景色も食事もイベントも!琵琶湖クルーズで楽しむ80分の非日常空間

2016.12.15 更新

滋賀県にある日本一大きな湖「琵琶湖」。その南湖をゆったりと周遊する外輪船「ミシガン」は、国内で運航するレストランシップの先駆けとして、琵琶湖を訪れる多くの方に利用されています。今回は趣向を凝らした船内演出と雄大な琵琶湖パノラマを楽しむ80分のミシガンクルーズに出かけてきました。

滋賀県の面積の1/6を占める琵琶湖は、日本最大の大きさを誇る湖として人気の観光スポット。そんな琵琶湖南部を周遊する「ミシガン」は、1982(昭和57)年に誕生して以降、琵琶湖を訪れる多くの観光客に利用されています。

「ミシガン」の由来は、滋賀県と友好姉妹都市であるアメリカ・ミシガン州から。本場さながらの陽気な音楽と美味しい食事、そして船の外観もアメリカ・ミシシッピ川で運航されている外輪船をイメージしているそうです。
(写真提供:琵琶湖汽船株式会社)

ミシガンクルーズは陽気なクルーズイベントを楽しむ80分コース「ミシガン80」、琵琶湖を気軽に楽しむ60分コース「ミシガン60」、琵琶湖の美しい夕景・夜景を楽しむ「ミシガンナイト」の3種類。

今回は「ミシガン80」を選択。京阪石山坂本線・浜大津駅下車徒歩約3分の「大津港」から乗船しました。
▲まずは乗船券売場で受付。レストランで食事(コース・ブッフェ)をする場合は予約しましょう
▲航路マップでコースをチェックしながら、出航の時を待ちます

出港10分前になると、軽快な音と共にゲートがオープン!「ミシガンクルーズへようこそ!」とクルーのはつらつとした声が響き渡ります。

エンターテイメント船であるミシガン。ゲートをくぐり抜ける瞬間からミシガンクルーズの世界はスタートしているのです。
▲ゲートをくぐり抜けるといよいよミシガンクルーズの始まりです
▲船の前には「ミシガン・ベル」が。乗船前のワクワク気分を盛り上げます

船内に入ると、まずはミシガンパーサーズから乗船のご挨拶。
ミシガンの簡単な紹介や歴史、季節毎のおすすめなど、俳優顔負けのイケメンなパーサーたちが、愉快なトークで場の雰囲気を和ませます。
「さぁ、出港です!」船の外を見るようにと促されると、港にはスタッフの方が!
▲この日はあいにくの雨でしたが、傘とレインコート姿で見送ってくださいました
▲行ってきまーす!

まずは船内を探検!

ミシガンは1階からスカイデッキまでの4階建てになっています。
最上階は琵琶湖が一望できるスカイデッキ。天気の良い日はこのように360度琵琶湖を見渡せるパノラマが広がります。
▲琵琶湖の南部(南湖)は波もほとんどないので、乗り物酔いが心配な方もゆったりと景色を眺めることができます(写真提供:琵琶湖汽船株式会社)
▲天気の良い日は比叡山もくっきり!(写真提供:琵琶湖汽船株式会社)

スカイデッキの奥には操舵室が。ここでは見学室からミシガン船長が操船する様子を見ることができます。撮影用の制服も置いてあるので、舵の前で船乗り気分の写真を撮ることもできますよ。
▲乗り物好きの子どもにも大人気の場所なのだそう

3階のステージでは毎便楽しいクルーズイベントを開催。歌も踊りもトークも際立つパーサーたちが楽しいパフォーマンスを披露してくれます。
▲その日の乗船客の性別・年齢層に応じてパフォーマンスを変える機転の良さ!

夏休み中は船内スタンプラリーやキッズ英会話を開催したり、ハロウィンではクルーたちが仮装したりと、四季を通してさまざまなクルーズイベントを開催しているので、何度乗っても楽しむことができます。

同じく3階にある「ロイヤルルーム」はミシガンの貴賓室。28名までのパーティーに最適な部屋で貸切利用も可能です。VIP気分でクルーズを満喫したい方はぜひ事前に電話で問い合わせてみてください。
▲過去にはプロポーズのためにロイヤルルームが使われたこともあったのだそう

食事も充実!のミシガン

軽食やおしゃれなスイーツが充実しているカフェをはじめ、季節ごとに趣向を凝らしたコース料理やブッフェを楽しむことができるレストランなど、船内では3カ所で食事を楽しむことができます。
※料理メニュー・写真・料金は、すべて2016年取材時点の情報です

2階にある「ミシガンカフェ」では、外輪パドルをモチーフに作られた12枚のパンケーキが印象的な「ミシガンパドルパンケーキ」や、ミシガンと琵琶湖をイメージした盛り付けが印象的な「ミシガンカレー」など、見た目にもかわいいメニューが揃っています。
▲近江米「みずかがみ」の米粉を使用したミシガンパドルパンケーキ1,700円(12枚)※税込・乗船料別途要
▲隠れファンも多いミシガンカレー1,500円(サラダ・コーヒー付き)※税込・乗船料別途要
2階にある「ミシガンホール」(「ミシガン80」2便・3便で利用可)では、ブッフェスタイルで約25~30種類のメニューを味わえます。シーズンごとに変わるテーマも魅力です。
▲ランチブッフェは大人(中学生以上)2,700円、小学生1,600円、幼児(2歳以上)800円※税込/要予約・乗船料別途要

1階の「ミシガンダイニング」(「ミシガン80」2便・3便、「ミシガンナイト」で利用可)では、洋食だけでなく、滋賀ならではの食材を使った和食などさまざまなコースの中から選ぶことができます。中でも1日20食限定の「四季の恵み箱御膳」(「ミシガン80」2便・3便で利用可)は食材に琵琶湖八珍を使うなど、滋賀を訪れる観光客に大人気のメニューです。
▲19世紀のアメリカをイメージした落ち着いた雰囲気のミシガンダイニング
▲四季の恵み箱御膳(3,090円)※税込/要予約・乗船料別途要(写真提供:琵琶湖汽船株式会社)

まだまだある、ミシガンのお楽しみスポット

(写真提供:琵琶湖汽船株式会社)

ミシガンは後部パドル(外輪)だけで航行する、国内でも珍しい船。1階の「パドルウォッチ」ゾーンでは、象徴的な赤いパドルが動く様子を間近で見ることができます。
▲1分間に15回転するというパドル。近くで見ると水しぶきが立ち上がり、大迫力です!

また、毎年10月から3月頃までは琵琶湖に飛来する「ゆりかもめ」を見ることもできます。好奇心旺盛な性格なので、デッキのすぐそばまで近づくことも。ミシガンのそばをサーっと滑空する珍客の姿に、デッキでは歓声が起こります。
▲手を伸ばせば届きそう。野生なので餌はあげないでくださいね

ミシガンは2014年1月、船舶としては日本初の「恋人の聖地」にも選ばれています。全国にある観光スポットの中でもデートやプロポーズにぴったりの場所として恋人たちを応援するのが、恋人の聖地。実際に夕方から出港する「ミシガンナイト」ではカップルでの乗船も多いそうです。
▲1階船首には恋人たちにぴったりの撮影スポットが。ロマンチックな雰囲気を演出します
▲船内に3つだけあるという隠れ「ハートマーク」。ぜひ探してみてください

観光からデートまで幅広い年代の方が楽しめるミシガンクルーズ。
クリスマスシーズンを盛り上げる船内装飾や、季節やテーマごとのイベントクルーズの運航も行っています!

1年を通じてさまざまな表情を見せる琵琶湖の景色を眺めるのもあり、ゆったりとした雰囲気の中で美味しい食事に舌鼓を打つのもあり。あなたはどんなふうに楽しみますか?
石原藍

石原藍

ローカルライター。 大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、現在は縁もゆかりもない「福井」での生活を満喫中。「興味のあることは何でもやり、面白そうな人にはどこにでも会いに行く」をモットーに、自然にやさしく、心地よい生き方、働き方を模索しています。趣味はキャンプと切り絵と古民家観察。

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