小さな島のチョコレート工場で絶品チョコを作るゆるふわニーサン達

2015.06.17

広島県尾道市の小さな島にめちゃくちゃ美味しいチョコレートを作る人達がいるらしい……。そんな噂をききつけてやってきたのは瀬戸内海の向島(むかいしま)。広島県と愛媛県をつなぐしまなみ海道、尾道側から数えて最初の島です。尾道水道のすぐ目の前、200mくらい先にあるので、尾道から行く場合は、しまなみ海道を行くよりも昔ながらの「渡船」で渡ったほうが近いのでオススメです。向島へ渡り、市街地を抜けて、緑豊かな山道へ。すれ違えないほど細い車道を走り、「本当にこんな所にチョコレート屋さんがあるのか」と4回くらい引き返したくなるのをぐっと堪えて「立花自然活用村」へ。カーナビが到着を示した、その瞬間広がるのが…

この景色!
風光明媚な多島美が広がる瀬戸内海です。この風景は、かの日本画家、故・平山郁夫画伯が描いた「しまなみ海道五十三次」の水彩水描画をスケッチしたポイントとしても有名な絶景地。
しかし、こんなドがつく山奥にチョコレート屋さんがあるのか、とやっぱり半信半疑なその時、あまり嗅ぎなれない、ココアの“香ばしい”香りに気がつきます。
ありました!かわいい看板。「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」。空き物件となっていた島の施設「立花自然活用村」の2階・元レストラン部分を間借りして改築した、海の見える山奥にチョコレート屋さんを発見しました。
瀬戸内海の島の山奥でチョコレート屋さんを見つけるなんて、ちょっとした宝探し気分です。
さて、どんなかたが、こんな素敵なところでチョコレートを作っているのでしょうか。
▲左から、やっさん、工場長シンヤさん、A2Cさん

ユルい!!想像以上にユルい…!
このイカすニーサン達が美味しいチョコレートを作っているなんて、乙女心的にはドストライクです。「悪ふざけのように集まった3人が『美味しい』『愉しい』を発信すべく珍道中を繰り広げています」というキャッチフレーズで、移動屋台チョコレート屋をはじめた3人。2014年の11月に向島にチョコレート工場を構えました。工場長のシンヤさんにきっかけをうかがいます。
「サンフランシスコのダンデライオンチョコレートのチョコレートをはじめて食べたとき、本当に美味しくて!カカオと砂糖だけでできたチョコレートを、日本でも作りたいなと思ったのがきっかけです」
こうして、A2Cさんがパプアニューギニアへ直接カカオを買い付けに行き、交渉の末、ワーウィク農園とのダイレクトトレードが成立。そのカカオ豆をふんだんに使い、チョコレートを作る事になりました。
「素材の味が一番大事」という彼ら。カカオ豆を自家焙煎して、カカオと砂糖のみで作られたチョコレートは3人の試行錯誤の上にできあがったもの。作り手としての真摯な姿勢、美味しいものへの飽くなき探求心、そしてなによりも3人の好奇心がぎゅっと詰まった、あらゆる意味で純度の高いチョコレート、心していただきたいと思います!
▲本日のチョコレート(1枚300円[税込])カカオミルク(500円[税込])

ところで、あなたは作りたての新鮮なチョコレートを食べたことがありますか?
ひと口目の感想は「これはなに?」でした。今までのチョコレートの概念をひっくり返すカカオの深淵。ただただ舌に感じるのはカカオの味と砂糖の甘さ(それもカカオの味を伝えるための潤滑剤的役割に近いような)。ふた口目の感想は「濃い」。そう、この口に広がる豊かさはカカオの濃厚さ。豆の味がするんです。3口目からは「もっと食べたい!」。
完全陥落です。
恐ろしや、たった3口で虜になってしまいました。
ウシオチョコラトルのチョコレートは、使うカカオ豆ごとに種類がわかれるほか、「smooth(スムース)」は滑らかな口当たりのチョコレート、「cranch(クランチ)」はザラッと噛みごたえのあるものと、食感の違いも楽しめます。

そしてウシオチョコラトルのチョコレートはとても男前。男子もクセになりそうなウルトラビター。チョコレートは「女子のもの」というイメージがありますが、ここのチョコレートはコーヒーやお酒のお供にもなりそうです。
ちなみに、ビターでありながら、キッズも美味しくいただいていたのが印象的。素材にこだわり、安心安全な素材で作られたチョコレートは皆に愛されるパーフェクトフードなのです。
チョコレート工場には3人が改修したカフェも併設。
ゆるふわ、でも真摯にチョコレートを作るお兄さん3人と、おしゃべりしながらカフェを楽しむのもオススメです。瀬戸内海の島にチョコレートを買いに行く、このフレーズにきゅんとする人も少なくないはず。
「チョコレートの向こう側」を、瀬戸内海の小さな島で体験してください。
ココホレジャパン

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