誰でも気軽にプリンセス!いがらしゆみこ美術館でお姫さま体験

2016.11.30 更新

岡山県倉敷市に、少女マンガ『キャンディ・キャンディ』で知られる漫画家いがらしゆみこ氏の美術館があります。原画の展示を楽しめるだけでなく、少女マンガに出てくるようなプリンセスに変身できると人気です!

▲変身後のドレス姿でいがらしゆみこ氏の原画を鑑賞する筆者

倉敷に少女マンガの巨匠いがらしゆみこ氏の公式美術館を設立

1970年代後半、全国の少女が熱中した人気少女マンガ『キャンディ・キャンディ』(原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこ)をご存知ですか?

岡山県倉敷市には、その『キャンディ・キャンディ』の作画を担当した漫画家いがらしゆみこ氏の公式美術館があります。それが2000年にオープンした「いがらしゆみこ美術館」です。
▲紅白の外壁が鮮やかな「いがらしゆみこ美術館」

生まれも育ちも北海道のいがらしゆみこ氏。なぜ倉敷に公式美術館が?
さっそく美術館にお邪魔して、そのギモンから解き明かしましょう!
▲エントランスの顔出し看板で記念撮影
▲出迎えてくれたスタッフさん。岡林さん(写真右)が着ているコスチュームは同館の制服で、左はなんとスタッフさん自前の服だそう

――なぜ倉敷にいがらしゆみこ氏の美術館が?

「もともと山梨にあった美術館が閉鎖したタイミングで、次の候補地に挙がったのが岡山でした。岡山は国内で初めて児童養護施設が設立された県。『キャンディ・キャンディ』の主人公も施設育ちという縁から岡山に導かれ、中でも美術館が多い倉敷の町並みを気に入ったそうです」と岡林さん。

なるほど。キャンディの生い立ちをヒントに、この場所に行き着いたのですね。
ナゾが解けたところで、いがらしゆみこ氏について知識を深めましょう。
▲こちらが漫画家いがらしゆみこ氏

いがらしゆみこ氏は、少女マンガ雑誌「リボン」(集英社)の『白い鮫のいる島』(1968年)で漫画家デビュー。1977年に、少女マンガ雑誌「なかよし」で連載していた『キャンディ・キャンディ』が、第1回講談社漫画賞を受賞。その頃、テレビ放映も始まりました。

いじめを受けても健気に立ち向かう主人公キャンディの姿に反響が広がり、全国の少女にキャンディブームが巻き起こります。筆者も同じく、毎週テレビにかじりついていたキャンディ現役世代。
▲館内には、漫画『メイミー・エンジェル』のメイミーちゃんをはじめ、キャンディのように笑顔がチャーミングなキャラクター原画が50点以上展示

残念ながら、著作権の問題で、美術館には『キャンディ・キャンディ』の原画やグッズはないのですが、絶版になっている『キャンディ・キャンディ』の漫画を読むことができますよ。
▲漫画をゆっくり読むスペースもある
▲文房具をはじめ、グッズも充実。スタッフさんが持っているのは、倉敷を舞台にした書籍『倉敷物語~はちまん~』(三城誠子著)のキャラクター「はちまんちゃん」のクリアファイル(税込216円)
▲人気のスティックタイプのアメ(1本税込140円)

一生に一度!?プリンセス気分を味わって!

展示を観て終わりではないのが「いがらしゆみこ美術館」。
お姫さま気分を満喫できる「プリンセス体験」が人気なのだそう。好みのドレスとカツラを着て、特設スタジオで自前撮影するプランが税込1,000円(別途入館料が必要)で楽しめるのはお得かも!
▲これまで0歳から90歳までが体験。男性でチャレンジする方もいるそう

普段はノーアクセサリー、地味メイクにモノトーンの服ばかりの筆者。プリンセスの要素がひとかけらもないけれど、旅の恥はかきすて。プリンセス体験に挑戦しました!

別料金でメイク(税込3,780円)も施してもらうことに。担当する美容院は、美術館を出て徒歩1分の場所にあります。

宝塚歌劇団のタカラジェンヌ風のキメキメメイクもできるそうですが、控えめでとリクエストしました。
▲20分ほどかけて丁寧にメイク。ドレス映えしそうな顔になったかな?

美術館に戻ったら、次はドレス選び。一生着ることのないようなプリンセスモード全開の華やかなドレスが100点以上並びます。ウエディングドレスを3分で選んだ筆者は、そのときより真剣に選びましたよ(笑)。
▲岡林さんのアドバイスで「これにします!」

更衣室でチャチャっと着替えたら、次はカツラ選び。人生初のド金髪に!
▲「似合いますね」の声にまんざらでもない筆者の図

帽子をかぶり、扇子を持ったら、アラフォープリンセスの完成!!
▲扇子を持つ腕に、そぐわないじぶんの時計が。心底プリンセスにはなりきれないのか…

変身後は“日本にここだけ”という、いがらしゆみこ氏のイラストをフレームにしたプリントシール(1回・税込500円)を作りました。
▲8パターンのフレームから選べる
▲うまくフレームに合わせて、ハイポーズ!
▲選んだフレームは王子様とのツーショット♪

このプリントシールを小学生の娘に見せたところ、「わたしもやりたい」と強烈なおねだり。確かにプリンセス体験は、女の子にとって憧れですよね!

いがらしゆみこ美術館では、プリンセス体験のオプションとしてプロのカメラマンによる撮影(税込3,000円)も可能。誕生日などの記念日にフォトスタジオへ行ってドレス撮影するお子さんも多いと聞きますが、「わざわざ」と悩む親子にはここで撮影するのもいいかも。きっとお子さんも喜ぶはず!

クライマックスは「カフェプリンセス」の「貴族席」

プリンセスに変身した後は、2016年4月、館内にオープンした「カフェプリンセス」にも立ち寄ってみて。
中でも、カフェ内の「貴族席」で撮影するのがオススメです。キュートな壁紙と、王朝風のゴージャスなソファがあるのはこの「貴族席」のみ。ワンドリンク注文でどなたでも利用できますよ。
▲ワンテーブルのみなので予約がおすすめ

取材に同行しているフォトグラファーが上手にリードしてくれたおかげで、楽しくポージングできましたが、友だち同士でワイワイ撮りあったら、もっともっと楽しいだろうな。
▲気分はプリンセス、のつもり

「カフェプリンセス」ではドレス姿のまま飲食もできます。
メニューの中から選んだのは、新聞、テレビなどいろんなメディアで話題の「プリンセスピンクカレー」。サラダとドリンクのセット(税別1,350円)を注文しました。
名前の通り、カレーの色はピンクです。食べる前に、スタッフさんからこんな説明が。
「王子さまとお姫さまの間には今、障壁があります。お客さまの手で愛を注ぐように、ハートをピンクで埋めてください」。ああ、ロマンティックが止まらない。
▲お皿の両端に王子さまとお姫さまのイラストが

ワイングラスに入ったカレーをハート型のご飯に注ぎます。
このカレー、岡山県産赤ワイン3種をブレンドしているため、この色になるんだとか。カレーがワイングラスに入っている演出はその理由からなのだそう。
▲「これでやっと2人は愛し合うことができます」とスタッフさん

見た目になじみのないピンク色でも、食べてみると意外に硬派なカレーで驚きました。ほどよいスパイス加減のカレーソースに、柔らかく煮込んだ鶏肉がゴロゴロ。見た目と中身のギャップがいい!
▲「プリンセスピンクカレー」はレトルトタイプ(税別690円)も売店で販売
▲カフェメニューの一つ、こちらもピンクで統一された「プリンセスパフェ」(税別1,000円)

袴姿で街を散策するのもオススメ!倉敷の白壁にピッタリ!

ドレスと二分するほど人気なのが「矢絣袴」体験。袴姿で2時間、美観地区内を散策できます(税込3,500円)。白壁が続く町並みに、矢絣の文様と袴姿が馴染んでいる!フォトジェニックな記念の1枚が撮れますよ。
▲人力車を利用する場合、同館からの申し込みで10%off(写真提供:いがらしゆみこ美術館)

しっとり旅情が似合う倉敷の意外な楽しみ方、プリンセス体験。普段なら絶対しない変身を遂げ、女子力がちょっぴり高まったかも♪
“お姫さま願望”がある方もない方も、岡山旅の一コマにお試しくださいね。
撮影:松本紀子
ココホレジャパン

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