温泉リゾート熱海で花火を堪能!空と海に降る白銀の光が壮観!

2017.07.07 更新

東京都心からほどよい距離にある熱海では、2017年には16回、一年を通じて「熱海海上花火大会」が行われています。そんな熱海が今、若者たちにも人気沸騰中だと聞いて、花火大会を観覧してきました!見どころと、快適に楽しむコツをご紹介します!

熱海湾は花火業者も絶賛する打ち上げ会場。その理由とは?

▲サンビーチからの眺め。高台にホテルや旅館が立ち並ぶ
熱海の花火大会が行われるのは、熱海湾。ここは、海の周りの三方を山に囲まれたすり鉢状の地形をしています。確かに、砂浜から海に背を向けると山・山・山!
▲山の端が海へと続く
▲海抜160mの錦ヶ浦山頂には熱海城が見える

この地形には大きなスタジアムと同じような音響効果があり、打ち上がる時の「ドーン」という音が体に伝わってくるほどの響きになるそう。これこそが、花火業者が熱海を絶賛する理由なのだとか。
ビーチの正面に見える堤防から花火が打ち上げられます。夜空に浮かぶ花火の実施時間は、20:20~20:45。より近くで花火を体感したいなら、親水公園やサンビーチなど、海辺のスポットで見るのがオススメです。

実は長い歴史のある花火大会なんです!

日本三大温泉のひとつとして知られる熱海温泉は、東京から新幹線でおよそ50分で到着できるほどよい距離が魅力です。花火大会は昭和27(1952)年からスタートし、2017年の夏で66年目を迎えます。当初は8月5日のみでしたが、最近では1年に15回前後も開催されています。
▲熱海市内のいたるところにいるこのおじさまは「あつお」。熱海温泉ホテル旅館協同組合の公式キャラクター

【2017年の開催日】
春:3月11日(土)・4月15日(土)・5月13日(土)・6月10日(土)
夏:7月23日(日)・7月28日(金)・8月5日(土)・8月8日(火)・8月18日(金)・8月20日(日)・8月24日(木)
秋:9月18日(月祝)・10月9日(月祝)・11月12日(日)
冬:12月10日(日)・12月17日(日)

花火を見るなら、親水公園がオススメ!

海を見渡す場所にある親水公園は、熱海サンビーチから南側に続く公園です。この公園のなかにあるスカイデッキと渚デッキから、花火を見るのがおすすめなんですが……。
親水公園は、第1・第2・第3と工区で区切られており、夏や秋は、第2工区の一部が有料席(1名1,000円税込。4歳未満無料)、第3工区が宿泊者専用席となります。ところが、12月の開催に限りすべての工区が無料解放されます。
ただし、一年を通じて、花火大会開催日の第1工区での場所取りは厳禁。シートを敷いておくと撤去・没収されてしまうのでご注意ください。

間断なく打ち上がる!25分の花火に感動

いよいよ日没。熱海のきらびやかな夜景を眺めながら、花火の始まりを待つことに。この日は小雨が降るあいにくのお天気。開催されるか心配しましたが、熱海の花火大会は基本的に雨天決行。今回は第2工区の無料ゾーンに座って、花火の開始時間を待つことにしました。
▲東洋のナポリと呼ばれる熱海。夜景が美しい!

花火の開始時間が近づくと、ホテルの客室の光が1つ、また1つと消えていき、漆黒の空間に。すると、いよいよ花火がスタート!
まずは単発花火から。想像以上に近い距離から上がるので、花火の大きさに度肝を抜かれます。その音も大きく、ドーン!ドーン!と花火が打ち上がるたびに体に響き、心が揺さぶられます。
▲金・銀・色とりどりの光が空に舞う

音になれてきた頃には、スターマインがスタート。
▲デジタルスターマイン。音と光の競演に目も心も奪われる

次々と連続して上がる花火は、迫力満点!対岸から上がる花火が海面を照らす様子が神秘的で、時を忘れて見入ってしまいました。

フィナーレを飾るのは“大空中ナイアガラ”。
会場全体からスターマインが打ち上がり、銀色の花火が夜空を埋め尽くします。
ドドドドドッと花火が一斉に打ち上がり、空中に白銀の大きな光のナイアガラ大瀑布が出現。その明るさは、まるで真昼のようでした。これが空中ナイアガラのグランドフィナーレ。あまりの美しさにすっかり目も心も奪われてしまいました。

25分の間に打ち上がった花火の数は3,000発。間髪入れずに打ち上がり、次々と感動を呼ぶ花火大会でした。

花火鑑賞にオススメのホテル

温泉宿が立ち並ぶビーチ周辺には、花火を部屋から楽しめる宿がいくつかあります。なかでもオススメの1つが「ホテル ミクラス」。熱海サンビーチの目の前に立つホテルからは、絶景を楽しむことができるんです!
▲ビーチから徒歩1分という絶好のロケーション!

ホテル内にある源泉からは、天然の化粧水と言われているメタケイ酸を豊富に含んだお湯が湧き出ています。その柔らかなお湯を楽しみながら見られる景色がこちら!
▲男性用の展望風呂からの眺め
▲女性展望風呂。目の前に広がる相模湾を一望できる

どちらも海との一体感がすごい!まるで海に浸かっているような錯覚に陥ります。
冬には外へ出ずに、温泉でぬくぬくと温まりながら花火を見ることができます。まさに身も心も癒される、至福のひとときを過ごせますよ!

もちろん、高層、低層に関わらず、海側の部屋からも花火を見ることができます。打ち上げられた花火と同じ高さで観覧できるので感動もひとしお。人混みに悩まされることがないのも嬉しいですよね!
▲海側にある高層スーペリアルーム。打ち上げ場所がバッチリ見える!

実は熱海湾は、東に面しているので夕焼けが期待できない場所。でも逆に、ホテルに宿泊者すれば、素晴らしい朝焼けを楽しめるという特権が!
部屋から一歩も出ないで、夜は花火、朝はこんなに美しい朝焼けを眺められるんです!

予約受付は宿泊日の半年前から。花火開催日の客室が満室でも、1週間ほど前になるとキャンセルが出ることもあるそうなので、運が良ければ部屋を確保することができるかもしれません。
そしてもう1つ。熱海の街を一望できる高台にある「星野リゾート リゾナーレ熱海」もオススメ。
▲最上階からの眺め。熱海の夜景と花火を一望できる

きらめく夜景と花火のコラボレーションは、ロマンチック!その美しさは、一度見たら忘れられずにまた来たくなるはずです。

ちなみに、「星野リゾート リゾナーレ熱海」の館内は、熱海の“海”と“花火”をデザインコンセプトにしているのだそう。特に注目したいのが、2016年9月にオープンした最上階にあるスペース。
「ソラノビーチ Books&Cafe」として生まれ変わった室内からは、相模湾を一望できます。本と雑誌とコーヒーと過ごす時間は、海と空が気持ちのいい空間で。
まるでビーチのような屋上で風を感じながら寝そべってゆるゆると過ごせば、身も心も癒される~!
夜になると、窓の外には美しい夜景が広がります。アルコールの用意もあり、くつろぎながら花火大会を楽しめる、絶好のスポットです。この場所を利用できるのは、ホテルの宿泊者のみ。特別感がありますよね!
宿泊すれば、客室から花火を楽しめるのが魅力。温泉とセットで楽しめるのもうれしいですよね。

楽しみ方がいっぱいの熱海海上花火大会。夏は他のシーズンよりも打上数が多いかわりに、少々混み合います。冬や春先は温泉に入りながら花火を見るのもいいですね。季節ごとに足を運んでみてはいかがでしょうか?
永井理恵子

永井理恵子

日大芸術学部写真学科卒のフリーライター。食いしん坊(飲んべえでもある)。東京の荒波に15年揉まれて気づいたのは、生まれ育った静岡県と御殿場市が思いのほか素敵な場所だったってこと!地元のいいところを発信すべく鋭意活動中。

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