鹿児島に行くなら、旅がもっと楽しくなる「コーヒーイノベート」

2015.06.17

巷では今「サードウェーブコーヒー」が大ブーム!もともと鹿児島は昔から自家焙煎をする喫茶店が多く、コーヒー文化が人々の暮らしに根づいている土地。そんな鹿児島で、サードウェーブコーヒーを語る上で欠かすことのできないスペシャルティコーヒーを提供しているのが、「コーヒーイノベート」です。オープンしたのは現在のようなブームが巻き起こる前の2011年10月。同店は、地元リピーターの間では「イノベる」という言葉が飛び交うほど親しまれる一方で、国内外から「イノベート」目当てに訪れる観光客も多いのだそう。6月からフードの提供も始まったと聞き、早速イノベりに行ってきました。

コーヒーで日常に豊かさをプラス

たとえば勤務前にサクッと立ち寄ってコーヒーをテイクアウトする。そんなふうにコーヒーが一人ひとりの日常に溶け込むことで、豊かな気持ちになれるような体験を提供したい。店主の濱野賢三さんがコーヒースタンドを始めたのは、そんな思いがきっかけでした。イベントやライブも余裕でできる広々とした店内は、シンプルで洗練された雰囲気。「来るだけでちょっと刺激を感じてもらえるような空間」を目指して設計したのだそう。

スペシャルティコーヒーの魅力とは?

「イノベート」では、スペシャルティコーヒーの買付から焙煎までを行う軽井沢の名店「丸山珈琲」のコーヒー豆を使用しています。「スペシャルティコーヒーを一言で言うと、”ブランドではなく味にフォーカスしたおいしいコーヒー”。フルーツのような甘みや花のような香りを感じることができるんです。自分自身もスペシャルティコーヒーとの出合いから、それまで『苦い』と思っていたコーヒーの概念がくつがえされ、その奥深さにハマっていったんですよ」と濱野さん。そんなスペシャルティコーヒーを、米国シネッソ社のエスプレッソマシンで抽出します。
夏は「アイスアメリカーノ」と「アイスカフェラテ」がおすすめ。原液となるエスプレッソの濃度をオリジナルの抽出方法で調整しているので、味が薄まらず、コーヒーの力強い香りと柔らかな口当たりが楽しめます。筆者は、ストレートで飲んでも苦くないアイスアメリカーノを飲んだのは同店が初めてです。夏にゴクゴク飲みたい!

注文後に手作りする、アツアツのホットサンド

これまでコーヒーに特化してきた同店ですが、6月からホットサンド(ハム&チーズ)の提供を始め、早くもクチコミで評判となっています。「当店は持ち込みOKですが、仕事や打合せで長居する人も多い。片手で気軽に食べられてリーズナブルなものを…と考えた結果がホットサンドでした」と濱野さん。もちろん、今後も持ち込みは大歓迎!フードの提供をきっかけに、濱野さんはコーヒースタンドから一歩進んで、より「場」にウェイトを置いたお店にしていきたいそう。

注目が集まる山下町ってどんな町?

「イノベート」があるのは市役所や裁判所が立ち並ぶ山下町。山下町界隈は、鹿児島の繁華街・天文館から少し離れていて、古い建物が多く家賃も比較的安いため、近年若者が経営する個人店が急増し、注目を集めています。同店はその先駆け的存在。「この辺りは、老舗と若者がのびのびと経営する個人店が混在していて面白いので、ぜひ町を回遊して欲しいですね」と濱野さんもおすすめする山下町。「イノベート」にお越しの際は、観光がてら町歩きを楽しむのもいいですね。
さわだ悠伊

さわだ悠伊

鹿児島市出身・在住のフリーライター。グルメ、旅、コラム等ジャンルや媒体を問わず活動中。鹿児島県内の離島取材も豊富。

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