極上の白桃で暑気払い!名産地・岡山で桃狩り&食べ放題を体験!

2016.07.22

「白桃」の名産地といえば、岡山。涼を感じるこの夏の風物詩は、県内で20品種以上も生産。味や香り、見た目などクオリティの高さから、岡山産の「白桃」は全国的に人気です。今回はここ岡山で桃狩りと食べ放題を体験!魅惑の白桃ざんまいで、夏の暑さをふき飛ばしてきました!

桃太郎伝説も相まって、「桃=岡山」のイメージを持たれている方、多いのではないでしょうか?でも正確に言うと、桃は桃でも「白桃(はくとう)」の名産地なんです。
▲路面電車の上をよく見ると…、こんなところにも桃(笑)

「白桃」にかける情熱がすごい!

“白肌”の美しい見た目と、果肉の柔らかさ、香り、甘さ。とにかくクオリティが高いと言われる岡山産の「白桃」。例年7月初旬から8月中旬までの約1カ月半、多様な品種の「白桃」が、リレーのように市場に出回ります。
▲青い実のころに一つひとつ袋がけして日光を遮断することで、白肌になる
▲白桃の品種「加納岩(かのいわ)」。こんなに白くても食べごろ
▲缶詰やゼリー、シロップ漬けなど加工品も豊富(撮影協力:「おばあちゃんの台所」イオンモール岡山)

岡山県で桃の生産が始まったのは、1875(明治8)年から。中国大陸から「天津水蜜」と「上海水蜜」が導入され、本格化。「上海水蜜」を改良し、1901(明治34)年に、現在の白桃のルーツ「本白桃」が誕生しました。

桃は排水のよい土壌に適しており、過湿に弱く、日照が不足すると甘みがのりません。その点、岡山県は「降水量1mm未満の日数が全国一」。台風災害も少ないなど、桃と風土の相性がバツグン。技術の開発を重ね、一大名産地へと発展していきます。

品種改良が進み、現在、県内で生産されている白桃はなんと20種類以上。

その中でも有名なのが、香りと味、見た目の美しさから岡山を代表する「清水白桃(しみずはくとう)」です。岡山の発祥で、生産量は全国一!
▲この見目麗しさ!「清水白桃」の出荷期間は1年間でわずか10日間ほど(写真提供:岡山県)

そして、近年人気急上昇なのが「おかやま夢白桃」。2005年に商品化された県オリジナルの白桃で、平均350~400gと大玉なのに、糖度が高く、繊細な味わい。名前の通り、夢のような桃なのです。白桃にかける岡山の情熱、ヒシヒシ感じますね。
▲「清水白桃」よりも一回り大きい「おかやま夢白桃」(写真提供:岡山県)

産地へGO!人気の果樹園「桃茂実苑」へ

産地の奥深さが分かったところで、実際に桃農園へ足を運び、生産者の思いや、白桃の美味しさを実際に感じてみよう!

今回お邪魔するのは、人気の観光農園を経営している岡山県赤磐(あかいわ)市の「桃茂実苑(ともみえん)」。温暖な県南部に多くの桃農家が集中しているのですが、赤磐市も主要な産地の一つです。
▲4月上旬ごろ、桃の花が咲く赤磐のまちはまさに桃源郷(写真提供:岡山県観光連盟)

「桃茂実苑」は、桃農園を開いてから2016年で20年。さきほど紹介した「清水白桃」や「おかやま夢白桃」、その他、「白麗(はくれい)」、「浅間白桃」など18種、計150本の木で白桃を育てています。
岡山市内から車で30分、「桃茂実苑」の直売所に到着しました。

桃狩りを体験する場合は、まずこの直売所で受付。桃狩りや食べ放題の組み合わせで、全4コースあります。その中から一番人気の「桃狩り2個と30分食べ放題」のチケット(税込3,000円)を購入しました!

桃狩りポイントへは、この直売所から5分、田園地帯へと車を走らせます。

桃狩りののぼりを目印に進んでいくと、一面桃の木が広がる農園へと到着。吹き抜ける風が心地良い、とてものどかな場所にあります。
▲写真中ほどにある灌木群が、桃茂実苑の農園

桃狩りを体験する前に、まずは、「桃茂実苑」の友實泰子(ともざねやすこ)店長に桃狩りのポイントを聞きました。
-どんな桃をとったらいいですか?

「日が当たっているものから熟していくので、木の上の方についている実をとるといいですよ。白桃は色が白いため熟れていないと思われがちですが、青くなければOK。なるだけ大きめのものを」

-とるときの注意点は?

「桃が落下しないように、必ずどちらかの手で桃を支えてください。無理に引っ張らず、桃をクルクルっと回せばとれますよ」

大切に育てられた桃、心得て狩ります!…ということで果樹園の中へ。
▲低い位置にも桃があるので、小さな子どもも楽しめそう

この時期は、「はなよめ」という品種が旬。ピンク色が特徴で、桃の本格シーズンが訪れる前に楽しめる極早生の品種です。
下からのぞいて、できるだけ大きめのものを選びます。紙袋がついた桃をクルクルっと回すと、簡単に枝からはずれました。
▲桃狩りは2個。かわいいダンボールの箱に納めて終了です

果樹園で桃の様子を見ているステキな女性スタッフさん、発見!
こちらの藤原嘉久子(ふじわらかくこ)さんは、「桃茂実苑」の開園当時から、桃の世話をしているそう。
春の花間引きから始まり、袋がけ、虫の予防と、とにかく手間がかかる桃の栽培。「夏の作業は大変だけど、お客さんに美味しいって言ってもらうのが生きがいよ」と笑顔で話します。

生産者が思いを込めて大切に育てた桃、持ち帰って大事にいただきます!

まるで果汁の洪水。完熟桃がうますぎる

次はお待ち兼ね、桃の食べ放題!
なんて魅力的な響きでしょう(笑)。
▲特設の食べ放題会場は500席分用意

桃は収穫してから2、3日置いて追熟させ、冷蔵庫に1時間ほど冷やした状態で食べるのがベスト。食べ放題は、園内で育てている18品種の中から、旬のものを完熟の状態で食べるシステム。今回は、狩った桃と同じ「はなよめ」が並んでいます。
▲より一層白桃香を放つ、完熟した「はなよめ」
▲甘みが詰まっているのが皮と実の間。ナイフでむくというより皮をはがすイメージ

ジュジュッ、ジューシー!!これは「滴る」という表現ではおさまらない。果汁100%の桃ジュースを、口の中で破裂させたみたい。そして、甘さがすごい。スーパーで買って食べる桃とは全然違う!極上の果汁に、乾いたのどが喜んでいます!

桃ってこんなに強い甘みを持つ果物だったとは…。あまりの美味しさに、蒸し暑さもぶっ飛びました!

水分を多く含む桃は、かなりの食べごたえ。
「毎年楽しみにしている常連さんで10個食べる方もいますよ」(友實店長)と言うものの、わたしは4個でギブアップ。ぜひ、お腹を空かせてトライしてくださいね。

桃狩りと食べ放題の品種は、当日の問い合わせに限り教えてくれるそうですよ♪
▲切った先から、ポトポトと果汁が溢れる

そうそう、「桃茂実苑」に来たら、もう一つ食べておきたいものがあるんです。

それが、「白桃プレミアムソフトクリーム」(税込450円)。
優しいミルク味のソフトクリームに、桃の果肉がたっぷり入ったとっても上品な味わいです。シロップ漬けの桃ものっていて、量も多め。食べごたえがあるので、2人でシェアもいいかも。ソフトクリームは、直売所隣の売店で販売していますよ。
▲直売所には自家製パンコーナーも。米粉の白桃パイ(1個税込180円)も果肉たっぷりで美味!
▲お中元の時期と重なるので、贈答用の桃も豊富に並ぶ

フルーツの本当の美味しさを知るには、産地に足を運んでベストな状態で食べてこそ。夏の思い出に、こんな白桃尽くしの1日はいかが?
撮影:松本紀子
ココホレジャパン

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