茅ヶ崎でイス作り体験/クリエイター女子が行く!Vol.1

2015.07.15 更新

こんにちは。フリーでイラストレーターをしています五島です。「ものづくりに興味はあるけど、どこで体験できるのか分からない、なかなか行動に移せない……」この企画は、そんな悩めるあなたのために、クリエイター女子を代表してわたくしが全国各地で「ものづくり」を体験しまくります。そして、ものづくり体験の思い出を描き下ろしのイラスト付きでお送りします!

▲ドキドキの初レポ
初回である本日はサザンオールスターズでおなじみ、神奈川県茅ヶ崎市へやってきました。茅ヶ崎駅を出たらすぐ海! というイメージでしたが、駅前はスーパーや飲食店が立ち並びなかなか賑やかです。

そんな町で本日、スツール作り体験をします!そう、椅子です。
椅子といえば日頃あらゆる場面で当たり前のように使われていますが、身近すぎて「自分で作る」という発想が私にはありませんでした。

ドキドキの電ドリ記念日

いや~作れるかなあ……。ドリルで指に穴開けちゃったりしないかなあ……。
昔ホッチキスで親指と中指を留めちゃった悪夢を思い出します。
▲工房見つけた!
▲どうしようめっちゃおしゃれ
▲はい。こちら、inu it furniture.(イヌイットファニチュア)さんです。緊張してきた
本日お世話になる犬塚先生にご挨拶。工房のみならず、先生もおしゃれ。
▲よろしくお願いします!
先生「今日はスツールを一脚作っていきます。普段から女性のお客様が多いので安心して下さいね。では、まず電動ドリルの基本的な使い方を覚えていきましょう」

最近ではDIYブームの影響で、マイ電動ドリルを持つ女性も増えているんだそう。しかし私は触るのも人生ほぼ初、今日が電ドリ記念日です。
▲なにこれこわい
丁寧な使用説明とともに電動ドリルを巧みに操る先生。戸惑う私。

先生「きちんと使えばとても便利な道具ですよ。では実践で覚えていきましょう」
▲よし! 気合いの一発目!
ギュイーーーーン!!

……え!?うおおおお!!なんだこの感覚!!
めちゃくちゃ気持ちいい。
例えるならば新品の包丁で豆腐を切ったみたいな。
スッといくんですよスッと!!もっと硬いのかと思っていた。
▲次にエルボーという器具を装着、楽しい
持っただけで強気になれちゃうから不思議です。

先生「お!いい筋ですね。その調子ですよ」

あれ?私、才能があるのかな。それとも先生が乗せ上手なのかな。

10分程で電動ドリルの基本的な操作をマスター。
ここからいよいよスツール本体の制作にうつります。

順調なすべりだしにご満悦

▲パーツは用意されています
先生「まずは脚の部分を組み立てていきます。早速電動ドリルの出番ですよ」

先生に支えてもらいながら、順調に作業は進んでいきます。
ペアでいらっしゃった方は二人一組で進めていくそうです。
先生いわく、カップルで参加すると距離も縮まり絆も深まるそうですよ!
(いいなあ)
▲先生(独身)と私(独身)の仲も深まっていきます
▲すごい! もうほぼ椅子
ここまできたら、できたも同然!わーはは!

と、この時は思っていました。

悩みは座面に打ちつけろ!

次は座面の組み立てにうつります。
ここで使用する布は各自持参するのですが、新品の布に限らず、古着や余り布を持ち込む方もいるんだとか。

確かに、着れなくなった子供服やオリジナルの布を使えば、更に思い入れのある仕上がりになりそう! 私も次は自分のイラスト入りの布を使いたい。
一番個性がでる部分なので、事前の布選びから存分に楽しみましょう!
▲今回は市販の布を(お気に入り)
先生「では、ここからが本番ですよ。大体1時間位、お一人での作業になります」

え?ここから本番?いちじかん?ひとり?

先生「はい。タッカーという大きいホッチキスのような道具で、布を板に打ちつけていきます。この作業で仕上がりの美しさが決まってきますよ。根気強くやっていきましょう!僕はお茶飲んで待ってます」

急に先生がSっ気を出してきた。
▲ここにきて待ち受ける難関
そうなんです。この、布を座面の板に沿って丸く打ちつける作業がなかなか難しい。
なるべく綺麗な正円に近づけるために全力で集中します。
できたも同然とか言っていたさっきの自分を殴りたい。
▲笑顔ですが無言の圧力がすごい先生
▲一心不乱に座面と向き合う
この作業、大変ではあるのですがものすごく夢中になれます。
日頃の悩みや疲れを全て忘れて、ただ椅子のことだけを考える。

ストレス発散というと、スポーツなどアクティブなイメージがありましたが、こういった形で黙々とものづくりに集中するのも一つの方法なんですね。
Sっ気のある先生の意地悪な「そろそろ終わりました?」がプレッシャーでしたが、あっという間に1時間が過ぎました。
▲さあ!これでどうだ!
先生「なかなかいい感じですよ。ちょっと大変だったかもしれませんが、作る楽しさを感じてもらえたかと思います。お客様に、私でもこんなに綺麗に作れるんだ!と言っていただけるのが僕の喜びでもあります。中途半端なものは作らせません!」

確かにこんなにひとつの物と向き合う時間はなかなか無い……。
私はいつの間にか、自分の椅子がかわいくてかわいくて仕方なくなっていました。
▲微調整は先生が。やっぱり先生すごい

イス子、誕生

最後に座面と脚を組み立てれば……
▲あと少し
ついに、完成ー!!!
▲できた、椅子できた!
いやあ、この愛おしい気持ち、どう表現したら良いのでしょう。
名前とか付けたくなっちゃいますからね。
よし!今日からお前は「イス子」だ!
▲イス子
▲焼き印も入れてもらいました
先生「お疲れさまでした。綺麗にできましたね。今後も、五島さんのような物作りの楽しさをまだ知らない方がたくさんいらしてくれたら嬉しいです」

はじめて工具を使う私でもこんなに楽しめるとは!
可愛くできあがった喜びはもちろん、自分で作りきる快感もぜひ一度味わってみてください。
▲犬塚先生、ありがとうございました!

興奮してなぜかイス子と海まで来ちゃいました

▲サーファーにも見劣りしません
走り回って疲れたら座って休憩もできるし、イス子最高~!!!
▲違和感なし
あはは!イス子!そんなにはしゃぐなよ~!!

あはは!あはは~!
次は、素敵な人と「イス男」を作りに来る。そう心に決めました。

今日のいちまい

五島夕夏

五島夕夏

桑沢デザイン研究所卒業。学生時代ロシアの絵本に大きく影響を受け、絵本画家を志す。現在はサロンのレセプションをしながら、イラストレーターとして活動中。

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