名古屋人がオススメ!名古屋観光の知られざる魅力10選

2016.11.11 更新

味噌カツにひつまぶし、手羽先、モーニング…名古屋といえば独特な食文化が人気を集めていますが、楽しんでほしいのはグルメだけではないんです。今回は、名古屋で生まれ育った編集部員(自称:名古屋嬢)が太鼓判を押す観光スポットを10カ所ご紹介。食べてうみゃ~、巡って新発見の名古屋へ行ってみよまいっ!

▲名古屋随一の繁華街・栄の「オアシス21」。左後方は「名古屋テレビ塔」

1.金のシャチホコがお出迎え!名古屋観光のスタートは「名古屋城」から

名古屋観光の大定番といえば「名古屋城」。大阪城、熊本城とともに日本三名城の一つにも数えられる名城です。名古屋駅(※名古屋の人は略して名駅「めいえき」と呼びます)からは、「メーグル」という観光ルートバス一本で行くことができますよ。
徳川家康が九男・義直のために築城した名古屋城は、徳川御三家の一つである尾張徳川家17代の居城として明治時代まで利用されました。その後、戦災で焼失しましたが、昭和34(1959)年、金のシャチホコをいただく五層の大天守閣と小天守閣が再建され、現在は名古屋のシンボル的な存在として知られます。
大天守閣内は、名古屋城と名古屋の歴史を知ることができる博物館となっています。博物館と聞くとお堅いイメージが先行しますが、築城した際に運んだ石垣の石の重さを実際に体験できたり、実物大の金のシャチホコの模型にまたがって記念撮影できたりと、楽しく学ぶことができますよ。
また、近世城郭御殿の最高傑作といわれる本丸御殿の復元工事も進められており(2018年完成予定)、2016年6月には「対面所・下御膳所」が見学できるようになったほか、2016年10月には本丸御殿ミュージアムショップもオープン。ここでしか買えないオリジナル商品は要チェックです!

2.感動と癒やしの楽園「東山動植物園」で遊ぶ!

“イケメンすぎるゴリラ”として話題のシャバーニをはじめ、約500種類もの動物の生態にふれることができる「東山動植物園」は、観光客だけでなく、名古屋っ子にも愛される憩いのスポット。名古屋城からは地下鉄を乗り継いで約30分で到着です。

広~い園内には、動物園・植物園のほか、遊園地、夜景の美しさに定評のある「東山スカイタワー」が集結。一日ではまわりきれないほど見所盛り沢山なんです!
なかでも外せないのは、東山動植物園のアイドルとして根強い人気を誇るコアラ。木の上でお昼寝したり、ユーカリの葉をハムハムしたりする姿はとってもキュート。コアラを見られる動物園は全国的にも珍しく、東海地方ではここだけです。
園内にあるフードコートでは、「コアラアイス」や「コアラ饅頭」など、コアラにちなんだかわいいスイーツも味わえますよ。

3.ギネス認定!世界最大のプラネタリウムで銀河の旅へ

東山動物園から名古屋市営地下鉄(東山線)一本で行くことができる「名古屋市科学館」は2011年にリニューアルしたプラネタリウムが大盛況。当日分のすべての観覧券が午前中に完売してしまうこともあるほどで、天文ファンならずとも一度は訪れたいスポットです。
内径35mと世界最大のプラネタリウムドームでは、最新鋭の映像技術で再現したという限りなく本物に近い星空を、革張りの大型リクライニングシートに身を任せて、ゆったり眺めることができます。こだわりの音響と学芸員によるわかりやすい生解説が、スペクタクルな天体ショーをいっそう盛り上げてくれますよ。
プラネタリウム以外にも、高さ9mの人工竜巻を観察できる「竜巻ラボ」や、マイナス30度の部屋でオーロラの全天映像を見られる「極寒ラボ」など、好奇心をくすぐられる展示が充実。「科学」を身近に感じられること請け合いです。

4.「ごった煮」が魅力の大須商店街で食べ歩き!

名古屋一の規模と人気を誇る商店街といえば、「大須商店街」です。名古屋市科学館からは地下鉄で一駅、徒歩でも移動できる距離ですよ。
365日活気に満ちあふれる大須商店街の魅力は、なんといっても“ごった煮感”。年齢・性別・国籍を問わず、サブカルチャーからメジャーまで、さまざまな文化を受け入れて進化を続ける商店街は、何度訪れてもまた来たくなる居心地の良さが人気の秘密です。
商店街の入口に位置する「大須観音」は、大須の顔。毎月18・28日には骨董市が開かれ、さまざまな骨董品を扱う露店がずらりと並びます。お参りを済ませたら、次は“名古屋の味”を食べ歩いてみませんか。
▲名古屋の駄菓子屋では定番の「玉せん」

鉄板で焼いたエビせんべいに黄身をつぶした目玉焼きを挟み、お好み焼き用のソースとマヨネーズで味つけしたおやつ「玉せん」や、名古屋人のソウルフードともいえる「スガキヤ」のラーメン(なんと税込で320円!)など、リーズナブルでおいしいご当地グルメが大充実です。

5.名古屋一のパワースポット「熱田神宮」でエネルギーチャージ

大須観音から商店街を東へまっすぐ進むと、地下鉄・上前津駅に突き当たります。ここから足をのばしてみたいのが、「熱田さん」の愛称で親しまれる「熱田神宮」。熱田神宮の最寄りである神宮西駅までは、わずか7分の乗車で到着です。
三種の神器の一つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」をまつり、古来より朝廷や武将の崇敬を集めてきた熱田神宮は、「伊勢神宮」に次ぐ権威ある神社。年間約650万人もの参拝客が訪れる名古屋観光の代表格です。
都心部にありながら静寂漂う境内は、市民の心のオアシスとしても親しまれています。とりわけ「南神池(みなみしんいけ)」に隣設する茶屋から眺める景観は必見。参拝後はここで足を休めつつ、名物の「きよめ餅」を味わってみてはいかがでしょう。

6.有松で美しい町並みと伝統の技にふれる

熱田神宮とあわせて訪ねてほしいのが、伝統工芸「有松絞り」の里・有松です。神宮前駅から赤い名鉄電車に揺られること13分、有松駅で降り立つと、江戸時代の町並みにタイムスリップできますよ。
慶長13(1608)年、尾張藩の出したお触書により、東海道の池鯉鮒(ちりゅう)宿と鳴海宿の間に誕生した有松は、江戸時代より名物「有松絞り」で繁栄し、今も風情ある町並みが残る散策にぴったりのエリア。屋根に「うだつ(防火壁)」のあるお屋敷も見られます。
有松駅から徒歩約5分の「有松・鳴海絞会館」では、伝統工芸士による絞りの実演を間近で見学できるほか、予約をすれば、ハンカチやのれん、Tシャツなどの絞り体験も可能です。
▲くくり技の一つ「ひしゃき縫い」

もちろん、反物や浴衣、ネクタイ、小物類など、絞りを使ったアイテムも多数展示販売されているので、粋な名古屋みやげをお探しの方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

7.名駅・栄の地下街で名古屋メシを食べつくす!

東海道の粋を訪ねた後は中心部に戻り、名古屋の街の代名詞ともいえる「地下街」を巡ってみてはいかがでしょう。有松駅から「名鉄名古屋」駅(名駅)へは22分で到着です。
▲栄地下街の中心地「クリスタル広場」 ※現在、写真中央のクリスタルオブジェは撤去され、イベントスペースとなっています

日本の地下街発祥の地でもある名古屋。二大繁華街である名駅と名駅から地下鉄で二駅の「栄」駅周辺には、迷路のような大地下街が広がっています。

地下街へ来たのならば、名古屋グルメを堪能しないわけにはいきません!どの通りにも老舗の逸品が目白押しですが、なかでも名古屋メシの宝庫といえば、名駅の新幹線地下街「エスカ」です。
▲土鍋で提供される味噌煮込みうどん

エスカでは、赤味噌文化の名古屋ならではの味噌煮込みうどんや味噌カツ、どて煮をはじめ、手羽先や名古屋コーチン、きしめんやあんかけスパなど、気分や好みにあわせてさまざまな名古屋メシを味わえます。

ランチ・ディナータイムの行列は必至ですが、並ぶだけの価値がある名店ばかり。なかでも編集部員のイチオシは、「鈴波」の魚介の粕漬。「守口漬」で知られる「大和屋」の漬ける技術を生かした焼き魚と白いごはんの相性が抜群です。

名古屋名物のモーニングを楽しむなら、名古屋市内に9店舗を構える老舗喫茶店「コンパル」がおすすめ。地下街では、名駅の「メイチカ」に1店舗と栄駅の「森の地下街」に2店舗ありますよ。
▲創業当初から変わらないオリジナルブレンドコーヒーと、本格的なサンドイッチメニューが人気のコンパル(写真は大須本店)

好きなドリンク+130円で食べることができるモーニングセットのハムエッグトーストは、カリッと食感のトーストの中に、ハムエッグがギュギュッ。ソースの染み渡った千切りキャベツがいいアクセントで、満足感の高い一品です。

8.江戸の香りが息づく町「四間道」を歩く

高層ビル化の進む名駅周辺ですが、少し足をのばすと、江戸時代の面影を残す町並みと出合えます。名駅から歩いて15分ほどの「四間道(しけみち)」です。
名古屋城下を流れる堀川の西側に位置する四間道は、名古屋城築城とともに始まった清須越(きよすごし)にともなってつくられた商人の町。軒を連ねる町家と石垣の上に立つ土蔵群が通りに面して立ち並ぶ景観は趣があり、都市部にいるのを忘れます。
四間道のすぐ近くにある「円頓寺(えんどうじ)商店街」は、レトロな雰囲気漂うアーケード街。昔ながらのお店が多いですが、最近はオシャレなカフェや雑貨店が増え、注目のスポットとなっています。ぶらり散歩するにはもってこいのスポットですよ。

9.産業観光の金字塔「トヨタ産業技術記念館」を訪ねる

名駅の西地区には、ものづくりの街・名古屋ならではの、世界に名を馳せる企業のミュージアムが2つあります。その一つが「トヨタ産業技術記念館」です。
同館は、トヨタグループ創業者の豊田佐吉が、動力織機の研究開発のために明治44(1911)年に創設した試験工場の場所と建物を利用して建てられた博物館。トヨタグループが携わってきた繊維機械と自動車を中心とする産業技術の変遷を、本物の機械の動態展示やオペレーターによる実演でわかりやすく紹介。そのクオリティの高さが評判となり、今や世界各国から見学に訪れる人が後を絶たない人気スポットなんです。
入場料のみで参加できるガイドツアー(当日要申込み)に参加すれば、「繊維機械館」「自動車館」からなる広大な館内を効率よく見学できますよ。

10.まるで宝石…「ノリタケの森」でオールドノリタケの世界に浸る

トヨタ産業技術記念館のほど近くにあるのが、名古屋産業観光のもう一つの目玉である「ノリタケの森」です。
陶磁器メーカー「ノリタケ」が創立100周年を記念して2001年にオープン。緑あふれる敷地内にあるクラフトセンターでは、生地の製造から絵付けまで、ノリタケの技と伝統を間近で見ることができます。さらにミュージアムでは、ジュエリーのような輝きを放つ「オールドノリタケ(明治~昭和初期製造)」を心ゆくまで鑑賞できますよ。

カフェやレストランでノリタケ食器を使った食事やデザートを楽しんだり、直営ショップでおみやげを探したり、名古屋観光の締めくくりにもぴったりなスポットです。
2017年12月25日(月)まではクリスマスのライトアップを実施。約4万球のイルミネーションが園内を華やかに彩ります。
お送りしました名古屋の観光スポット特集、いかがでしたでしょうか?質の高い展示や知られざる名所が名古屋にはこれだけあるんです。侮るなかれ、食も観光も120%楽しめる名古屋にいっぺん出かけてみてちょーだゃあ!
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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