お米のまち南魚沼の「くつろぎ庵」で楽しむ、懐かしの餅つき体験

2016.12.09 更新

日本有数の米の産地・新潟県南魚沼市南魚沼。その一角にひっそりと佇む旅館「くつろぎ庵」では、地元産の餅米をたっぷり使った餅つき体験が楽しめます。杵と臼を使って昔ながらの餅つきを体験してきました。

突然ですが、「餅つき」をやったことがありますか?シニア世代の方は、正月などの時期にやった経験があるかもしれませんが、若い方だと体験したことがないという方が多いのではないでしょうか。筆者は30代前半なのですが、子供の頃に数回やったことがあるだけで、ほぼ未体験も同然。

炊きたての餅米を、声を掛け合いながらついていく…。日本有数の米どころ・南魚沼市にある「くつろぎ庵」では、経験の有無を問わず昔懐かしい餅つき体験を気軽に楽しむことができます。宿泊せず、日帰りでも参加が可能です。

関越道六日町ICから車で5分の好立地

旅館「くつろぎ庵」があるのは、関越自動車道六日町ICから車で5分ほど。アクセスは非常に良いのですが、少し分かりにくい場所にあります。旅館のホームページの案内にも「大変わかりにくい場所にあります」という案内書きがあるほど…!
「遠いところ、ようこそお越しくださいました」と出迎えてくれた「くつろぎ庵」スタッフのみなさん。今回、餅つき体験を案内してくれます。
▲玄関を入ってすぐのところにあるロビーが餅つきの会場に

餅つきは事前予約をすれば、ひとり1,500円(税込)で体験できます。この日は15:00からの予約。チェックインを済ませた後、餅つきの準備が終わるまでしばらく待ちます。
▲宿泊した槐(えんじゅ)の間

まずはチェックイン。部屋数は全3室。すべて広い和室になっており、贅沢なひとときを過ごすことができます。
▲部屋からは南魚沼市の雄大な景色を一望

餅つきは、なかなかの重労働です。準備ができるまでは、景色が一望できる部屋でゆっくりするもよし、館内を散策するもよし。思い思いの時間をゆっくり過ごしましょう。すべての部屋からは、庭にある足湯に直接アクセスすることも可能です。
▲足湯に浸かったり
▲ロビーのすぐ隣にある囲炉裏を囲みながら…。ゆっくりと待ちましょう

いよいよ餅つき体験開始!

さあ、準備が整ったようです。いよいよ餅つき体験開始です。
ロビー脇に設置された臼の中に、スタッフの方が手際よく炊きたてのもち米を投入していきます。もち米はもちろん魚沼産。
▲準備完了!
最初はスタッフの方が親切丁寧に教えてくれます。1から教えてくれるので、餅つきを体験したことのない方でも安心!
▲固くなる前にすりつぶしていきます

まずは杵を使い、ぐりぐりともち米をすりつぶしていきます。適度なタイミングで水を加えつつ、こち米を練りこんでいきます。これがなかなか力を必要とする作業で、餅をつく前に早くも汗だくになってしまいました。
▲ある程度、もち米をすりつぶせてきたら、いよいよ餅つきへ
続いて、杵を振り上げ餅をついていきます。まずはスタッフの皆さんが見本を見せてくれるので安心です。
まだまだ勝手がわからず、はじめはなんだかへっぴり腰に…(笑)すかさずスタッフのみなさんが「みなさん、慣れるまではそうなります!頑張って!」と激励してくれます。
こちらが餅つきのコツをつかんでくると、スタッフのみなさんが和太鼓を使ってリズムを取ってくれます。「ドン、ドン、ドン…」と一定のリズムで音頭を取ってくれて、不思議と気持ちよくなってきます。
▲汗だくになりながらお餅をつき続け、いよいよラストスパート!

「せーのっ」「よいしょー」という威勢の良い掛け声とともに、力いっぱいついていきます。

餅米の粒がなくなり、お餅らしい粘り気がでてきているのがわかりました。固くなる前に素早く取り出し、お餅の完成です!

出来たその場で餅を食べられる!

完成したお餅は、すぐにいただくことができます。きな粉、あんこ、砂糖醤油など、お好みの味付けでいただきます!
大根おろしと醤油を使った「からみ餅」で食べるのがおすすめ!ちょっぴり辛い味付けが、餅つきで疲れた体に染み渡ります。
▲できたその場で食べられるお餅はすっごくもちもち!味もやわらかさも格別。魚沼産のお米の特徴である粘りと甘みは、お餅でもそのまま味わうことができます

ひとりでの参加でもじゅうぶん楽しめましたが、餅つきというのは本来、大勢でやるもの。人数が多ければ多いほどつくりやすく、楽しいのは間違いありません。大人数で囲炉裏を囲み、みんなでついたお餅を食べる…。日常生活ではほとんど体験することのできなくなったことを、家族や恋人、友人とともに共有できるのは最高だと思います。

くつろぎ庵では、餅つき体験のほかにも山菜採りや旬の野菜の収穫体験など、季節によって異なる体験型イベントを数多く提案してくれます。餅つき体験は通年で楽しめますが、それに加えて季節ならではの体験もあわせて申し込んでみることをおすすめします。

餅つき体験の後は、ぜひ宿泊を

餅つき体験は宿泊しなくても参加可能ですが、くつろぎ庵に来たらぜひ宿泊することをおすすめします。

宿泊は、1日に最大3組まで。ゆったりとした時間を過ごすことができます。
▲露天風呂「満天の湯」

源泉掛け流しの露天風呂に新潟の地酒を浮かべ、南魚沼の山々や、満天の夜空を眺めながら入ったり…。
▲囲炉裏で焼く地元産の川魚
▲魚沼の食材をふんだんに使用した夕食

釜で炊いた南魚沼産コシヒカリ、地元の農家さんがつくる野菜を使った料理もおすすめです。

そして、特筆すべきなのが、スタッフのみなさんのサービス。ここ以外ないというタイミングで、常に先回りしたきめ細やかな対応をしてくれます。
▲女性客は、三色の中から浴衣を選ぶことが可能なのも嬉しいポイント

夕食を済ませ、さて着替えようかな、というタイミングで浴衣を持ってきてくれたり、露天風呂が空いたタイミングを知らせてくれたり、要望があれば貸切にしてくれたりと、すべてのサービスが絶妙で感動しました。

スタッフのみなさんは、20代、30代の若い方が中心。みなさん一様に自然な笑顔で楽しく接客をしてくれました。「お客様はもちろんのこと、自分たちにとっても楽しくすごしやすい宿づくり」を心がけているのだそう。
極めつけは、宿を後にする際のお見送り。こちらが見えなくなるまでみなさんで手を振ってくれていました。

東京からは新幹線で2時間圏内。日常を忘れ、身も心も元気になりたい。そんなときには、南魚沼市の隠れ温泉旅館「くつろぎ庵」をぜひ訪れてみてください。
竹谷純平

竹谷純平

フリーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。新潟県出身。SNS運営会社、WEB制作会社等に勤務後、独立。企業でWEBライティングに長年携わった経験とを活かし活動中。東京、アメリカなどを経て新潟へ帰郷した経験と、趣味の旅行での経験とを活かし、「新潟の魅力を内外へ楽しく発信する」をモットーに活動している。フィールドはインタビュー、グルメ、最新ITテクノロジーまでと幅広い。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP