ミカン狩り+イルミ!?恐竜?遊園地なみのフルーツ王国があった!

2016.11.16 更新

季節に応じて多彩なフルーツ狩りができる「はままつ フルーツパーク」。10月中旬から12月中旬まではミカンが食べ頃とあって、今年も行ってきました!獲りたてのフルーツは新鮮そのもの。ミカン狩り後のアクティビティやイルミネーションなどもオススメです。

ミカン狩りが10倍楽しくなるポイント

新東名高速道路・浜松SAのスマートICから車で約5分。緑豊かな丘陵にたたずむ「はままつ フルーツパーク ときのすみか」は季節に応じて多彩な果実の収穫体験ができるフルーツ王国です。

園内にはウメ園、ミカン園、リンゴ園、イチゴ園、モモ園、サクランボ園などの果樹園とともに、家族やカップルで楽しめるグルメゾーン、デザートバイキング、熱帯果樹温室、遊び場などもあります。

ちなみに静岡県は愛媛県、和歌山県と並ぶミカンの主要産地。イチゴ、温室メロン、イチジクなども全国屈指の品質と出荷量を誇るフルーツ王国なんです。
▲「フルーツ大橋」から西エリアをのぞむ

約43万平方メートルという広大な敷地は、果樹園が広がる東エリアと、レストランや遊び場が点在する西エリアに分かれています。すべてを歩いてまわるには、相応の体力が必要ですが、果樹園のある東エリアには「チューチュートレイン」というバスが走っているので、体力に自信がない方でも気軽に楽しめます。
▲西エリアと東エリアを結ぶ「フルーツ大橋」

駐車場に車を停めたら、正門から入園。ゲートをくぐって正面に広がるのが西エリアです。今回はすぐにミカン狩りをしたかったので、ゲートの背後にある「フルーツ大橋」を徒歩で渡り東エリアへ。
▲東エリアで運行しているバス「チューチュートレイン」

「フルーツ大橋」を渡りきると、すぐに「チューチュートレイン」の停留場があります。運行は30分おきですが、ミカン園までなら歩いても10分程度。山の緑を眺めながら、散歩気分で歩いて行く人も少なくありません。

坂を登っていくと、10分ほどで展望室に到着します。あたりを見回すとウメ園、ナシ園、ミカン園などがあり、ほのかに果実の香りも漂ってきます。
▲「チューチュートレイン」の停留所は展望室の脇にあります

展望室からミカン園はすぐそこ。ミカン園に沿って東方向へ歩いて行くと、ミカン狩りの受付に到着しました
受付には試食用のミカンが用意されています。味を確かめてからミカン狩りを「する・しない」が決められるのは、とても安心です。
▲ミカン狩りをレクチャーしてくれる農園スタッフ

受付で収穫に必要なカゴとハサミを受け取ると、その日に収穫できる木、収穫方法、おいしいミカンの見分け方などを農園スタッフが教えてくれます。
▲カゴとハサミを持ってミカン園へ

レクチャーが終わったら、いよいよミカン狩りのスタート。収穫できる木の目印を見つけて自由に収穫を楽しみます。もちろん、収穫できる木はふんだんにあるので、探すのに手間取ることはありませんでした。ただし、ミカン園だけでも約4,200平方メートルあるので、歩きやすい靴と服装で出かけた方が良いでしょう。雨天時や雨天後は長靴の持参をおすすめします。
▲この日の目印はミカンの木のてっぺんにある白い鉄の棒。先端の旗で区別する場合も
▲温州(うんしゅう)ミカン4品種がランダムに植えられているミカン園。木の数は約200本

ミカン園には「高林早生」「宮川早生」「興津早生」「青島温州」という4品種が植えられています。それぞれ収穫期が異なるため、10月中旬~12月中旬の期間中なら、いつでも食べ頃のミカンが楽しめます。何度も訪れて、いろんな品種を味わうファンも多いようです。
▲形と色と感触を確かめることがポイント

おいしいミカンの見分け方は、形と色と感触の3つがポイント。形は丸型よりUFOのように、やや平たくなっているものをチョイスします。色は全体よりもお尻側の中心部分が黄色になっているものを。感触は軽く触ってみて中の房の形が手に伝わってくるもの(ややデコボコした感じ)を選ぶと糖度の高い熟したミカンに当たる確率が高くなるそうです。
▲ミカンを収穫したらヘタをしっかり落とす

収穫方法は3ステップ。まず果実から数センチ上の部分をハサミでカット。次に茎を切り落とし、最後にヘタの部分を平らに整えます。こうしておかないとミカン同士が実を傷つけ合い、腐ってしまいます。
▲この日の収穫

ミカン園の中でミカンを食べるのは禁止となっており、すべて持ち帰るのが原則です。料金は重量に応じて計算され、100グラムで35円(税込)。市場価格と比べてかなり安価です。
ミカン狩りを終えたら受付へ戻って計量。今回は20個で約1,200グラム、料金は420円(税込)でした。所要時間はケースバイケースですが、親子3人でこの数量を狩って30分程度。制限時間はありませんが、混雑時は数量を制限する場合もあるそうです。
▲ミカン園の隣にあるナシ園

東エリアの果樹園にはさまざまなフルーツが実っています。時期が合えば、ミカン狩り以外の収穫も気軽に楽しめます。主なフルーツの時期はイチゴ1~5月、ウメ5~6月、サクランボ5~6月、モモ6~7月、ブルーベリー7~8月、リンゴ8~9月、イチジク8~10月などとなっています。詳しい収穫時期はホームページに掲載されているので、チェックしてから出かけるのがオススメ。

ミカン狩り後のアクティビティも充実

▲2人乗り自転車で果樹園をサイクリング

ミカン狩りが終わっても、お楽しみは山ほどあります。例えば、果樹園の展望室付近にはレンタル自転車があります。1人乗り、2人乗り、4人乗りがあるので、ファミリーやカップルで果樹園周辺のサイクリングが楽しめます。料金は1人乗り1時間300円、2人乗り1時間600円、4人乗り1時間1,000円(すべて税込)です。
▲展望室前にあるセグウェイとインモーションのレンタル窓口

セグウェイのレンタルもあります。体験料はレクチャー15分+約1kmのコースを15分~20分程度でまわって1,000円(税込)。果樹園周辺を颯爽と駆け抜ければ、心身ともにリフレッシュできます。対象は16歳以上。セグウェイの小型タイプとも言える「インモーション」は6歳以上から体験できます。料金はレクチャー+コース5分で500円(税込)。

アクティビティがいっぱいの西エリアへ!

果樹園からレストラン等がある西エリアへ戻る時も「チューチュートレイン」を利用できますが、帰り道は下り坂になるので、園内の緑を楽しみながら帰るのもオススメ。
▲大型の総合遊具フルーツオーケストラ

西エリアの遊び場には、大きな滑り台やフィールドアスレチックがあります。中でも人気の「フルーツオーケストラ」はフルーツをかたどった大型の総合遊具です。ファミリーが多い印象ですが、実際にやってみると大人でも十分に楽しめます。また、近くには腰をおろせる芝生がいっぱいあるので、敷物を持参すれば、ピクニック気分を味わうこともできます。
▲芝生広場で狩ったばかりのミカンを賞味。酸味と甘みのバランスが調度良い!
▲芝生広場の一番奥にある「スイカの滑り台」。滑る面に凹凸があるので意外なスリルが味わえる

お腹が空いたらココがオススメ

▲デザートバイキングがある「ペルレ」

西エリアには多数の飲食店もあります。一番人気は「ペルレ」のデザートバイキング。20~25アイテムものデザートが60分食べ放題で、大人(中学生以上)1,000円、子ども(6歳~小学生以下)500円(ともに税込)。営業時間は10:00~17:00(L.O.16:00)です。
▲デザートバイキング。内容は季節に応じて変わる
▲バーベキューガーデン

グループやファミリーで飲食を楽しむなら、バーベキューガーデンがおすすめ。屋内だから雨が降っても大丈夫。BBQセットは1人2,300円、酒類も飲み放題のアルコールBBQセット(制限時間90分)は1人3,600円。中学生以下限定のハーフBBQセットは1人1,500円(すべて税込)。利用する際は3日前までに予約が必要。営業時間は11:00~17:00(L.O.16:00)となっています。
▲Pizaa工房の「特製ベーコンピザ」1,200円(税込)

気軽に楽しめるレストラン「Pizza工房」も人気です。ここの魅力は本格的な窯焼きピザ。店舗の脇で焼き上げるピザは生地がモチモチで、トッピングの具材もフレッシュで濃厚。もちろんスパゲティやドリンクもあります。営業時間は11:00~17:00(L.O.16:30)です。
▲Pizza工房の「ジャー サラダ」500円(税込)。地場野菜をたっぷり使用
▲「トロピカル・ワインカーブ」。静岡県の西部では唯一の果実酒製造所

「トロピカル・ワインカーブ」もフルーツパークの目玉の1つ。ここでしか味わえない「ペルレ」をはじめ、世界のワインを味わうことができます。「ペルレ」とはブドウを仕込んで5~6日、アルコール分が2~5%程度の“ワインになりかけ”のベビーワインのこと。シャンパンのような泡立ちとブドウのフレッシュ感はクセになる味わいです。

リアルな恐竜にびっくり!
夜はイルミネーションで感激!

デザートバイキング「ペルレ」の先には「こもれび広場」があります。清らかな小川に沿って歩いていくと、隠れた人気ゾーン「恐竜&噴水ショーエリア」へ通じます。
▲撮影スポット満載の恐竜エリア

フルーツパークに恐竜?そんな疑問も頭をかすめますが、「恐竜&噴水ショーエリア」はぜひ訪れてほしいスポット。恐竜が想像以上にリアルで、しかも動いて、唸る!一番奥にある池で行われる噴水ショーも人気メニューの1つ。エリアへの入場は無料。噴水ショーの公演時間は12:30~、13:30~、14:30~、15:30~となっています。
▲恐竜エリアに展示されているティラノザウルスの模型

ティラノザウルスを手なずける子供?工夫次第で面白い写真が撮れますよ。
▲こんな撮影スポットも園内の随所に
▲「手作り工房」では、園内で収穫されたフルーツをふんだんに使ったドライフルーツやフルーツタルトなどを販売
▲高濃度炭酸泉「ビオトープ トンボの湯」

園内を満喫したら2016年8月にオープンした高濃度炭酸泉「ビオトープ トンボの湯」で疲れを癒やすことができます。高濃度炭酸泉は疲労回復を促進するので、入浴後は心身が軽くなったように感じます。

料金は大人(中学生以上)平日300円・土日祝500円、子供(小学生)平日無料・土日祝250円(すべて税込)。営業時間は10:00~17:00です。場所は管理事務所の2階。出入口ゲートのすぐ近くにあるので帰り際の入浴も便利です。

冬は夜間にイルミネーションを楽しむこともできます。2016年度の開催期間は11月12日~翌年1月15日まで。約300万球のLEDが西エリアを幻想的に彩ります。BBQエリアには全長約140メートルの光のトンネルも出現。点灯時間は17:00頃から(日没時間に応じて変動あり)。期間中の閉園時間は21:00になります。
▲噴水ショー「ファウンテンイルミネーションショー」

イルミネーション期間には噴水ショー「ファウンテンイルミネーションショー」も開催されます。場所は噴水ショーエリア。鑑賞には入園料とは別に600円が必要ですが、入園+噴水ショーのセット券1,000円(ともに税込)もあります。上映は17:30から20:30までの間に、30分おき、7公演が行われ、1回の上映時間は約10分。水、光、音によるドラマチックな演出は圧巻です。

季節に応じて、さまざまなフルーツ狩りができる「はままつ フルーツパーク ときのすみか」。園内に漂う果実の香りを感じながら、収穫の歓びを全身で噛みしめる楽しさは、一度訪れるだけでもクセになります。レストランやアクティビティが充実していることも、ファミリー、グループ、カップルを問わず、老若男女に支持されている理由でしょう。旬の味覚を味わいに出かけませんか?
佐野正佳

佐野正佳

1960年、静岡市生まれ。25年間、東京で暮らした経験を持つため、静岡の魅力を外からの視線と合わせて語れることが強みです。音楽家、音楽ライター、フリー編集者を経て、現在は出版社「マイルスタッフ」に勤務。旺盛な好奇心と「のぞきや精神」で全国各地を東奔西走しています。

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