り入口へ戻ったところでハイキングは終了です。今回訪れた「袋田の滝」と「月居山」を巡るハイキングコースは、大自然を感じられる心地よいスポットでした。四季によってその姿を変える「袋田の滝」の魅力を楽しみに、また訪れたいと感じました。
最後に季節ごとの滝の様子を写真でご紹介いたします。
▲春から夏にかけては木々の緑との競演が楽しめます
▲秋には紅葉の中、流れ落ちる滝が情緒を感じさせます
▲冬にはなんと滝が凍ります!クライミングを楽しむ人もいるとか
中村豪太

中村豪太

国内旅行、海外旅行の広告に携わり約10年。ウエディングのプロモーション企画や広告制作にも携わる。

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