漁協直営レストラン「でじま朝市/朝市食堂」で“じげもん”(=地元のもの)を味わう贅沢

2015.06.17 更新

日本の最西端に位置し、三方を海に囲まれた長崎県。対馬海流という流れに乗り、様々な魚が回遊し、長崎県内に水揚げされる魚種は300種以上と、魚種の豊富さ全国1位と言われています。さらに漁獲量は全国2位(「H24年漁業・養殖業生産統計年報」より)。鯛や鯵のほか、ふぐやあなごにいたっては、全国1位の漁獲量を誇っています。そのため、長崎のまちには、新鮮な魚介を楽しませてくれる飲食店がたくさん! 今回は、長崎港にある複合商業施設「出島ワーフ」にある漁港直営の直売所&レストラン「でじま朝市/朝市食堂」を訪れました。

漁協直送の直売所でリーズナブルに魚介を手に入れる!

和食や洋食、中華などの飲食店を中心に個性豊かなショップが並ぶ複合商業施設「出島ワーフ」。目の前には長崎港、その奥には稲佐山を望む人気スポットです。

今回訪れた「でじま朝市/朝市食堂」を運営するのは、長崎市南部、長崎半島の南端に位置する「野母崎三和漁業共同組合」。四季を通じて温暖な気候で、三方に角力灘、天草灘、橘湾という恵まれた漁場を有する旧野母崎町・旧三和町(現在は長崎市に合併)は、古くから漁業が盛んな地域。毎朝、漁協から約28km離れた「出島ワーフ」まで、水揚げされたばかりの魚介が運ばれてきます。
毎朝、漁協から新鮮な魚介をトラックで運んでくるのは、「でじま朝市/朝市食堂」料理長の永石秀三さん。「市場を通さないから鮮度が違うし、価格もかなりお得ですよ」。早い時間帯には、プロの料理人も仕入れに訪れるほど人気なのだそうです。
▲その日の朝、水揚げされたばかりの魚介がズラリ!

永石さんには、料理長に加え、「おさかな相談員」という肩書きを持っています。「今日は煮物にしたいけど、どの魚がおすすめ?」「この魚はどんな調理法がいい?」といったお客様のいろんな相談に応えてくれる心強い存在です。

そんな永石さんから、突然、こう訪ねられました。「ひいらんぎょって魚、知っとるね」。正直、初めて耳にした名前です。「この辺りではカワハギのことをひいらんぎょって呼ぶんよ」。ほかにも、ホウボウのことをガッツと呼んだり、オジサンをウミゴイと呼んだり。同じ魚でも地域によって呼び名が違うのも面白いですね。
「出島朝市」で購入した魚は、調理代(300円~・税込)を支払えば、刺身、焼く、煮るなどの調理法を指定して、店内のレストランでいただくこともできます。
▲旬の魚介がたっぷり!「BBQセット」(2人前2980円・税込)

また、年間を通してBBQ設備があり、お得なセットもあるほか、「でじま朝市」で購入したばかりの魚介を焼いていただくこともできます。

レストラン「出島食堂」で鮮度抜群の魚介料理を堪能

長崎港の美しい風景を眺めながら、鮮度抜群の魚介料理が楽しめる「出島食堂」では、ブランド魚「野母んあじ」の活き造りのほか、一品料理や各種定食もそろいます。
この日は、お皿からはみ出んばかりのレンコ鯛を煮付けていただきました。鮮度が良く、ふっくした絶妙な食感にお箸がどんどんすすみます。
▲左からイサキ、アジ、ヒラス、イシダイ

また、お刺身メニューは常時7~8種類がスタンバイ。「刺身定食」(1,300円・税込)のお刺身は、店内に掲示された「本日のお刺身」メニューから好みの4種類を選ぶことができます。
長崎県はあまり知られていませんが、焼酎や日本酒の醸造も盛んです。ここ「朝市食堂」には、長崎県内で醸された“県産酒”も揃っており、魚介料理との相性も抜群です。

風光明媚な長崎港の景色を眺めながら、旬の魚介を存分に味わう贅沢。これは、やみつきになりそうです。
寺脇あゆ子

寺脇あゆ子

福岡を中心にグルメや旅などを中心に活動するフリーの編集者・ライター。美味しいものがあると聞けば、行かずにはいられないフットワークの軽さが自慢。主な仕事はグルメ情報誌「ソワニエ」、greenz.jpなど。

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