国宝・姫路城で歴史探訪。姫路城&好古園の見どころ、楽しみ方まとめ

2017.09.18 更新

ユネスコの世界文化遺産に登録され、日本100名城にも選定されている兵庫県姫路市の国宝「姫路城」。慶長14(1609)年に建築された大天守を中心に、その美しい姿を現代に残す姫路城は、その歴史的価値はもちろん、日本の伝統的な美しい風景が楽しめるスポットとしても人気で、世界中から観光客が訪れます。今回はそんな姫路城の見どころを、同じく秀逸な景色が堪能できる庭園「好古園」といっしょにご紹介します。

▲ユネスコの世界文化遺産であり、国宝の「姫路城」

お城散策のその前に。知っておきたい「姫路城」

JR姫路駅から徒歩で20分ほどのところに位置する姫路城。姫山と呼ばれる山(高台)の上に立っているので、市内のさまざまなところから見ることができ、姫路のシンボル的な存在になっています。
▲姫路城のある姫路公園の入り口からはすでにお城の大天守の姿が

建築技術の粋を極めた傑作として、平成5(1993)年に日本で初の世界文化遺産に指定されたほか、国宝や重要文化財にも指定されている姫路城。大天守を中心に、櫓(やぐら)・門・土塀等の建造物や石垣・堀などの土木建築物が良好に保存されていて、歴史的にとても貴重な建築物なんです。
現在の姫路城は、徳川家康の次女督姫(とくひめ)を妻とする池田輝政により、慶長14(1609)年に建築されたもの。太平洋戦争で姫路が空襲被害にあった際には、奇跡的に焼失を免れ、現在に至るまで補修や修復を行いながら、当時のままの姿を残しています。
姫路城のはじまりは、さらに昔の貞和2(1346)年、南北朝時代の武将である赤松貞範が姫山と呼ばれていたこの姫路の地に築いたものとされています。しかし当時は城といっても砦のような小規模なもので、後に戦国時代の武将、黒田重隆が城郭として拡張。さらにその後、あの豊臣秀吉となる羽柴秀吉など、さまざまな武将や大名によって治められ、建て替えや拡張が行われてきました。

今の形を築いた池田氏の後も、城主を変えながら明治時代になるまでお城として活躍。赤松氏のころから数えると実に670年以上の歴史あるお城ということになります。

さて、さきほどさらりとご紹介した戦国時代の武将、黒田重隆。
歴史通の方はこの名前だけでピンとくるかもしれませんが、実はこの人「軍師官兵衛」として有名な豊臣秀吉の家臣、黒田官兵衛の祖父。
▲秀吉の命により官兵衛が築いたとされる「官兵衛ゆかりの石垣」

現在でも大河ドラマの題材となるなど、日本の歴史上の人物として人気の高い黒田官兵衛。
ご存知の方も多いと思いますが、官兵衛はこの姫路城で生まれたとされているほか、毛利攻めに向かう秀吉に姫路城を献上した張本人。

たとえば、お城を囲う東面のこの石垣は、秀吉が居城している時代、秀吉の命により官兵衛が築いたものなんだとか。姫路城は「黒田官兵衛ゆかりの城」としても、官兵衛ファンならぜひ押さえておきたいスポットなんです。

ほかにも徳川家康の孫娘であり、戦国一の美女といわれるお市の方の孫として知られる千姫が暮らした城としても有名な姫路城。日本の歴史の舞台として、さまざまなドラマを紡いできた姫路城は、歴史に思いを馳せるにはピッタリの場所です。
そして、歴史的に貴重であることはもちろんですが、姫路城のポイントはその美しさ。
姫路城は、シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)」の愛称で古くから人びとに親しまれてきたんだとか。
鮮やかな白の城壁、精巧に建てられている大天守の美しさは、たしかにほかの城とは一線を画す見事さです。
▲春の姫路城(写真提供:姫路市)

豊かな自然に囲まれている姫路城は、四季折々にさまざまな表情を見せてくれます。春は桜とともにうららかな風景を、夏は青々とした新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、オールシーズン味わい深い景色を楽しむことができます。
▲冬の姫路城(写真提供:姫路市)

これが歴史やお城にあまり興味のない人にも姫路城観光をオススメする理由。
散歩がてらに城内を散策すれば、姫路城と自然がみせる美しい景色にきっと心洗われるはずです。

城内の楽しみ方その1。歴史情緒あふれる、お城のある風景を堪能

さて、ここまで姫路城の基本情報を簡単にご紹介してきましたが、ここから城内の見どころをご紹介していきます。
▲姫路城の入城口

どこまでをお城の敷地と考えるのかという細かいところはさておき、姫路城の敷地はとても広大。
内曲輪(うちくるわ)と呼ばれる内堀の中の敷地面積はおよそ23ヘクタール。東京ドーム約5個分という広さがあります。その中の約半分ほどの敷地は、現在公園として整備されていて、だれでも無料で入ることが可能。そして内曲輪の中でも天守閣を中心とする北側半分のエリアが有料エリアとなっています。

実はここまでご紹介してきた写真は、どれも有料エリアの外から撮影したもの。無料のエリアからでも姫路城の美しい景色は存分に楽しむことができるのですが、ぜひ姫路城の迫力を間近で感じましょう。

というわけで入城口からいよいよ入城です。(入城料 : 大人〈18才~〉1,000円、小人〈小学生・中学生・高校生〉300円・ともに税込)
入城口を抜けて、なだらかな坂を登っていくとまずみえてくるのが「菱(ひし)の門」。安土桃山時代の様式を残す櫓門(やぐらもん)と呼ばれる型式の門で、城内で最も大きな門なのだとか。城内にはこの菱の門のほか、「いの門」「ろの門」など、いろは順を使って名づけられているたくさんの門が設けられています。
▲城内で最も大きな門「菱の門」のある姫路公園の入り口からはすでにお城の大天守の姿が

威風堂々とした面構えの菱の門は、重厚感たっぷり。
そして、門を抜けると、左側には「西の丸」と呼ばれる部分、そして右奥の方に本丸、天守閣が見えます。
▲「はの門南方土塀」

城内に入ったといっても天守閣までの道のりはまだまだ。たくさんの櫓や門、石垣が、侵入した敵を迎え撃つために設けられています。その一つひとつが、どれも歴史的価値の高い、趣深いものばかりで見どころいっぱいです。

くわしくはぜひ現地で見ていただくとして、ここでまず「城内の楽しみ方その1」としてオススメするのは、城内の風景を楽しむこと。
数多くのTVドラマや映画のロケ地として使用されている姫路城。
城内は、どこもかしこも歴史情緒にあふれる景色でいっぱいです。
▲「ほの門」近くの石垣

中でも、お城といえばやはりメインは天守閣。姫路城の大天守は、標高45.6mの高台に、石垣が14.85m、建物が31.5mで合計海抜およそ92mという高さでそびえ立っているので、城内のさまざまな位置で「ふと見上げるとそこには大天守の姿が」状態。
大天守を背景に望む風景は、同じようでいて見上げるポイントが少し違うだけで、城内の趣きもあいまって、さまざまな表情に。カメラ片手に城内を散策しながら、自分好みのベストポイントを見つけてみるのもオススメです。

というわけで、いきなり発表。独断と偏見で選んだ、大天守のかっこいい写真撮影ポイントランキング!

まずは第3位!
いの門付近。入城口から菱の門をくぐってまっすぐ進んだところにあるいの門。門をくぐって少し右手に進んだところから、天守閣の全景を眺めることができます。

つづいて第2位!
迫力ある大天守の姿を眺められるのが、「備前丸(びぜんまる)」という場所。備前丸とはもともと、本丸の一郭で、城主池田輝政が住んでいた所。大天守のすぐとなりにあるのですが、明治15(1882)年の火災で焼失してしまい。現在は大きな広場になっています。

まさに目の真ん前に大天守!
大天守の迫力を間近で感じられるポイントといったらココです。
ちょっと角度を変えて、見上げてみると、この通り!
「THEお城」という一枚を撮影するにはピッタリの場所です。思う存分「白鷺城」の美しさを堪能してください。

そして、第1位は…!
西の丸の庭園。城内の西側にある西の丸と呼ばれる部分には、千姫ゆかりの「化粧櫓」などのほか、出陣する武者を集め、隊を編成した「武者だまり」と呼ばれるスペースがあります。ここは現在はきれいに手入れされた日本庭園のようになっていて、松の木やツツジの花などが。
その庭園越しに眺める天守閣のフォルムが絶妙なんです。
もう一度言っておきましょう。このランキングはあくまで独断と偏見によるもの。そもそも美しい風景に優劣なんてつけられません。しかし、西の丸から眺める天守閣の姿は特にオススメですので、ぜひチェックしてみてください。

城内の楽しみ方その2。 ARアプリ「姫路城大発見アプリ」で楽しく城内探検

さあ、「城内の楽しみ方その2」としてご紹介するのは「姫路城大発見アプリ」。
姫路城は専用アプリを使って散策することで、普通に散策するより、何倍も楽しむことができるんです。
姫路城散策を楽しむためにつくられたこのアプリ、近年話題のARやCGといった最先端の技術を使った、なかなかの優れものなんです。

まずは、アプリを自分の端末(スマホやタブレット)にダウンロードし、インストールします。
そして、城内のさまざまなポイントに設置されている看板のこのマークにスマホをかざすと、そのポイントの解説動画が流れるなど、素敵なことが何か起こります。

たとえば、ARポイントのひとつである「はの門南方土塀」。
ここの塀には、小窓のような小さな穴があいています。この穴は、狭間(さま)と呼ばれるもので、城を守る兵士たちはここから鉄砲などで侵入してきた敵を撃退したのだとか。

こちらの塀の前にある看板にスマホをかざすと、
カメラとして、目の前を映し出していたスマホ画面に、突如塀から鉄砲を撃つ兵士の姿が現れました。
まるで目の前で当時の再現VTRがはじまったかのような臨場感です。

今日の最新テクノロジー情報に詳しい方からすると、
「はいはい、結局ポイントごとの解説動画が見られるアプリね」
と思われるかもしれませんが、決してそれだけではありません。ネタバレになるのであえてくわしくはご紹介しませんが、解説動画が流れる以外にもさまざまな仕掛けが。
姫路城についてのさまざまなトリビアを知ることができるのはもちろん、小さなモンスターを集める某ゲームアプリのように、ご当地キャラなどを集めていっしょに写真撮影をしたりすることもできるんです。
アプリには現在地やARポイントとともに城内地図を表示することができる機能が付いているので、城内散策のお供としても非常に便利。ウォーキングラリーのような感覚でARポイントの全制覇をめざしながら巡るのもオススメです。きっと城内散策がさらに楽しくなるはずですよ。

城内の楽しみ方その3。天守閣に登城して、歴史に思いを馳せる

「城内の楽しみ方その3」として紹介するのは、天守内の展示。姫路城は、外から見るだけでなく、天守閣や西の丸の櫓内など、建物の中に入ることも可能。

中でもメインはやはり天守の中。池田氏が建てた現存する天守閣は、大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)で連結された連立式天守と呼ばれる構造になっています。その天守群の中に入って見学しながら、大天守の最上階まで上ることができます。
▲靴を脱いで、天守閣の室内展示入り口へ

じつはこの天守群一体は、平成22年からはじまった大天守保存修理工事を終え、平成27年に一般公開を再開したばかり。一般公開が再開されて以来、たくさんの観光客が訪れるため、混雑時には整理券を配布し1日15,000人までの入城制限が設けられることもあるのだとか。天守の中を見たい人は混雑状況をチェックしながら早めに登城するのがいいでしょう。

それでは見学順路の案内看板にそって、天守の中へ。
要所要所に、姫路城にまつわるさまざまな展示が。
▲かつての姫路の城下町を再現したミニチュア
▲平成の補修工事で交換された鬼瓦。池田氏の家紋であるアゲハ蝶が
「さらにくわしく知りたい」という人は、地元のお城愛好家の方による城内ガイドをお願いすることができます(ガイド1人につき税込2,000円)。
城内各所の見どころなどをユーモアをまじえて、くわしく案内してくれるので、ぜひ利用してみてください。(入城口近くの「シルバー観光ガイド受付」詰所で当日直接申し込みを。時間帯によってはガイドさんが出払ってしまうこともありますので、事前に予約を入れておくと確実です)
順路を進んで、いよいよ大天守部分。姫路城の大天守は5層7階建て。外から見ると5重に屋根が積み重なっているのですが、中は地下1階、地上6階という造りになっています。
▲大天守5階からの景色

各階を見学しながら徐々に上へ。
窓の外にふと目をやると、姫路の景色が広がっています。
▲大天守最上階へと上る階段

上の階に上るたびに、どんどんと傾斜が急になっていく階段。
そしてとうとう、最上階へ。
最上階からの景色は、最高。姫路城の大天守は展望台として姫路のまちを一望することができるので、景色を楽しむのにもオススメです。
そしてお城といえば「しゃちほこ」。
お城の守り神とされるしゃちほこは本来、雄と雌の対になっているそうなのですが、姫路城のしゃちほこはなぜかふたつとも雌。
▲「リの一渡櫓(いちわたりやぐら)」に展示されている各時代のしゃちほこ

その理由はなんともあっけないものでした。江戸時代から補修を繰り返して、今に残る姫路城の大天守。しゃちほこは非常に壊れやすく、これまで何度か復元補修され、交換されてきたようなのですが、昭和時代の復元大修理の際、雌のしゃちほこしか残っておらず、それをもとに復元されたため、両方とも同じ雌のしゃちほこになってしまったのだとか。
ちょっと残念な気もしますが、それだけ歴史のある建物。修復のドラマもこれまた一興です。

城内の楽しみ方その4。まだまだ見どころいっぱいの城内展示

さて、ここまでは3つの切り口で見どころを紹介してきましたが、ここからはまだご紹介していない城内展示の見どころをダイジェストでご紹介しましょう。

まずは、「西の丸」。
▲西の丸。その名の通り、お城の西側に位置し、千姫ゆかりの化粧櫓(右奥)があるほか、城内で仕えていた侍女たちがいた場所
▲「西の丸長局(百間廊下)」

こちらも天守同様、建物の中を見学することができます。
まっすぐに伸びる廊下は圧巻。建築物としての姫路城の美しさを実感できるポイントのひとつです。
▲西の丸内にもさまざまな展示物が。写真は千姫が亡くなった夫などの鎮魂を願いつくった6枚の羽子板の複製
▲天守や西の丸の建物内には随所に敵から城を守るからくりがあります。写真は西の丸にあった狭間

興味深いさまざまな展示や建物内にしかけられた工夫を楽しめるのも天守内同様。とくに千姫好きな方はぜひ西の丸も回ってみてください。
▲「にの門」に残る十字紋瓦

ところ変わってお次は城内中央あたりにある「にの門」。こちらの瓦をよく見ると十字型の紋が刻まれています。
これは「十字紋瓦」と呼ばれており、キリシタンだった黒田官兵衛にゆかりがあるのではともいわれているんだとか。実際は関係ないとか諸説あるようですが、こんなところにも「黒田官兵衛」を感じることができます。

最後に紹介するのが石垣の魅力。
時代とともに拡張を繰り返してきた姫路城。異なる時代の石垣が混在していて、さまざまな年代の石垣を見ることができます。

これらの石垣は、時代によって積み上げ方が違ったり、灯篭や石棺(石の棺)など、さまざまなものを転用して石を集めていたのが分かっているのだとか。
こちらは、石垣の石集めに苦労していた秀吉に、町の餅売りのおばあさんが自分の使っていた石臼を献上したとの言い伝えが残っている「姥ヶ石(うばがいし)」。石垣にも歴史のロマンがいっぱい詰まっています。
▲網をかけて保存されているのが「姥ヶ石」

というわけで、掘り下げると次々と出てくる姫路城の見どころ。
風景や美しい建物を見るにも、歴史に思いを馳せるにも、見応え充分の観光スポット。日本が世界に誇る文化遺産として姫路観光の際には、外せない場所です。
姫路市は、大阪や神戸から車や電車でおよそ1時間。姫路城はアクセスも抜群なので、関西に観光に訪れた際は、ぜひ姫路まで足を延ばしてみてください。

まるで映画のセットのよう。風光明媚な「好古園」

姫路城を訪れたらあわせてぜひ行きたいのが、姫路城西御屋敷跡庭園「好古園(こうこえん)」。
▲「好古園」の入り口

好古園は姫路城の西側にあった武家屋敷の跡地に造られた日本庭園。
発掘調査でわかった屋敷割や通路跡の遺構を活かして、築地塀等で仕切られた9つの庭園から構成されていて、風情ある景色を楽しむことができるスポットです。
好古園の入園料は大人(18才以上)300円、小人(小学生・中学生・高校生)150円(ともに税込)。
この料金で総面積3.5ヘクタールという広さの9つの庭を満喫できちゃうんです。
さらに驚くことに、姫路城と好古園両方に入場できる共通券はなんと大人(18才以上)1,040円、小人(小学生・中学生・高校生)360円(ともに税込)で実質、大人なら姫路城の入城料にたった40円プラスするだけ!
お得感ハンパない!
姫路城を訪れたら、好古園に行かない手はありません。
▲園内は江戸時代の建築を再現した門や塀で囲われた9つの庭で構成されている。写真は「御屋敷の庭」の入り口

入園料が安いからと言って侮ってはいけません。
好古園の庭は、江戸時代の建築を再現した門や塀、さらには渡り廊下などが設けられていて、庭園の美しさと、日本の伝統的な建築の調和が楽しめるように造られています。
このコンビが造り出す風景が秀逸。
▲御屋敷の庭にある渡り廊下

映画「るろうに剣心」や「大奥」、TVドラマ「水戸黄門」「大岡越前」に「暴れん坊将軍」など、数々の時代劇のロケ地として利用されている好古園。名だたる話題作がいっぱいのロケ実績からも好古園の景色のすごさが伝わってきます。
▲(写真提供:好古園)

さまざまなコンセプトで手入れの行き届いた庭はどこも見事の一言。
さらに、四季折々、そして時間帯によってもさまざまに豊かな表情を見せてくれます。
▲「潮音斎(ちょうおんさい)」の縁側

こちらは中秋の名月を愛でるのに最良の方向に向けて建ててあるという「潮音斎」と呼ばれる御屋敷からの景色。

この日の新緑の風景も素敵ですが、紅葉の時期になると、
▲(写真提供:好古園)

ジャーン!
毎年、紅葉の時期には開園時間を延長してライトアップが行われているそう。
ライトアップされた紅葉の景色もぜひ生で見てみたいですね。
(2017年は11月17日~12月3日の金・土・日・祝日に開園時間を20:00までに延長して開催予定)
▲御屋敷の庭の池にはたくさんの立派な錦鯉が
▲レストラン「活水軒(かっすいけん)」からの眺め

好古園の中には、庭の景色を楽しみながらのんびりと食事を楽しむことができるレストラン「活水軒」があるほか、季節の生菓子と抹茶で一服できる茶室「双樹庵(そうじゅあん)」なども用意されています。
▲茶室「双樹庵」。本格的数寄屋建築の軒先には飛び石や灯篭などが配置された「茶の庭」が広がる
▲茶席料500円(税込)で季節の生菓子と抹茶がいただける
というわけで、双樹庵で抹茶をいただくことに。普段なかなかしない正座で足を痺れさせながら、器をまわして一口。

濃厚なお茶の香りが口いっぱいに広がり、じんわりと舌を刺激する苦味。やさしいお茶の味にやすらぎを感じると同時に、本格的な茶室の雰囲気に身が引き締まる思いです。
日本の心を感じることのできるひと時でした。
本格的な茶室で茶人気分を味わえる双樹庵ですが、入園者なら誰でも気軽に利用できます。
「堅苦しいのはちょっと」という方は、足をくずして庭の景色を眺めながらのんびりとお茶を楽しんでもOK!
お庭散策のひと休みにぜひ立ち寄ってみてください。

豊かな自然と日本の伝統美を感じられる「好古園」。ここではご紹介できなかった美しい景色がまだまだいっぱいあります。気になった方は、この後に続く写真ギャラリー、そしてぜひ現地で体感してみてください。

心洗われる景色がいっぱい。姫路城&好古園ギャラリー

最後に、記事内でご紹介しきれなかった姫路城と好古園の魅力を写真でご紹介しましょう。
▲夜にはライトアップされる姫路城
▲昼とは違う幻想的な表情を魅せる(姫路城前の複合文化施設「イーグレひめじ」から撮影)
▲(写真提供:姫路市)
▲(写真提供:姫路市)
▲大天守の最上階には姫路城の守護神とされる「刑部明神(けいぶみょうじん)」が祀られている
▲西の丸の窓から大天守を望む
▲(写真提供:姫路市)
▲秋の好古園、渡り廊下(写真提供:好古園)
▲双樹庵の茶室から望む雪景色(写真提供:好古園)
▲春の「花の庭」(写真提供:好古園)
▲「流れの平庭」
▲御屋敷の庭
▲双樹庵の茶室
▲花の庭
James

James

イギリス人と日本人とのクォーター。大学では工学部、情報システムを専攻したかと思えば、ミュージシャンとしてギタリスト、MC、DJとして活動。TVやラジオなどでも活躍。その後(株)アドビジョンにて、デザインやコピーライティングなどマルチに活躍。バックグラウンドを活かした独自の視点が人気のライター。

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