あのアニメの世界も!?「道の駅 小豆島オリーブ公園」で、学んで、体験して、味わおう!

2016.10.19

美容にも健康にも良いと人気の「オリーブ」。日本有数のオリーブの産地として知られる香川県小豆島には、オリーブに触れて心も体も癒される、とっておきのオリーブ農園「道の駅 小豆島オリーブ公園」があります。映画『魔女の宅急便』の実写版のロケセットもある人気のこちらの公園で、イチ押しの過ごし方をご紹介します!

▲瀬戸内海を望む小高い丘に約2,000本のオリーブが広がる

“オリーブの島”を代表する観光農園

国内オリーブ生産量の95%以上を担う香川県小豆島。香川県がオリーブの産地となったのは、明治41(1908)年、当時の農商務省により香川(小豆島)、三重、 鹿児島の3県がオリーブ栽培試験地に指定されたことが始まりです。3県のうち、小豆島だけが栽培に成功しました。昭和29(1954)年には県花、昭和41年(1966)年には県木にも指定され、今では小豆島のいたるところでオリーブが栽培されています。
▲秋になると、たくさんの美しい緑色や紫色のオリーブの実がみのる

オリーブは平和と繁栄のシンボルであり、花言葉は「平和」。かつて薬として使われていたほど体に良く、料理を美味しくする調味料でもあります。
▲敷地面積8.2haの広々とした農園で、約20品種・2,000本のオリーブと約120種類のハーブを栽培。年間約30万人の観光客が訪れます

小豆島には、見学を受け入れているオリーブ農園も数多くありますが、これほどの施設が充実し、観光の受け入れ態勢を整えているのは、「道の駅 小豆島オリーブ公園」だけ。オリーブを眺めるだけではなく、ギリシャ風車や地中海風のかわいらしい建物も園内に点在し、まるで地中海沿岸の街に紛れ込んだかのよう。
▲園内にある「オリーブ発祥の地」の石碑。日本のオリーブ栽培は1862年から日本各地で試みられたが、失敗が続き、明治41(1908)年にこの地区で試験栽培を行い、初めて産業として成り立つほどに成功したそう
▲散策コース内でも自然が満喫できるスポット「オリーブの路」
▲2枚の葉っぱが寄り添って生まれた、珍しいハート形のオリーブの葉。見つけると幸せになれると言われているので、ぜひ探して摘んでみよう
▲芝生広場には、姉妹島であるギリシャ・ミロス島の、友好の証である風車も

オリーブについて学べる記念館や地中海風の宿泊施設も

オリーブについて学べたり、オリーブを使った商品を販売しているショップも併設のオリーブ記念館に立ち寄れば、さらにオリーブの魅力に触れることができます。
▲園内中央の「オリーブ記念館」内にあるオリーブの歴史や栽培の仕方を紹介するブース
▲オリーブ記念館の中にはオリーブの化粧品やオイル、お菓子など様々なオリーブ商品が並ぶ売店もある
▲小豆島産のオリーブを使った商品の品揃えも、島内のどこよりも豊富。オリーブの「新漬け(塩漬け)」や「小豆島産オリーブオイル」が人気だそう
▲先ほど紹介したハート型のオリーブの葉を保存できるよう、いろんなデザインの台紙(1枚120円・税込)も販売している。これに挟んで大切にとっておこう

また、園内には宿泊施設や立ち寄り入浴施設もあり、時間がある人はこちらでのんびり過ごすのもいいでしょう。瀬戸内海を一望できる絶好のロケーションで、時間の流れを忘れてゆったり過ごせば、心も体もリフレッシュできるはず!
▲光あふれるエーゲ海をイメージした地中海風宿泊施設「オリベックスうちのみ」
▲立ち寄り入浴施設「サン・オリーブ温泉」。瀬戸内海を一望できる露天風呂、マッサージ効果をもたらすリラックス浴のほか8つのタイプの温浴施設を備えている

映画『魔女の宅急便』のキキになりきろう!

ちなみに、映画『魔女の宅急便』が2014年に実写化された際にロケ現場になったのが、この小豆島オリーブ公園付近なのです。
園内には、主人公のキキが居候するパン屋さん「グーチョキパン店」のロケセットが移設されていて、ほうきの貸し出しもしています。ほうきにまたがってジャンプして撮影をすると、まるでキキなったような写真が撮れる!と大人気。ではさっそく撮影してみましょう。
▲実写版『魔女の宅急便』で実際に使われた「グーチョキパン店」のロケセット。お店の周りにはハーブが植えられていて香りがよい
▲建物の中は売店になっていて、様々なハーブやジュース、ヨーロッパの小物などを販売している
▲魔法のほうきを無料で貸してくれる。黒猫ジジの刺繍とキキのトレードマークであるリボンが付いていてかわいい
▲ジャンプした瞬間にパシャ! まるでほうきで空を飛んでいるような記念写真を残すことができる

小豆島産オリーブを堪能できるカフェ「OLIVAZ(オリヴァス)」で舌鼓

せっかく小豆島オリーブ公園に来たらなら、オリーブ記念館内にあるカフェ「OLIVAZ(オリヴァス)」で小豆島産のオリーブを味わうべし!OLIVAZでは、なんと下ごしらえから仕上げまで、使用するオリーブオイルは小豆島産のみ!
▲「OLIVAZ野菜とチキンのパエリア」(税込1,300円)。オリーブオイルで焼き上げた野菜たっぷりのスペインオムレツ、オリーブオイルでシンプルに楽しむサラダと旬野菜のベーコン巻きも添えられている
▲ハーブガーデンで採れたフレッシュハーブなどが入ったおしゃれで美味しいドリンクも揃っている。右上から時計回りに「ウォーターハーブ(税込350円)」「フルーツ(税込350円)」「ベジタブル(税込350円)」など
▲店内からはキラキラと輝く瀬戸内海とオリーブ畑が一望できる

小豆島で小豆島産のオリーブオイルを使うのは当たり前と思う人も多いのですが、実は滅多にないことなんです。生産量が非常に少なく、発売後数日で完売する農園もいくつもあり、さらには200mlで3,500円以上するので、地元の人でも滅多に口にできません。OLIVAZのように1年中小豆島産のオリーブオイルしか使わない姿勢は、まさに「おもてなし」の気持ちを表していますね。

収穫時期に開催される「オリーブ収穫祭」へ行こう

オリーブの収穫時期である10月1日~11月30日には「オリーブ収穫祭」を開催。オリーブ収穫や搾油所見学体験をはじめ、オリーブ染め教室、ガーデニング教室など、オリーブに触れる企画が盛りだくさん。予約制のイベントはすぐ定員に達するので早めに申し込みを。
▲園内の搾油所での搾油の様子。普段は見学できないが、オリーブ収穫祭の時には、収穫体験に申し込むと見学することができる
▲搾油機から採れた新鮮なオリーブオイルを味見できる。その味はフレッシュジュースのように、飲めちゃうくらい美味しい
▲オリーブの収穫・選果を含む農作業を通じて、オリーブの魅力を体感できる滞在型就農企画もある。2日以上参加することが条件で、1時間の労働につき税込800円分のオリーブ公園館内利用券がもらえる

特に10月下旬の週末に行われる「オリーブ大収穫祭」(2016年の開催は10月22、23日)は必見です!厳選された5品種の小豆島産オリーブオイルと新漬けを無料で味比べすることができます。飲めちゃうくらい新鮮な搾りたてオリーブオイルやできたてジューシーな新漬けを味わえる機会なんて、日本では滅多にありません。

他にも、オリーブの実を食べて育った「オリーブ豚」の丼ぶりを無料で食べることができたり、約3,500個の盛大なオリーブ餅投げを開催したりと充実した内容になっています。
▲10月下旬の週末に行われる「オリーブ大収穫祭」は一日中楽しめる大人気のイベント(写真は2012年の様子)
▲「オリーブ大収穫祭」の日は両日先着500人まで無料で収穫体験することができる
▲オリーブと一口に言っても、品種によって風味も食感も様々

オリーブ畑を眺めているだけで、心身が安らぐ「道の駅 小豆島オリーブ公園」。オリーブについてしっかり知りたい人も、難しいこと抜きにリフレッシュしたい人も、美味しいグルメを堪能したい人も、みんなが楽しめる観光農園です。
黒島慶子

黒島慶子

醤油とオリーブオイルのソムリエ&Webとグラフィックのデザイナー。小豆島の醤油のまちに生まれ、蔵人たちと共に育つ。20歳のときに体温が伝わる醤油を造る職人に惚れ込み、小豆島を拠点に全国の蔵人を訪ね続けては、さまざまな人やコトを結びつけ続けている。 (編集/株式会社くらしさ)

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