星降るまち「美星町」のカフェ巡りで、明媚な自然と地元食をゆるり満喫!

2016.09.21 更新

美しい星空を望めるまち、岡山・美星町(びせいちょう)。星の出番を待つ間、自然豊かなこの地で過ごすとっておきのカフェ&グルメ巡りはいかが?棚田の広がる絶好スポットで営むお店や、築300年の元祖古民家カフェなど、各スポットをご紹介します♪

溢れる緑が視界を覆う岡山県井原市美星町。美しい星空が望める地区として知られる「星降るまち」は岡山市中心部から車で約1時間半、平均標高約300mと準高原地帯に位置し、夏場には避暑地としてもオススメです。

今回、星空を待つ間に、風光明媚な産地が生んだグルメやロケーション抜群のカフェを回ってきました!

自家製野菜で満足ランチ!「茶処 夜星屋」

一軒目は、絶品ランチが味わえるとウワサの、「茶処 夜星屋(よぼしや)」を目指します。
▲県道48号を走行中に見える木製の看板と旗が目印
▲カフェ敷地からの眺め。青田が広がる頃、吹き抜ける風がとっても涼やか
▲三角屋根の立派な民家で営む

飲食店が少ない美星町で2015年にオープンした「茶処 夜星屋」。手作りの絶品ランチがあっという間に評判になり、平日は地元のお客さん、週末は観光客でにぎわう美星の新星に!

今回は、一日限定10食の「夜星屋ランチ」(税込1,100円)をいただきました。
▲メインディッシュは月替わり。訪れた8月は「チキンのヨーグルトカレー」。まろやかなスパイスのスープカレーで煮込んだ鶏肉がとっても柔らか

「夜星屋ランチ」はメインディッシュのほかに、3つの副菜、サラダ、漬物と、たっぷりの野菜料理がセットになっています。ナスの煮浸しやフキの煮物、大根の酢漬けなど、家庭的な優しい味をまとった美星産野菜がとにかく美味しい!

サラダにかけられた白いドレッシングも手作り。自家製タマネギたっぷりの“食べるドレッシング”は、タマネギ本来の甘さを堪能できる逸品。このドレッシングは持ち帰り(1本税込680円)もできます。

「夜星屋ランチ」のほか、美星の卵をたっぷり使った「オムライス」(税込1,100円)も人気だそう。

そして、食後やカフェタイムに味わいたいのが、夜星屋特製チーズケーキ「moon」。
▲チーズケーキとドリンクの「moonセット」は税込700円

材料は、美星産の牛乳と卵、クリームチーズと控えめに加えた砂糖のみ。小麦粉ナシで2時間じっくり焼き上げるため、口の中でシュワっと瞬時に溶ける驚きのスフレ感。これだけを食べにいく価値アリです!

カフェを営むのは、山本裕子(ゆうこ)さん。レシピの主役という野菜、実は裕子さんのおばあさまが作っているもの。野菜の美味しさをたくさんのひとに味わってもらいたいと、お店を始めたのだそう。
▲裕子さん(写真)のご実家の一階で営業

裕子さんに「夜星屋」の名前の由来を聞きました。

「わたしの実家は、宮大工だった初代の頃から、『夜星屋』が屋号だったのです。本当は、敷地に大きな烏帽子(えぼし)の形の岩があったため、『烏帽子屋(えぼしや)』と呼ばれていたのですが、夜遅くまで仕事をしていて家が明るく輝いていたので、皆さんが『えぼしや』を『夜星屋(よぼしや)』に変え、何代にも渡りそう呼ばれてきました」
▲烏帽子の形に似ている巨石

「ここにはエアコンがありません。夏は扇風機で涼を、冬は火鉢で暖を取ります。不便ですが、どうかありのままの美星を感じていただけたら」と裕子さん。

夜は暗闇に包まれるこの地区で、「夜星屋」の明かりはたくさんのひとに安心をもたらしたことでしょうね。時代を経て、訪れたお客さんの心をポッと照らす、屋号が示す通りのお店でした。

絶品ご当地グルメが集結!「星の郷 青空市」&「お食事処 星の郷」

次に向かったのが、野菜や加工品など町の特産品がそろう「星の郷 青空市」。山奥にありながら、昼過ぎには品薄になるほど人気の名物産直市です。
▲敷地内には、産直市、観光案内所、パン屋などいろんな施設が集まっている
▲産直プラザ内にある「徳山牧場アイス工房」(問い合わせ:0866-87-3380)のジェラート(ダブル 税込380円)もオススメ

「星の郷 青空市」で大人気のスイーツがあると聞き、買い求めたのがコレ!
ジャジャ~ン!なんと手のひらサイズの「イル・パタタ 美星スウィートポテト」(税込648円)。

この「美星スウィートポテト」は、地元シェフが考案した美星発のスーパースイーツ。地元の牛乳と卵、サツマイモ、バター、砂糖のみで作られています。サツマイモの甘みを生かすため、砂糖は控えめ。材料はこれだけなのに、サツマイモ特有のもっさり感はなく、とても品の良い極旨スイートポテトに仕上がっているんです。

町の特産品を作りたいと、地元で飲食店を営む川上直哉さんが試行錯誤。「おばあちゃんのおすそ分け感」にこだわり、生クリームや添加物は不使用。気負いのないレシピとパッケージデザインだけれど、「もらって嬉しい」の極意を得た美星の銘品となっています。美星のお土産にピッタリ!
▲美星の牛乳、卵で作ったプリン(1個 税込324円)もトロリ食感で絶品
「星の郷 青空市」に併設する「お食事処 星の郷」にも人気のご当地グルメがあるんです。
▲「お食事処 星の郷」の店内は天井が高く開放感ある雰囲気

それはご当地バーガーの「美星バーガー」。
▲週末は売り切れる人気グルメ

「美星の名物を」と2010年頃に販売スタート。いまや岡山の数あるご当地バーガーの中で人気バーガーの仲間入りを果たしました。
▲「美星バーガー」(税込420円)。月見バーガーやチーズバーガーなどもあり、テイクアウトもできる

野菜、卵、牛乳、豚肉、バンズなど、ハンバーガーに使われる食材はすべて美星産。

パテに使う豚ひき肉は、地元ブランド豚「美星豚」を使用。飼料にこだわり、美星の自然の中でストレスフリーに育ったブランド豚は、とにかく脂身が甘くて軽やか。

自家栽培のタマネギと「美星豚」、美星の卵などを混ぜて作ったパテは、噛むと豚の脂がジュワっと出てくる!そして、臭みがまったくない!

もっと驚くのは、無農薬の自家栽培にこだわった野菜のおいしさ。あめ色になるまでじっくりローストしたタマネギや、ナス、大根、からし菜と旬の野菜をサンドしています。
▲新鮮野菜がたっぷり!青空市で営むパン屋「きらら」特製バンズは8種類の穀物を使用

産地の恵みがそろい踏みの「美星バーガー」。これぞ、正真正銘の「ご当地バーガー」ですね!
▲「美星豚」のおいしさをストレートに味わうなら「美星とんかつ定食」(税込1,280円)もオススメ。甘めの自家製味噌ダレがからむ

悠久の建物で過ごす至福のカフェタイム「茶房 巴」

最後に目指したのは、静かな山あいに立つ「茶房 巴(ともえ)」。週の半分しか開いてないのですが、美星のカフェといえば、岡山の多くのひとがココを挙げるほどの有名店。

山道の要所に現れる案内板に沿って、一軒の古民家へ。
▲昔話に出てくるような佇まい

今や「古民家カフェ」とうたう店はたくさんありますが、巴さんはなんと築300年。外観も内観もレトロ感がハンパじゃありません。
▲土間のエントランスは異空間。アンティークなものたちで溢れているのに統一感があるからフシギ
▲テレビが金魚鉢に?!とってもフォトジェニック!

店主の佐藤玲子(れいこ)さんは2000年、「古民家カフェ」という言葉も珍しい時代に、江戸時代に造られた民家をリフォームしてカフェを始めました。

「茶房 巴」で味わえるのは、抹茶セット(税込500円)とコーヒーセット(税込600円)。セットに付くデザートは、シフォンケーキなど玲子さんがその日の気分で焼き上げます。
▲こちらは抹茶セット。庭にある野花を添えて

この建物にもエアコンはありません。夏場でも、清く涼しい美星の風が店内を通り抜けます。
「癒しを求めて、男の子が1人でふらりと来るのよ。人と人とのつながりを感じられる店でありたい」と玲子さん。写真はNGでしたが、玲子さんは物腰がとても柔らかく、ステキなマダム。訪れた際はぜひ、玲子さんとの会話も楽しんでくださいね!
美星のグルメ&カフェ巡り、いかがでしたか?
優しい風を体に受けながら、その地の食をゆっくりと味わう。日常の延長線上にある美星のおもてなしは、わたしにとって至福の非日常。

美星の星空と一緒にぜひ、その魅力も味わってみてくださいね♪
ココホレジャパン

ココホレジャパン

ココホレジャパンは「地域の魅力を広告する」地域広告会社です。 広告といってもチラシやポスターをつくるだけではありません。地域のおいしい野菜があれば、それを使って商品も作ります。素敵だと思う商品を販売したりもします。地域の魅力を掘り起こして「これ、いいでしょ!」と伝えていく、それが私たちの仕事です。

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