神戸コンチェルトの船上ビアホール&テラスで100万ドルの夜景に乾杯!

2016.08.06

夜景のきれいな町として全国にその名を轟かす神戸。そんな神戸の美しい景色を船の上から一望できる人気の遊覧船「神戸コンチェルト」が、夏限定でビアホールをオープン。その魅力をご紹介します。

▲夜景はもちろん、夕景もステキなんです

海上を移動するビアホール!?

神戸100万ドルの夜景。今は100万ドル改め1,000万ドルの夜景など、いろいろと言われているようですが、とにもかくにもあまりにも有名なその夜景は、神戸を訪れたならぜひ見ておきたいところ。それが遊覧船でクルージングしながら、ビールを飲みながら楽しめると言ったらいかがでしょうか?

▲船上ビアホール&テラスは生ビールのほか各種ドリンクが飲み放題でおつまみプレート付き(ランチクルーズ 税込・3,500円~)
今回ご紹介するのは、船内で本格中華料理に舌鼓を打ちながら、優雅にクルージングを楽しめる「神戸コンチェルト」。船内では、クラシックやジャズの生演奏を楽しむこともでき、グルメと音楽を味わいながら、海に浮かぶ神戸空港や六甲の山並み、明石海峡大橋など、神戸ならではの贅沢な景色を満喫できるという遊覧船です。
▲発着場に停泊する遊覧船「神戸コンチェルト」
観光客はもちろんのこと、地元の方々も特別な記念日やロマンチックなデートなど、ここぞという時に利用するという「神戸コンチェルト」。「行ってみたいけれどリッチなランチやディナーはなかなか…」という方も多いかもしれません。

そんな人にオススメなのが、毎年夏限定「神戸コンチェルト」で開催される「船上ビアホール&テラス」。
クルージングを楽しみながら、船上で気軽にビールを楽しめるというその手軽さが受けて大盛況とのこと。

クルージング+ビアホール+神戸の夜景。
言うことなしの三拍子そろった最強コンボ。人気にならないはずがありません。
それでは早速行ってみましょう!

いざ、クルージング!

やってきたのは、神戸の臨海部「神戸ハーバーランド」にある「umie MOSAIC(ウミエ モザイク)」。
海と運河に囲まれた大きな建物に、たくさんのショップ、レストラン、アミューズメント施設などを備える複合商業施設です。

ここの1階にあるのが今回のお目当て「神戸コンチェルト」のチケットカウンター。
落ち着いた雰囲気の広々とした空間で、乗船手続きを行います。

「神戸コンチェルト」は、ランチクルーズ(12:00~14:00)、ティークルーズ(14:30~16:00)、トワイライトクルーズ(16:45~18:30)、ナイトクルーズ(19:00~21:10)の一日4便の運航。
そして、ティークルーズを除いた3便で、通常のプランの他に船上でビールが楽しめる「船上ビアホール&テラス」を開催しています。

神戸ハーバーランドを出発し、明石海峡大橋を見て戻ってくるという運航コースはどの時間帯も同じだそうですが、同じ景色でも時間帯により違った表情を見せるとのこと。

本命はやはり夜景を楽しめるナイトクルーズ。しかし、真っ昼間からビールを飲んじゃう幸せを味わうランチクルーズもいいし、夕方のサンセット風景を楽しめるトワイライトクルーズも捨てがたい…。

「実はトワイライトクルーズがオススメなんです。夕涼みなんて言葉もありますが、この時間帯の船の上はほんとに過ごしやすくて気持ちいいんですよ」

広報の方オススメのトワイライトクルーズと夜景が楽しめるナイトクルーズでさんざん迷った筆者一同。

結局、今回は特別に両方の時間帯で、2回乗船させてもらうことに。

ギフトショップのお土産を見ながら、乗船時間までしばし待ちます。
▲待合いスペースの横にあるギフトショップ

トワイライトクルーズで黄昏どきからサンセットタイムを満喫

トワイライトクルーズの乗船時間が近づいてきました。
次第に、港に停泊している「神戸コンチェルト」の前にはたくさんの乗船客が集まってきます。そして、乗船開始。
全長74m、旅客定員604名という巨大な船の中にたくさんの人がみるみる吸い込まれていきます。
連絡通路を通り、船上へ足を踏み入れると…
「いらっしゃいませ」
とても優雅な雰囲気に包まれた船内。エントランスロビーの奥では、演奏家の方がピアノの生演奏でお出迎えです。
エントランスロビーを抜け、船内の階段を最上階まで登ると、ガラスのドア越しに見えるのは、オープンデッキ。
オープンデッキに向かう前にまずはカウンターでドリンクを注文します。
「船上ビアホール&テラス」はもちろん飲み放題。生ビール以外にも、ワインやチューハイ、ビアカクテル、ソフトドリンクなどが自由に注文できます。
そして、生ビール片手にオープンデッキへ。
まずは、早速乾杯といきましょう。
▲神戸ポートタワーをバックに船上で乾杯
見晴らしのいい開放感あふれる船の上で、さわやかな風を受けながらの一杯は格別。まさに至福のひとときです。
出港した船が優雅に進む中、船上では皆が思い思いに楽しんでいます。
お一人さまから、カップル、友達同士…。
「観光ツアーでみえる外国の方から、仕事終りのサラリーマンの方まで、さまざまな方にご利用いただいています」

なるほど、豪華な遊覧船とこの気軽な雰囲気の絶妙なバランスこそが「船上ビアホール&テラス」の魅力のひとつ。
肩肘張らずにリラックスしながら、ちょっと非日常体験ができるこの感覚がなんとも心地よいです。

さてさて、「花より団子」ならぬ「景色よりビール」で思わずビールに夢中になってしまった筆者ですが、忘れてはいけないのが船上からの景色。神戸ならではの景色については、後ほどナイトクルーズとあわせてじっくりご紹介するとして、まずはトワイライトクルーズの見どころをピックアップしてご紹介しましょう。
まずは「神戸空港」。「神戸コンチェルト」では、海上に浮かぶ空港に離着陸する飛行機の様子をとても近くから見ることができます。

「タイミングがあえば、船の真上を飛行機が通り過ぎることもあるんです。トワイライトクルーズでも、船が空港に近づく時に離着陸する飛行機を見られるチャンスがありますよ」と広報の方。
そしてもうひとつが造船所の潜水艦。船から見える工場地帯。その一角にある造船所には、なかなか普段目にすることができない潜水艦の姿が。こちらも神戸空港とともに乗り物好きにはたまらないポイント。これらが目的で乗船される方もいるほどなんだとか。
▲陸上で造船中の潜水艦
そして、トワイライトクルーズの醍醐味といえばこの景色でしょう。
海、山、空。そして、本州と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」。
大パノラマで、ただでさえ美しいこの景色に夕日が絶妙な彩りを加えています。
絵に描いたような風景とはこのこと。

日中の暑い日差しが影をひそめ、さわやかな心地良い潮風を浴びながら、そしてビールを飲みながらの極上の空間。夕景もなかなかあなどれません。

ナイトクルーズで神戸ならではの絶景を堪能!

トワイライトクルーズから帰還した筆者一同。
引き続き今度はナイトクルーズに乗船です。
さあ同じ景色がどのように表情を変えているのでしょうか?

ここからは、クルーズの航路順に、お待ちかねの神戸ならではの景色をご紹介しましょう。
「神戸コンチェルト」のクルーズは、出港直後から見どころいっぱい。
発着所の向かいには、真っ赤な神戸ポートタワーがランドマークの「メリケンパーク」。そのお隣には、帆船の帆と波をイメージした白い骨組の屋根が特徴的な「神戸海洋博物館」、そして「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」。どれも神戸を代表する建物です。
▲左から神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、神戸メリケンパークオリエンタルホテル
港を離れていく船上からの景色は、神戸を象徴する景色をギュッと押し込めたような贅沢な眺め。

右手に「神戸ポートタワー」、左手に「モザイク大観覧車」。神戸の豊かな都心の風景の奥からは六甲山系の山々が顔を覗かせます。これらが一度に楽しめるのは船の上からだけとのこと。ザ・神戸の景色です。

ほどなくすると進路の左側に見えてくるのが、「神戸大橋」。真っ赤な姿が印象的なこの橋は、日本初のダブルデッキアーチ型という2階建ての変わった造りで、こちらも神戸を象徴するスポットのひとつです。
▲神戸大橋
周りに見える船や町並みの明かりが徐々に灯りだし、海上の景色がだんだんとロマンチックな風合いを醸し出し始めます。
日が落ちて暗くなり始めた空と、ポツポツと灯りはじめた町明かりを眺めながら、また一杯。
やっぱり景色って大事です。景色が変わると心なしかビールの味も変わるんです。
夕焼け時のビールは、喉越しさわやかな黄昏味。そして、夜のちょっと落ち着いた雰囲気でじっくり味わうビールは、いつもより少しほろ苦く、ジワーっと体に染み渡ります。
デッキの柵に身を預けながら、海面の先にキラキラと煌く光の景色を楽しみます。
時速約12ノット(およそ時速22km)で進む船。
みるみる変わる景色を見ているとわりと早いなと感じるのですが、内海で大型船ということもあってかほとんど揺れを感じることもない快適で穏やかな航行。

オープンデッキに設置されたスピーカーからうっすらと聞こえるBGMと
「ザーッ」
という波の音が耳に心地よく響きます。
そろそろ折り返し地点。そしていよいよ…
▲七色にライトアップされた「明石海峡大橋」
来ました。明石海峡大橋。
七色の光の糸が本島と淡路島を結ぶその景色をひと目見ようとそれまで船内で料理を楽しんでいた「船上ビアホール&テラス」以外の乗船客も次々とデッキにあがってきます。

「キレイ~」

あちこちから、湧き上がる感嘆の声。トワイライトクルーズの時には、自然と見事に調和した美しい景色を見せてくれた大橋が、今度は七色に輝き、圧倒的な存在感を放っていました。
すっかり日が落ちたこの頃、この日一番の賑わいを見せるオープンデッキ。
記念撮影をする人、ただただうっとりとした表情で景色を眺める人…
ロマンチックな空気に包まれた時間が流れます。
▲ラウンジ「アメジスト」ではピアノなどの生演奏を楽しめる
「船上ビアホール&テラス」のお客さんはオープンデッキだけで船内には入れないの?
いえいえ、そんなことはありません。
オープンデッキと同じ最上階にある「アメジスト」は、落ち着いた雰囲気でしっとりとお酒とおつまみを楽しめる空間。クルーズ終盤にはピアノの生演奏が行われ、音楽を楽しみながら窓越しに夜景を堪能できます。

プライスレスな夜景が船の帰還をお出迎え!

さあ、ナイトクルーズもいよいよ終盤。船は再び港に帰還してきました。
待ち構えていたのは、すっかり夜の顔になった神戸の町並み。
さまざまな色で瞬く光が海面に反射し、あたり一面を幻想的な世界に仕立てあげています。
▲これぞ神戸の夜景です
近年は全国各地でたくさんのイルミネーションやライトアップが行われるようになり、きれいな電飾を見る機会も増えてきました。しかし、ただきらびやかに輝くだけでなく、どこかやさしくほっと落ち着く──、神戸の町の明かりには、他にはなかなかない独特な魅力があります。100万ドルでも1,000万ドルでもない。プライスレスな夜景です。
コンチェルトは、イタリア語で協奏曲という意味。
豪華な船に心地良い船上の空気。
スタッフの丁寧なおもてなし、素敵な音楽とおいしいビール。
そして、神戸の煌めく町明かり…
これらが見事に調和して、最高の時間を演出してくれる「神戸コンチェルト」のクルーズは、まさに協奏曲のような見事なハーモニーを奏でていました。
James

James

イギリス人と日本人とのクォーター。大学では工学部、情報システムを専攻したかと思えば、ミュージシャンとしてギタリスト、MC、DJとして活動。TVやラジオなどでも活躍。その後(株)アドビジョンにて、デザインやコピーライティングなどマルチに活躍。バックグラウンドを活かした独自の視点が人気のライター。

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