徳島のシンボル「眉山」は夜景から初日の出、万華鏡まで楽しめるスポットだった!

2016.12.12

小説、映画のタイトルや舞台にもなった「眉山」。その名の通り眉のようになだらかな形をした優美な山は、徳島市のシンボルとして広く市民に親しまれています。今回はラクラク登頂できるロープウェイを使いながら、季節や時間によって表情を変える「眉山」の魅力をお届けします。おいしいスイーツもご紹介しますよ!

山頂まで約6分!ゴンドラに揺られながら美しい景色を眺める

「眉の如雲居に見ゆる阿波の山かけてこぐ舟泊知らずも」。
万葉の歌人・船王(ふねの おおきみ)によって万葉集にも詠まれた「眉山」。どの方向から見ても眉の形をしていることから名付けられた山は、今なお徳島市のシンボルとして親しまれています。

山頂へはいくつかのハイキングコースやドライブコースもありますが、オススメは早くて快適、さらに抜群の景色を眺められるロープウェイです!

乗り場は、徳島駅から徒歩10分のところにある「阿波おどり会館」5階の「眉山ロープウェイ山麓駅」。
▲通常15分間隔で運行しているロープウェイは大人片道610円(往復1,020円)※いずれも税込

さあ、いよいよ乗り込みます!
▲コロンと丸い形がかわいい「ひょうたん島ビュー号」

合図とともにゴンドラが動き出してしばらくすると…
車窓から、緑あふれる眉山の自然と徳島市の町並みが見渡せます!
▲二両編成のゴンドラは全国的にも珍しいそうです

眼下に広がる景色や眉山の歴史についての車内アナウンスに耳を傾けながら、どんどん広がっていく徳島市街の景色にみとれていると、約6分で「山頂駅」に到着!

息を飲むほど美しい
パノラマビューが広がる山頂へ!

山頂駅舎から外に出れば絶景の展望台が!
展望台に立った人たちから「わぁーすごい!」という声が!

どれどれ、私にも見せて見せて…
わー!!
展望台からは海に流れ込む“四国三郎”吉野川や徳島市街、大鳴門橋、さらに淡路島、阿讃(あさん)山脈、紀州の山々までの眺望が楽しめます。
撮影時は絶好の青空! 最高のパノラマビューを満喫できました!

この展望台、景色以外に楽しめるものもあるんですよ。
恋人たちが永遠の愛を誓って南京錠をかけるフェンスです!
フェンスのてっぺんには、第69代横綱 白鵬関と妻 紗代子さんの名前が刻まれています。徳島市出身の沙代子さんにちなんで作られたものだそうです。
美しい景色を楽しみながら変わらぬ愛を誓う、眉山はデートスポットとしても人気なんです。

また、展望台に建つ大きな白い建物。
これは、「眉華鏡(まゆげきょう)」という愛称が付けられたLEDの万華鏡モニュメントです。LEDによる万華鏡としては国内最大級だそうです。
モニュメントの真下に直径1mの穴があり、そこから見上げると…
約4,100個のLEDの万華鏡が光り輝いています!

さて、眉山への登頂はお天気のよい昼間もよいのですが、夜に訪れるのもオススメ。
なぜかと言うと…
星を散りばめたような美しい夜景を見ることができるからなんです♪日中から一転、目の前にはきらめく徳島の街が!はぁ、なんてス・テ・キ。

4~10月の期間、ロープウェイは21時まで夜間運転しています。夏の夜デートにピッタリですね。

展望台から歩いてすぐのところには山頂広場があります。
▲山頂まで登ってきた人の憩いのスポットです

ゆったりと散策したり、景色を眺めながらお弁当を食べたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。
▲取材時は、色づきはじめた木々を発見!

自然豊かな場所だからこそ、四季それぞれの風景が楽しめるのも魅力のひとつです。

春は桜。
▲県内屈指のお花見スポットとしても人気です

秋は青空の下で燃えるように色づく広葉樹を。
▲一句詠んでしまいたくなりそうな風景です!

季節によってさまざまなイベントも開催しています。特にこれからのシーズンはワクワクするイベントが満載です!

2016年12月16日~25日までは徳島市内各地で開催される「徳島LEDアートフェスティバル」に合わせてロープウェイの夜間運転を実施します。通常17時30分までのところ、この期間中は21時まで!
各所に設置されたLEDアート作品により、いつもより美しく輝く徳島の町を眺めることができるんです!ゴンドラの前後もLEDで装飾されるそうなので、そちらも合わせて楽しんでくださいね。

さらに、2017年の幕開けである元旦は、初日の出に合わせて早朝運転を行います。
▲初日の出を徳島市で一番高いところから拝むことができます

2017年のはじまりを、徳島市のシンボルで迎えてみては?

眉山の麓で絶品スイーツと
和庭園をゆるぅり堪能

徳島の誇る風景を満喫したあとは、やっぱりグルメも楽しまないとソンソン。
向かったのは、阿波おどり会館から徒歩5分ほどで到着する「和田乃屋 本店」です。
▲眉山山麓に佇むお店です

店内に一歩入ると、徳島の中心地とは思えないほど静かで落ち着いた空間が広がります。
▲カウンター席に座ると、和の庭園を眺めることができます

庭には白糸の滝が流れ、心地よい水音がBGMとして響きます。
▲爽やかな音を立てながら流れる滝。風情がありますねえ…

11月中旬から3月上旬にかけて、この白糸の滝周辺に咲き誇るのが黄花亜麻(キバナアマ)。
▲撮影時はいくつもの花が咲いていました。12月からが見ごろです!

徳島を愛したポルトガルの文豪・モラエスがこの場所に植えたことから「モラエスの花」とも呼ばれ、愛されています。
▲白滝と紅葉、黄花亜麻の共演!

黄色くかわいい花にいろどられた滝周辺の景色を目当てに来店する人もいるほどの、お店の名物になっています。

そして、こちらでいただけるのが「滝の焼餅」。
▲滝の焼餅(3個)と抹茶のセット(780円・税込)

天正13(1924)年、蜂須賀(はちすか)蓬庵家政公が徳島城築城の際に献上喜納されたことから、藩主の御用菓子として名声を博しました。
菊紋の押し型で親しまれている焼餅は、モチモチした薄皮の香ばしい焼き加減とほんのり甘い餡が絶妙!
▲熟練の技術で焼き上げていきます

職人が心をこめて1枚1枚仕上げた焼きたての焼餅と、名水・錦竜水(きんりょうすい)で淹れた抹茶やコーヒーのセットをいただきつつ、ゆったり一服。
あぁ~、至福のひとときです!
▲焼餅のほか、阿波ういろや和三盆など徳島らしいお土産ものも販売しています

「とくしま市民遺産」にも選ばれた銘菓。眉山を訪れたなら、ぜひ味わってください!
どの季節、どの時間に、誰と訪れるかによってその楽しみ方や美しさも変わっていく眉山。
冬だからこそ楽しめる景色、イベントも盛りだくさんです!
徳島市が誇る観光スポットに、今こそ足を運んでくださいね!
野々村まり

野々村まり

大学卒業後に徳島のタウン誌「あわわ」に入社。営業部・編集部を経験したのち4誌の編集長を務め、現在は編集統括マネージャーに。管理職になるも未だに月30件の取材をこなす現役バリバリアラフォー編集者。

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