蒜山名物・ひるぜん焼そばおすすめ3店!秘伝の特製だれの濃厚な味わいがやみつきになる

2016.07.13

岡山県北部、鳥取県との県境に位置する真庭市蒜山(ひるぜん)は、西日本有数の避暑地として知られ、夏はキャンプなどのアウトドア、冬はスキーが楽しめる高原リゾートです。その蒜山高原のローカルフードとして人気なのが「ひるぜん焼そば」。津山の「津山ホルモンうどん」、日生(ひなせ)の「カキオコ」と並ぶ岡山のご当地グルメです。

「ひるぜん焼そば」の特徴は、かしわ(鶏)肉と高原キャベツの独特の食感と旨み、甘辛の秘伝の味噌だれの濃厚な味わいにあります。
そのルーツや特徴を「ひるぜん焼そば好いとん会」の亀山さんに伺いました。

「その独特なスタイルのルーツは昭和30年代。観光地化を進めていた蒜山高原では、夏は涼しく、冬は雪の多い気候という共通点もあり、当時から観光地として人気のあった北海道の郷土料理『ジンギスカン』を提供していました。そのため、家庭でも自家製のタレでジンギスカンや焼そばなどを食べる食文化が生まれました。また、当時は多くの家庭で鶏を飼っており、卵を産まなくなった鶏も食べられていました」と亀山さん。

そんな中、「ますや食堂」というお店のがんこなおばちゃんが、ニンニクや林檎、玉ねぎなどさまざまな材料・調味料を調合した特製の味噌だれに、かしわ肉とキャベツを入れて焼いたこだわりの焼そばが評判となりました。
▲「ますや食堂」の様子(現在は閉店)。焼そばを焼く池田あや子さん

以来、地元のローカルフードとして長年愛されてきた焼そばが、「ひるぜん焼そば」と呼ばれるようになったのは10年ほど前。地元有志を中心に「ひるぜん焼そば好いとん会」が結成され、「ひるぜん焼そば」をツールに、真庭市蒜山を全国に発信しようと、全国への出展やPRなどの町おこし活動が続けられ、今では町の10店舗で「ひるぜん焼そば」を提供しています。
▲「ひるぜん焼そば好いとん会」の亀山さん
▲ひるぜん焼そば公認店のMAP(提供:ひるぜん焼そば好いとん会)

そんな、歴史とロマン、汗と涙と鶏とキャベツと味噌のつまった蒜山のローカルフードを食すため、やってきました初夏の蒜山高原!
この日、岡山市内は30度超という真夏日だったにも関わらず、蒜山高原はカラッとした風が心地よい。さすが西日本有数の避暑地です。
▲蒜山高原と言えば、蒜山三座。左から上蒜山、中蒜山、下蒜山

隠し味は赤ワイン。景色も楽しみたいならココ「レストハウス白樺の丘」

まず、訪れたのは「レストハウス白樺の丘」。
▲蒜山三座を見晴らす高台にある
▲「ひるぜん焼そば好いとん会」のキャラクター「スイトン」。でかい!

蒜山三座を望む絶好のロケーションですので、景色も一緒に楽しみたいという方にはおすすめです。蒜山地方に昔から住んでいると言われる伝説の怪物「スイトン」の巨大モニュメントとぜひ撮影を。
▲こだわりの味噌だれが自慢の「レストハウス白樺の丘」のひるぜん焼そば(税込・760円)

こちらが「レストハウス白樺の丘」のひるぜん焼そば。ひるぜん焼そばの特徴である味噌だれに含まれる、味噌やにんにくなど様々な素材の味が複雑にからみます。こだわりのポイントは、赤ワインを使った深いコクのある特製だれ。
かしわ肉は、若鶏を使っているので柔らかく、子どもからお年寄りまで楽しめる味です。
▲赤ワインが隠し味という秘伝の味噌だれ。お好みで足すことができます
▲焼きたてをいただきます。もちろんペロッと完食

焼きたての美味しさにこだわりたいとのことで、テイクアウト不可。
店外不出の味です。

創業33年の老舗「やまな食堂」

続いて、お邪魔したのは「やまな食堂」。
▲平日にもかかわらず満員。地元でも大人気でした

2016年で創業33年になるという「やまな食堂」。
「ひるぜん焼そば」という名前になる前から、焼そばを出していた老舗です。
▲33年前から変わらない女将さんの味。鉄板で豪快に焼き上げてくれます

「やまな食堂」でいただいたのは、定番のひるぜん焼そばと、「あさぜん焼そば」という午前中限定のメニュー。
まずは、ひるぜん焼そば(税込・600円)からいただきます。
▲「やまな食堂」のひるぜん焼そばは、濃厚な味噌だれ。見た目も濃い。

これまたおいしい。
女将さんが作る濃厚な味噌だれがしっかりと具と麺にからんでいます。
かしわ肉は親鳥を使っていて、キャベツはシャキシャキ、もやしも入っているので、まったり、もっちりした麺の食感に具材の歯ごたえがアクセントとなって食べごたえがあります。
タレも濃厚ではありながら、香辛料などは抑え気味なのでやさしい味です。味噌のコゲた風味が食欲をそそります。

2皿目は、「あさぜん焼そば」(税込・600円)。
▲「ひるぜん焼そば」に目玉焼きをのせると「あさぜん焼そば」に

あさぜん焼そばは、ひるぜん焼そばに半熟の目玉焼きをのせたもの。
秋田県横手市のご当地グルメ「横手やきそば」とコラボした逸品で、その名の通り朝限定のメニューです。
▲半熟の目玉焼きを崩して麺とからめましょう

濃厚な味噌だれに半熟の卵がからむことで、さらにまったりまろやかに。これまた美味。こちらも食べる価値ありです。
「やまな食堂」の他にも8店舗で食べることができます。

朝、昼ときたら夜も!というわけで、辛味を効かせたお酒に合う大人の味「よるぜん焼そば」も4店舗で提供されています。

ピリ辛が後ひくひるぜん焼そばと、金賞受賞の名物料理をいただく「悠悠」

そして、最後にご紹介するのが「悠悠(ゆうゆう)」。
▲閉店間際にもかかわらず駐車場も店内も満員。お持ち帰りのお客さんもたくさん

数組が店外で順番を待っていました。我々はお邪魔にならないように店外待機し、閉店直前に店内へ。
いよいよひるぜん焼そばツアー最後の一皿です。
▲甘さの後にやってくる辛さがクセになる「悠悠」のひるぜん焼そば(税込・610円)

「悠悠」のひるぜん焼そばは、若鶏のお肉とキャベツ。それぞれの具材に合わせ火加減を調節し、それぞれの旨みを最大限に引き出すそうです。
そして麺は地元の製麺所で作られているコシのある太麺をしっかりと焼きつつ、もちもちに。最後は秘伝の味噌だれを焦がさぬようにしっかりとからめて出来上がり。
そのお味は、最初は甘さがたちつつ、後味でピリっと辛い。ニンニクの旨みもしっかりと効いてオリジナリティー溢れます。お肉はジューシーでキャベツはシャキっとしていて、まさに後をひく旨さです。
ツアーの締めにふさわしい一皿に大満足!

なのですが、ここでもう一品。
「悠悠」に来たら絶対に食べるべき名物をご紹介します。
▲大きくて中はやわらかいジューシーな唐揚げ(4切/税込・560円)

そう。唐揚げさんです。
これ、やわらかくて、ジューシーで、一言で言えば“絶品”なのです。
いままで食べた唐揚げで一番おいしいかも…、と思ったら、なんと!日本唐揚協会主催の「第7回からあげグランプリ」(2016年)で金賞受賞の逸品!!納得の旨さです。
▲「第7回からあげグランプリ」金賞受賞。こちらもマストの逸品です

ひるぜん焼そば、唐揚げ、ひるぜん焼そば、唐揚げ…のループに脳内で幸せ物質が溢れちゃうこと間違いなしです。
カロリーのことは忘れて、しばしこの幸福感に浸りましょう。
それぞれ個性溢れつつ、「ひるぜん焼そば」の流儀に則った4皿と絶品の唐揚げをいただいて大満足!
本来であれば、ここでひるぜん焼そばレポートもお終いなのですが、最後にお土産もご紹介。
▲左:「ひるぜん焼そばのたれ(税込380円)と右:「ひるぜん焼そばセット(3食入/税込870円)は蒜山の道の駅などで購入可能。自宅で秘伝の味が楽しめる上にまちおこしの応援にもなります

こちらが「ひるぜん焼そば好いとん会」公認商品のお土産用「ひるぜん焼そばセット」と「ひるぜん焼そばのたれ」。
イベントなどでひるぜん焼そばを出展するときは、すべてこのタレを使っているそうです。
売上は「ひるぜん焼そば好いとん会」の活動に充てられます。
ひるぜん焼そばの美味しさの虜になったという方は、こちらをお土産に家庭でもひるぜん焼そばを楽しみつつ、蒜山のまちおこしも応援しましょう!
ココホレジャパン

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