長野で気軽に温泉を楽しむ!日帰り入浴可能な人気温泉地TOP5

2017.01.15 更新

四方を2,000m級の山々に囲まれている長野県は、温泉地が約220カ所もある出湯の宝庫です(北海道に次いで本州では第1位!)。関東、関西、東海、北陸からのアクセスも良いので温泉三昧の旅先として最適!今回は、宿泊費を抑えながら湯浴みに興じることができる、日帰り温泉・公衆浴場がある人気の温泉地をご紹介。ぐるたび編集部がおすすめする温泉地ランキングです。

【第5位】星野温泉(軽井沢町)

長野県のおすすめ温泉地第5位は、大正4(1915)年に開湯した軽井沢の「星野温泉」。かつては北原白秋や島崎藤村、与謝野晶子といった文豪も入浴したという由緒ある温泉です。
その歴史をくむ日帰り温泉施設が平成14(2002)年に開館。この地域にトンボが多く飛んでいたことから「トンボの湯」と名づけられました。
毎分400リットルもの湧出量を誇る源泉100%のかけ流しの湯は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。肌にとろりと吸い付くようなやわらかさが特徴の「美肌の湯」として町民から愛されています。
▲ひのき造りの内湯は深さ90cm。大人が入浴した時に肩までしっかり浸かるように設計されている
花崗岩(かこうがん)で造られた露天風呂は、まさに自然と一体となれる開放的な空間で、小鳥のさえずりや、木々が風で揺れる音などがBGMとなり、何時間でも過ごせてしまう心地よさです。
▲100本以上ものハルニレの木と調和する「ハルニレテラス」

また、トンボの湯を5分ほど下ったところにある「ハルニレテラス」には、自然と調和したショップやレストランなどがあり、女性に大人気のスポットとなっています。大型連休などの繁忙期には多くの観光客が訪れるため、ゆっくりと湯浴みを楽しみたいのならハイシーズンを避けて行くのがお勧めです。

【トンボの湯 利用料金】
大人1,300円、3才~小学生750円
※GWおよび8月は大人1,500円、3才~小学生1,000円(全て税込)

【第4位】別所温泉(上田市)

続いておすすめ温泉地第4位は、真田幸村の隠し湯と言われている「別所温泉」。JR・上田電鉄上田駅から電車・バスで各30分ほどの閑静な温泉街で、国宝や重要文化財をはじめ、数多くの文化財が点在することで知られています。
▲上田電鉄別所温泉駅前に立つ看板

鎌倉幕府の重職だった北条義政によって約60年間統治されていたことから「信州の鎌倉」と呼ばれている別所温泉。その温泉街には3つの外湯(共同浴場)があり、散策の途中にふらりと立ち寄ることができます。
▲大河小説『真田太平記』で真田幸村の隠し湯として描かれている「石湯」をはじめ、そのほか2つある外湯「大師湯」「大湯」も源泉かけ流し

主な泉質は弱アルカリ性単純泉。弱アルカリ性の湯には、肌をやわらかくして古い角質を洗い落とすピーリング効果があるため、つるつる効果や美肌効果が期待できます。
かつては、「お嫁に行く前に別所通いをし、肌を整えてから嫁入りしていた」という風習もあったという別所温泉。湯上がりは、一皮むけて、なんだか肌がしっとりやわらかくなった実感がもてるかも。
▲大きな岩が配された小ぢんまりとした湯船を入れ替わりで楽しむ(石湯)

【石湯 利用料金】
150円(税込)

【第3位】野沢温泉(野沢温泉村)

第3位にランクインしたのは、開湯700年以上の歴史をもつ野沢温泉。日本で唯一、村名に“温泉”の二文字が入る県を代表する温泉地です。
▲泉源地の「麻釜(おがま)」。90度近い熱湯が湧出する村指定天然記念物で、村人たちはここで野菜や卵などを茹でる
▲毎年11月4~8日頃に行われる「お菜洗い(おなあらい)」の様子

多くの源泉が自噴している村内には13の外湯(共同浴場)があり、江戸時代から村人たちの共有財産とされ「湯仲間」という制度で大切に守り継がれてきました。
この外湯の素晴らしさは、肌をすべすべにする単純硫黄泉ということと、観光客にも無料で開放されている点にあります。
▲野沢温泉のシンボル「大湯」。湯船はあつ湯とぬる湯に分かれている

野沢温泉村では観光客も地元の方と同じように外湯を使えるため、地域の人との交流の場にもなるおもしろさがあります。ここに来たらぜひ外湯にチャレンジしてほしいのですが、お湯の温度が結構高めなので要注意。
水道代も湯仲間の負担によるものなので、湯もみ板も使用しながら、どうしても熱い場合のみ水を注ぎ入れるよう地元のルールを守りましょう。
▲外湯はいずれも水が出る水道のみ。タオルや石鹸、シャンプー・リンス等は各自で持ち込む

外湯はあくまで「湯仲間」が守り続けてきたもの。観光客は「貸していただく」気持ちで、地元の方が気持ちよく使えるように配慮したいところ。
入浴前には体を洗う、湯上がりにはスノコ板に上がる前にしっかりと体を拭く、といった基本的なマナーさえ守れば、気持ちよい湯を心行くまで堪能することができますよ。外湯の入り口に設置されている賽銭箱への寸志(気持ちのお金を入れる)も忘れずにしておくと尚良しです。

【大湯 利用料金】
なし(支援金をおさめる賽銭箱あり)

【第2位】渋温泉(山ノ内町)

長野県のおすすめ温泉地ランキング第2位は山ノ内町にある渋温泉です。
▲石畳のレトロな街並みが人気

開湯から約1300年の歴史を誇る渋温泉は、長野県内でも屈指の湯量を誇る温泉街です。
大正から昭和初期にかけて増改築を重ねてきた家屋が立ち並び、格子窓や頭上に張り出す渡り廊下などの細い路地の風情が、観光客から厚い支持を受けています。
▲日帰り入浴可能な「渋大湯」は温泉街の一番奥にある

全ての旅館と外湯は100%源泉掛け流しで、源泉によって成分が異なるのも魅力の一つ。源泉や効能が異なる九つの外湯を巡る「九湯巡り」は是非体験してみたいものですが、それができるのは宿泊した人のみ。
しかし、最も大きい第九番の大湯だけは、宿泊をせずとも日帰りで楽しむことができます。
▲熱めの湯とぬるめの湯の二つの浴槽がある(大湯)

一番から九番までの各外湯には様々な効能やご利益があるとされており、大湯は子宝のご利益があると言われています。お湯は「ぬるめの湯」でもやや熱めなので、5分ほどの短かい入浴時間を繰り返すのがおすすめです。

【大湯 利用料金】
500円(税込)
▲世界的にも珍しい温泉に浸かる野生のサルを見ることができる

また、渋温泉に旅行した際に是非立ち寄って欲しいのが、温泉街から続く山道を40分ほど登ったところにある「地獄谷野猿公苑」。この公苑では温泉に浸かるニホンザル「スノーモンキー」の生態を間近で観察することができます。
雪が降りしきる寒空の下、気持ちよさそうに湯浴みに興じるニホンザルたちの姿はとってもキュート。その姿を写真に収めようと、カメラ片手に観光客が日々押し寄せています。

【第1位】白骨温泉(松本市)

長野県のおすすめ温泉地ランキングで、堂々の第1位に輝いたのは白骨(しらほね)温泉です!
▲北アルプスの山中にひっそりと佇む白骨温泉

白骨温泉の魅力は「3日入れば3年風邪をひかない」といわれるほどの泉質と、その自然景観が生む秘湯感。最高レベルの泉質と風情を一度味わってしまうと、何度も通いたくなってしまうというリピート率の高い温泉で、多くの湯治客が訪れています。
▲特徴的な乳白色のお湯

泉質は、硫黄と炭酸を多く含む単純硫化水素泉。乳白色の温泉は通常、酸が強く、肌にピリピリとした刺激がありますが、白骨温泉のお湯はお肌にやさしい弱酸性のお湯です。
そのため、乳児からお年寄りまで幅広い年代の人が安心して入浴することができます。
▲白骨温泉には10数本の源泉があり、全てが常に源泉かけ流し(写真は泡の湯)

公共浴場を含め、日帰り湯を行っている温泉宿も多いので気軽に温泉を楽しめるのも魅力。特に人気があるのは、1分間に1,730リットルもの温泉が注ぎ込まれる野趣溢れる露天風呂がたのしめる「泡の湯」。混浴なので女性には少しハードルが高いかもしれませんが、バスタオル巻きがOKなことと、湯船までの入り口が男女別々であること、加えて乳白色の湯に浸かってしまえば体が見られる心配はありません。

入浴時間の目安としては、ぬるめのお湯は15分、熱いお湯には5分程度。湯上りは、温泉成分を肌に残すため、洗い流さないのが基本です。

【泡の湯 利用料金】
中学生以上820円、3歳~小学生510円(ともに税込)
温泉王国長野県で、日帰り入浴が可能なおすすめ温泉地ランキングはいかがでしたか?雪深い県ならではの雪見風呂はもちろんのこと、春の新緑や秋の紅葉に包まれた中での湯浴みに興じれば、まるで天国にいるような気分になりますよね。
今年の温泉旅は長野県からはじめてみてはいかがですか?

※記事内の金額は全て2017年1月12日時点のものです。それぞれの金額は変更になる可能性があります。

写真提供:長野県観光機構
ぐるたび編集部

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