ギネス世界記録認定!世界最大のグラウンドイルミネーション。上越妙高の高原に描かれる光の地上絵

2016.09.16

新潟県妙高市のホテル「アパリゾート上越妙高」の敷地内で開催される「アパリゾート上越妙高イルミネーション」。2015年には「LEDライトで作った最大のイメージ」としてギネス世界記録に認定されました。3度目となる2016年は更にスケールアップ。動きのある光と幻想的な音がおりなす、ストーリー性の高い世界観が楽しめます。

北陸新幹線で東京駅から上越妙高駅まで約110分。新潟県妙高市はスキーと温泉の高原リゾートとして知られる観光地です。

ここ妙高高原で約4万平方メートルという広大な敷地を、約160万個もの光の球で彩るイルミネーションが近年、注目を集めています。コースは、なんと全長約2.5km!そのスケールの大きさは2015年に「LEDライトで作った最大のイメージ」としてギネス世界記録に認定されるほど。まさに世界最大級のイルミネーションです。全コースを回ると、所要時間は徒歩で約90分。時間をかけてたっぷりと楽しめるのも人気の理由です。

もっともおすすめなのは、日が落ちて暗くなった直後の時間帯。かなりの距離がありますので、19:00~20:00頃に訪れれば、ゆっくりと回ることができます。
▲上杉謙信ゆかりの「のぼり龍」と「くだり龍」

イルミネーションをプロデュースするのは、夜景評論家の丸々もとお氏。
2016年は「Myoko Happiness Illumination~幸福を呼ぶ光の双龍~」がテーマ。新潟県上越地方の戦国武将・上杉謙信ゆかりの羅紗(らしゃ)に描かれた「のぼり龍」と「くだり龍」の双龍を目玉に、水しぶきに映像を投影する「ウォータープロジェクションマッピング」など、新しいアトラクションが追加。音と動きのある光で表現される幻想的な世界観にひきこまれます。

今回は、実際にコースを歩き、全部で15ある作品のうち絶対欠かせないポイントをご紹介します。
▲「虹龍の光の大トンネル」

入場ゲートをくぐり抜けるとまず現れるのは300mを超える「光のトンネル」。歩いて行くと、徐々に色が変化していきます。赤はコスモス、黄色はひまわり、緑は蕎麦畑など、妙高高原の豊かな自然をモチーフにした7色のレインボーカラーに包まれながら、ゆっくりと足を進めます。
▲「龍の巣窟」

光のトンネルを抜けて「龍の巣窟」へ。円状の空間の中心には、龍の卵があります。こちらでは、「龍の誕生」をテーマにした光と音のショーが5分間隔で開催されます。全方向から幻想的かつ優しいな音楽が流れ、まるで音と光に包み込まれるかのような感覚に。龍と天空の世界は、いよいよここから本格的にスタートします。卵の中をよく見てみると、龍の姿が…?
▲ウォータープロジェクションマッピング「風神~起承編」

2016年に新しく追加されたウォータープロジェクションマッピング「風神」。20分ごとに、なんと池から噴き上げた水しぶきに映像を投影しているんです!風神の名の通り、まるで目の前までふわーっと迫ってくるようなダイナミックな動きは圧巻。

また、のちに続く「雷神」と合わせてひとつのストーリーを表現しています。どのような物語なのかは、実際に体感してみてのお楽しみに…。
▲「天空の花畑と幻想庭園」

こちらは、天空の世界の一番奥にある美しい花畑。こちらも2016年に新登場したスポットです。よくみると、ひとつひとつの花がハートや星の形をしています。
▲幻想庭園「有機EL龍」

花畑の奥には、光り輝く龍の姿が。他のイルミネーションとは少し違う光り方をしていると思ったら、こちらは紙のように薄い有機ELを用いた、世界初の「有機EL龍」とのこと。
▲ウォータープロジェクションマッピング「雷神~転結編」

「雷神」は、20分ごとに上から降ってくる水に映像を投影したウォータープロジェクションマッピング。上杉謙信や真田幸村といった妙高市近隣にゆかりのある戦国武将の姿が、奥行きのあるウォータースクリーンに映し出されます。

さきほどの「風神」のテーマは「起承」。この雷神のテーマは「転結」であり、両方を観ることでひとつのストーリーが完結します。

最大の見どころ「光の双龍」

上越妙高イルミネーションの最大の見どころといえるのは、なんといっても「光の双龍」です。ゴールに向けてゆるやかで長い坂道に入るのですが、坂の上と下でまったく異なる2頭の龍の姿が見られます。
▲雲上の展望台から見える「くだり龍」

坂の上からは、まるで斜面を駆け下りていくような「くだり龍」の姿が目に入ってきます。坂道の中腹にある「雲上の展望台」が、くだり龍の姿をベストアングルから見ることができるおすすめスポット。
▲光の双龍「のぼり龍」

坂道を下りきった先で振り返ると、そこには圧巻の光景が広がります。今度は視界に収まりきらないほど大きな「のぼり龍」の姿が!妙高の大自然の中をのぼっていくかのような勇壮な姿は、美しくもあり、格好良くもあります。

願いで光が変化!体感するイルミネーション

ちなみに、「光の双龍」にはちょっとした仕掛けがあります。頂上にある「幸福(しあわせ)のゲート」を願い事をしながら通り抜けると、「くだり龍」や周囲のイルミネーションの色が変化します。
▲「願いの鐘」を鳴らすと…?

そして、坂の下にある「願いの鐘」を鳴らせば、今度は「のぼり龍」に変化が!
ちなみに、願いの強さによってイルミネーションの色の変化が異なるのだとか。何か願い事があるときや、大切な人と訪れたときには是非、試してみてください。願い事が叶うかも…。

屋台や「恋人の聖地」選定スポットならではの仕掛けも

イルミネーションだけでなく、会場内には「イルミ屋台村」として飲食コーナーも用意されています。カレーやラーメン、お好み焼きなど有名店のメニューを楽しむことができます。

また、アパリゾート上越妙高は、全国の観光地の中からプロポーズにふさわしい場所を選ぶ「恋人の聖地」プロジェクトの選定スポットでもあります。
▲恋人の聖地 レーザー照射

イルミネーション期間中は、恋人たちへのメッセージをホテルに照射するレーザー演出が登場。他にも施設内で販売されているハート型の南京錠をかけられるモニュメントなど、恋人たちを祝福するスポットや仕掛けがあります。
今回訪れたのは、7月1日~8月31日まで開催された「サマーイルミネーション」でした。9月1日~11月15日までは「オータムイルミネーション」が開催。ウォータープロジェクションマッピングの内容が変更されたり、屋台村の内容が変わるなど、サマーイルミネーションとはまた違った演出を楽しむことができます。

ただ見て歩くだけでも楽しいイルミネーション。それに加えて、動きのある光や幻想的な映像、音楽が絶妙にミックスされた「アパリゾート上越妙高イルミネーション2016 Myoko Happiness Illumination ~幸福を呼ぶ光の双龍~」は、文字どおり幸せな気分をもたらしてくれるオススメスポットです。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
竹谷純平

竹谷純平

フリーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。新潟県出身。SNS運営会社、WEB制作会社等に勤務後、独立。企業でWEBライティングに長年携わった経験とを活かし活動中。東京、アメリカなどを経て新潟へ帰郷した経験と、趣味の旅行での経験とを活かし、「新潟の魅力を内外へ楽しく発信する」をモットーに活動している。フィールドはインタビュー、グルメ、最新ITテクノロジーまでと幅広い。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP