1日1組限定。西伊豆にある陸の孤島で、完全プライベートキャンプを楽しもう!

2016.10.08

大自然をステージに、自分たちだけのキャンプを楽しみたい!そんなときに行きたいのが、西伊豆にある2つのキャンプ場「REN VILLAGE(レン・ヴィレッジ)」と「AQUA VILLAGE(アクア・ヴィレッジ)」。どちらも1日1組限定だから、プライベートなキャンプを楽しむことができるんです。自分たち以外には誰もいない2つのキャンプ場に1泊ずつ宿泊して、非日常を満喫してきました。

海も山も貸切!寝袋さえあれば実現できる大人のキャンプ

東名高速道路沼津ICから国道136号線を車で走ること、およそ1時間半。西伊豆にある田子漁港に到着します。

「REN VILLAGE」「AQUA VILLAGE」は、この港から船でのみアクセス可能なキャンプ場。
目の前に穏やかな海と砂浜が広がる「REN VILLAGE」は、周囲を山に囲まれていて大人の秘密基地のような雰囲気。「AQUA VILLAGE」は広々とした芝生の庭と岩場の海を楽しめる無人島のようなキャンプ場です。

いずれも、一部のテントやタープ、お風呂、トイレは基本料金内で利用可能。鍋や皿も、数に限りはありますが、自由に使うことができます。
食材はすべて持ち込みが前提ですが、ケータリング(1泊2日3食で1人前税抜8,000円。25名以上で利用可能)を利用すれば、寝袋1つでキャンプを楽しめてしまうんです。

アクセスは海からだけ。小さな船に乗って出発!

▲コバルトブルーの海は透明度抜群!

漁港内にある無料の駐車場に車を停めると、施設のスタッフがお出迎えしてくれました。初日に泊まるのは「REN VILLAGE」。ここから船に乗って、キャンプ場を目指します。
どんどん離れていく漁港。どんどん広がる大海原。やがて右手に入江が現れ、そこには山に抱かれるように白くてかわいい、ティピーのような三角テントが見えてきます。
あそこが「REN VILLAGE」。船の舳先が旋回し、速度を落としながら向かいます。
乗船時間は10分足らず。このときは干潮だったので、船の甲板から橋の階段を登って島に上陸しました。落ちたらどうしようと、ちょっぴりドキドキ。満潮と干潮とで、海面の高さは1m近く変わるそう。
▲海の水が透明できれい!思わず見とれてしまいます
REN VILLAGEのコンセプトは「大人の秘密基地」。目の前には砂浜が広がり、海遊びはもちろん、プライベートフェスや同窓会など、キャンプ場という枠を超えた楽しみ方ができるのがポイントです。
▲段々畑に囲まれたREN VILLAGE

“REN”は“連”なるという言葉が由来なのだそう。完全なるプライベート空間で、大切な仲間と連なりさらに繋がる。そんな体験をして欲しくて名付けられました。
確かに、周囲には何もないプライベートな空間で仲間と過ごせば、より強い絆が生まれそうです。
では早速、キャンプの準備へ!

木陰にあるアジトに食材を置けば、みんなで料理ができるキッチンの出来上がり!ケータリングを利用しない場合、料理に使う食材の調達はすべて宿泊者がしなければなりません。滞在日数分、しっかり準備して行きましょう!クーラーボックスは無料レンタルもあります。
▲海を一望できる場所にテントを設営

貸しテントやタープの利用は基本料金に含まれているので、テントは自分たちで設営することもできますが、せっかくなら白くてかわいいテントに泊まりたい!
ということで、今回は追加料金を支払って白い三角のテントを選びました。
常設されている白い三角のテントは「ベルテント」と呼ばれる形のテント。このテントには、8~10人ほどで泊まることができるそう。(1泊1張税込6,480円)。
▲ベルテントは「CanvasCamp」のもの。日本国内でこのメーカーのテントを利用できるキャンプ場は希少なのだそう
▲キャンプ中は、この穏やかな海を独占できます

お風呂も炊事場もピザ窯も完備。キャンプ初心者でも安心!

▲階段付きのウッドデッキへ上ったら、バスタブとウッドチェアがありました

REN VILLAGEには、スタッフお手製の野天風呂がありました。シャワーもあってお湯が出るので、とても快適。実は、ここからの眺めがとても素敵なんです!
▲この景色を眺めながらのバスタイムが最高に気持ちいい!
さらに、キャンプ場の真ん中には、ピザ窯もあります。ランチタイムには、このピザ窯に火を起こして、ピザパーティを開催することにしました。
持参した食材を使ってピザ作りをスタート!
火を起こして、ピザを焼ける温度になるまで1時間ほど。窯がしっかり温まったら、ピザ生地にチーズや具材をトッピングして窯の中へ入れると、すぐに生地がふっくらふくらんでチーズはトロトロに。
ピザ窯で焼いたピザは、香ばしくて美味しい!窯から出すと、あっという間になくなってしまいます。

貸切ビーチで楽しむ、マリンアクティビティ

マリンアクティビティも充実。砂浜からならシーカヤック(税込6,480円/一艇。滞在期間中乗り放題)の乗り出しも楽チンでした!
海に浮かぶカヤックへの乗り方、パドルの漕ぎ方など、スタッフがていねいに教えてくれるので、初めてでも楽しめます。

最初は上手に漕げなくてバチャバチャと水しぶきをあげるだけでしたが、パドルの漕ぎ方がわかってくると徐々に前へ進むようになりました。気づいたら、思う方向へグングン進めるように。景色がどんどん変わっていくのが楽しくて、ずっと乗っていたくなります。
▲透明度が抜群の海に囲まれたREN VILLAGE。必要なアイテムを持参すれば、シュノーケリングも楽しめる

REN VILLAGEの目の前にある海は、湾の中にあるので、波がとても穏やか。水中マスクをつけて海の中を眺めれば、色とりどりの魚たちがいっぱい。あちこちにいる魚の群れを追いかけるのに夢中になってしまいました。
そして夜。月明かりが照らす美しい海と、テントからこぼれる光が、私たちの目を楽しませてくれました。
夜更けとともにあたりは静寂に包まれ、みんなの声も次第に小さくなっていきます。いつの間にか、聞こえてくるのは波音だけに。都会では味わえない静かな夜を迎えられました。

貸切とはいえ、こちらのキャンプ場では、安全性を考慮して、アウトドアが大好きで経験豊富なスタッフが常駐。同じ場所で寝泊まりしてくれます。

翌日は「AQUA VILLAGE」を堪能!

あくる朝は「AQUA VILLAGE」を目指すことに。入江の岩の影に建物が見えます。これが「AQUA VILLAGE」です。

AQUA VILLAGEもREN VILLAGE同様、海からのみアクセス可能。REN VILLAGEからは、一度、田子漁港へ戻ってから向かいました。
砂浜が広がるREN VILLAGEとは対照的に、AQUA VILLAGEの目の前には荒々しい岩場が広がります。
この岩場を歩いてキャンプ場へチェックインすることになるので、スニーカーなど歩きやすい靴を履いていくのがオススメです。
段々になっているREN VILLAGEとは異なり、AQUA VILLAGEはフラットで広々とした芝生のキャンプ場です。
ウッドデッキのある建物のなかには冷蔵庫もあります。ここでみんなで料理をするのがとても楽しい!
また、シャワー室の隣にある扉を開けるとお風呂もありました。
AQUA VILLAGEもREN VILLAGEも、お風呂で使えるシャンプーやボディソープは、備え付けされている自然にやさしい石けん製のものだけ。自然への配慮がうかがえます。
そしてもちろんAQUA VILLAGEにもピザ窯があります。REN VILLAGEのものより一回り大きいので、適温になるまで2時間少々かかります。ハンモックに揺られながらのんびりと、気ままに待ちましょう。

午後は、岩場遊び&シーカヤックに没頭!

岩場が広がるAQUA VILLAGEの海。年間通じて釣りを楽しめる、絶好の漁場でもあります。

潮溜まりのような場所には、小さな貝がちらほら。ウニがいることもあります。自然のなかで生きて動いている海の生き物たちを観察するのも楽しいですよ~。

REN VILLAGEでは砂浜から出発したカヤック(税込6,480円/一艇。滞在期間中乗り放題)ですが、こちらでは、岩場から大海原へと出発します。海にカヤックを浮かべるまでが結構大変ですが。
ちょっと沖へ出ればこの眺め!「ああ~気持ちいい~」何度でも漕ぎ出したくなります。
ザブン!と海へダイブできるのは、岩場だからこその楽しみ。透明度が高いから浅く見えるけれど、実は水深4~5mと深いんです!
AQUA VILLAGEを囲む山には細い山道があり、山も丸ごと満喫できるんです。自然いっぱいの山道を歩くトレッキングは、結構ハード。息が上がります。
夕方には、海岸線へ沈む夕日も独占できちゃいます。日が暮れると、周囲は真っ暗。見上げれば満点の星!今、自分が大自然のなかにいることを実感します。
REN VILLAGEにもAQUA VILLAGEにも、石で囲まれた焚き火スペースがあります。これは、焚き火の熱から芝生を守るために作られたんですって。ここを使えば、キャンプファイヤーだって楽しめちゃう!キャンプは夜が一番盛り上がるって本当ですね。仲間と語っているうちに、夜が更けていきます。

翌日は、自分たちで作り上げる1日に

キャンプサイトがフラットなAQUA VILLAGEだからこそできる野外イベントがあります。
例えば、朝ヨガ教室もそのひとつ。朝ヨガをするために先生と一緒にキャンプしに来る人もいるんですって。朝の静かな海を眺めながら、他の誰にも邪魔されずに朝ヨガ…めったにできない経験ですよね!
ほかにも、水鉄砲で遊んだり、スピーカーやプロジェクターを持ち込んで大好きな音楽や映画を楽しむ人もいるそうです。
まるで秘境のような「REN VILLAGE」は、キャンプサイトが段差によっていくつかに分かれているので、仲間との距離が近く感じられました。協力して料理をしたり、語らったりしたい雰囲気です。また、砂浜があるので、海遊びを楽しみたい人にオススメです。
そして、フラットで開放的な「AQUA VILLAGE」は、遊び方がいっぱい。水鉄砲で遊んだり、宝探しをしたり、プロデュース力が試されそう。

REN VILLAGEもAQUA VILLAGEも、夏のハイシーズンは予約が取りづらいので、春や秋がおすすめです。予約状況は公式HPでチェックできますよ!
永井理恵子

永井理恵子

日大芸術学部写真学科卒のフリーライター。食いしん坊(飲んべえでもある)。東京の荒波に15年揉まれて気づいたのは、生まれ育った静岡県と御殿場市が思いのほか素敵な場所だったってこと!地元のいいところを発信すべく鋭意活動中。

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