紅葉!絶景!京都のライトアップ名所10選~古都を華麗に彩る光のショー~

2017.11.10

一年を通して多くの観光客が訪れる京都。風情ある古都の名所旧跡はライトアップの宝庫でもあります。赤く染まる紅葉と光に照らされた寺社の競演をはじめ、京都に行ったら必ず訪れたいライトアップの名所をご紹介します。

ライトアップの名所その1.【青蓮院門跡】

皇室あるいは摂関家が歴代の門主(住職)を務めてきた由緒ある寺院・青蓮院門跡。宇宙の真理そのものである大日如来の化身・青不動明王をお祀りし、国宝「青不動明王二童子像」を所蔵していることでも有名です。
この青不動明王にちなみ、大小1,000の照明器具による青い光で境内を照らすライトアップがとても幻想的!星屑を散らしたように映る光景に包まれれば、まるで宇宙空間に身を投じているかの気分になります。
▲将軍塚から見る京都の夜景

また、青蓮院門跡の飛び地境内「将軍塚青龍殿」には、あの「清水の舞台」の4.6倍の広さを誇る大舞台があり、そこから見下ろす夜景は圧巻。
こちらでもライトアップが行われるので、青蓮院門跡を訪れた際には是非セットでまわりたい絶景スポットです。
尚、青蓮院門跡から将軍塚青龍殿は距離があるため、車や公共交通機関での移動をおすすめします。

※2017年秋のライトアップスケジュール
10月27日(金)~12月3日(日)/18:00~22:00(受付~21:30)

【青蓮院門跡へのアクセス例】
地下鉄東西線・東山駅下車、徒歩約5分
京都市バス・神宮道バス停下車、徒歩約3分

ライトアップの名所その2.【嵐山】

京都を代表する観光エリア・嵐山では毎年初冬の時期に、渡月橋や竹林をはじめとしたエリア一帯を幽玄に照らす「嵐山花灯路」というライトアップイベントが開催されます。
開催期間は例年わずか10日間ほどですが、ライトアップされた優美な嵐山の姿を一目見ようと世界中から観光客が訪れています。

おすすめは優しい光で煽られた嵯峨野の竹林。小径を恋人と手をつなぎなら歩けば、ムードが盛り上がること間違いなしです。
▲露地行灯が点る竹林の小路。散策路にはいけばな作品も並ぶ

しんと張りつめた古都の初冬の空気を感じながら、平安の世に思いを馳せてみませんか?

※2017年のライトアップスケジュール
12月8日(金)~17日(日)/17:00~20:30
開催内容についての詳細はイベントホームページをご確認ください。

【嵐山・竹林エリアへのアクセス例】
京福電鉄嵐山線、阪急嵐山線・嵐山駅下車、徒歩約5分
京都市バス・嵐山天龍寺前バス停下車、徒歩約5分

ライトアップの名所その3.【清水寺】

「清水の舞台から飛び降りる」のことわざで有名な「清水寺」。知名度・人気ともに京都はもとより日本を代表する観光スポットとして、世界中から観光客が訪れています。

そんな清水寺が最も美しく輝くのが春・夏・秋の年3回行われるライトアップの時期。闇夜に浮かぶ本堂や舞台をはじめ、境内全体が華やかな雰囲気に包まれます。
▲清水の舞台と紅葉がセットでライトアップ!撮影スポットとしても有名

いずれの季節のライトアップも人気を博していますが、周囲の木々が赤く色づく秋のライトアップは一際話題を集めます。

境内から行列が続くほどの人気ぶりなので、余裕を持って観たい方は夜間拝観の受付が開始する前から並んでおくことをおすすめします。
▲ライトアップされた三重塔の姿もまた見事

各季節のライトアップの期間や開門・閉門時間は年によって変わります。詳しくは清水寺の公式ホームページをご確認ください。

※2017年秋のライトアップ(夜間参拝)スケジュール
11月11日(土) ~ 12月3日(日) /17:30(開門)~21:00(受付終了)

※清水寺本堂は、平成の大改修により2021年頃まで修復工事中のため、写真のように本堂が見えない場合があります。ただし、通常通り入場は可能です。

【清水寺へのアクセス例】
京阪電鉄・清水五条駅下車、徒歩約25分
京都市バス、京阪バス・五条坂バス停下車、徒歩約10分

ライトアップの名所その4.【高台寺】

豊臣秀吉の正室・ねね(高台院)が夫、秀吉の死後に建立した高台寺。戦国の世では珍しく恋愛結婚だった二人の絆の深さと夫に対するねねの大きな愛が随所に見られる寺院です。
▲毎年、幻想的な演出で華麗に浮かび上がる高台寺の竹林

この高台寺、京都の名刹の中でも古くからライトアップを行っており、20年以上も前から独創的な演出を行っています。

最近では方丈にある波心庭(はしんてい)をスクリーンに見たてたプロジェクションマッピングを行うなど、前衛的な演出方法も積極的に取り入れており、観光客のみならず、地元の京都市民からも注目を集めるライトアップの名所となっています。
▲京都社寺のライトアップの先駆けともいえる臥龍池(がりょうち)のライトアップ

ライトアップは例年、春・夏・秋の年3回。各季節とも日没から22:00の時間を目安に行われています。詳しくは高台寺の公式ホームページをご確認ください。

【高台寺へのアクセス例】
京阪電鉄・祇園四条駅下車、徒歩約10分または阪急・河原町駅下車、徒歩約15分
京都市バス・東山安井バス停下車、徒歩約5分

ライトアップの名所その5.【東寺(教王護国寺)】

京都のシンボルともいえる五重塔といえば、京都駅から少し南に行ったところにある「東寺」の五重塔。国宝にも指定されているこの五重塔と、名物の不二桜(八重紅枝垂桜)のライトアップを観ようと、春には多くの観光客が訪れます。

新幹線の南側の窓からも見える、高さ55mの五重塔と、高さ13mの巨木・不二桜の競演は荘厳の一言。一生に一度は拝んでおきたい日本の風景です。
2015年からは、秋にもライトアップが実施されるようになり、紅葉と五重塔の競演を観ることもできます。

※2017年秋のライトアップスケジュール
10月28日(土)~12月10日(日)/18:30~21:30(受付~21:00)

【東寺へのアクセス例】
各線・京都駅下車、徒歩約15分または近鉄京都線・東寺駅下車、徒歩約10分
京都市バス・東寺東門前または東寺南門前または九条大宮または東寺西門前バス停降りて直ぐ

ライトアップの名所その6.【宝泉院】

京都大原「三千院」の参道を奥まで歩くと突き当たる「勝林院」。その僧坊として古くから大原の地に立つ「宝泉院」は、秋のライトアップ名所の定番です。
樹齢700年を誇る「五葉の松」に抱かれた門をくぐり、客殿に一歩足を踏み入れれば、額縁に入れた絵画のような庭園が。BGMのような声明(しょうみょう)が常に流れる空間で、畳に座してただただ庭園を眺める…この上なく贅沢な時間を過ごすことができますよ。

※2017年秋のライトアップスケジュール
11月4日(土)~12月3日(日)/17:45~21:00(受付~20:40)

【宝泉院へのアクセス例】
京都市バス・大原バス停下車、徒歩約15分

ライトアップの名所その7.【永観堂(禅林寺)】

京都の紅葉の代名詞的存在といえる「永観堂(えいかんどう)」。いにしえより「秋はもみじの永観堂」とみやこびとたちに愛されてきました。その美しい紅葉風景は京都でも1、2を争う人気です。
▲境内には約3,000本もの木々が色づき、まるで錦の織物のような美しい景色を作り出す

毎年11月に開かれる「寺宝展」にあわせて、夜間の特別拝観も始まります。ライトアップされた紅葉は幻想的の一言。心に深く刻まれるシーンになることでしょう。

※2017年秋のライトアップスケジュール
11月7日(火) ~ 12月6日(水)/17:30~21:00(受付~20:30)

【永観堂へのアクセス例】
地下鉄東西線・蹴上駅下車、徒歩約15分
京都市バス・南禅寺永観堂道バス停下車、徒歩約3分

ライトアップの名所その8.【北野天満宮】

学問の神様として名高い菅原道真公をご祭神としてまつる「北野天満宮」。梅の名所としても知られ、梅の花が咲き乱れる季節には多くの観光客が訪れます。
でも実はこの北野天満宮、紅葉ライトアップの名所であることをご存知でしたか?
▲御土居(おどい)沿いを流れる紙屋川にかかる「鶯橋」。川面には鮮やかな紅葉が映る

境内の西側には、豊臣秀吉が築いた土塁「御土居」の一部が残っています。そしてその御土居には、かつての自然林が今に残り、およそ300本の木々が色づく紅葉名所「もみじ苑」として知られています。

日が暮れた後の幽玄な光に照らされた太鼓橋。茶室に設けられた舞台から眺めるライトアップされた紅葉。美しい風景の数々に言葉を失います。

※2017年秋のライトアップスケジュール
11月11日(土)~ 12月3日(日)/日没~20:00

【北野天満宮へのアクセス例】
京福電車・北野白梅町駅下車、徒歩約5分
京都市バス・北野天満宮前バス停降りて直ぐ

ライトアップの名所その9.【梅小路公園】

京都駅から徒歩15分ほどの場所にある「梅小路公園」。広い芝生広場に「京都水族館」や「京都鉄道博物館」などの施設があり、京都市民の憩いの場となっています。

その公園内にある日本庭園「朱雀の庭」も実は穴場的な紅葉スポット。池泉回遊式庭園の中央にある「水鏡」と名付けられた浅池には、周辺の美しい紅葉が映し出されます。
▲公園内で約9,000平方メートルの広さを誇る池泉回遊式庭園「朱雀の庭」

例年11月中旬~下旬頃にはライトアップイベント「梅小路公園 紅葉まつり」も行われ、昼間とはまた違う美しい表情を愛でることができます。
京都駅からも程近く、旅行や出張の帰りがけによって紅葉ライトアップを楽しめるのも嬉しいですね。

※2017年のライトアップスケジュール
11月17日(金)~12月3日(日)/17:00~21:00

【梅小路公園・朱雀の庭へのアクセス例】
各線・京都駅下車、徒歩約15分
京都市バス・梅小路公園前または七条大宮・京都水族館前または梅小路公園・京都鉄道博物館前バス停降りて直ぐ

ライトアップの名所その10.【大覚寺】

静かなひとときを堪能するなら、京都市街地の北西部に位置する嵯峨野がおすすめ。なかでも「大覚寺」は、日本に現存する最古の庭池「大沢池(おおさわのいけ)」を望む風光明媚な地にあり、嵯峨天皇が愛した離宮の面影を残す門跡寺院です。
大沢池周辺の広大なエリアを、幻想的で柔らかな光が照らし出す紅葉ライトアップは必見!紅葉に囲まれた大沢池のほとりに佇む心経宝塔(しんぎょうほうとう)と光の競演に思わず言葉を失います。
悠久の歴史をつむぐ大覚寺で、1200年前のみやこびとたちも愛した秋の風景に、思いを馳せてみませんか?

※2017年のライトアップスケジュール
11月10日(金)~12月3日(日)/17:00~20:00受付終了 ※諸堂エリアの拝観不可

【大覚寺へのアクセス例】
JR線・嵯峨嵐山駅下車、徒歩約20分または京福電鉄・嵐電嵯峨駅下車、徒歩約25分
京都市バス・大覚寺または京都バス・旧嵯峨御所 大本山 大覚寺バス停降りて直ぐ
京都のライトアップ名所の数々、いかがでしたでしょうか。
古都の風情を色濃く残す京都では、寺社仏閣をはじめ、あらゆるスポットでライトアップイベントを行っています。寺社巡りや文化体験と合わせて予定を組めば、季節ごとに訪れる楽しみも増えますよ。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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