北海道のおすすめ温泉地ランキング。北の大地は温泉王国だった!

2017.10.31

北海道の魅力といえば「どこまでも続く大地と広い空」や「新鮮な海の幸」。それに加えて「温泉」も魅力の一つ。実は、北海道内には温泉地が約250カ所もあり、温泉地数では全国トップ。温泉宿が立ち並ぶ温泉リゾートから秘湯感溢れる温泉地まで、北海道旅行で行きたいおすすめ温泉地を、ぐるたび編集部の温泉好きスタッフによるランキング形式でご紹介します。

▲然別湖(しかりべつこ)では1月下旬に氷上露天風呂が登場する(最下部番外編より)

北海道おすすめ温泉 第7位「ニセコ温泉郷」【道央】

▲ニセコアンヌプリ山頂から羊蹄山を見下ろす雄大な眺め

ウインタースポーツのメッカとして多くの旅行客が訪れるニセコ。実は「昆布温泉」「アンヌプリ温泉」「新見温泉」「湯本温泉」「五色温泉」「東山温泉」といった、たくさんの温泉地が点在する温泉郷としての一面も持っています。
▲ニセコ温泉郷の一つ、秘湯感溢れる五色温泉

各温泉地ごとに異なった泉質の温泉が湧くことから「温泉パラダイス」とも呼ばれており、ウインタースポーツのオフシーズンも、温泉愛好家が一年を通して訪れる人気のエリアです。
▲ニセコ湯元温泉にある源泉「大湯沼」。縦50m×横90mの巨大さ

広いニセコ温泉郷の温泉地を効率よくまわりたい方には「ニセコ湯めぐりパス」がおすすめ。
1枚税込2,160円のベーシックカードなら、パス加盟施設の温泉に最大で4回入れます。秘湯の温泉宿からホテルの日帰り湯まで、好みの温泉を探してみてください。

北海道おすすめ温泉 第6位「層雲峡温泉」【道北】

北海道のど真ん中、大雪山連峰の北東に位置する「層雲峡(そううんきょう)温泉」。切り立った大渓谷の中で発見された温泉は、登山者の「隠れ湯」として親しまれてきました。
▲険しい大雪山連峰の渓谷に沿うよう温泉街が広がる

主な泉質は単純泉(一部硫黄泉)。効能としては、皮膚病、リウマチ、神経痛、切り傷、糖尿病などによいとされています。弱アルカリ性で刺激が少なく、肌にやさしい温泉で、高齢者や乳幼児でも安心して温泉を楽しむことができます。
▲温泉地には60以上もの源泉があり、ほとんどの湯が無色透明

また、温泉街の中心部はカナダの山岳リゾートを模した「キャニオンモール」として整備されており、欧米の避暑地のような雰囲気の中で町歩きと湯浴みに興じることができます。
▲道内の温泉地としては珍しく欧風の町並みで統一されている

標高1,984mの黒岳へは「黒岳ロープウェイ」と「黒岳ペアリフト」を使って7合目まで登ることが出来、7合目にある展望台からの眺めは大パノラマ!特に秋の紅葉時期には多くの観光客でにぎわいます。
▲大雪山系「黒岳」7合目からの眺め

北海道おすすめ温泉 第5位「定山渓温泉」【道央】

年間約120万もの人が宿泊する道内屈指の人気温泉地「定山渓(じょうざんけい)温泉」。札幌の繁華街から車でおよそ50分で行けるアクセスに便利な奥座敷として、永く市民に愛されてきました。
▲豊平川沿いに温泉旅館がひしめく定山渓温泉。1866(慶応2)年開湯と歴史深い

56カ所ある源泉からは60~80度の湯が、毎分8,600リットルも湧き出している湯量豊富な温泉地。泉質はナトリウム塩化物泉で、体を芯から温めてくれる上質湯です。
▲定山渓グランドホテル「瑞苑」の大露天風呂。定山渓温泉で最大級の広さを誇る

街には、「太郎の湯」や「定山源泉公園」など、いたるところに無料の足湯や手湯を楽しめる施設があり、新緑の季節や紅葉狩りの季節の散策中に体を休めることができます。
▲国道230号線沿いにある足湯「太郎の湯」。憩いの場として多くの人が利用する

また、定山渓温泉のシンボル・月見橋の至近にある「心の里 定山」ではさらに特別感がある足湯を楽しめると人気。
▲タオルや足袋、ひざ掛け、半てん、そして夏場に嬉しい麦わら帽子など、快適に足湯を楽しむための備品は全て貸出し無料

入館料(税込1,500円)を支払えば、館内にある足湯8種類や、ヒーリングラウンジにてガトーショコラやミニシュークリームなどの手作り茶菓子が食べ放題です。
▲日替わりで内容が変わる手作り茶菓子。食べ放題とは嬉しい限り

なお、温泉街では厳寒の2月に手作りのキャンドルイベント「雪灯路(ゆきとうろ)」が行われ、街全体が優しい灯りに包まれます。その他、周辺のエリアにはスノーラフティングや犬ぞりなど雪遊び系のアクティビティが充実しています。
▲毎年2月上旬に開催する「雪灯路」(写真提供:定山渓観光協会)

北海道おすすめ温泉 第4位「洞爺湖温泉」【道央】

札幌市街から車で約2時間の場所に位置する洞爺湖(とうやこ)。有珠山(うすざん)の火山活動によって生まれたカルデラ湖の北側には、洞爺湖温泉の街が広がっています。
青々とした湖面に浮かぶ有珠山の姿は、北海道三大景観の一つとして数えられ、古くから景勝地として人気が高く、温泉宿やホテルが多く立ち並んでいます。
▲手前に広がるのが洞爺湖温泉。洞爺湖の中心には中島の姿が

洞爺湖温泉の主な泉質はナトリウム塩化物泉で、入浴後もずっとポカポカが続く湯冷めしにくい温泉。丹前を着れば10月下旬くらいまで温泉街のそぞろ歩きを楽しむことができますよ。
▲洞爺湖を一望できる「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」の露天風呂

また、露天風呂のある温泉宿やホテルから洞爺湖を眺めるのもおすすめです。
「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」は、全ての部屋はもちろん、ロビーやレストランなど、館内の至るところから洞爺湖を見渡せます。
もちろん大浴場からも!温泉と見事な景色を同時に楽しんでみてはいかがでしょう?

北海道おすすめ温泉 第3位「川湯温泉」【道東】

いよいよTOP3の発表です!
第3位は屈斜路湖(くっしゃろこ)と摩周湖の間に位置する温泉地「川湯温泉」。ここは街中に高温の温泉川が流れていて一年を通して硫黄の香りが漂っています。泉質は強酸性の硫黄泉で、なんと全ての温泉宿が源泉掛け流し!
▲湯量豊富な川湯温泉(写真提供:川湯観光ホテル)

その酸が強いお湯に浸かれば、肌がピリッと引き締まってハリが出ると評判です。またこちらの湯には強い殺菌作用があるため、皮膚病や水虫、結膜炎や白内障などに効能があると言われ、かつては「クスリの湯」とも呼ばれていました。
▲(写真提供:名湯の森ホテル きたふくろう)

川湯温泉の湯に含まれる硫黄成分には、メラニンの代謝を促すため美白肌を目指せるとも言われており、美肌を目指す女性にもおすすめ!

敏感肌で強酸性のお湯が気になる方は、温泉街から車で数分の屈斜路湖畔にある足湯がおすすめ。さらっとした肌ざわりの湯で優しい温泉を楽しむことができますよ。
▲屈斜路湖畔にある砂湯の足湯。冬はオオハクチョウがやってきて間近で羽を休める姿も楽しめる

北海道おすすめ温泉 第2位「湯の川温泉」【道南】

とうとう残りは2つ!
続いての第2位は「湯の川温泉」です。北海道の人気観光地・函館の市街地から車で約10分。さらに、函館空港からも車で約5分という好立地にある「湯の川温泉」は、函館市電やバスなどで気軽に足を運べる温泉地として人気です。
▲函館湯川漁港に面した温泉地「湯の川温泉」

開湯は1653(承応2)年、蝦夷(えぞ)地を統治していた松前藩の藩主が贔屓にしたという歴史ある温泉地。主な泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で源泉温度は約65度。無色透明で無臭のしっとりとした肌触りが特徴です。
リュウマチ、打ち身、ねんざ、婦人病、肩こり、腰痛、神経痛、胃腸病、疲労回復などに良く効くと言われています。
▲とてもよく温まると評判のお湯は、湯冷めしにくく冷え性などに効果的

温泉地としての特徴は、やはり函館市街へのアクセスの良さ。ホテルや温泉宿も多く、夜景で有名な函館山や函館朝市、五稜郭などへの観光拠点として利用できます。その他にも、1898(明治31)年に設立された日本初の女子修道院「トラピスチヌ修道院」や、温泉に浸かるニホンザルを見ることができる「函館市熱帯植物園」などもあり、カップルで気軽にデートができる日帰り温泉地としてもおすすめです。

北海道おすすめ温泉 第1位「登別温泉」【道央】

お待たせしました!堂々の第1位は、数々の温泉ランキングで上位を獲得している「登別温泉」です!
新千歳空港から車で約1時間というアクセス良好な場所にあるこちらの温泉地は、硫黄泉をはじめ9種類もの異なる源泉が湧く、まさに「温泉のデパート」です。豊富な湯量と多様な泉質が人気で、北海道内のみならず、日本全国から湯治客が訪れる北海道で1、2を争う有名な温泉地です。
▲登別の温泉街から歩いていけるところにある源泉のひとつ「奥の湯」

湯治場としての歴史が始まった明治初期より、温泉街の中心として営業してきたのが多くの温泉宿ランキングでランクインする「第一滝本館」。ここの自慢は何と言っても源泉の種類が豊富なこと。塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉など様々な泉質を、趣向の異なる男女計35もの湯船で楽しむことができます。
▲地獄谷を眺められる第一滝本館の「熱の湯」。保温効果が高く冷え性などに効果的(写真提供:第一滝本館)

また、第一滝本館の目の前には、日和山の噴火活動によりできた「地獄谷」と呼ばれる直径約450mの火口跡があり、モクモクと煙が上がる姿を見ることができます。
このほかにも、一帯には間欠泉の「鉄泉池」や130度の硫黄がグツグツと湧く「大湯沼」など、数多くの湧出口や噴気孔があることから、登別温泉は「地獄」に例えられています。
▲地獄谷付近にある大湯沼川探勝歩道では、秘湯のような天然の足湯を楽しむ事ができる※大正地獄の活動状況によっては、大湯沼川探勝歩道は通行止めになることがあります

さらに、温泉街からロープウェイに乗れば、カップルに人気の「のぼりべつクマ牧場」に行くことができます。この牧場は約100頭のヒグマが放し飼いにされており、熊を観察するために逆に人間が「ヒトのオリ」に入るという珍しい施設。普段見ることができない熊の生態を間近で見ることができますよ。
▲メスのヒグマがいる第二牧場。この他、世界で唯一のヒグマ博物館やアヒルの競走場、クッタラ湖の展望台などもある

温泉もさることながらたくさんの楽しみ方がある登別温泉。カップルのデートやグループでの宿泊旅行、または日帰り入浴など、さまざまなシーンで利用できます。

北海道おすすめ温泉番外編.「しかりべつ湖コタンの氷上露天風呂」【道央】

ランキング外ですが、番外編として紹介したいのがこちらの温泉。北海道で一番標高が高い場所にある天然の湖「然別湖」湖畔と湖上が凍る厳冬期(1月下旬~3月下旬)のみ出現する「しかりべつ湖コタン」という村にある氷上露天風呂です。
雪と氷でできたBARやアイスチャペルなど、自然を利用した造形美を楽しめる特徴的なスポットです。
▲気温が氷点下30度を下回ることも。後ろのドーム型のものが更衣室

しかりべつ湖コタンに行ったら是非とも体験していただきたいのが、氷結した湖の上にある絶景の露天風呂(無料)。湖畔にある源泉から茶褐色の湯を汲み上げ、氷上の湯船に注がれている野趣溢れる温泉。源泉かけ流しで、湯船の温度が42~43度になるよう、湯の量を増減して温度調節しています。

気持ちよすぎる&出るとメチャクチャ寒いため、なかなか湯船からあがることができなくなる究極の温泉です。ちなみにこちらの温泉は混浴なので、事前に水着などを用意しておくと良いでしょう。
▲お風呂上りに氷のBARで、キュッと冷えたカクテルを飲めば気分は最高!?
北海道のおすすめ温泉地ランキング、いかがでしたか?
どこも空港や大都市からのアクセスが良いため、一年を通して足を運ぶことができます。今回は詳しくご紹介できませんでしたが、上で紹介した温泉地以外にも有名な温泉地がいくつもあります。以下に簡単にご紹介しますので、是非、北海道旅行の参考にしてみてくださいね。

【道央】
◆支笏湖(しこつこ)温泉=支笏洞爺国立公園内、支笏湖の東岸にある温泉。原生林に囲まれた自然豊かな温泉地で、秘湯も楽しめる。とろっとした手触りの湯は肌を滑らかにすると女性から人気。

◆十勝岳温泉=北海道で最も高い地点にある温泉。気軽に登山が楽しめる十勝岳への登山基地として利用されることが多い。

◆朝里川温泉=小樽市にある温泉。朝里川沿いに数軒のホテル・温泉宿があり、夏場はテニスやゴルフ、冬場は朝里川温泉スキー場でスキーを楽しむことができる。

【道北】
◆旭岳温泉=大雪山の主峰「旭岳」の麓に位置する温泉地。日帰り入浴も楽しめるが、静かでゆったりとした温泉街でのんびりと休暇を過ごしたい方におすすめ。旭岳の5合目までロープウェイで行くことができる。

【道東】
◆ウトロ温泉=世界遺産「知床」の半島西側に位置する温泉地。知床観光の拠点として、流氷が来る真冬に観光客で賑わいを見せる。厳冬期のホテル・温泉宿の予約はお早めに。

◆十勝川温泉=亜炭という植物性の有機物の成分を含んだ全国的にも珍しい温泉。専門用語でモール温泉と呼ばれ、非常に高い美肌効果が得られると言われている。白鳥の飛来地としても有名。

◆阿寒湖温泉=マリモで有名な阿寒湖湖畔にある温泉地。道内最大のアイヌ集落地でもあるため、アイヌ人の生活や文化を知ることができる。
ぐるたび編集部

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