仙台のレトロな壱弐参横丁でおしゃれディナー!女性にもオススメしたいお店3選!

2017.01.14 更新

横丁と聞くと立ち飲み屋が並んでいるイメージで、足を踏み入れるのを躊躇する女性も少なくないと思います。しかし、知る人ぞ知る名店が軒を連ねていたりするのが横丁。おしゃれなお店も多く、女子旅のディナーにもオススメという情報をキャッチ!そこで真相を確かめるべく、仙台の壱弐参(いろは)横丁に行ってきました。

~壱弐参横丁~誕生から70年以上!昭和の趣を残す横丁文化

昭和から平成に年号が変わってから約30年。日本国内から徐々に昭和の面影を残す街並みが消えていく中、今でも古き良き時代の趣を守り続ける横丁が存在します。それが仙台市青葉区のアーケード街にある「壱弐参横丁」です。   
JR・地下鉄仙台駅から西へ徒歩で約10分。青葉通りと南町通りをつなぐ「サンモール一番町通り」のアーケード内に提灯と暖簾が掛かった一際レトロな横道が現れます。
▲飲食店や衣料品、物販店など130店以上のお店が軒を連ねます   
魅力的なお店がズラリと並んでいるので、見て回るだけでもきっと楽しいはず。特に旅で訪れたならお店に入る前に横丁内をぐるっと巡ってみましょう!
▲昭和を知らなくてもレトロな雰囲気を楽しめます!
壱弐参横丁は、平行する2本の路地とその路地を横に繋ぐように通る6本の小道で構成されています。アーケード内で照明も完備されているため、道も明るく女性だけでも安心して歩けるところも人気の理由かもしれません。  
▲味わい深い手押しポンプを発見!
▲早速使ってみると勢い良く水が飛び出します。まだまだしっかり現役です
▲流し場のモザイクタイルは2010年に地元大学生の協力で作られたという。横丁の愛され方がこんなところからも見えてきますね
一通り歩いてみると分かりますが、この横丁には赤提灯がぶら下がるお店をはじめ、イタリアンやフレンチなど思わず「可愛い」と口に出してしまいそうなお店も多いのです。女性も入りやすい雰囲気なので、横丁初心者にもオススメ!

そろそろお腹も空いてきたところでいよいよ目的のお店へ移動します!

~Restaurant&Cafe EUR(レストラン&カフェ エウル)~季節のイタリア料理とワインを嗜むお店

最初にやってきたお店は、毎月テーマに沿ったイタリア料理を提供してくれるレストラン&カフェの「エウル」です。
2008年に開店したというこちらのお店。木製の扉をくぐるとおしゃれな空間が広がります。カウンター4席、テーブル14席のコンパクトな店内は落ち着いた雰囲気と清潔感のある内装がとても素敵!
▲テーブル席があるので複数人でも利用しやすいですね
▲1、2名なら厨房が見えるカウンターがオススメ!
カウンターは厨房と対面式になっているので、調理しているところを見たり、お店の人と話しながら食事を楽しめます。

今回はカウンター席について、早速ワインを頂くことに。
▲時期によって扱うワインも変えているそうで、この時はトスカーナワインがメインでした。グラスワイン850円(税別)
エウルのマスターで日本ソムリエ協会の認定ソムリエでもある鈴木 潤(じゅん)さんによると、「トスカーナワインはキリッとした口当たりの後で、スミレのようなフローラルさが鼻を抜けるのが特徴のワイン。トスカーナ地方のお料理とは当然相性も良いですが、お肉料理と合わせてもとても美味しいワインです」とのこと。    
▲エウルのパティシエ、青木さん(奥)とダンディなマスター、鈴木さん(手前)
2年に一度は必ずイタリアへ行くというほどイタリアに惚れ込んでいる鈴木さん。各地を巡っている経験を活かして、エウルではイタリア各地の料理を楽しめるイベントを毎月開催しているのだそう。    
▲店内の黒板には手書きのイタリア地図も
そんなお店にまつわる話で盛り上がっていると、厨房からいい香りが漂ってきました。出てきたのは、この時期オススメという料理「エゾ鹿のロースト カシスのソース」。毎年12月~1月までの2カ月間は、事前予約をすることでエゾ鹿とイノシシのお肉を使ったジビエ料理をコース料理のメインにしてもらえるそうです。    
▲「エゾ鹿のロースト カシスのソース」おまかせコース5,000円(税別)やクリスマスディナーコース6,000円(税別)のメイン料理。要事前予約
しっかりとしたお肉の食感ながら赤身の部分は柔らかく、噛むほどに香ばしい香りが上質な食材であることを裏付けています。お肉の旨みをより引き立てるのが、フレンチのソース作りからヒントを得ているというカシスとフランボワーズ、そしてザクロのソース。    
▲美味しい料理に自然と笑みもこぼれます   
季節の食材を使用したコース料理をはじめ、月替りのイベントによるイタリア各地の料理など、いつ訪れても様々な味を楽しめるのは嬉しい限り!    
おいしい料理とワインに会話も弾んで、ついつい長居してしまいそうなエウル。趣ある横丁の中でおしゃれで本格的なイタリア料理を楽しむのも素敵ですね!

~ビストロ ココット~家庭的なフレンチを気軽に!親しみやすいビストロ

次に向かったのがカジュアルフレンチのお店「ビストロ ココット」。2010年に創業したこちらのお店では、ココット(鍋)料理をメインに家庭的なフランス料理を楽しめます。    
▲丸型の可愛い看板が目印!
店内はテーブル席とカウンター席合わせて18席。肩肘張らない柔和な雰囲気なので、カッチリしたお店が苦手という人にオススメ!
席に着いてすぐ視界に入ってくるのがカウンターに並べられた大小のココットたち。このココットを使った料理が人気なのだそう。
▲乾杯はスパークリングワインで!グラス600円(税別)
まずはサラダ。アボカドと燻製にした鶏もも肉、温泉卵のハーモニーが楽しい「モリモリサラダ」980円(税別)。酸味を感じる特製ドレッシングでその名の通りモリモリ食べられます。
次は「ブルーチーズとくるみのピザ」550円(税別)。カリカリの食感が楽しい!後引く美味しさです。口の中にじんわり効いてくる塩味がワインとも相性抜群!
お店の名前にもなっているココットを使った料理も忘れずに。中でも人気の高い「ビストロ ココット風クラムチャウダーとジャガイモのニョッキ」900円(税別)は貝の出汁がよく馴染んでとてもクリーミー。芳醇な貝の旨みと香りがたまりません。
▲「牛ハラミのローストときのこ、ジャガイモのクリームチーズ煮」980円(税別)    
お肉大好き女子にオススメしたいのが、ローストした牛ハラミを使用した一皿。お肉の旨みを引き出す絶妙なロースト加減が伝わるでしょうか。別添えのマスタードをつけると一味深い味わいに変化するので、飽きずにペロリと食べられます。

ランチタイムでも牛ハラミを使用したお料理が楽しめるそうなのでお昼に行った際にも是非食べてみてください。
▲家庭的な料理の数々が楽しいディナーを演出してくれます   
単品のお料理の他にも3,500円コース、4,000円コース(ともに税別)もあるので、決めるのに困ったらこちらをオーダーするのもオススメ!

手が込んでいて温かみのあるお料理の数々に大満足のひとときが過ごせるはず。旅行中のゆったりディナーにもぴったりの「ビストロ ココット」で、心もほっこりしてみませんか。    

~すけぞう~店主の作る絶品料理にリピーター続出の名店

最後は和食を基調にした絶品料理と厳選された日本酒が楽しめる粋なお店「すけぞう」へ。
▲こちらの店名は店主の本名なのだとか
趣深い店構えは横丁の中でも際立つ存在です。入り口を開けると中は女性のお客さんも多く、ほぼ満席。店主が作る絶品料理と、宮城の地酒を中心に東北および全国の銘醸を多数取揃えた日本酒が女性にも大人気のようです。
▲店主の粟野助蔵(あわのすけぞう)さん。柔和な笑顔と物腰が素敵
店内はカウンターとテーブル合わせて全21席。「お客さんの顔を見ながらおもてなしのできる広さが丁度いい」と粟野さん。 

幸いにも唯一空いていたカウンター席にお邪魔して早速注文開始!
▲粟野さんオススメ!宮城県の地酒「浦霞(うらがすみ)」600 円(税別)
日本酒は瓶から直接注いでもらうのですが、グラスから溢れてもまだ注がれる名酒。下皿までなみなみと注いでくれるという太っ腹具合は日本酒好き女子には嬉しいかぎりです。

また、日本酒や焼酎はどれも厳選された銘柄が並んでいるのですがその価格は500円(税別)~とリーズナブル。

たまたま4人組みで飲みに来ていたお客さん曰く「宮城はもちろん、秋田や山形などの名酒が揃っていて、しかも安いから来ちゃうよね!」とのこと。
▲(奥)左から菜の花のおひたし、ホタテの真薯(しんじょ)、アンコウのキモ和えの3食皿、(手前)トラフグ皮のポン酢和え
お料理はお店の人気メニューでもある「オススメ5品コース」2,500円(税別)をチョイス。季節の旬な素材によって内容はお任せのコースとなっていて、多くのお客さんがこちらを頼んでいました。

まずは先付の2品から。素材の風味を生かした3色皿や、ポン酢を効かせたトラフグの皮の和え物は日本酒のお供にぴったりです。
▲続いて3品目はお刺身3種盛り
次に出てきたお刺身盛りは粟野さんが力を入れているメニューの一つ。特にマグロは冷凍物を使用しないのがこだわりだそうです。冷凍や解凍したときの水分などの臭みがないマグロは旨みだけが口に広がります。初めて食べる人はきっと冷凍物との違いに驚くはず!
▲4品目は焼き物。サーモンの炙り焼き
冷たいお料理の後は温かいお料理。サーモンの炙り焼きは、皮の香ばしさとホクホクであっさりした味わいが好バランス。
▲5品目は特製ロール白菜。上に乗っているのは…
▲なんとトリュフをスライスしたもの!贅沢!
生魚、焼き魚と堪能した後に最後の5品目はロール白菜。このなんとも贅沢なロール白菜は、出汁の効いた和風な味付けがとても上品です。高級食材を使ったロール白菜に幸福感で胸いっぱいになりました。
▲たまたまカウンターの隣に座っていたお客さんは定期的にお店に通っているという粟野さんの同級生。店主との掛け合いも軽妙!   
全国の銘醸と1品目から5品目まで右肩上がりの美味しさだった「オススメ5品コース」。その充実の内容や粟野さんの人柄、またお店に来ているお客さんの気さくな人柄もあり楽しい時間を過ごせました。
店主が生み出す独創的で革新的な和食と雰囲気は、地元の人から旅行で訪れた人まで多くの人の心を捉えて離さないようです。お客さんが帰ってはまたすぐ満席になる大人気の「すけぞう」。予約で満席になることも多いそうなので、来店の際は予約状況を電話で確認してみましょう。
知らなかったけどいざ行ってみると楽しい、そして美味しいお店が多い壱弐参横丁。女子旅の街巡りに、そして美味しいディナーのお店探しに、一歩足を踏み入れてマイワールドを広げてみてはいかがでしょうか。
飯塚鉄平

飯塚鉄平

1980年生まれのフリーライター。ファッション雑誌「Fine」や旅行情報誌などの他、WEBメディアや企業系webサイトなどで執筆。

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