日本のエーゲ海・牛窓で、気軽にシーカヤック体験!ヴィーナスロードで過ごすのんびり海辺の時間

2016.10.09 更新

岡山県の東端、瀬戸内海に面する港町である牛窓(うしまど)。穏やかな瀬戸内海と“晴れの国・岡山“らしい真っ青な空が広がる風景は、“日本のエーゲ海”とも称されます。近年では様々なマリンスポーツを楽しめるスポットとして知られるほか、温暖な気候を活かしたオリーブ栽培も行われています。海辺の風景を眺めるだけでなく、遊んだり食べたりして楽しめる牛窓の魅力を、シーカヤックを通して体験してきました。

日帰りで瀬戸内海を満喫できる遊びの基地「ペンション くろしお丸」

岡山駅から車で約1時間。港町の細い道を走っていると、生い茂った緑の隙間にのぞき見える水平線に、思わず胸が高鳴ります。オリーブ農園や数々のペンションの看板を通り過ぎて岬に出ると、目の前に広がるのは穏やかにきらめく瀬戸内海。真っ青な空と海との間には、海に浮かぶ島々も眺めることができます。
そんな、牛窓の絶景を目の前に、岬の端に立つのが「ペンション くろしお丸」。宿泊だけでなく、シーカヤックの体験ツアーもできる、瀬戸内海の自然を存分に楽しめるスポットです。
▲「ペンション くろしお丸」からは瀬戸内海が眺望できます。目前に見えるのは小豆島
▲「ペンション くろしお丸」には様々な種類のシーカヤックがあります

「ペンション くろしお丸」のオーナー・永田さんはとにかく多趣味。
ご自身は、シーカヤックの他にも自転車、バイク、養蜂まで、牛窓の可能性を最大限に遊ぶ達人です。永田さんがペンションを拠点にインストラクターとして開催している「牛窓シーカヤックス」では、シーカヤックの体験ツアーが楽しめます。

目の前に広がる瀬戸内海で、シーカヤックに初挑戦

瀬戸内の穏やかな海で、ぜひ体験してみたいのがマリンスポーツ。
そうは言っても、道具は持っていないし、教えてくれる人もいてほしいし…という方にぴったりなのが「牛窓シーカヤックス」の体験ツアーです。
ペンションの宿泊者でも、日帰りの来訪者でも、事前予約制でツアーに参加することができます。

「牛窓シーカヤックス」の体験ツアーでは、カヤックはもちろん、ライフジャケットなどの体験に必要な道具を借りることができます。濡れてもいい服装に着替えたら、さっそく海へ。
▲「ペンション くろしお丸」側の海岸。穏やかな波の音と潮風が心地よい
▲出発に向けて、カヤックの準備をしている永田さん(左)

海に到着したら、まずは出航の準備から。インストラクターを務める永田さんに、これから乗るカヤックの特徴やしくみを教わります。初めて近くで見るカヤックは、想像していたよりも幅が細く、バランスをとるのが難しそう。初めての体験とあって少し不安も感じますが、ベテランのインストラクターが教えてくれるので安心です。
▲準備ができたら、実際にパドルを持って漕ぎ方の練習

「パドルにも人間の手で言う手の甲と手のひらがあって、手のひらの方で水を掻くんだよ」と、初心者にも分かりやすい言葉で教えてくれる永田さん。パドルの持ち方や、漕ぐときの力の使い方などのポイントさえ意識できれば、漕ぎ方はとてもシンプルです。
▲体験ツアーで目指すのは、瀬戸内海に浮かぶ無人島。海岸から見ると水墨画のように霞んで見える

牛窓の近海には5つの島があります。今回の体験ツアーで目指すのは、黒島の端の無人島・端ノ小島。黒島は黒島本島・中ノ小島・端ノ小島の3つからなる島ですが、潮が引くと“ヴィーナスロード”と呼ばれる弓形の一本道で繋がることで、牛窓の見所の一つとなっています。
▲ライフジャケットを着て乗り込んだら、いよいよ出発です
ツアーで使うのは、タンデム艇(2人乗り)。前に乗る人と後ろに乗る人で息を合わせてパドルを漕ぎます。はじめは慣れない感覚にドキドキですが、お互いに声をかけながらパドルを漕ぐリズムが掴めれば、想像以上に安定した乗り心地。教わった漕ぎ方をさっそく実践しながら沖に出ます。
沖に出ると、旅客船では味わえない海との近さを感じます。体験ツアーを催行できる波の高さであれば、よほどのことがない限り初心者でも転覆しないタンデム艇でも、波は船体を通して自分のからだに伝わってきます。自分で漕ぐことで海を進んでいける面白さはもちろん、普段感じることのない海との一体感もシーカヤックの魅力です。

しばらく漕ぎ続けていると、少し先の方で海面を飛び跳ねたのはエイ。永田さんによると、運がよければ小魚のジャンプ、小型のスナメリクジラなどに遭遇する可能性もあるとのこと。ツアーと言いながらも、すっかり冒険気分です。
牛窓の浜辺からはうっすらと霞んで見えた目的地。カヤックを進めるうちに、だんだんとその姿が明らかになってきます。

出発前は、到着できるまで腕の力がもつ自信がありませんでしたが、波や潮風の音に耳を澄ましたり、永田さんとのお喋りを楽しんだりしていたら、船上での時間はあっという間でした。
▲いよいよ端ノ小島に到着。右に見えるのが中ノ小島、その奥にのぞいているのが黒島本島
島に着くなり、永田さんがカヤックのハッチ(荷物入れ)から取り出したのは、ツアーのお楽しみのひとつ、おやつです。黒島本島・中ノ小島・端ノ小島の3つの島が繋がる“ヴィーナスロード”が見られる干潮の時間まで、ゆったりとした気分で無人島を楽しみます。
▲ペンションでも販売している自家製のはちみつを、たっぷりとワッフルにかけて
▲無人島の浜辺でいただくおやつに、まるでちょっとしたキャンプ気分

永田さんに養蜂の面白さや、普段聞くことのない蜂の話を聞きながら、はちみつがけワッフルをいただきます。永田さんが営む「くろしおファーム」で作られたはちみつは、濃厚ながらすっと喉を通る優しい味。海を眺めながら過ごす、味もシチュエーションも贅沢なおやつタイムです。
▲少しずつ潮が引き、黒島本島・中ノ小島・端ノ小島の3島を繋ぐ“ヴィーナスロード”が見えてくる
▲干潮になるまでのんびり過ごす海辺での時間。浅瀬を歩けば、小魚や、ヤドカリ、カニなど小さな生き物たちとの出合いも
しばらくすると、完全に干潮時間となって海の中に1本の道が現れました。「3つの島を繋ぐ道は、自然のつくり出す神秘的な道として“ヴィーナスロード”と呼ばれています。

さっそくカヤックで着岸した端ノ小島から、中ノ小島・黒島本島へと歩いてみます。
▲中ノ小島にある、「触れればご縁がある」というハートの石。ロマンチックな雰囲気が味わえるヴィーナスロードと合わせて、カップルや夫婦にもおすすめのスポット
▲干潮時間をすぎると、あっという間に道は海の中に。この時間にはまるで海の上を歩いているような、干潮時とは違った風景が楽しめる
▲夕日に照らされるヴィーナスロード。もう半分以上が海の中に
夕日が完全に落ちる前に、ふたたびカヤックに乗って帰路へ。同じ海でも、波の様子は時間や気候によって常に変化します。この日は翌日から天気がくずれる予報だったため、帰りには波が荒くなっていました。大きく揺れる船体にひやひやしながらも、永田さんと声を掛け合いながら舟を進めます。のんびりとした行きとは違って、帰りはスリルも感じるような体験でしたが、無事に着岸したときの達成感はひとしお。
▲最後に、インストラクターの永田さん、同行してくださったペンションの常連さんと記念撮影

やるとなれば専用の道具も必要、いきなり一人ではチャレンジできないとあって、ハードルを高く感じがちな海のアクティビティ。「牛窓シーカヤックス」の体験ツアーなら、手ぶら&日帰りで気軽にシーカヤックを楽しむことができます。

もちろん、「ペンション くろしお丸」に宿泊して、日が暮れるまで牛窓の景色を眺めて過ごすのもよし。親子で夫婦でカップルで、牛窓ならではの海の遊びを楽しんでみてはいかがしょうか。
ココホレジャパン

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