今治タオルに触れて、選んで、カフェも楽しめるお洒落なファクトリーショップでふんわり癒されよう

2016.09.20 更新

愛媛県今治市はタオルの生産量日本一を誇り、国内はもちろん、世界にもその名を知られています。市内にたくさんあるタオル販売店のうちのひとつ「コンテックスタオルガーデン」は、お洒落なレンガ造りの建物と、豊富なタオルの品揃え、またソフトなジャズが流れるカフェまであり、時間をかけて楽しめる場所として人気を呼んでいます。地元の人や観光客にも人気のこのスポットを、今回はタオルソムリエの石丸さんに案内していただきました。

愛媛県今治市は、全国のタオルの55%以上を生産している日本有数のタオル生産地です。その歴史は明治27(1894)年に始まり、現在までその歴史を刻み続けています。
市内には多くのタオルメーカーがあり、タオルを購入することができる店もたくさんありますが、今回はその中のひとつ、お洒落な施設で一日楽しめると評判のファクトリーショップ「コンテックスタオルガーデン」を訪ねてみました。
▲地元のファンや観光客で賑わう「コンテックスタオルガーデン」

こちらは、昭和25(1950)年に建てられた紡績工場と事務所をリノベーションした建物。レンガ造りのおしゃれな外観で、工場直営ショップのためお手頃価格で高品質のタオルを購入できるほか、併設のカフェでくつろぐこともできます。

タオルソムリエにきく「今治タオル」の魅力とは

▲タオルソムリエの石丸さん

「コンテックスタオルガーデン」には多くのタオルソムリエさんがいます。タオルソムリエとは、タオルを熟知したタオル選びの専門アドバイザーのこと。使う人の用途、目的、TPOを見極め、その人が本当に必要としているタオルを選び、勧めてくれます。今回はタオルソムリエの石丸さんに「今治タオル」について説明していただきました。

「国内トップシェアを誇ってきた今治のタオルでしたが、安価な外国製品に押され、一時タオル業界は苦境に立たされました。そこで四国タオル工業組合が生き残りをかけて立ち上げたのが、2002年2月に始動した“今治タオル”のブランド化プロジェクトでした。」
▲「今治タオル」のブランドロゴのタグがついた商品

「より良い商品を作るという理念のもと、組合独自の品質基準を設け、それをクリアした製品にのみ統一ロゴマークを付けることを許可し、世界に誇れる“今治タオル”のブランド化を推進しました。その結果、“今治タオル”がブランドとして世界に認知されるようになったのです。」

四国タオル工業組合が定めた品質基準には、例えば「1cm×1cmのタオル片を水に浮かべ、洗濯前と、3回の洗濯後、いずれも5秒以内に沈み始めるか」といったものがあります。こういった独自の品質基準12項目をクリアしてはじめて、「今治タオル」ブランドとして認定されるのです。
「実際に手にとって、その感触を確かめてみてください」と石丸さん。コンテックスタオルガーデンでは、全ての商品に直接触れて自分の感覚にぴったり合うものを選ぶことができるのです。薄手でふわりと柔らかいものや、しっかりとした厚みがあるもの、毛足の長いものや短いものなど、それぞれに特長があり、またどれも素晴らしい手触りでした。

豊富な品揃えのショップで、お気に入りのタオルを探そう!

▲のこぎり型天井は昔の工場のなごり

改めて商品を見ると、普段使いによさそうなものや、ちょっと贅沢な高級感のあるもの、ナチュラルテイストや和テイスト、バスローブやギフト商品など、目的や用途に応じ、実に多種多様のラインナップです。
▲ずらりと並ぶタオル商品は30シリーズ以上

コンテックスでは厳選した素材を使い、日本国内で生産加工、そして全商品をスタッフ自ら使ってみて使い心地を確認することなど、「幸福の肌触り」をモットーに多くのこだわりを貫いています。また独自の技術を投入した商品作りをしているそうです(詳細は企業秘密!)。
織り方による手触りや表情の違いを、ぜひ手にとって確かめてみましょう。

コンテックスには多くの製品シリーズがあるので、使う場所や用途、使う人によってお気に入りのシリーズでそろえたり、好みの色でインテリアにアクセントを加えたりするのも楽しいかもしれません。
▲豊富なカラーバリエーションの「Plus Color(プラスカラー)」シリーズ(今治タオルブランド認定商品)/ゲストタオル(648円・34×38cm)、フェイスタオル(1,080円・33×80cm)、バスタオル(3,240円・70×130cm)
▲片面がガーゼでやさしい肌触りの「コンテックスClaire(クレア)」シリーズ/S(648円・32×33cm)、M(1,296円・32×80cm)、L(3,024円・70×130cm)
▲商品パッケージもナチュラルテイストでお洒落
▲卵ケース型のかわいいパッケージも人気のミニハンカチセット(6枚入・2,808円)
▲ディスプレイも工夫されています

タオルが作られている工場内をちょっと拝見

そんなこだわりのタオルは、いったいどうやって作られているのでしょうか。今回特別に、工場の一部を見せていただきました。新しいものから年季の入ったものまで、多くの機械がタオル職人さんと共に動いていました。
▲たくさんの機械が並ぶ工場内

工場の中では一本一本の細い糸がたくさん集まって、一枚のタオルが織りあがっていきます。糸巻きの糸が無くなる前につなぎ合わせていく「延べ継ぎ」といわれる作業はとても繊細で、熟練の技が必要です。「延べ継ぎ」はタオルの品質を左右する重要な作業なのです。
毎日何気なく使っているタオルですが、こうして製造過程を見ると、そのありがたさを感じるようになりました。
▲たくさんの糸が集まってタオルが織りあがります

お土産におすすめ!名前刺繍入りのタオル

ショップに戻りお土産を探していると、うれしいサービスを教えてもらいました。タオルに名入れ刺繍をしてもらえるのです。10分程度で出来上がります。毎日使える「今治タオル」に名前が入っていれば、喜んでもらえることうけあい。自分用のお土産にもいいですね。
▲名入れ刺繍は一文字54円。16色のカラー糸から好きな色を選べます
▲ハンカチやタオルに名前やイニシャルを刺繍してもらって、オリジナルをつくりましょう

施設内のカフェでティータイム

買物の後は、併設されたカフェでひと休み。シックな内装のカフェは旧事務所を改装したそうで、天井や窓枠は事務所時代のままの姿を留めています。落ち着いたジャズが流れる店内で、のんびりティータイムを楽しみましょう。
▲シックなカフェの店内
▲屋外のテラス席はぺット同伴もOK

席にすわると、出てきたおしぼりはもちろんコンテックス製のタオルでした。
おすすめのメニューは、京都宇治田原産の煎茶と、富山県から取り寄せた香り豊かな直火式木炭焙煎の大和屋珈琲の豆を使って淹れたコーヒー。スイーツとのセットメニューもあります。
▲手前は夏季限定水出し煎茶(お菓子付)370円、奥はワッフルセット(コーヒー付)550円

最近はカフェが目的で訪れるお客様も増えているそうですが、評判の要因のひとつに、どうやら「水」があるようです。
京都のお茶屋さんのお墨付きという水で、高輪山系を源流とする蒼社川(そうじゃがわ)の伏流水の井戸水を、マスターが毎日汲んでくるのだそうです。すっきりとした甘みを感じる水は、そのまま飲んでももちろんおいしく、水のおかわりを求められることもあるそう。
お茶やコーヒーは水が重要。実はタオルも同じで、染色や糊洗いのための水が良くないと、良いタオルは出来ないそうです。今治は良質で豊かな水の恵みに支えられ、タオル生産を育んできたのです。
サニタリースペースにもうれしいサービスがありました。
素敵なアンティーク風の棚に、複数の種類のタオルが綺麗に置かれています。もちろんすべてコンテックス製のタオル。好みのタオルを自由に選んで手を拭くことができるのです。
なんだか贅沢な気分を味わえたのと同時に、その吸水の良さに驚き、感動!思わずショップに戻って同じものを買い求めました。

タオルは肌に触れるものだからこそ、質の良い品をセレクトしたいものです。タオルの本場今治で、自分の感性にフィットするお気に入りのタオルを見つけてみませんか?

※価格はすべて税込
和田浩志

和田浩志

株式会社エス・ピー・シークリエイティブ事業部所属。道後温泉100周年ポスターや愛媛県生活文化県宣言ポスター等をデザイン、企画営業部門を経験後現在撮影や編集にも取り組んでいる。大のアウトドア好きで1週間渓流キャンプの経験もあり。

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