豊富な味わいにびっくり!キウイフルーツ狩り体験

2016.11.17 更新

愛媛県西条市丹原町(たんばらちょう)では、みかんをはじめ、いちご、柿、栗、ブルーベリー、ぶどうなどの、果物狩りを体験できる観光農園がたくさんあります。柑橘王国のイメージが強い愛媛県ですが、実はキウイフルーツの生産量も全国第1位!栽培されている種類も豊富で、それぞれ個性的な味わいが楽しめるんです。そこで今回は徹底した無農薬栽培にこだわる、地元でも有名な農園「愚禿山(ぐとくさん)」でのキウイフルーツ狩り体験をご紹介します。

▲キウイフルーツにLOVEの文字が!農園主の山之内さんの遊び心に思わずにっこり

まずは試食!豊富な味わいを存分に堪能して、お好みを見つけよう

▲園内はあまり管理しすぎず自然に近い状態。品種によってエリアが分けられている

「愚禿山」では、ヘイワード、香緑(こうりょく)、紅妃(こうひ)、センセーションアップル、愛媛1号、愛媛2号、サルナシなど、約7種のキウイフルーツを栽培しています。取材で訪れたのは10月の中旬頃でしたが、10月上旬から12月上旬がちょうど良い収穫シーズンだそう。その年によって収穫時期が少し変動するので、体験の申し込みは事前に電話で予約を。入園料は大人800円、小・中学生400円、小学生以下は無料です(ともに税込)。
▲農園主の山之内さんの説明を聞きながら、それぞれの品種をじっくり試食

まずは農園主の山之内さんが、種類豊富なキウイフルーツの特徴を品種ごとにじっくり説明してくれます。それぞれ実際に試食させてくれるので、酸味や甘味、食感のバランスを存分に堪能しながら、自分のお気に入りの品種を見つけることができます。
▲上から右回りにヘイワード、香緑、センセーションアップル、愛媛1号。まだ緑がかっているのが紅妃。左の小さいの2つが愛媛2号
▲この品種を開発したニュージーランドのヘイワード氏の名前をとった「ヘイワード」。幅広い人に愛されるオーソドックスな味わいで、貯蔵性も高い
▲こちらは「センセーションアップル」という品種。名前の通り形もりんごに似ている
▲中身も白っぽく、さっぱりとした甘みとりんごの風味が楽しめる
▲糖度20以上を誇る「紅妃」。南国フルーツのような濃厚な甘みと酸味のバランスが絶妙!
▲広大な農園には、見渡す限り食べごろのキウイフルーツがいっぱい!

いざ、もぎたて体験!広大な農園の風景も一緒に楽しもう

お目当ての品種が決まったら、食べごろのキウイフルーツが実る農園に案内してもらって、いざ収穫体験スタート!
もぎ方はとっても簡単で素手でOK。キウイフルーツの実を優しく握ったら、真下ではなく斜めに傾けて軽くひっぱると、スムーズに手の中へ。お子さんでも簡単にチャレンジできます。
▲キウイフルーツの枝が生い茂る農園の中は中腰で歩く感じなので、時々背伸びをしてリラックス

キウイフルーツが実る位置はだいたい130cm前後なので、男性の筆者が腰を少しかがめて手を伸ばせばすぐに届く距離。背の高い人だと農園の中を歩くのにもずっと腰をかがめていないといけないので、所々で立ち止まってぐーんと背伸びを。キウイフルーツの葉の隙間から見える空を見上げたり、心地良い木陰の風を感じながら、広い農園の散策もゆったり楽しんでください。
▲通常のキウイフルーツよりも小ぶりな愛媛2号。食べやすいサイズで糖度も高いので、お子さんにもオススメ

「全力を尽くして何もしない」というポリシーで果実を育てている山之内さん。農薬は一切使わず、大自然のなかで太陽をたっぷり浴びて、のびのびと育ったフルーツは格別!安心・安全の美味しさです。
▲農薬を使っていない証拠に、キウイフルーツの下の方には白茶色い斑点、カイガラムシが。皮は剥いて食べるので問題ないそう

制限時間は特に設けておらず、体験1回で収穫できる量も特に決まっていないそうですが、目安は多い人で1kgほど。品種も好きなものをいくつでも選ぶことができます。もぎたてのキウイフルーツは袋に詰めてくれるので、そのまま持って帰れます。
▲ユニークで気さくな山之内さん。果物の知識はもちろん、地元の幅広い情報を教えてくれる

地元のコアな情報も。楽しい出会いがたくさんあります

山之内さんは「丹原もぎたて倶楽部」という観光農園グループのメンバーでもあり、このエリアの活性化に大きく貢献している方。地元の農園の人たちと協力して1年を通して果物狩り体験ができる環境を作ったり、震災時には被災地に果実を送ったり、農園と触れ合える様々なイベントも企画しています。
キウイフルーツのことはもちろん、地元の旬な情報にも精通しているので、ぜひ山之内さんとのトークもたっぷり楽しんでください。
▲農園に生えている草はやぎが食べてくれるそう
▲看板犬、その名も「わんこそばのすけ」

もぎたてのキウイフルーツを美味しく食べるポイント

キウイフルーツは基本的に追熟(ついじゅく)して食べる果物。もぎたてをすぐに食べたくなる気持ちをグッとこらえて、食べごろになるまで待ちましょう。
一般的にはリンゴやバナナなどと一緒にビニール袋などに入れておくと、そこから発生するエチレンガスの作用で追熟が促進されます。
詳しい追熟の方法や期間は、品種や収穫した時期によって違ってきますので、その都度山之内さんが丁寧に教えてくれます。「センセーションアップル」などは追熟の期間が短くても美味しく食べられるそうなので、待ちきれない方はぜひそちらをどうぞ。

愚禿山では、ほかにもブドウやポポー、イチジクなど様々な果物狩り体験ができます。もちろん、どの果物も無農薬でいきいき育った元気印です。HPに体験できる時期なども掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
出久根弘照

出久根弘照

僧侶。フリーランスのライター。広告会社勤務の後、バックパッカーとして世界を一周する。その後、高野山での修行を経てお寺の副住職に。現在はライターとしての県内外の取材と寺の檀務を両立する日々。

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