地上60mの高さを体感!「メガジップライン」で鳥になる!

2016.10.15

鳥のように山や森を見下ろしながら飛べたら…そう思ったことはありませんか?今や上空を楽しむアクティビティは日本でも増えてきましたが、ビル20階建て、約60mの高さを飛べるアクティビティはなかなか体験する機会がないのではないでしょうか。今回は山と森に囲まれたまち、福井県池田町の「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」で大空を駆け抜ける「メガジップライン」を体験してきました!

「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ(略してTPA)」は北陸自動車道・福井ICから車で35分ほどのところにあります。なんと、池田町は土地の約9割が森林という自然豊かなまち!2016年4月に誕生した「TPA」は、山や森に親しむことをコンセプトに、ジップラインをはじめとしたさまざまなアクティビティを楽しむことができるスポットとして注目を浴びています。

ジップラインとは、プーリーと呼ばれる滑車を使って木から木へと張られたワイヤーを滑空するアクティビティのこと。たった一本のワイヤーで身体を支えるスリルと、木々を見下ろしながら空を飛ぶ感覚を味わえる爽快感はやみつきになる人も多いのだそう。
TPAのメガジップラインは“メガ”と付くように、その規模は日本最大級!往路と復路を合わせた長さ約1kmのワイヤーケーブルでビル20階建てに相当する地上約60mの高さを滑空することができるんです!

ドキドキのメガジップ初体験!

▲池田町の木がふんだんに使われたセンターハウス

まずは予約時間の30分前までにセンターハウスで受付を済ませます。
各アクティビティは電話、もしくはホームページからの完全予約制。当日空きがある場合のみ、現地でも直接申し込みが可能です。
▲必要事項を記入し、注意事項などを教えてもらいます

今回体験するメガジップラインをはじめ、ほとんどのアクティビティは森の中で行うので、服装は長袖・長ズボン、スニーカーがおすすめです。小雨程度の天気は決行しますので、天候に応じてレインウェアの持参もお忘れなく!(レインウェアは貸出しもあります ※無料。数に限りあり)
▲虫刺され等を防ぐためにも長袖着用がおすすめ

予約していた時間が近づいたので、センターハウスから徒歩3分くらいのところにあるジップハウスに向かいます。
▲山の中腹にあるジップハウス

ここではメガジップラインを安全に楽しむための装備を身につけていきます。
▲ハーネス(安全帯)やヘルメットがズラッと並び、まるで何かの作業員になったような気分
▲説明を聞きながらハーネスを装着。意外と重い…
▲正しく装着されているか、スタッフの方が入念にチェックしてくれます

ここからジップラインのスタート地点まで、5分ほどの距離を歩きます。たった5分なのに、身につけているものが重いので、すでにこの様子。
▲飛ぶ前からヘロヘロです

そうか…ムササビだって、空を飛ぶためには高いところまで登らないといけないもんなぁ。
なんて考えたりしながら、えっちらおっちら登っていきます。
▲疲れてきた頃にいいタイミングで登場する看板

いざ、大空へ!

ようやくスタートデッキに到着!まずは滑る時の正しい姿勢を確認します。ジップラインは時速40km以上のスピードになることもあるので、風の状況によってスピードが出る姿勢、スピードを減速させる姿勢を使い分けていきます。
▲スタッフの方が丁寧に教えてくださるので安心です

ワイヤーと私たちをつなぐプーリー(滑車)。ずっしりと重いです。ハーネスや金具に至るまで、装備は世界中から最も安全だと定評のあるものを取り揃えているそうです。
滑る直前も最後の姿勢チェック。「美しい姿勢ですね~」と褒め上手なスタッフの言葉にテンションが上がります。
いよいよ私の番がやってきました!ワイヤーにプーリーがセットされ、ハーネスにも固定されます。
おかーさーん、怖いよー!
▲「途中で止まっても助けにいくので大丈夫ですよ~」と言うスタッフの冗談も、この頃はまったく耳に入っていません
▲「え、もう飛ぶの?」こ、心の準備が…!

非情にも聞こえてくるカウントダウンの声。

「いきますよー!せいーのっ!」

3、2、1、GO!!!

さぁ、思い切ってダイブ!!!

地面と身体が離れて宙に舞う一瞬、ふわっと無重力を感じたかと思うと、ものすごい速さでパノラマの景色が目の前に迫ってきました!
▲「きゃーーーー!!!」とにかく何かを叫びたくなります

森の木々や足羽川(あすわがわ)を眼下に見る不思議な感覚。
時間にして50~60秒程度の滑空時間なのに、何分も空の上にいるように感じます。
勢いよくゴール!無重力の中で空を飛んでいたので、プーリーを外された瞬間、自分の身体の重さをひしひしと感じました(涙)
長さ480mのファーストラインを飛んだあとは、セカンドラインのコースまで移動します。
飛ぶまではあれほどドキドキしていたのに、「高いところが怖い!」という感覚はいつの間にかすっかり消えていました。他の参加者の皆さんも興奮冷めやらぬ様子で、次のコースに向かう足取りも軽やかです。
▲セカンドラインのスタートデッキに到着

今度は先ほどよりも長い510mのコースを舞います!
地上60mの高さを飛ぶのですが、いまいちピンとこない方は下の写真をどうぞ。どんな風に飛んでいるかイメージできるはずです。
▲鳥じゃないですよ、人ですからね!

メガジップラインは身長140cm以上、体重100kg以内であれば、基本的に誰でも体験することが可能です。これまで体験した方の最高齢はなんと83歳!しかもメガジップラインの爽快感が気に入って、一日に2回も体験されたそうです。

メガジップラインはその他にどんな楽しみ方があるのか、スタッフの山田芳裕(よしひろ)さんに聞いてみました。

「秋は紅葉がとてもきれいなので、色づく木々の中を飛ぶ『もみジップ』をぜひ体験していただきたいですね!また、池田町は県内でも有数の豪雪地帯なので、冬になるとここら辺は雪で真っ白になるのですが、白銀の世界を楽しめる『スノージップ』も企画しています。楽しみにしていてください!」
▲「季節によって違った景色を楽しむことができるのもTPAの魅力なんですよ」と山田さん

四季折々の景色が楽しめるジップライン。紅葉や雪景色を見下ろしながら飛ぶなんて、想像するだけでワクワクしますね!冬季の営業時間等はぜひ直接TPAに問い合わせてみてください。

TPAのアクティビティはほかにもいっぱい!

TPAではメガジップライン以外にも、森がまるごと巨大なジャングルジムのようになった「アドベンチャーパーク」や足羽川の源流約2.1kmの距離を下る「アドベンチャーボート」など、たくさんのアクティビティがあります。

「アドベンチャーパーク」は森を上下左右360°楽しむことができる4つのコースから選択。

樹上にある38のエレメントに挑戦する「ディスカバリーコース」(3,700円・税込/約120分)、木登りや10m以上の高さがある樹上からのダイブを楽しめる「ツリークライムコース」(2,800円・税込/約60分)、樹上でゆったりとした時間を過ごすことができる「ピクニックコース」(3,200円・税込/約60分)、そして小さな子供も安心して楽しむことができる「キッズコース」(1,100円・税込/約60分)があります。
▲エレメントの高さは地上10m以上!忍者になった気分を味わえる「ディスカバリーコース」はスリル満点です
▲「ピクニックコース」では100年杉のハンモックの上で寝転んだり、森のカウチでくつろいだりと、木の上で思い思いの過ごし方ができます

清流を下る「アドベンチャーボート」は子供から大人まで楽しむことができるミニラフティング。水しぶきを浴びながら、40分ほどかけてゆったりと下っていく夏場の人気アクティビティです。
▲「アドベンチャーボート」は1艇4人乗り。(1艇10,000円・税込 約120分)

アクティビティの内容により利用条件などが異なりますので、必ずホームページを確認してから予約してくださいね。

身体を動かした後のお楽しみ

アクティビティが終わった後は、センターハウスのカフェでひと休み。
▲ドリンクメニューも充実しています

池田町は福井県の中でも有名な米どころで、池田町産のお米を使ったおにぎりや米粉のバンズのハンバーガーなどが揃っています。

おにぎりは注文を受けてからスタッフが一個ずつ丁寧に握ってくれます。中の具も保存料や添加物を使わず、すべて地元の人たちによる手作り。
▲「おにぎりのおすすめは『しし肉のしょうが焼き』(220円・税込)と『ねぎ味噌』(150円・税込)です」と笑顔の素敵なスタッフのお姉さんが教えてくれました

そして、毎日個数限定で販売しているのが「池田バーガー」(500円・税込)。バンズは米粉を使っているのでもっちりしており、地元産の牛肉を使った肉汁たっぷりのパテとの相性は抜群です!
▲池田町のサイダー「いけソーダ」(210円・税込)と一緒にどうぞ
席は外の空気が心地よいテラス席と、木のぬくもりを感じられる屋内の席があります。冬は薪ストーブに火が灯り、より暖かい雰囲気に。どの席にするか迷ってしまいますね。

センターハウス内では池田町産のお米やお菓子なども販売しているので、ちょっとしたお土産選びにも便利です。
▲キューブ型になった池田町産コシヒカリのパックはプレゼントにも最適(各450円・税込/白米・五分づき・玄米の3種類)

大自然を楽しみながら非日常な感覚と爽快感を味わうことができるTPA。一日中森の中でマイナスイオンをたっぷり浴びて、心も身体もリフレッシュしてみませんか?
石原藍

石原藍

ローカルライター。 大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、現在は縁もゆかりもない「福井」での生活を満喫中。「興味のあることは何でもやり、面白そうな人にはどこにでも会いに行く」をモットーに、自然にやさしく、心地よい生き方、働き方を模索しています。趣味はキャンプと切り絵と古民家観察。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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