京都らしくてお値打ち感あり!女子にオススメの嵐山ランチ3選

2016.08.29

京都きっての観光地「嵐山」。見どころいっぱいで、めぐっているうちにお腹もすいてきますよね。せっかくなら、京都を感じられて、でもリーズナブルなランチを楽しみたい!そんな願いを叶えるお店をご紹介します。

限定ランチと特製カプチーノ
「よーじや 嵯峨野嵐山店 ショップ&カフェ」

今や空港や駅でも目にするようになった「よーじや」ですが、発祥は京都の花街で愛された化粧品のお店。

明治37(1904)年の創業以来、京の美意識を大切にする商品には、世代を超えて根強いファンがたくさんいます。
京女の絵がトレードマークのあぶらとり紙は、京みやげの定番ですよね。
▲カフェの看板にもなっているこのマークは、女性の必需品である手鏡に京女が映っているというデザインなんです

そんな中、「お買い物にいらっしゃったお客様に、ゆっくりお茶でも飲んでいただきたい」という思いから始まったのが、よーじやカフェ。おもてなしの心がベースにあるから、店舗のロケーションに合ったメニューを用意しているそう。

今回訪れた嵯峨野嵐山店には、朝早くから散策する観光客のために、10時からモーニングが用意されています。また、本日のランチはサラダ付きで税込1,000円というお手頃な価格で、和風オムライス、特製カレーライス、本日のパスタ2種類から選べます。
オーダーしたのは、一番人気の和風オムライス。嵐山店だけのメニューです。

ちりめん山椒やお豆腐がのって、見た目からもう京都らしさ満点なのですが、一口いただくとまた、優しいおだしの味と香りがふ~んわり。

玉子で包んであるのは、鶏五目炊き込みごはん。和風だしの餡にからめて味わいます。ボリュームはあるのに、あっさりしていてお腹にもたれないのも、女子に嬉しいポイントかも。
▲お店の奥には苔むした坪庭が。緑を眺めながら食事を楽しめます
さて、ランチの後のデザートには、有名な「よーじや特製抹茶カプチーノ」(税込670円)。ほんのり甘くて、宇治抹茶の風味がしっかり。

思わずSNSにあげたくなるラテアート、やっぱりハズせないですよね。ホットとアイスがあるのでお好みでどうぞ。

お隣の化粧雑貨ショップで、お土産もチョイスできて大満足♪
▲人気商品はコチラ。手前から反時計回りに、あぶらとり紙(1冊20枚入り:定番356円/抹茶388円)、まゆごもりはんどくりーむ10g(421円)、 ゆず艶(つや)や(リップクリーム)(928円)、和紙たおる(928円) ※全て税込

嵐山名物・胡麻ダレで食す鯛茶漬け
「鯛茶漬け専門店 鯛匠HANANA」

続いては、 鯛茶漬けのお店へ。紅葉の季節などのハイシーズンには、2時間待ちの行列ができるというほどの人気店です。

賑やかな観光地で、黒を基調としたシックな店構えがひときわ目を引きます。暖簾をくぐって店内に入ると、シンプルモダンなインテリア。
▲ゆったりとしたテーブル席の他に、坪庭に面したカウンター席もあり、とっても良い雰囲気です
鯛茶漬け御膳(税込2,160円)が運ばれてきました。

まず、見た目の美しさに惹きつけられます。器は涼しげな有田焼、塗りのお膳は北陸の職人にオーダーしたオリジナルだそう。

お料理を引き立てる演出からも想像できるように、食材へのこだわりは言わずもがな。

鯛は、瀬戸内海産を中心に国産真鯛を毎朝その日の分だけ仕入れます。売り切れ次第閉店するのも、一切ストックをしないため。
野菜や玉子は、地元・嵐山の生産者から仕入れ。ご飯は、丹後の契約農家が育てたお米を、お茶漬けに合うようにふっくらと炊き上げます。
ぷりっぷりの新鮮な鯛は、まずはそのままお刺身で。次に、胡麻ダレにからめた鯛をご飯にのせて漬け丼風に。そして、最後にアツアツの煎茶をかけ、お茶漬けで味わいます。

飽きることなく三様に楽しめる、味の決め手はこの「胡麻ダレ」なんです。

インパクトと風味をプラスしたいと、料理長が時間をかけて考案したオリジナルの胡麻ダレ。醤油ベースのこの秘伝ダレのおかげで、上品でありながら後を引く美味しさに。サラサラサラッとご飯が進んでしまいます。おひつにたっぷり入ったご飯が、おかわり自由というのもうれしいポイント。

香の物(この日は茄子、茗荷、胡瓜、牛蒡、白菜と盛りだくさん)やデザート(この日はわらびもち)も自家製で、とっても満足感のある御膳でした。

自家製湯葉とお豆腐の御膳
「嵯峨とうふ 稲 本店」

京都に来たらやっぱり食べたいのが、湯葉&湯豆腐。
地下水が豊富な京都では、昔から豆腐作りが盛んでした。精進料理との関係も深いのだとか。お寺の近くに湯豆腐店が多いのも、そんな歴史があるからです。

今回は、気軽に訪れられるお店「稲(いね)」をご紹介。京福電鉄嵐山線の嵐山駅からすぐ、天龍寺の前にあり、店頭の湯葉ドーナツや湯葉ソフトのテイクアウトコーナーには観光客がひっきりなしに立ち寄って行きます。
一方、食事処は和の情緒漂う落ち着いた空間。特に2階は、窓から天龍寺の鮮やかな緑が眺められ、天井も高くゆったり食事が楽しめます。
ぜひ、ピーク時間を避けて、窓際を狙ってみてください。

気になるメニューは、「手桶くみあげ湯葉御膳」や「京湯葉あんかけ御膳」(共に税込1,620円)などリーズナブル。
そこへ湯豆腐や天ぷらなどが加わった、全部のせデラックスコース「嵯峨御膳」でも税込2,380円と良心的なんです。

店長さんにお話を伺うと、国産大豆を仕入れ、豆乳の製造から自社でおこなっているそう。美味しさを追求することが、結果的に価格を抑えることにもつながったとのこと。
▲湯葉も湯豆腐も、という方には「嵯峨御膳」がオススメ!

すぐ近くの「稲 北店」にある工場や店内で手作りしているできたての豆腐や湯葉、ひろうす(がんもどき)などが盛り込まれたメニューの数々。 ちなみに、豆腐作りの要となる水は、良質な地下水を使用しています。

そんなお話を聞けば、ますます期待が膨らむというもの。
今回は、「嵯峨御膳」をいただきました。
ほんのりあたたかい湯葉は、薄く汲み上げたのちに何層にも重ねられ、食べ応え十分。弾力のある食感がたまりません。ダシ醤油に付けて味わうと、まろやかな大豆の味が口の中いっぱいに広がります。
手桶の中にぎっしり入っている、その量にもびっくり。
湯豆腐も大豆本来の甘みがしっかり感じられ、ぷるんとした柔らかさが絶妙。甘みと口当たりのバランスを考えて、大豆をブレンドしているそうです。

その他、生麩田楽や漬物などの京都名物も味わえ、自家製ごま豆腐と黒本蕨で作った自家製わらびもちが、これまた絶品。
どれもこれも滋味深く、心まで満たされました。
他にもたくさん飲食店があり、竹林エリアの中にも隠れ家的な名店がある嵐山。訪れるたびに、いろいろなランチを楽しんでくださいね。
宮本貴美

宮本貴美

京都在住のフリーディレクター/ライター。旅にまつわる取材、執筆、編集をおこなう。 最近はスポーツトラベルに注目中。

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