マルセイバターサンドの「六花亭」帯広本店で、ここにしかない味を楽しむ!

2016.07.06

北海道土産で代表的なお菓子の一つが、六花亭(ろっかてい)の「マルセイバターサンド」。レトロなデザインとバタークリームの濃厚な味わいで、40年近く愛され続けるロングセラーです。創業の地、十勝地方の帯広本店には、人気の「マルセイバターサンド」をはじめ、さまざまな洋菓子と和菓子がずらり!賞味期限がたった3時間というレアスイーツも!さらに、お土産を買うだけではなく、ここで食べることができるのも魅力です。定番はもちろん、それだけではない六花亭の魅力と美味しさを求め、いざ帯広へ!

▲帯広本店など一部店舗でのみ味わえる、「マルセイアイスサンド」と「サクサクパイ」

やってきました、帯広本店!お菓子がたくさん、目移りしちゃう…!

▲帯広駅から徒歩5分程度、街中にあり便利な立地です

六花亭は帯広市周辺や札幌市周辺など、北海道内にしかお店がありません。なかでも帯広本店には、レアな商品が目白押しなんです!
ちょっぴりソワソワ、気持ちワクワクしながら、お店の中へ。
▲開店時の店内にはお清めで水が撒かれ、すがすがしい雰囲気でした

広々した店内には、さまざまな洋菓子や和菓子が並びます。菓子箱入りのものもあれば、1個単位でばら売りをしている商品も多く、好みの商品をチョイスして箱詰めにもしてくれます。今回は気になる洋菓子をいくつかセレクト!
▲かごを片手に自分だけのオリジナル土産を選ぶのも楽しいです
▲坂本直行(さかもとちょっこう)氏が描いた草花の絵をモチーフにした包装紙も有名

六花亭といえば、バターサンド!

六花亭の開業は1933(昭和8)年。当時は帯広千秋庵(おびひろせんしゅうあん)という屋号でしたが、1977(昭和52)年に六花亭と改名しました。改名を記念して登場したお菓子が、「マルセイバターサンド」です。

北海道産生乳100%のバターをたっぷり使い、ホワイトチョコレートとレーズンをあわせたクリームを、ビスケットでサンド。しっとりとしてコクがあるクリームの味わいと、時間が経ってもサクサクっとした食感のビスケットが特徴です。
▲「マルセイバターサンド」4個入り500円(税込)、5個入り650円(税込)、ほか10個入りから30個入りまであります

商品の開発時、クリームの水分や油分で食感を損なわないようにすることに苦労したそうです。クリームとビスケットの配合を変えた試作を何回も繰り返し、最終的には自社オリジナル小麦粉を開発。サクサク感としっとり感をあわせ持つ味わいが生まれ、六花亭の看板商品になりました。
▲「マルセイバターサンド」は一番の売れ筋商品。手の届きやすい目立つ場所に置いてあります

常温で食べるとクリームが柔らかくなめらか。冷蔵庫で冷やすと少し固めなクリームの食感を楽しめ、冷凍庫で少し置いてから食べるとアイス感覚に!食べ方は人それぞれ、お好みで。

いっぽう、2016年2月に登場した新商品が「マルセイバターケーキ」です。バターをたっぷり使った分厚いスポンジケーキで、真ん中にチョコガナッシュをサンドしています。コーヒーに合う味わいです。
▲「マルセイバターケーキ」4個入り500円(税込)、5個入り670円(税込)

ちなみに、マルセイとは「◯」の中に「成」の字を入れたもの。十勝地方の開拓の祖、依田勉三(よだべんぞう)が興した晩成社(ばんせいしゃ)の依田牧場が十勝地方で初めて作ったバター「マルセイバタ」にちなんでいます。
▲パッケージも当時のバターのラベルを模しています。レトロながらも可愛らしいデザイン
▲定番商品と新商品、あなたはどちらを選ぶ?両方⁉

賞味期限は3時間!イートインでできたてを味わいたい!

ここへ来たらぜひ食べたいものが、「サクサクパイ」。時間が経つとパイが中のクリームの水分を吸ってサクサク感がなくなってしまうため、賞味期限はたった3時間!
帯広市内の直営店と帯広空港店、札幌本店でのみ販売。1995(平成7)年に登場して以来、お土産ではなく販売している店へ行かないと食べられないレアスイーツとして人気です。
▲賞味期限は3時間!「サクサクパイ」1本160円(税込)

コロネのようなぐるぐる巻きの細長いパイの中に、絞りたてのカスタードクリームがみっちりと詰まっています。名前のとおりサックサクのパイをかじると、口の中でパイのサックリ感とクリームのしっとり感が入り交じり、やさしい甘みに包まれます。

これはできたてをその場で食べたい!嬉しいことに、お店の中には、購入したお菓子やスイーツを立食でイートインできるスペースがあるのです。
▲イートインスペースでは、お菓子などを購入した人ならコーヒーを無料で飲むことも可能!

イートインでは、2015年に登場した「マルセイアイスサンド」もおすすめ!「マルセイバターサンド」と同様に、バターとホワイトチョコレート、レーズンで作ったアイスです。
▲「マルセイアイスサンド」1個200円(税込)。正方形のひと口サイズのアイス2つを3枚のビスケットでサンドした状態が1個。写真は2個です

ビスケットは「マルセイバターサンド」よりも薄く、軽やかな食感。アイスはバターのコクと風味が際立ちます。バタークリームだからかアイスとはいえすぐに溶けないので、慌てず意外とじっくり味わえますよ。

ゆっくり座って味わいたいなら、2階の喫茶室へ

1階の販売フロアから2階へ上がると、喫茶室もあります。
▲土日や祝日は、11時に開店して10分足らずで満席になることもあるほど大人気の喫茶室

ここのメニューには、「サクサクパイ」や「マルセイアイスサンド」など1階で販売している商品の一部もありますが、ミルフィーユをはじめ、喫茶室オリジナルのスイーツ類とピザやキッシュなどの食事を楽しめます。

一番人気は、「ホットケーキ」!
プレーンの「ホットケーキ」2枚に、「マルセイバターサンド」などに使用しているバターとメープルシロップがついてきます。
▲「ホットケーキ」520円(税込)
▲バターを塗り、メープルシロップをたーっぷりかけて食べましょう!

このほかイチオシは、「サックサク苺ミルフィーユ」!サックサクのパイに、生カスタードクリームがとろけるように絡み合う不思議な食感で、甘酸っぱい苺の爽やかさがほどよいアクセントに。
▲「サックサク苺ミルフィーユ」580円(税込)

1階のイートインでお菓子やスイーツを軽く味わった後、2階でさらに六花亭スイーツをたっぷり味わいましょう!

2階には十勝の味を楽しめる洋食店も

帯広本店の2階には、「レストランホーム」という洋食店もあります。
元々は帯広市内の別の場所で店を構えていましたが、六花亭の先代が味を気に入りよく利用していたことから、六花亭が帯広本店を新たに建てる際に「レストランホーム」へ移転の打診があり、別経営のお店ながら六花亭の建物の中にお店を構えたそうです。
▲白を基調としていますが、六花亭とは全く異なる雰囲気の店内

1972(昭和47)年に開店し、現在の場所へは1989年に移転、2007年に改装して現在のお店の雰囲気になりました。壁にかかる絵画はなんとシェフの作品。多才ですね。

この店のポリシーは、地元の素材を地元で使い、地元の人にも食べてもらうということ。十勝和牛、士幌牛(しほろぎゅう)、十勝野ポーク、十勝の広尾町産つぶ貝、とかちマッシュ、十勝生パスタ、十勝ワインなど、十勝の素材を使ったメニューがたくさん!
十勝の味を求め、地元の馴染み客のほか、観光客のリピーターも多いそうです。
▲「特製十勝ビーフシチュウ」1,900円(税別)。さらりとしたソースで、ビーフの香りがふんわり鼻に抜けます

一押しメニューは、「特製十勝ビーフシチュウ」!トロトロに煮込まれたとろける牛肉をはじめ、とかちマッシュ、ブロッコリーやじゃがいもなどの野菜、とら豆などの豆類もすべてが十勝産です。

ちなみに、とかちマッシュとは、帯広市内の競馬場から出るたい肥で育てたマッシュルームのこと。これぞ地産地消という作物ですね~。
▲「つぶときのこの和風パスタ」1,200円(税別)。醤油ベースのパスタで、大葉の風味がきいています

広尾町産のつぶ貝と、とかちマッシュなどのきのこ類がたっぷり。麺は、十勝産の「きたほなみ」と「ゆめちから」という2種類の小麦で作った、十勝生パスタを使用。食感、もっちもちです!

洋食屋ですが、和食のようなメニューもあります。
▲「とかち ビーフカツ丼」1,600円(税別)。カツとごはんの間には、大葉と塩味のキャベツが挟まっています

十勝の牛肉をカツにした丼。肉の旨みがサクッとした衣に閉じ込められていて、ひと口かじると口の中が一気にジューシーな香りで満たされます!

帯広へ訪れたら、六花亭で買い物をして、「サクサクパイ」など限定スイーツを食べ、2階に上がって十勝素材のグルメを食べて、六花亭スイーツでしめる、なんて楽しみかたはいかがですか?食べてばっかり!?でも、どれも美味しいので、きっと完食しちゃいますよ。
ここにしかない味、ここへ行った人だけが食べられる味、六花亭の帯広本店で堪能しましょう!
川島信広

川島信広

トラベルライター/温泉ソムリエ/イベントオーガナイザー。北海道を拠点に活動。旅行雑誌や観光サイトでの執筆や撮影を中心に、観光施設などの集客支援や、イベントやツアーの企画と実施支援を行う。その日・その時・その場の空気感や現場感を活かした表現や演出が得意。常に「誰」を考え、利用者視点を重視している。

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