ダイエットの強い味方!無料バイキングも人気の「こんにゃくパーク」でこんにゃくづくしの一日を楽しもう

2017.02.14

群馬県は、こんにゃく芋の収穫量が日本一(農林水産省・2015特定作物統計調査)。こんにゃく食品メーカー「ヨコオデイリーフーズ」が運営する「こんにゃくパーク」は、こんにゃくの製造現場を見学出来るだけでなく、ダイエット中の方にもおすすめしたいこんにゃく料理の無料バイキングや、手軽にこんにゃく作り体験なども楽しめるテーマパークです。今回は、そんな「こんにゃくパーク」を余すところなくご紹介します!

上信越自動車道富岡ICから車で約10分、群馬県甘楽(かんら)町にある「こんにゃくパーク」へやってきました。ここは、こんにゃくの製造工場見学やこんにゃく料理のバイキングなどお楽しみどころが満載!すべて無料、予約不要で楽しめる施設です。
▲2014年にリニューアルオープンした

こんにゃく芋がぷるぷるのこんにゃくに変身!

受付を済ませたら、2階にある工場見学入口へ。入口や通路には自然光が差し込み、心地よい空間です。
▲工場見学入口。見学ルートは一周約330m

「こんにゃくパーク」では「こんにゃく芋」と「こんにゃく粉」から「こんにゃく」を作る2種類の製造工程を、大きな窓越しに見学出来ます。まずは、「こんにゃく芋」から作られる商品の工程から見学スタート。
▲広々とした通路でゆっくり見学出来る

最初の窓からは、カゴいっぱいのこんにゃく芋が見えました。群馬県はこんにゃく芋の一大産地。水はけがいい土であること、夏の気温上昇が少ない山麓傾斜地が多いことが、こんにゃく芋の収穫に向いているそうです。

大きくて、ごつごつとした形のこんにゃく芋。ここから、どのようにしてあの弾力のあるこんにゃくが生まれるのか、この先の工程が楽しみです。
▲こんにゃく芋。こんにゃく芋には、肌のうるおいを保つセラミド成分や、食物繊維などが含まれている
▲「こんにゃくパーク」では、1日に約10tのこんにゃく芋が消費されるそう

水洗いされたこんにゃく芋は「生芋ボイル槽」に移され、約95度で1時間蒸した後、「生芋すり器」ですりおろされます。
▲生芋すり器。皮がついたまますりおろされる

すりおろされたこんにゃく芋は、遠心分離機に送られ、芋に含まれるでんぷん質とグルコマンナン質に分けられます。このグルコマンナン質が、さまざまなこんにゃく製品を作るのに欠かせない成分です。このあとさらに「ミキシングホッパー」という機械に送り込まれ、練られて糊状になります。

糊状になったら、ミキシングホッパーの中で約1時間熟成され「練り機」の中へ。凝固剤(水酸化カルシウム)と合わせてさらに練られ、「こんにゃく糊」が出来上がります。
▲ミキシングホッパー。豪快かつ念入りに混ぜられる

市販されているこんにゃくには、グレーのこんにゃくがありますが、あの色の正体は海藻粉。海藻粉を混ぜなければ、真っ白いこんにゃくになります。
▲見学ルートの壁にはこんにゃくの製造工程や、こんにゃくの栄養素、歴史などが書かれたパネルも展示されている

出来上がった「こんにゃく糊」を直接袋に送り込み、袋ごと茹でればぷるぷるとした弾力のあるこんにゃくが完成。生芋のボイルから袋詰め・殺菌まで、全ての工程を、機械装置を利用して自動で行っています。

こんにゃく作りは、原料も工程もとってもシンプル。こんにゃく芋の栄養成分や風味を、まるごといただける加工法だと分かりました。
▲写真は、人気商品の「田楽みそおでん」。完成したこんにゃくが5本入っている
▲ゼリー梱包機。しっかりと品質管理をしたうえで流通にのり、店頭に並ぶ

まるで、こんにゃくのシャワー!しらたき作りを見学

次は「しらたき」の製造工程を見学します。しらたきの製造機械を見ていると…菅の先からこんにゃく糊が勢いよく現れました。ぷよぷよしていて、まるで生き物のよう!
▲管から勢いよく糊状のこんにゃく糊が出てきた

つづいて、機械の横に設置されたシャワーヘッドのような器具から、シャワーのようにこんにゃく糊が出てきました。しらたきは、漢字で書くと「白滝」。まさに、白い滝のようです。
▲まるでシャワーのようにこんにゃく糊が出てくる。熱湯で茹でられ、しらたきが完成する 

しらたき作りを見終わったらこの日の見学は終了です。
一番はじめの窓から見えたカゴいっぱいのこんにゃく芋が、あっという間に姿を変えていく様子を見ることができるのは「こんにゃくパーク」だけ。見学ルートに漂う、こんにゃく特有の香りもここでしか体験できません。
▲出口にあったこんにゃく芋の花の写真(実物大)。180cmもある

お待ちかね!こんにゃく料理の無料バイキングを楽しもう

「こんにゃくパーク」に来たら外せないのが、こんにゃく料理を味わえるバイキングコーナー。なんと、いくら食べても無料!こんにゃくラーメンやこんにゃく焼きそば、こんにゃくのから揚げ、こんにゃくのデザートなどなど、約15種類ほどあるそうです。バイキングコーナーにずらりと並んだこんにゃく料理は、こんにゃくと言われなければ、こんにゃくと分からないものもありました。
▲1階に広々としたバイキングコーナーがある
▲料理はすべて出来立て
▲ツヤツヤの玉こんにゃく
▲どうみても焼きそばですが…こちらの麺もこんにゃく。野菜もトッピングされ、彩りもきれい
▲こんにゃくのから揚げ。どんな味なのか楽しみ
▲こんにゃくづくしのおでん。寒い季節にぴったり
▲すべてがこんにゃくとは思えないワンプレートが完成。彩りも豊かで、食欲がそそられる
▲レバ刺し風のこんにゃく。ごま油風味のタレの香りもよく、見た目だけでなく味もレバ刺し
▲こんにゃくラーメン(醤油味)。風味豊かでしっかりした味付け。麺がこんにゃくで出来ているので低カロリーなのもうれしい
▲デザートもこんにゃくで出来ている。きなこをまぶした葛切り(手前)と、奥に見える赤いのは「こんにゃく果汁ジュレ」

※バイキングは日によってメニューが変わる場合があります

見た目も味も大満足なこんにゃく料理の数々。工場見学で見たこんにゃく糊が、形成と味付けを変えるだけで、こんなにもたくさんのこんにゃく料理が生まれるとはびっくりです。

低カロリーで、糖質もカットされているので、ダイエット中でも安心しておなかいっぱい食べることが出来ます。気になったこんにゃく料理は、どれも自宅で簡単に再現出来るよう、商品として販売されています。

安くてボリューム満点!こんにゃく商品をお土産に

無料バイキングを楽しんだら、バイキングコーナーの隣にある販売コーナーへ。ワゴンいっぱいに積まれたこんにゃく商品のバリエーションの多さに思わず興奮!バイキングで試食した商品のほかにも、うどん風こんにゃく、パスタ風こんにゃく、こんにゃくパンなど、アイディア商品がいっぱいです。
▲種類の多さにも驚きますが、価格も安い!気軽に買えて、健康を気遣う人へのお土産にもぴったり
▲バイキングコーナーで試食したこんにゃくラーメンを発見。一食分のカロリーはなんと73キロカロリー!1袋130円(税込)

販売コーナーの一角に、こんにゃく商品の詰め放題がありました。ビニール袋に詰められるだけ詰めていきます。弾力のあるこんにゃくを詰めていくのは、なかなか難しいけれど楽しい!
▲袋が破れないように慎重に詰めていく
▲ぎゅうぎゅうに詰めて1袋540円・税込。袋から飛び出していてもOK

出来立てのこんにゃくを味わえる、こんにゃく作り体験

「こんにゃくパーク」では、こんにゃく粉からこんにゃくを作る体験などが楽しめます。体験コースは3種類あり、前日までに事前申し込みが必要です(開始時間などの詳細はホームページをご確認ください)。

【手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コース】
フルーツをトッピングしたこんにゃくゼリーを作って出来立てを味わえます。
[料金]大人(中学生以上)800円、子ども(小学生以上)400円※ともに税込
[所要時間]約30分

【こんにゃくカラーマジック体験コース】
白こんにゃくをカラフルに色付けします。どんな材料を使って色付けするのかはお楽しみ。
[料金]大人(中学生以上)500円、子ども(小学生以上)250円※ともに税込
[所要時間]約30分

【手作りこんにゃく体験コース】
こんにゃく粉からこんにゃくを作ります。出来たてを味わったら、残りはお土産に。
[料金]大人(中学生以上)1,000円、子ども(小学生以上)500円※ともに税込
[所要時間]約60分

今回は、【手作りこんにゃく体験コース】に挑戦しました。材料は、こんにゃく粉と水のみ。スタッフさんが一から教えてくれるのでご安心を。体験は1人から5人まで申し込めます。
▲大人1人分の材料は、こんにゃく粉28g、水500ml。緑色の粉は青のり、黄色の粉は柚子パウダー。白こんにゃくのほかに青のりと柚子風味のこんにゃくも作る

水を入れたボウルにこんにゃく粉を入れていきます。ダマにならないように少しずつ入れるのがコツ。
▲真っ白なこんにゃく粉は、さらさらしていてとてもきれい

最初は、とろっとした液体状でしたが、混ぜ続けるうちに、弾力が出てきました。思っていたより、力が要ります。こんにゃく独自のあの弾力を出すには、この混ぜる作業が重要のようです。
▲しゃもじを動かすのにも、力がかなり必要
▲しゃもじですくっても落ちない、ぽってりとした固さになったらOK

青のり、柚子パウダーをまぜたこんにゃくも同じように作ります。
▲青のりを混ぜると、こんにゃく全体が緑色になり、磯の香が漂う
▲柚子もいい香り

次は形成です。どんな形でもいいということで、丸型や星型など、好きな形を作ってみました。この後、茹でて火を通すので、小さめに形成したほうが、火の通りが早く済みます。
▲星型。果たして、この形のまま完成するのかな?
▲どんな形にしようか考えるのも楽しい
▲小さめの丸にして、少しつぶして平らにすると茹で上がりが早い

形成したこんにゃくは、鍋に入れて茹でていきます。約15~20分茹でることで
、灰汁や臭みがとれます。
▲茹でると少し大きくなる
▲真ん中が少し黒っぽければ、まだ茹で上がっていない(お玉の上の右側のこんにゃく)
▲茹で上がったこんにゃくをザルにとり、水で冷やせば出来上がり
▲出来たてのこんにゃくを、酢味噌につけてさっそく試食しました。弾力もありつつ、ほどよいやわらかさ。食感もよく、何個でも食べたくなるおいしさです。
▲作ったこんにゃくは持ち帰ることが出来る
▲記念写真をプリントしてプレゼントしてくれる
▲手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コースに参加していたご夫婦。たっぷりのフルーツにヘルシーなこんにゃくゼリーを合わせて完成!

新鮮な野菜が手に入るお店や、足湯も⁉

2016年8月には「こんにゃくパーク」の敷地内に「産直パーク」もオープンしました。朝採れの新鮮野菜、季節ごとの旬の野菜や果物が豊富に取り揃えてあります。
▲「こんにゃくパーク」の敷地の中央あたりにある
▲群馬県の特産品である下仁田ネギがずらり
▲キャベツや白菜、ニンジン、サツマイモなど群馬県産を中心に茨城県産などの野菜も並ぶ

こんにゃくだけでなく、新鮮な野菜まで手に入るとは予想外でした。さらに、敷地内にはなんと無料の足湯も!17mの長い足湯や、大理石風の円形の足湯など4種類5カ所の足湯があります。一日たっぷり楽しめますね。
▲2015年に出来た足湯。写真は青いタイルで出来たハワイアンリゾート風の足湯

日本の伝統食材であるこんにゃく。栄養もあって、作り方もシンプルで、安くて、おいしい!
バイキングコーナーで試食したように、こんにゃくはアイディア次第でさまざまな味わいが楽しめることも分かり、普段、何気なく食べていたこんにゃくの印象が大きく変わりました。

「こんにゃくパーク」から車で約15分のところには、世界遺産の富岡製糸場もあるので、合わせて訪れるのもおすすめです。こんにゃくの魅力を存分に楽しめる「こんにゃくパーク」へぜひ足を運んでみてください。

写真:庄司直人
齋藤春菜

齋藤春菜

編集者、ライター。出版・編集プロダクションデコ所属。女性の美容・健康・ライフスタイルに関する書籍、雑誌を多数編集・執筆。文芸、料理、アート本の編集も行う。全国各地へと取材に訪れたさいには地元のおいしいお店を必ずチェックする。編集を担当した本に『お灸のすすめ』『瞑想のすすめ』(ともに池田書店)、『足もとのおしゃれとケア』『わたしらしさのメイク』(ともに技術評論社)、『はじめてのレコード』(DUBOOKS)、『顔望診をはじめよう』、『月の名前』、『健康半分』などがある。

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