昔懐かしい木造駅舎と特急電車に出会う・長野電鉄の旅/古谷あつみの鉄道旅 Vol.10

2016.10.10

古谷あつみの鉄道旅!今回も鉄道ライターの土屋武之さんと共に鉄道旅行の楽しみ方をお届けします!これまで、鉄道車両や車窓などを中心に紹介しているこのシリーズ。今回は長野電鉄の「駅舎」にスポットを当てます!もちろん、あの懐かしい特急電車も登場。空撮鉄道写真「空鉄」で有名な吉永陽一さんに駅舎撮影をレクチャーして頂きながら、「ながでん」の魅力に迫ります。

今回の見どころはここ!

1.「昭和」と21世紀の現代が交錯する駅
2.これぞ王道!木造駅舎らしい、木造駅舎!
3.りんご色の電車と長野電鉄の歴史
4.駅舎撮影で知る、湯田中駅のにぎわい
5.特急「スノーモンキー」に乗る!

1.「昭和」と21世紀の現代が交錯する駅

今回の旅の舞台は「長野電鉄」。長野県北部に路線を持つ鉄道会社です。
長野電鉄には昭和の香りが漂う木造駅舎が今もなおいくつか残っており、その歴史に思いをはせながら見ていくと、とっても面白いことがわかりました!
旅のスタートは、長野県随一の観光スポット善光寺のお膝元、長野駅です!

古谷「今回は、まず駅舎にスポットを当てたいと思います。」
土屋「長野電鉄には古い木造駅舎がけっこうあるし、歴史も面白いよね。」
古谷「撮影を通して、読者の皆さんに駅舎の魅力を伝えたくて。吉永さん、レクチャーよろしくお願いします。」
吉永カメラマン「よろしくお願いします!」
古谷「では、出発~!」
▲地下にある長野電鉄長野駅から出発!停まっている電車は特急「スノーモンキー」
▲レトロな木造駅舎が残る朝陽駅

まず、私たちが訪れたのは「朝陽駅」。
長野駅から普通列車に揺られること15分弱。所要時間からもわかるように、長野市内に通勤、通学する乗客が多く利用する駅です。駅周辺には住宅街が広がっています。
朝陽駅に降り立って、ビックリ!
木造駅舎はもちろん素晴らしいのですが、落ち着いた駅には似合つかわしくないほどの多くのお客さんが乗り降りしていたのです。
▲朝陽駅の利用客は多く、駅員さんが改札口に立ちます

この日、私たちが朝陽駅に到着したのは、通勤客が多く利用する時間帯。平日なので当たり前かもしれませんね。
自動改札もなく、駅員さんが改札業務を行っています。
スーツを着たサラリーマンや、流行の服を身にまとった女子大生などが次々と駅に出入りする。昭和の香り漂う駅舎とのアンバランスさが、なんとも言えない雰囲気です!
▲昔ながらのきっぷがたくさん並ぶ(写真右)

古谷「見てください!きっぷも硬券タイプのものがズラリと!」
土屋「レトロなのは駅舎だけじゃないようだね。」
▲待合室のベンチも、使い込まれた感じがする木製!

古谷「ベンチも木製ですね。落ち着きます。」
土屋「僕も何回かここに来ているけど、ずっとこんな雰囲気だよ。」
▲駅名看板の文字も、ちょっと懐かしい感じ

古谷「看板もなんだか昭和!駅名の文字が昭和チックですね!」
土屋「この佇まいがなんとも言えないね。利用客は、駅舎を通らなくても改札まで行ける造りだ。」
古谷「白い壁や、軒下の感じが、おばあちゃんの家!って感じがする~!」
土屋「日本家屋のような造りだね。朝陽駅自体の開業は1926(大正15)年。駅舎も相当長い歴史がありそうだ。」
▲木造の駅舎には、ステンレス製の近代的な電車が意外に似合う

古谷「こういった駅舎って、ありそうでなかなか無いですよね…。」
土屋「そうだね。それに、長野駅からこの距離だろ?鉄道ファンのあいだでも人気なんだ。」
古谷「列車の本数も結構ありますし、駅舎巡りなんてのも素敵ですね。」
土屋「渋い駅舎が他にもあるんだ。そちらにも行こう!」

2.これぞ王道!木造駅舎らしい、木造駅舎!

▲長野電鉄でも1、2を争う風格を持つ村山駅

「村山駅」は朝陽駅から湯田中駅方面に3つ目の駅。このあたりから住宅がすこしずつ減り、田園風景が広がるようになります。
乗降客が多かった朝陽と比べ、村山はひっそりとした雰囲気。こちらは無人駅で、いっそう静かです。

古谷「こ、この駅はまた渋い。朝陽とはまた違った雰囲気の木造駅舎ですね。ザ!木造駅舎!というか。」
土屋「これこそ、木造駅舎!といった雰囲気の駅舎だね。」
古谷「さっきの朝陽は可愛らしい感じがしましたが、それに対し、村山駅は渋さと貫禄がありますね~」
▲有人駅だった頃は、きっぷ売り場だったところ

古谷「駅舎の中も時間が止まったような雰囲気ですね。映画のワンシーンみたい。」
土屋「昔は有人駅だったんだよ。」
古谷「今まで、いろんな人を見送り、迎え入れてきたんでしょうね。この雰囲気を写真に残したいです!吉永さん!」
吉永カメラマン「はいはい。私の出番!ですね!まずは、一枚正面から…。」
▲吉永カメラマン撮影の外観カット

吉永カメラマン「古谷さん、この駅舎の何を、見ている人に伝えたいですか?」
古谷「やっぱり、この木造駅舎の雰囲気がわかりやすいものがいいです。」
吉永カメラマン「それなら、まず玄関周りを撮りましょう。」
古谷「玄関は、駅の顔ですもんね!」
▲吉永カメラマンと同じアングルで撮った、私、古谷の作品。いかがでしょうか…

駅舎を含む、全ての建物の撮影の基本は、しっかり水平に撮ること。下から煽って撮影するなど、建物が歪んだ写真になると、見た人に不安感を与えてしまう写真になるそうです。
それではせっかくの写真も台無し。吉永カメラマンに教わった通り、基本に忠実に撮影に挑みました!
▲駅舎や線路がしっかりと水平に写っています(吉永カメラマン撮影)

古谷「うわ!吉永さんの写真、綺麗!」
吉永カメラマン「白い壁や木の風合いなど、木造駅舎にしかない魅力ってあるじゃない?」
古谷「そういった雰囲気を伝えたいですが、なかなか難しくて。」

村山駅は、ずっと眺めていても飽きないほど、味のある素晴らしい駅舎ですが、それを伝えるために苦戦する私…。
明るさの加減によっては、木目は綺麗に見えるけど、白い壁の風合いは明るすぎて飛んでしまったり、その逆で、白い壁の風合いは出せても、木目が消えてしまったりと、その魅力を伝えるのは難しいのです。

古谷「せっかくこうして取材しているし、この目で見たものとできる限り近い雰囲気を伝えたいです。」
吉永カメラマン「そうですよね。次は、古谷さんが伝えたいことを切り取った写真を撮ってみましょう。」
古谷「私が伝えたいことかぁ…。あ!そうだ!」
▲古谷の作品。伝えたいことが伝わったでしょうか?

私が皆さんに伝えたいと思ったのは、この木造駅舎らしい壁と窓。窓枠や壁の木目が美しく、時の流れを感じさせてくれる素晴らしい雰囲気を放っています。

吉永カメラマン「うん、良いじゃない!良い感じ!」
古谷「読者の方に伝わるといいなぁ…。吉永さんの写真も見せてください!」
▲再び、同じアングルでの吉永カメラマンの作品

古谷「土屋さんの後ろ姿がまたいい感じですね…。」
吉永カメラマン「ふふふ!」
土屋「いつの間に撮ってたんだ…。さあ、そろそろ列車の時間だ。小布施(おぶせ)駅にも面白いものがあるんだよ。行こう!」

3.りんご色の電車と長野電鉄の歴史

▲小布施は栗の名産地としても知られていますが、駅の構内には…

次にご紹介するのは、土屋さんが面白いものがあると言っていた小布施駅。長野電鉄のなかでも大きい駅で、特急を含む全ての列車が停車します。観光地としても知られているところで、駅舎も新しく、立派ですが…なにが面白いのでしょうか?
▲長野電鉄の特急電車が駅の構内にいた!

古谷「あ!あれはなんですか!?土屋さんが言っていた面白いものってあれですか?」

小布施駅構内には、1990(平成2)年に開設された「ながでん電車の広場」があります。
ここでは長野電鉄のオリジナル特急電車「2000系」のD編成(A~Dの4本があったうちの1本)が保存されており、小布施を通る乗車券、または入場券(大人170円・子供90円)を持っていれば、誰でも自由に入ることができるのです。
▲ホームから、直接「ながでん電車の広場」へ通路がつながっています。展示用の線路の上を歩いて行けるのも面白いところ

古谷「可愛らしい色の車両ですね。」
土屋「この色はリンゴをイメージして塗装されたと言われている。」
▲2000系は2012(平成24)年まで、現役の特急電車として走っていました

古谷「車内にも入れるんですね。」
▲2000系の車内には、2人掛けの座席が並んでいます

土屋「これは1964(昭和39)年に造られた車両なんだ。特急として、多くのスキー客や温泉客を乗せていたんだよ。」
古谷「ところどころに、その面影がありますね!」
▲つり革代わりの手すりがスキー板をひっかけるのにちょうど良く、多くのスキー客が板を立てかけていた

土屋「もともとは、栗まんじゅうみたいな色をしていたんだ。」
古谷「栗まんじゅうって…茶色ですか!?」
土屋「そう。お互い関西人同士、阪急電車のマルーン色に似た色といえば伝わるかな?」
古谷「おお!それは素敵ですね。」
▲昭和の特急列車の雰囲気が漂う車内

古谷「こうして座ってみると、当時の人はどんな景色を見ていたんだろうって、考えちゃいますね。」
土屋「昔は大いに賑わっていたんだ。スキーブームの頃なんて凄かったそうだよ。長野電鉄は昔から、観光輸送には力を入れていてね。」
古谷「スキーって、車で行く人が多いんじゃないんですか?」
土屋「今はね。でも、昭和30~40年代頃は、スキーは電車で行くものだったんだ。1982(昭和57)年まで上野から湯田中まで直通する『志賀』という急行だって走っていたんだよ。」
▲観光列車用として登場した歴史が、座席の配置からもうかがえます。今でいうアテンダントも、昔は乗務していたとか

古谷「上野から湯田中まで!?国鉄から長野電鉄に乗り入れていたんですね?」
土屋「そうさ。みんな、スキーや温泉目当てに列車に乗ったもんさ。」
古谷「なんだか、ワクワクする話ですね。」
土屋「長野電鉄といえば、やっぱり湯田中温泉や志賀高原が人気だからね。」
古谷「それは今も昔も変わらない…。」
土屋「さて、乗りたい列車があるんだ。もうすぐ来るから、そちらにも乗ろう!」
▲2000系の後を継いだ現在の長野電鉄の特急電車のひとつ、「ゆけむり」がやってきた

古谷「あれ!?これはなんか、小田急ぽくないですか?」
土屋「ぽいじゃなくて、もともと小田急で走っていた10000形ロマンスカー『HiSE』だよ。今は『ゆけむり』という愛称がついている。」
▲小田急時代と変わらず人気がある展望室

土屋「進行方向いちばん前の展望室は、人気ですぐに埋まるんだけど、いちばん後ろは比較的穴場でさ。空いているんだよ。」
古谷「さすが、土屋さん…。」
▲「いちばん後ろ」の席が狙い目!?迫力ある車窓が楽しめます

古谷「やっぱり眺めは最高ですね!」
土屋「小田急時代も新宿から箱根湯本まで温泉客を乗せていたけど、今も湯田中まで温泉客を乗せているんだ。」
古谷「この車両の役割は、今も昔も変わっていないってことですね。」
土屋「一般の客室の方も見ておいでよ。『ハイデッカー車』と言って、床が一段高くなっていて、そちらからの眺めもいい。」
▲一般客室部分は、床が高くなっています

古谷「ずいぶん目線が高くなりますね。こちらからも素敵な景色が見えます!」

元小田急の眺めの良い車両で、私たちは終点の湯田中駅を目指します。驚くことに、長野電鉄の特急は、乗車券のほかに大人100円、子供50円の特急料金があれば乗れるんです!

4.駅舎撮影で知る、湯田中駅のにぎわい

▲「ゆけむり」で湯田中駅に到着!

さて、今回の旅の終着駅、湯田中に到着です。
湯田中駅は長野電鉄長野線の終点。湯田中温泉の最寄り駅であるとともに、志賀高原への玄関口となる駅です。この駅から、各温泉や志賀高原へと多くのバスも出ており、近年は訪日外国人客で賑わっています。
▲多くの観光客を迎えるために建設された湯田中駅舎

古谷「おっきい駅ですねぇ…。立派な駅。これも写真に残さなきゃ。」
吉永カメラマン「この駅の大きな特徴って何だと思いますか?」
古谷「この、面白い入り口の形ですか?」
▲天井が高く、迫力ある駅舎内

土屋「かつて、この柱ごとに観光客が並び、タクシーや旅館の送迎バスに乗っていたんだと思うよ。」
古谷「賑わっていたことがよくわかりますね。」
吉永カメラマン「ここは、面白い画が撮れますね。ほら。」
▲こういった面白い写真も撮れるポイントを探すのも楽しい

古谷「さすがプロですね!素敵~!」
吉永カメラマン「古谷さん、基本を教えたし、いろいろ撮ってきたら?伝えたいこと!」

吉永さんにそう言われて、駅撮影に夢中になる私。
湯田中の現駅舎は、こんなにモダンな雰囲気ですが、1955(昭和30)年に建てられたものです。近年に建てられたのかとさえ思いますが、今もなお観光客を迎え入れ続けています。
▲私も、タクシーを入れて1枚

古谷「思い切ってタクシーも入れちゃいました!」
吉永カメラマン「観光地らしくて良いと思う!ここから、みんな旅立つからね。」
古谷「吉永さんはどんな写真を?」
▲広々とした空間が印象的

古谷「駅の雰囲気が一目でわかりますね。」
吉永カメラマン「こういった写真も大切だよ。」
▲高い天井は、鉄道全盛時代の名残り

古谷「この高い天井も素敵です!白い壁が、独特の色を発していますね。」
吉永「僕はこんなのを撮ったよ。」
▲ホームの様子。左側が現在使われているもので、反対側に旧駅舎とホームが残されている

かつて、観光客でにぎわった様子を想像しながら眺めると、時間を忘れてしまいそうになる駅です。
この現駅舎も素晴らしいのですが、駅の裏側には、旧駅舎がそのままの形で保存されており、2005(平成17)年には国の登録有形文化財に登録されました。
▲現在の駅の裏手で、休憩所などに使われている旧湯田中駅舎

古谷「旧駅舎も、昭和の香りが漂うけれど、モダンで素敵な駅舎ですね。」
土屋「かつては急勾配を登ってきてすぐのところにあるこの駅に、長い編成の列車を停めることが難しくてね。ミニスイッチバックが行われていたんだ。」
古谷「ミニスイッチバック!?」
土屋「簡単に言うと、一度駅を少し通り過ぎてから、バックしてホームにつけたんだよ。2006(平成18)年に解消されたけどね。」
▲「楓の湯」は旧駅舎のすぐ横

湯田中駅の裏手には、旧駅舎も一部に活用した温泉「湯田中駅前温泉 楓の湯」があり、旅で疲れた身体を癒すこともできます。温泉に入る時間がなければ足湯もあります。
▲列車の待ち時間の間にひと浴びもできます

5.特急「スノーモンキー」に乗る!

古谷「すっごく良いお湯でしたね!温まりました。もうすぐ帰りの列車です。」
土屋「長野電鉄の、もうひとつの特急『スノーモンキー』は知っているよね?」
古谷「元JRの『成田エクスプレス』の車両ですよね?」
土屋「個室を押さえたよ!」
古谷「個室なんてあったんですか!?」
▲長野まで、「スノーモンキー」で戻ります

元々、成田エクスプレスであった車両が使われる特急「スノーモンキー」は、「ゆけむり」と同じく湯田中から長野までを45分で結ぶ特急列車です。成田エクスプレス時代と変わらない内装のまま走ります。
今回、私たちが乗ったのは、定員4名の完全個室!
人数分の乗車券・特急券のほかに、1室につき1,000円の指定席券(個室料金)を追加すれば、1人でも、2~4人のグループでも乗れる、贅沢な車両です。
▲家族やグループで気軽に乗れる個室。愛称は「Spa猿~ん」

古谷「わ~い!こんな贅沢な席に乗れるなんて!」
土屋「この個室の存在はあまり知られていなくてね。当日、乗車する駅でしか、きっぷが買えないんだけど、意外と取れるんだよね~。」
古谷「こんな贅沢な席、知らないなんて損ですね。家族や友達同士でも使えますね!」
▲個室の座席は電動式リクライニングシート!

古谷「うひょ~!このイス、電動リクライニングだ!」
土屋「東京と成田空港を行き来するビジネスマンなどの乗車を考えて、設けられた個室なんだ。シートも広くて落ち着くね。」
▲廊下と個室を仕切るガラスの壁は、スイッチひとつで半透明に!?

吉永カメラマン「このガラス、ボタンですりガラスに変身する!」
古谷「おお!個室感が出ますね~!」
土屋「何を遊んでいるんだい…」
古谷「だって、こんなに贅沢なんですもん!」
▲車内は飛行機を意識したデザイン

土屋「飛行機と同じタイプの荷物棚だ。他の車両も見ておいでよ。」
古谷「行って来まぁ~す!」
▲1号車の普通車(自由席)の車内。こちらも「ゆけむり」と同じく、乗車券に特急料金100円をプラスするだけで乗れます。(2・3号車は座席のタイプが異なります)

かつて、成田空港まで人々を運んでいたこの車両は、今は長野電鉄の観光客を運んでいます。観光客を多く運ぶため、その機能は今でも活用されており、長野電鉄がこの車両を買い取った理由がわかる気がします。
▲デラックスな個室でくつろぐ

JR東日本時代は1,000円ではとても乗れなかった個室を利用し、長野駅まで45分ほどの贅沢な時間を楽しみました。個室は、ゆっくりと鉄道旅行を楽しみたい方や、小さな子供連れで、周りに気を遣ってしまうという方にもピッタリです。

古谷「それにしても、今回も内容の濃い一日でしたね。駅舎撮影がこんなにも楽しいとは思いませんでした。」
吉永カメラマン「これからも撮影を楽しんでくださいね。」
土屋「撮影を通して伝えられたこともあったんじゃない?」
古谷「はい!木造駅舎の楽しみ方を、一人でも多くの方に知っていただけたらなぁ…と思います。」
▲「スノーモンキー」の愛称は、地獄谷野猿公苑の温泉へ入りに来るニホンザルにちなむ
▲お得な「長電フリー乗車券」

なお、今回、私たちが使ったきっぷは「長電フリー乗車券」。1日用は大人1,860円、子供930円。2日用は大人2,320円、子供1,160円で、長野電鉄全線が自由に乗り降りできます。使用する日より前であっても購入が可能で、私たちも出発が朝早いので、前日のうちに長野駅で買っておきました。
このきっぷを使って、お得な旅に出られてみてはいかがでしょうか?いろんな鉄道旅の楽しみ方がまだまだありますよ!
次回、古谷あつみの鉄道旅 Vol.11は、新潟県と山形県にまたがる「羽越本線」へ!

※記事内の価格表記は全て税込です

鉄道を専門分野として執筆活動を行っている、フリーランスのライター・ジャーナリスト。硬派の鉄道雑誌「鉄道ジャーナル」メイン記事を毎号担当する一方で、幅広い知識に基づく、初心者向けのわかりやすい解説記事にも定評がある。
2004年12月29日に広島電鉄の広島港駅で、日本の私鉄のすべてに乗車するという「全線完乗」を達成。2011年8月9日にはJR北海道の富良野駅にてJRも完乗し、日本の全鉄道路線に乗車したという記録を持つ、「鉄道旅行」の第一人者でもある。
著書は「鉄道のしくみ・基礎篇/新技術篇」(ネコ・パブリッシング)、「鉄道の未来予想図」(実業之日本社)、「きっぷのルール ハンドブック」(実業之日本社)、「鉄道員になるには」(ぺりかん社)など。

古谷あつみ(鉄道タレント・松竹芸能所属)

古谷あつみ(鉄道タレント・松竹芸能所属)

小学生の頃、社会見学で近くにある車両基地へ行き、特急電車の運転台に上げてもらったことがきっかけで、根っからの鉄道好きとなる。 学校卒業後は新幹線の車内販売員、JR西日本の駅員として働く。その経験から、きっぷのルールや窓口業務には精通している。 現在はタレント活動のほか、鉄道関係の専門学校や公立高校で講師をしている。2015年には、「東洋経済オンライン」でライター・デビューし、鉄道旅行雑誌「旅と鉄道」等で執筆活動中。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP