日本一パンダに近い場所。アドベンチャーワールドがすごい!
パンダをはじめ、たくさんの動物たちと驚くほどの近さでふれあうことのできるテーマパーク「アドベンチャーワールド」。ただの動物園だと侮ることなかれ。圧倒的なスケールと、感動的な動物たちとの出会いが待っています。

動物好きにはたまらない!?広大な夢の王国

「アドベンチャーワールド」は、動物園・水族館・遊園地が一体となったテーマパーク。 甲子園球場約20個分という広大な敷地には、パンダだけでなく、さまざまな動物が暮らしています。




夏バテぎみのブタさんまで。
とまあ紹介しだすとキリがないですが、「アドベンチャーワールド」で見ることができる動物は、その数なんと約1,400頭。陸・海・空の動物たちが一堂に会す、動物好きにはたまらない夢の国です。
その規模の大きさもさることながら、他の動物園ではなかなか味わえない大きな特長が、動物たちとの距離の近さ。

「え、そんなに近づいても大丈夫なの?」
こちらが心配になってしまうくらい、驚くほど動物たちに近づくことができるほか、豊富な体験・アトラクションが用意されていて、たくさんの動物たちとふれあうことができます。

「うちはもちろんパンダが有名ですが、他にもいろんな動物とふれあえるのがウリ。『人間(ひと)と動物と自然とのふれあい』をテーマに、とにかく間近で動物たちを感じてもらおうというコンセプトでやっています。その分安全管理など、運営面で難しかったり大変な部分もあるんですが…」
お話を伺ったのは、広報の髙濱光弘(たかはまみつひろ)さん。
ただでさえ広大な「アドベンチャーワールド」。サファリ―ワールドやビッグオーシャン、アニマルランド、ふれあい広場などのいくつかのエリアに分かれていて、さらにエリアそれぞれで、たくさんの体験・アトラクションメニューが用意されているので、それはそれはボリューム満点です。
ここからは、数ある体験・アトラクションの中からオススメ体験を中心にダイジェストでご紹介しましょう。
散策方法はいろいろ!サファリワールドで気分は探検隊

写真は、「ライオンテラス」と呼ばれる展望台。真下の草原ではライオンたちがくつろいでいます。その後ろに広がっている広大なエリアがサファリワールドです。 その景色は、まるでハリウッドの恐竜映画のよう。
テラスから眺めているだけでもワクワクしてくるこのサファリワールド。肉食動物ゾーンと草食動物ゾーンにわかれていて、さまざまな方法で散策・探検できるようになっています。



さらに、草食動物ゾーンでは、自転車や専用のカートをレンタルできるほか、徒歩でめぐることも可能。 動物たちの目の前まで歩いて行けるんです。 このあたりがふれあい重視のさすが「アドベンチャーワールド」。 自分好みのツアーを組み合わせながら、自分なりの方法で探検してみてください。
アフリカゾウにサイにキリン!エサやり体験に大興奮!

やってきたのはアフリカゾウエリア。 必死に鼻を伸ばす大きなアフリカゾウ。

ゾウの鼻に恐る恐るバナナを差し出す子どもたち。 ゾウは器用に鼻先でバナナをつかむと、あっという間に体内に吸い込んでしまいました。

ゾウ以外にもフィーディング体験ができる動物はいっぱいいます。 キリンやシロサイ、マレーバク…。

フィーディング体験の中には、動物の種類によって時間が決まっているものもありますので、要注意。 入園時にもらえる「パークガイド」を見ながら、計画的に回りましょう!
さまざまなアトラクション!見どころいっぱいの園内に大興奮!
触れる!

乗れる!

癒される!

ビッグオーシャンと呼ばれる巨大プールでは、一日3回、イルカたちによるショー「マリンライブ」も開催されています。


いやいや、とんでもない。 ご覧のとおりどのエリアも見どころいっぱい。丸一日いても飽きることはありません。
いよいよご対面!間近で見るパンダに大興奮!
まずは、パンダの豆知識から。
パンダ(レッサーパンダと区別するため正式名称はジャイアントパンダと呼ばれる)は、大昔からその生態を変えずに現代まで生き抜いてきたとされているため「生きた化石」と呼ばれるほど歴史のある動物。しかし、野生のパンダが生息しているのは、中国の山岳地帯、霧に閉ざされた山深い山地林のみで、パンダの習性はとらえどころがないことなどから、近代まで「幻の動物」とされて来たんだとか。

「もともと繁殖率や生まれた子供の生存率が他の動物に比べ低いことも絶滅が危惧されている理由のひとつです。パンダの雌が妊娠できる状態にあるのは、年にたったの2日だけ。この間に雄と雌が出会うことができなければその年は子どもができないんです」
とパンダ担当のスタッフの方。
なるほど、かわいい外見に似合わず、そんなにレアでナイーブな動物なんですね。
そこで今では、保護団体や中国政府が国を挙げて保護する動物に。
そんななか、「アドベンチャーワールド」では1994年、ジャイアントパンダの自然繁殖を研究するため、中国成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の日本支部として日中共同研究をスタート。「アドベンチャーワールド」に2頭のパンダがやって来ました。
以来2016年現在まで、14頭の繁殖に成功。これは、中国本土を除けば世界最多。 「アドベンチャーワールド」はパンダの飼育と繁殖において、今や世界有数の存在なんです。


とはいえ、そこはやはりパンダ。食べては寝て、ぐうたらして…。人間に置き換えてみると、それはそれはなかなかのぐうたら生活。

クマの仲間で、もともとは肉食獣だったとされるパンダ。進化の過程で草食になり、冬でも枯れることのない竹を主食にするようになったそう。スタッフの方によると、シカなどの草食動物は、100gの草から80gもの量を栄養分として吸収するのに対し、パンダは100gの竹からたったの17gしか栄養分を摂取できないんだとか。
「起きているときはいつも食べてます」
広報の髙濱さんも笑顔でパンダを見つめます。

ここまで、「アドベンチャーワールド」には、さまざまな体験・アトラクションがあると紹介してきました。
「パンダには、体験やアトラクションはないの?」
もちろんあります!
それが、「パンダラブツアー」(所要時間:約50分、1人税込7,000円)です。体験者を「パンダラブ」のバックヤードへご案内。今までにないほど間近でパンダに対面できるというツアーです。
しかし、この「パンダラブツアー」は、パンダの体調など、諸事情により1日1回15人しか体験できないという非常に貴重でレアなツアー。ホームページ上からの事前予約限定で、それでも連日すぐに予約が埋まってしまうという人気ぶりだそう。
さらに、詳しいツアーの内容は公開NGだそうで…。
それでもなんとか交渉し、必死に食い下がった筆者。 髙濱さんのお許しを得て、ちょっとだけご紹介します。


ただでさえレアなパンダと間近にふれあえる「パンダラブツアー」。 気になる方はぜひ「アドベンチャーワールド」のホームページをチェックしてみてください。

「アドベンチャーワールド」のたくさんの動物たちとの出会いに、大人も子どもも、ファミリーもカップルも 大満足間違いなしです。
アドベンチャーワールド
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
[開園時間]9:30~17:00(季節によって変動あり)
[定休日]不定休(ホームページでご確認ください)
[入園料(1DAY)]大人(18歳以上)4,100円、シニア(65歳以上)3,700円、中学生・高校生(12歳~17歳) 3,300円、幼児・小学生(4歳~11歳) 2,500円※すべて税込
※各種体験・アトラクションメニューの開催時間や料金などの詳細はホームページをご確認ください。
0570-06-4481(アドベンチャーワールド インフォメーション)

James
イギリス人と日本人とのクォーター。大学では工学部、情報システムを専攻したかと思えば、ミュージシャンとしてギタリスト、MC、DJとして活動。TVやラジオなどでも活躍。その後(株)アドビジョンにて、デザインやコピーライティングなどマルチに活躍。バックグラウンドを活かした独自の視点が人気のライター。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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