京都駅付近のおすすめ観光スポット8選。朝・昼・夜楽しもう!

2016.10.05

京都の玄関口、JR京都駅。京都旅行する人の多くが利用する駅付近で、ちょっと時間が余ったときにさくっと行けるおすすめの観光スポットが知りたいと思ったことはありませんか?大定番から一度は行っておきたい新名所まで、京都駅から徒歩やバス・電車で30分以内のおすすめ観光スポット8選をご紹介します。観光案内所に行く前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▲古い街並みの中で目を引く近代的なJR京都駅

1,001体の千手観音像が並ぶ「三十三間堂」

最初に紹介する京都駅付近のおすすめ観光スポットは、1,001体の千手観音像が並んでいることで有名な「三十三間堂(正式名称:蓮華王院本堂)」。京都駅から約2km、歩いておよそ30分、路線バスだと約10分で行けるお寺です。京都市東山区にある「天台宗妙法院」の境外仏堂で、本堂にある柱の間が33個あることから三十三間堂と呼ばれています。
▲「三十三間堂」本堂

三十三間堂に行ったら見ておきたいのが、「二十八部衆立像」の側に立つ「千手観音立像」。その数はなんと1,001体です。千手観音像は一体一体が頭上に11の顔を、左右に40の手を持つ像で、それが1,001体も並んでいるのですから、ものすごい迫力です。
▲正面にあるのが二十八部衆立像。その周りを取り囲むように立つのが千手観音立像

年明けに三十三間堂へ行く機会があれば、毎年1月15日付近の日曜日に行われる「大的大会」は一見の価値ありです。江戸時代の「通し矢」にちなむ弓引き初め大会で、全国から条件を満たした新成人約2,000人が参加。晴れ着姿での競技は華やかで、京都の風物詩の一つといえるでしょう。
▲新春の風物詩「大的大会」

京都駅前のシンボル「京都タワー」。朝から夜までいつ行っても楽しい!

続いては、京都駅から徒歩約2分で行ける人気観光スポット「京都タワー」です。京都市街で1番高い地上100mの展望室からは、四季折々の京都を360度見渡せます。
▲京都駅から最も近い観光スポット「京都タワー」

展望台、レストラン&バー、名店街のほか、京都タワーの地下3階には、朝7時にオープンする大浴場も。夜行バス利用者や早朝ランナーを中心に人気を集めています。朝ランで汗をかいても、ここでさっぱりしてから出かけられますね。

朝から夜まで楽しめる京都タワー。京都観光の始まりや締めくくりにいかがですか?

自然を楽しむ「梅小路公園」。近くには水族館や博物館などの新名所も

休憩がてら自然を楽しみたい人におすすめの観光スポットが「梅小路(うめこうじ)公園」。京都駅から塩小路通を西へ徒歩約15分で行ける観光スポットです。
▲梅小路公園「朱雀の庭」の渓流

「梅小路公園」は、京都駅付近に位置しながら、自然溢れる空間として平成7(1995)年に開園。公園内には、芝生広場のほか、川原遊び場、イベント広場(七条入口広場)などがあり、有償施設として日本庭園「朱雀の庭」や人工物と自然の共存を図る「いのちの森」、京都市電で初導入した車両が走る「チンチン電車」、レストランや多目的貸室がある「緑の館」など、多くの施設が充実しています。総面積は約13.7ヘクタール(東京ドーム約2.5個分)。広大な都市公園として多くの人に親しまれています。
公園内には京都市初の本格水族館「京都水族館」や、すぐ近くには2016年4月に開館した「京都鉄道博物館」もあります。梅小路公園でのんびりしつつ、時間があれば京都鉄道博物館にも足を運んでみてください。お寺とはまた違う、京都の観光スポットを満喫してみてはいかがでしょうか。
▲京都鉄道博物館にある体験展示「SLスチーム号」。蒸気機関車が牽引する客車に乗車できる

歴史を知ると奥深いお寺「西本願寺」「東本願寺」

各寺院にはそれぞれの生い立ち、歴史がありますが、京都駅付近を散策するのなら、ぜひ知っておいて損はないのが「本願寺」の歴史です。なぜ京都には「西本願寺」と「東本願寺」があるのか。違いは何なのか。少しでも知っておくと、見る目が変わるかもしれません。
▲西本願寺の「御影堂」

京都駅から徒歩15分ほどの場所にある「西本願寺」。世界文化遺産にも登録され、国宝・重要文化財などの宝庫と言われています。

一方、浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺を現在の地に造った豊臣秀吉の死後、西本願寺の宗派が分裂し、徳川家康が造ったのが、浄土真宗大谷派の本山・東本願寺です。「本願寺」というと、本来は現在の西本願寺のことを示します。
▲東本願寺の「御影堂」

本願寺の分裂にはさまざまな言い伝えがありますが、「関ヶ原の戦い」から2年後の慶長7(1602)年、豊臣家と本願寺が手を組んで抵抗してくることを恐れた徳川家康が、本願寺の内部分裂を利用し、本願寺の東側に現在の東本願寺を建てたと言われています。建造物をよく見ると、西本願寺と東本願寺では使用されている柱の素材や畳の向き、門の形状(西本願寺は曲線的、東本願寺は重圧的)などが、あえて異なるものを使用したかのように相対しています。

近くに造られた2つのお寺を、歴史的背景も踏まえながら見てみると、また別の一面が見えてくるかもしれません。

朱の千本鳥居で有名な「伏見稲荷大社」

続いては大定番、伏見稲荷大社です。行ったことがなくても、朱(あけ)色の鳥居が続く「千本鳥居」の風景を、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。京都駅からJR奈良線で約5分の伏見稲荷駅で下車。国内外から、千本鳥居目当てで伏見稲荷大社に訪れる人が多いといっても過言ではない京都駅付近のおすすめ観光スポットです。
▲思わずカメラを手に取る、伏見稲荷大社・千本鳥居

伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮。起源は和銅4(711)年、豪族の秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山の三ヶ峰に三柱の神を祀ったのがはじまりと言われています。千本鳥居のほかにも、巨大な「楼門」や、国の重要文化財にも指定されている「本殿」、伏見稲荷大社の象徴でもある「白狐(びゃっこ)」像など、見所は盛りだくさん。
▲天正17(1589)年、豊臣秀吉によって造営された「楼門」
▲稲荷大神に使える眷族(けんぞく)=神様の使い「白狐」の像

体力に自信がある人には、神様が降臨したと言われる稲荷山の山頂を目指す「お山めぐり」もおすすめ。伏見稲荷大社本殿から山頂・一ノ峰まで約2kmの道のりをぜひ楽しんでみてください。
▲稲荷山全体を遥拝する奥社奉拝所から山頂へと続く道のり

京都随一の新緑・紅葉スポット「東福寺」

伏見稲荷大社から京都駅方面に約20分歩くと見えてくるのが、日本最古・最大級の伽藍をひきいる「東福寺」。京都でも屈指の新緑・紅葉の観光名所です。境内には約2,000本ものカエデが植えられ、絶景を見に、例年11月下旬~12月上旬の紅葉シーズンは多くの観光客で賑わう、おすすめの観光スポットです。
▲「通天橋」から見下ろす紅葉

中でも人気なのが、「通天橋」から眺める6万坪に広がるカエデ。参拝料の400円を支払えば、通天橋の上から、葉が三つに分かれる「通天紅葉」が見られます。混雑がちょっと苦手……という人には、無料でゆっくり紅葉が楽しめる「臥雲橋(がうんきょう)」からの景色もおすすめです。
▲臥雲橋から見上げる通天紅葉

20万平方メートルを超える広大な敷地を誇る東福寺。日本最古にして最大級の伽藍だけあり、美しい本坊庭園や5,000点を超える文化財など、歴史ある建造物が多く残されています。
▲苔と敷石の市松模様が見事な本坊庭園

また、東福寺は「禅」ビギナーにも優しいお寺。2017年10月から11月には、期間限定で拝観時間後に特別夜坐(やざ)体験を実施します。日頃のストレスを解消したい方や、自分と向き合う時間をもちたい方など、ぜひ一度体験してみては。

※空き状況により予約ができない可能性があります。予めご了承下さい。

五重塔で知られる「東寺」

国宝でもあり京都のシンボル「五重塔」で有名なお寺、それが東寺(教王護国寺)です。京都駅から徒歩約15分の位置にあります。

「鳴くようぐいす平安京」で覚えた人も多い794年の平安遷都の際に、国家を守るため桓武天皇が造建。後に弘法大師空海により密教を広める中心的な役割を担いました。 弘法大師の月命日である毎月21日には、骨董や古着、屋台などが集まる弘法市を開催しています。
▲新幹線からも見える東寺の五重塔

毎朝6時頃からは、一の膳、二の膳、お茶をお供えする「生身供(しょうじんく)」の見学を無料で開催中。無病息災と仏様の徳を授かりに、早起きして参加してみてはいかがでしょうか。
▲五重塔と名物の不二桜(八重紅枝垂桜)のライトアップ

また、春・秋には夜間特別ライトアップも行っており、夜に訪問する楽しみも。新幹線の南側の窓からも見える、高さ55mの五重塔と、高さ13mの巨木・不二桜の競演は荘厳の一言。一生に一度は拝んでおきたい日本の風景です。
以上、京都駅付近でおすすめの観光スポットをご紹介しました。同じスポットでも、冬や紅葉の時季など、季節によって風景が変わりますので、一度行ったことがある場所であっても、改めて行くとまた違った一面が見られるかもしれません。

京都駅からは観光バスも出ていますので、そちらを利用して周辺観光を楽しむのもおすすめ。ぜひ次回の京都旅行の参考にお役立てください。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

学びや刺激・感動のある旅サイト「ぐるたび」の編集部。選りすぐりの旅グルメ&観光情報レポートを発信していきます。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
PAGE TOP