まるで陸上の豪華客船!「天草 天空の船」で極上リゾートホテルステイ

2016.09.18

日本三大松島の一つに数えられるのが、熊本県の上天草市松島町にある「天草松島」の景色。青い海と多島美が魅力的なこの土地に、2013年にオープンしたホテルが話題を集めています。その名も「天草 天空の船」。国内外からの遠方客はもちろん、熊本県民からも「一度は泊まりたいリゾート」と人気が集まるこのホテルの魅力をお伝えします。

全館オーシャンビュー!海と島々の景色に心躍るホテルへ到着

熊本県の南西部に広がる雲仙・天草国立公園の中、天草五橋を見渡せる眺望豊かな立地に建つのが、憧れのリゾートホテルとして人気を集める「天草 天空の船」。天草地方は熊本地震でも大きな被害はなく、ホテルも地震の影響を受けず安全に営業を続けているとのこと。期待に胸を膨らませつつ、ホテルへ向かいます。
▲坂を登ると、美しい建物が見えて来ました。海がすぐ近くです!

熊本市方面から車で国道57号線を進み、天草五橋の一つ、一号橋を渡って天草エリアへ。さらに五号橋の先から小高い丘を登り切ると、そこは非日常の世界!海にせり出すかのような白い建物が建っています。まさにその名の通り、天空に進む船のよう。スタッフさんの温かい笑顔に迎えられ、館内へと進みます。
▲チェックインをするために、広い「ライブラリー・ラウンジ」へ。非日常への入り口です
▲ラウンジの前にはプール・海・空がつながったような眺望。もちろんプールは、宿泊客なら誰でも泳いでOKです

この美しい建物は、熊本を中心に活躍する建築家・三澤浩之氏によるデザイン。一面に海を見渡せる立地を生かし、天空に浮かぶ豪華客船をイメージして設計されています。

チェックインを済ませて、まずは敷地内を歩いてみました。
▲海と空に向かって今にもこぎ出しそうなホテル

宿泊棟に向かう途中の高台からは、約20の島々が海に浮かぶ、日本三大松島の1つ「天草松島」の大パノラマが一望できます。船の形をしたホテルの姿もよく見え、「出港!」と叫びたくなるような臨場感!
▲ホテル敷地内からしか望めない、極上の景色を独り占めできます

特別なリゾートステイをかなえてくれる、離れのヴィラへ

一通り景色を堪能したところで、宿泊する部屋へ向かいます。「天草 天空の船」は、かつて展望所として愛されていた丘と半島・約5,000坪の敷地に作られており、本館の宿泊棟には12室の客室、そして岬には3棟の離れ。広大な敷地をゆったりと使った、贅沢な空間が広がっています。

今回宿泊したのは、「天空の船」に3棟しかない離れのヴィラ。本館からさらに海の方へ進んだ木立の中にあります。専用カートでの移動に、さらに胸ワクワク。細い道を進むと、プライベート感満点のヴィラが見えて来ました。
▲ヴィラは海にせり出した半島の先の方にあるので、どんどん海が間近に    
▲この1棟が貸切!専用カートはお客さん自身でも運転できます

3つのヴィラのうちの1つ、「アイランドビューヴィラA(サンセットビュータイプ)」が今回のリゾートステイの舞台です。アプローチ・リビング・寝室とぜいたくな広さで、心が落ち着くモダンシックなインテリアも素敵。
▲「アイランドビューヴィラA」の広いリビング。左側は広々としたテラス、右側にはベッドルームがある

そして、まるで部屋にかけられた絵画のように美しい海の景色が、テラスから堪能できます。テラスの一角には露天風呂もあり、この上ない開放感です!
▲部屋からテラスと外を眺めると、まるで絵画のように完璧な構図。テラスの奥(写真左奥)には露天風呂も。完全プライベートでステイを楽しめるのがうれしい!
▲ツインの寝室を2室備え、4名まで宿泊可能。ファミリーでも楽しめそうです
▲「資生堂 ルモンドール」の上質な化粧品に、ボディスポンジ、メーク落とし、洗顔石鹸など、こだわりのアメニティがそろうのも女性にうれしいポイント

ちなみに、「アイランドビューヴィラB」は「天草五橋」を望むタイプ、そして岬の先端にある「パノラマビュー ヴィラ」はその名の通り3方向の海の景色が楽しめる最上級の部屋です。さらに、本館の部屋も含めて、全室にオーシャンビューのテラスと露天風呂が付いています。「プライベート&リゾート」が、このホテルの魅力を語る上で大きなキーワードなのです。
▲最上級ルーム「パノラマビュー ヴィラ」は、視界を遮るものがない大自然の景色が圧巻(写真提供:天草 天空の船)

究極にプライベートなリゾートステイを楽しめる空間に、心もカラダも解放されます。景色をボンヤリ眺めたり、読書を楽しんだり、昼寝をしたり…。ここで「特別なことをしない」ことが、実は一番癒される贅沢なすごし方かもしれません。

天草の海の幸と熊本の有機野菜を、極上イタリアンで堪能

さあ、ディナーをいただきに本館2階のレストラン「Festa del mare(フェスタ デル マー)」へ向かいます。ここでは、天草の魚介と熊本県産の有機野菜をたっぷり使った絶品・天草イタリアンが楽しめます。北イタリア地方で大衆料理から高級料理まで修業した杉江洋(すぎえ ひろし)シェフによる料理は、最高級の素材の魅力をしっかり引き出したおいしさが魅力。日本人の味覚に合わせた味わいで、老若男女から人気を集めています。
▲海を望むレストラン空間。テラスに出て景色を楽しむこともできます(テラスでの食事は不可)(写真提供:天草 天空の船)
▲グラスワイン税込642円~、ボトル税込2,800円~で70種類以上そろう、圧巻のワインセラーも魅力。料理や好みに合わせて選んで

今回頂く料理はデザートまで含めて8品のコース。席に着くと、まずは丁寧なサーブでシャンパンとおもてなしの一皿をいただきます。その後、天草産鮮魚のカルパッチョにはじまり、玉名(たまな)産マンゴーと水牛チーズのカプリ風、自家製有精卵パスタ、鮑(あわび)と新鮮野菜の包み焼き…と魅惑のメニューが一皿づつ出されます。
▲この日頂いたコース「Cena B」(税込8,640円)。料理内容は日によって変わります
▲天草産の水イカと長ネギを使ったパスタには、自家製有精卵を使用
▲鮑と新鮮野菜の包み焼き。天草名産のオリーブもたっぷり使用

そして、大矢野産ハモのフリットに続き、メインに出されたのは、阿蘇産の「肥後あか牛」の網焼き。食べ応えがあり旨み十分なあか牛に、絶妙なマルサラソースやイチジクの甘みが合わさり、ため息の出るおいしさ。
▲天草の魚介だけでなく、「肥後あか牛」など熊本県産のあらゆる「うまかもん」を、極上のイタリアンに仕上げます

一つ一つ素材の説明を受けると、熊本にはこんなにたくさんのおいしい食材があるのかと驚くばかり。食材本来のおいしさが生きつつも、初めての食感や風味にも出合えて「おいしい」の言葉しか出ません。「口福」とはまさにこのこと!きめ細やかなサービスと、絶品の料理に、舌鼓を打ちに打った幸せなひとときでした。
▲絶景と共に絶品料理を楽しめる幸福感。お腹も心も満たされるひととき

夕暮れから夜が美しい!「日本の夕陽百選」にも選ばれた景色にうっとり

「天草 天空の船」のもっとも魅力的な時間は、刻一刻と景色が変わる夕暮れから夜にかけて。「日本の夕陽百選」にも選ばれている松島町の海の夕焼けが、リゾート感をより一層高めてくれます。
▲夕陽を受けて輝くホテル本館。この2階がレストランです
▲レストランのテラス席は、夕焼け鑑賞のベストスポット。食事の前後に楽しむのもオススメ
▲ラウンジ前のプールサイドから眺める夕陽も素敵

そして一番の贅沢は、ヴィラでサンセットビューを独り占めできること。今回宿泊した「アイランドビューヴィラA」は、西側にテラスがある立地なので、夕陽が目の前。水平線に沈みゆく太陽をボンヤリ見ながら露天風呂に入ると、まさに天国、夢心地…。心の奥底から癒されていくのを感じます。
▲夕陽に照らされて、テラスも赤く染まります。この景色と温泉を独り占めできるなんて!
▲「松島温泉」はナトリウム塩化物泉で、美人湯として愛されている泉質

そして夜になると、ホテルは美しくライトアップされ、昼間とは違った表情に。散策したり、プールサイドでワインを楽しんだり、エステを受けたり、ホテルの夜景を楽しんだり…。ゆっくり流れる時間の中で、豊かなひとときを過ごしました。
▲暗闇に浮かぶように輝く、ライトアップされたホテル
▲プールサイドの階段横に見える部屋は、バリエステサロン「Ibu Laut(イヴ ラウ)」。オリエンタルな雰囲気の中でバリ式エステを受けられます

朝の爽やかな景色は、泊まった人だけが楽しめるご褒美

あまりの居心地の良さに夜はぐっすり眠り、朝はちょっぴりお寝坊。夕暮れ時とはまた違う、朝の爽やかな海の景色にスッキリ目を覚ましたら、レストランでお野菜たっぷりの朝食を楽しみましょう。
▲カートで岬を登って、朝食に向かいます。自分での運転にも慣れてきました

レストランは昨日の夕景とは違い、爽やかな海の景色に包まれていました。熊本県産の有機野菜をたっぷり使ったサラダや料理、ハム、チーズ、デザートなど約15品が並ぶビュッフェに、一気にお腹がグーグー。パンやスープ、雑炊などは出来たてがサーブされます。
▲野菜豊富なバイキングは、一品一品手間暇かかった料理。つい取りすぎてしまいます
▲卵はオムレツか目玉焼きを選べ、焼き加減も好みに合わせてくれます。ちなみに、この日の雑炊はサバフグ入り!

「天草といえば夏の観光地と思われがちですが、当ホテルは春や秋もオススメです。風が気持ちよく、景色や露天風呂をゆっくり楽しめますよ。また、冬は多くの海産物が旬を迎えるので料理が楽しい季節。つまり、一年中いつでもオススメです」と工藤圭一支配人。

周りを気にすることなく自分だけの時間・空間を独り占めでき、ホテルコンシェルジュの丁寧なサービスにも、心癒されたプライベート・リゾートステイ。夕陽も、夜景も、朝焼けも、本当にすべてが美しかった! 日常からかけ離れた豊かなひとときを過ごしに、ぜひ「天草 天空の船」を訪れてみて。
▲最後はレストランのテラスで、朝の青い海の景色を楽しみました
中川千代美

中川千代美

長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。(編集/株式会社くらしさ)

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