京都女子旅!着物で祇園・河原町を1日楽しむおすすめコース

2016.09.10

八坂神社の門前町として平安時代より栄えてきた「祇園」。周辺エリアにはお座敷で京料理を楽しめるおすすめのお座敷や飲食店、そしてお土産屋が軒を連ねます。また、少し路地に入れば、今も町屋が所狭しと建ち並んでおり、古都の風情を感じられるエリアでもあります。夕方には着物姿の芸妓さんの下駄がカラン、コロンと鳴り響き、「祇園」の街はよりいっそう風流に。今回はそんな祇園を朝から晩まで楽しめる女子旅プランをご紹介します。

1日の始まりは座禅体験から。まずは心を清らかに…

京都祇園観光のスタートは、少し早起きして座禅体験から始めてみてはいかが?
小鳥のさえずりと澄んだ空気の中で心と体のバランスがスッと統一され、日頃の憂いや煩いから開放されることでしょう。
▲建仁寺敷地内にある両足院(りょうそくいん)の座禅場

祇園エリアの中では、建仁寺の敷地内にある両足院で、早朝の座禅体験を実施しています。
心のゆがみは体のゆがみ。長時間瞑想を続ければ自然と体が丸くなってきて…そんな時は僧侶の方が肩にパシッ!姿勢を正してくれますよ。

ちなみに、両足院では座禅体験に朝粥がついたセットの体験プランもあるので、朝食も一緒に楽しめます。

散策前に着物をレンタルしよう!

寺院や町屋が建ち並ぶ祇園エリアには、やはり日本の伝統衣装である着物が良く似合います。普段着と歩き慣れた靴で散策するのもいいですが、せっかくの京都祇園観光、「着物のレンタル+着付け体験」を利用して和装に身を包んではいかがですか?
▲憧れの着物で散策。女子旅におすすめです

八坂神社周辺から河原町界隈には、着物のレンタルや着付け体験のプランを提供しているお店が豊富にありますので、是非利用してみてください。
お店によっては半日レンタルや1日レンタルといったおすすめプランもありますので、日帰りでも宿泊でのんびりの人でも大丈夫。時間の都合に合わせて利用しましょう。
▲着物姿でグルメを堪能するのも楽しみのひとつ(レンタル店によっては着物での飲食を不可とするところもあるので要注意)

祇園を舞台に着物姿をパシャリ!プロに撮影してもらおう

せっかく着物を着たのだから、その姿を写真におさめておきたいですよね。SNSアップ用にスマホで撮りあったり、自撮りしたりするのも楽しいですが、プロのカメラマンに本格的な写真を撮影してもらうプランも人気なんです。
▲八坂神社など厳選したスポットを巡りながら撮影してくれる(1時間限定撮り放題)

旅行先の思い出をもっと特別なものにしてくれるおすすめプラン、ぜひ利用してみては?

祇園を代表する観光スポット、八坂神社をお参りしよう

続いては祇園を代表する観光スポット、四条通りの東端に位置する「八坂神社」。古くから京都の人々に信仰されてきた由緒ある神社です。そもそも、このエリア一帯が「祇園」と呼ばれるようになったのも、毎年7月に行われる八坂神社の「祇園祭」があったため。八坂神社は近所に住む人たちから「祇園さん」と呼ばれ親しまれてきました。
▲四条通りの東端にある八坂神社正門。周囲には門前町が広がり常に賑やか

祇園の街は八坂神社の門前町として、参拝客に食事や宿を提供したり、お酒を楽しんだりできる街として発展してきました。グルメスポットや旅館・ホテルが多いのもその名残です。
そんな、祇園の中心である八坂神社をお参りしないわけにはいきません。参道正門をはじめ、境内には記念撮影するのに適したスポットがいくつもあるので、ぜひ着物姿をカメラにおさめてくださいね。
▲八坂神社の舞殿(手前)と本殿(奥)

参拝を済ませたら、境内にある美御前社(うつくしごぜんしゃ)へ行くのが女子旅のおすすめコース。こちらには美の女神がまつられており、美容水と呼ばれる神水が湧き出ています。古来より、肌にほんの数滴つけるだけで美肌になれると伝えられており、「キレイになりたい!」と願う女子は必ず足を運びたいパワースポットです。

円山公園~知恩院をお散歩

八坂神社へのお参りを済ませたら、次は神社に隣接している「円山公園(まるやまこうえん)」へと足を運びましょう。
円山公園は京都最古の公園として、古くから都の人々の憩いの場となっています。桜の季節には、有名な「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」が観る者を魅了し、公園内のいたる所でお花見の会が開かれています。
▲「円山公園のしだれ桜」と呼ばれ親しまれている一重白彼岸枝垂桜
円山公園内にある池。周囲は春から冬にかけて散歩コースとしても利用されている

円山公園から少し東に歩けば、現存する最大の山門を有する「知恩院」や、歴代の皇族が住職を務めた「青蓮院」があります。日帰りのお散歩には丁度良いコースです。

閑静な祇園エリアに佇む名店で、お昼ごはんをいただく

午前中の散策を終えたら丁度お腹も空いてくるころ。祇園エリアには閑静な住宅街の中に溶け込むように「名店」と呼ばれる飲食店がいくつもあります。
一見するとどこかのお宅?と思うような名店もありますので、位置情報や営業時間などは事前に確認しておきましょう。
▲建仁寺から程近いうなぎ料理の名店「う」。シンプルな店名に味への自信がうかがえる

リーズナブルなうどんやラーメン、定食系のお店から、高級感漂う懐石料理や湯豆腐・湯葉といった伝統料理を味わう飲食店まで豊富に揃います。京都のグルメに詳しい人にとっておきのグルメ名店を教えてもらったら、旅行前に予約をしておきましょう。
▲モダンでスタイリッシュなインテリアのお店でいただくおばんざい(一例)。女子旅におすすめのグルメの充実ぶりは京都市内でも屈指

お茶席でお点前体験、本格抹茶を味わう

1000年以上にわたって日本の首都として多くの文化を発信してきた京都。その中のひとつに詫び寂びの精神を楽しむ「お茶席」があります。お茶席文化は京都に居を構えた皇族や有力な武家など、高貴な身分の人たちの間で発展しました。
祇園エリアでは、そんなお茶席を気軽に体験できるお店がいくつかありますので、そぞろ歩きの休憩がてら楽しんでみてはいかがでしょうか。近年では外国人にも人気の体験となっており敷居は低くなっています。足を崩してもOKなので安心して体験してくださいね。

風情溢れる小路を歩く

京都東山「祇園」と聞けば、真っ先に思い浮かべるのは八坂神社周辺に軒を連ねる町屋の風景。お茶席体験の後は、そんな風情ある街並みをそぞろ歩きするのはいかがでしょうか?
女子旅におすすめの小路を2つご紹介します。

おすすめ小路その1.祇園新橋

知恩院の門前から続く知恩道を、西へ少し歩いたところにある伝統的建築物保存地区「祇園新橋」。約350年の歴史を持ち、祇園の茶屋・お座敷文化を牽引してきた小路です。
通りに面した町屋のほとんどが桟瓦葺(さんかわらふき)で、一階部分には千本格子がはめられており、これぞ東山・祇園の街並み!と思わせてくれます。
▲京都では珍しく本二階建ての町屋が連なる。二階にかかる簾が風情を醸し出している

国内外の観光客から特に人気が高い小路で、昼夜を問わず多くの人で溢れています。
また、通りの西側にある「巽橋(たつみばし)」は「祇園で最も絵になる場所」として有名な撮影スポットなので、ここでも着物姿をカメラにおさめておきましょう。

おすすめ小路その2.祇園白川

巽橋を渡った先にあり、白川沿いに建ち並ぶ料亭の風景をたのしめる小路です。春になると約40本の桜がライトアップされ、白川の水面に溶け込む桜と料亭の美しいコラボレーションを堪能することができます。
▲白川の流れに沿うように佇む料亭と桜のライトアップ

また、通常はあまり表に顔を出さない舞妓さんが、夕方ここを歩いていることがあり、生で彼女たちの姿を見ることができるスポットでもあります。滅多に会えることはないので、その姿を一目見ることができたらとってもラッキー!

おまけの豆知識:「舞妓さん」と「芸妓さん」の違い

祇園観光の案内でよく耳にする「舞妓さん」や「芸妓さん」。その呼び名の違いは芸歴の長さにあります。お客さんの前で芸を披露できるプロが「芸妓さん」。対して、芸妓さんになるための下積み修行をしているのが「舞妓さん」です。
▲祇園でよく見かける舞妓風の人たちは、ほぼ全員が舞妓体験中の観光客

「舞妓さん」は街中では滅多にお目にかかれませんが、ごく稀に祇園新橋界隈を歩いていることがありますよ。
本物の舞妓さんかどうかを見分けるヒントは記事の最後でお教えします!

お土産を買いに行こう

ひと通りお目当ての小路を歩いたら、一旦着物を返却して普段着に着替えましょう。夜ご飯までの間は祇園~河原町界隈でお土産購入に勤しんでみてはいかがでしょうか。ここではぐるたび編集部がおすすめするお土産をご紹介。お土産選びの参考にしてみてください。

おすすめ土産その1.錦市場の名店「三木鶏卵」のだし巻き卵

河原町の四条通から一本北に入った通りにある「錦市場」。
京都の台所と呼ばれる商店街の一角に、80年以上の歴史を誇る老舗だし巻卵専門店「三木鶏卵」があります。
▲「三木鶏卵」のだし巻き卵。口に運べば、ふわっ、ぷりっ、じゅわ~の感動に包まれる

北海道産の利尻昆布と削り節をたっぷりと使ってとっただし汁で卵を溶き、秘伝の割合で合わせた調味料で味付けしただし巻き卵は、地元京都っこのソウルフードです。そのおいしさは観光客の間にも口コミで広がり、京土産として注目されています。

また、卵の黄身をふんだんに使用した「黄身あんぱん」など、他にも人気商品があるので、だし巻き卵と合わせて購入してみてはいかがでしょうか。
▲400年以上の歴史がある錦市場

三木鶏卵の他にも、錦市場には120以上のお店が軒を連ねています。新鮮な京野菜や魚介をはじめ、湯葉、寿司、豆腐、お漬物、地酒などあらゆるものが売っているので、グルメやお土産選びのスポットとしても最適です。

おすすめ土産その2.お座敷土産の定番。京都市民に愛される「鯖姿寿司」

天明元年(1781年)創業、実に230年以上も祇園に暖簾を掲げ、「鯖姿寿司」を作りつづける「いづう」。京都っ子なら誰しもがその名を知っている名店中の名店です。
長年、お座敷への出前やお土産として花街のみに卸されてきましたが、1970年からは一般の人でも買える代物となりました。
▲昆布で包まれた寿司を頬張れば、口の中いっぱいに幸せが。断面図が卯(うさぎ)の形になっているのが「いづう」のこだわり

江戸の頃より旦那衆を中心に愛され続けてきた名店の味、お土産にすれば喜ばれること間違いなしの逸品です。
※購入してから常温で2日ほど日持ちしますが、夏の時期など季節によって異なるのでお店の方に必ず確認してください。

おすすめ土産その3.女性に人気の香り玉

▲「香」の看板が特徴的でお店の場所を見つけやすい

古美術商が連なる祇園の新門前通に佇むお香のお店「尾張屋(おわりや)」。
お香やお線香の他、100%天然の香木をブレンドしたオリジナルの匂い袋や防虫香などが揃い、中でもコロンとしたフォルムが可愛い香り玉は女性の間で大人気です。
▲眺めているだけでも癒される香り玉。女子旅土産で人気の一品です

お正月の飾りであるカラフルな舞玉の中に香木が詰められ、ほのかにスパイシーな香りがふわり。玄関やデスクに飾って上品な香りを楽しめる一品は、家族・友人・会社の同僚などに喜ばれることでしょう。

祇園の料亭で本格懐石料理に舌鼓を打つ!

お土産選びも終えてホテル・宿でひと息。夜の帳も下りた頃、いよいよお待ちかねのディナータイムがやってきました!古都の風情溢れる東山・祇園で食べたいグルメと言えば、やっぱり本格的な京懐石料理ですよね。
八坂神社周辺の門前には格式高いお座敷がいくつもありますので、お財布事情と相談しながらお店選びをしましょう。
▲本格京懐石料理の八寸(一例)

京都一の歓楽街もおすすめ

また、「懐石料理はちょっと手が出ない…」という方は河原町エリアに行ってみましょう。京都一の歓楽街なので飲食店も多く、リーズナブルなお値段でおばんざいなどの京都名物をいただくことができますよ。

鴨川沿いに飲食店が連なる「先斗町(ぽんとちょう)」には、市民に愛されている名店も多く、舌もお腹も満足できるグルメなお店が軒を連ねています。
▲先斗町にある名店「ますだ」のおばんざい。京料理の基本に忠実な味付けで、作家の司馬遼太郎も愛したという

初心者もOK!舞妓さんとドキドキ京舞&お座敷遊び

舞妓さんをお目当てにするのなら、本格的な京舞やお座敷遊びが楽しめるプランがおすすめ。夜の予定に入れてみてはいかがですか?
▲舞妓さんと一緒に楽しめて盛り上がれる!

舞妓さんの流れるような動きはお見事です!
京都で1.2を争う観光エリア「祇園」の女子旅おすすめプラン、いかがでしたか?
歴史観光、グルメ、体験、お土産選び、日帰りなど、あらゆる観光ニーズに答えてくれる祇園エリア。日本人のみならず、世界中から祇園を目当てに旅行客がやってきます。ハイシーズンにはとても込み合うエリアなので、目的のお店や体験がある場合は、必ず事前予約を入れておきましょう。

舞妓さんを見分けるヒント

●上唇に口紅を塗っていない(下唇は塗っている)
●顔の左側に「ぶらぶら」と呼ばれる簾のようなものをぶら下げている
●着物の両方の褄(つま)を合わせて左手で持っている

などがありますので、よーく目を凝らして見てみましょう。
でももし、本物の舞妓さんに出会うことができても、声をかけたり、撮影するのは絶対NG!マナーを守って粋な祇園観光を楽しみましょう。

【祇園(八坂神社周辺)へのアクセス】
●阪急京都線・四条駅から徒歩約10分
●京阪本線・祇園四条駅から徒歩約7分
※JR京都駅からは京都地下鉄烏丸線で四条駅下車し、徒歩1分のところにある四条烏丸駅で阪急京都線に乗り換えると便利です
ぐるたび編集部

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