非日常空間へ「Two Rooms Grill | Bar」/東京 夜景・絶景レストランVol.10

2016.07.19 更新

世界屈指のメガロポリス東京。新宿、丸の内の壮大なビル群をはじめ、東京タワー、レインボーブリッジ、東京スカイツリーといったランドマーク、隅田川や東京湾などの水辺のスポットと、景観においても他の都市にはない魅力でいっぱいです。この企画では、そんな美しい東京の景色が楽しめるビューポイントでありながら、料理の味わいでも世界に誇れるレストランをご紹介します!

東京の中でも洗練された雰囲気を味わえる街、青山。表参道や六本木にも近く、昼夜を問わず賑わいながらも、一歩裏路地に入ればこじんまりとした雑貨屋などと出会えるところも魅力の一つです。

そんな青山に2009年に開業した商業ビル「Ao(アオ)」は東京メトロ表参道駅から徒歩3分の好立地に位置し、この街の新しいランドマーク的な存在。中には様々なショップやオフィススペースがあります。名前の由来は青山の「青」と「会おう」を掛けたもの。なんだか頓智が効いていますね。そんなAoの5階にある「Two Rooms Grill | Bar」は、開放的なウォーターテラスが特徴的で、東京のスカイラインを一望できるレストラン。海外ではポピュラーな、バーとグリルを一体化したお店です。

インターナショナルな雰囲気漂う、モダンで上質な空間

エレベーターを降り、レセプションを抜けるとそこには、モダン&シックな空間が広がっていました。
▲現代的でお洒落な雰囲気の内装

こちらの内装をデザインしているのは、アップルストアやコーチの店舗も手がけ活躍するデザイン事務所「Eight Inc.(エイトインク)」。木の温かみを感じるウォールナットのフロアと高い天井が、まるで海外の高級レストランのよう。
▲広々とした御影石のオープンキッチンも印象的

さっそく、お店自慢のウォーターテラスを見せていただくことに。広々とした空間にソファーとテーブルがゆとりをもって置かれ、その脇をゆっくりと水が流れ落ちていきます。まるで、都会の中心にいることが嘘のようなゆるやかな時間の流れを感じます。

ただ、この日はあいにくの曇り。夜景も綺麗に見えるか少し心配に…。とはいえ、視界を遮るものはなく、心地いい眺めです。
▲涼し気なウォーターテラス。木のフロアのまわりには水が流れている

ちなみに晴れているときには、こんな絶景が見えます。さらに気持ちよさそう!(※写真は、2009年4月頃のもの)

上質な食材と洗練された技が奏でる味のハーモニー

まだ夜景には早いため、まずはお店自慢のお料理をいただくことにします。まずは「TRステーキサンドイッチ」(2,800円・税込・10%サービス料別)から。
外はカリッと中はふっくらしたバンズのなかには、オーストラリア産のフィレ肉や“ホワイトスモーク”ベーコン、チーズやオニオンジャム、ハラペーニョが入っています。
お肉の焼き加減がミディアムなのも嬉しいところ。バンズやオニオンジャムのほのかな甘みにチーズと“ホワイトスモーク”ベーコンのコク、ジューシーなお肉の味が口いっぱいに広がります。ハラペーニョがアクセントとなり、付け合せのポテトと一緒にすぐに食べきってしまいました。

次にいただいたのは、「ゆっくりと火入したプライム ダブルラムチョップ」(5,200円・税込・10%サービス料別)。
オーストラリア、ビクトリア州の厳選された羊肉のリブロースを1時間低温調理した後、表面を香ばしくチャーグリル(炭火焼き)した料理。お肉はやわらかく、噛みしめるとジュワッと旨味が広がります。
▲お肉と一緒に添えられた菜の花やアスパラ、ミントの爽やかな彩りも美しい

最後にデザートとしていただいたのは、「バターミルクエスプーマ」(1,500円・税込・10%サービス料別)。エスプーマとはスペイン語の「泡」という言葉で、料理では「ムース状の食材」という意味で使われます。北海道ミルクのエスプーマのまわりには、ピスタチオアイスクリームやピンクグレープフルーツ、マカロンなどが美しく並べられ、まるで宝石のよう!
エスプーマは、ふわっとした食感と濃厚なミルクの味が特徴的です。フレッシュなグレープフルーツやオレンジのマカロンとも相性抜群!

眼下に広がる夜景。非日常な雰囲気に酔いしれる

さて、美味しい料理をいただいたあとは、夜景を見に再びウォーターテラスへ向かいます。そこには、お昼に見たものからは想像できない、幻想的な光景が広がっていました。
先ほどの心配が嘘のよう!日が落ちて徐々に暗くなっていく夕闇のなか、街のあかりが灯りはじめています。その中でもひときわ強くかがやくのが「青山セントグレース大聖堂」。この教会は、2006年にできたウェディングチャペルで、22時くらいまでライトアップを行っています。まるでヨーロッパの都市にでもいるような気がしますね。
▲眼下には、都心の夜景が広がる

テラスでは、仕事を終えたビジネスマンや友人同士でおしゃべりを楽しむ女性客などが、思い思いにくつろいでいます。海外からのお客さんも多いようで、英語、中国語など様々な言語が聞こえます。言葉はわかりませんが、誰もが今この瞬間、美しい夜景や料理を心から楽しんでいるかのような華やいだ表情。こちらまで何だか楽しい気持ちになってきます。
空が暗くなってくると、遠く新宿方面の灯りまで見ることができます。このテラスが人気の理由がわかった気がしました。

室内に戻ると、お洒落な一枚板のバーカウンターが迎えてくれました。まるで、映画のワンシーンにでも出てきそうな格好良さ!奥には、画家・小澤雅志氏がこの店のために描いた絵が飾られています。このバーのテーブルは、スワンプカウリと呼ばれるニュジーランド産の木材。このお店で使っているものは、樹齢約2500年のもので、約5万年前に地震で泥炭地に埋もれていたものを採掘したものです。
▲生命力や温かさを感じさせるバーカウンター。奥には天井まで届くワインセラーがあり、約1,800本のワインが常備されている

バーでは、ウェイターと楽しそうに会話をするお客さんもいれば、隣の人との会話に夢中になる人もいて、海外の高級ホテルのバーのようにお洒落で洗練されていながらも、どこかフランクで自由な空気が流れています。

こちらのバーでは、フレッシュなフルーツを使ったモヒート(フレッシュ ストロベリーモヒートやフレッシュ パッションフルーツモヒート)やマティーニ(フレッシュ アップルマティーニやフレッシュ ラズベリーマティーニ)などが人気とのこと。
▲「モヒート」(1,300円・税込・10%サービス料別)

さっそく人気のモヒートをいただいてみました。ほのかな甘さのなかにミントとライムの爽やかさが効いてとても美味しいです。
店内から眺める夜景もまた綺麗ですね。お店の雰囲気もまるでNYにでもいるような気分に。

美しい夜景と美味しい料理、行き届いたサービスで、非日常へと誘ってくれるこちらのお店。ついつい長居したくなってしまいます。普段とは一味違った夜景を楽しみたいときには、ぜひこちらのお店に出掛けてみてはいかがでしょうか。
立岡美佐子

立岡美佐子

編集プロダクション・エフェクト所属の編集者&ライター。好きなものは、旅行とごはん。おいしいものやステキな景色のためならば、日本といわず世界各国どこへでも! 住まい、旅、食、街などジャンルを問わず執筆中です。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)

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