とちおとめやスカイベリーが30分食べ放題!栃木「いちごの里」でイチゴ狩り体験

2017.02.28

イチゴ収穫量日本一(平成27年都道府県別いちご収穫量/農林水産省)を誇る栃木県。夏と冬、昼と夜の寒暖差のある気候がイチゴを鍛え、甘~いイチゴが育つといいます。そんな栃木県で、イチゴ狩りはもちろん、スイーツでも料理でもイチゴを楽しめるという「いちごの里」へ行ってきました。

完熟を味わってほしいからこそ、イチゴ狩りは「完全予約制」

栃木県小山市にある「いちごの里」は、JR小山駅から車で15分、東北自動車道・佐野藤岡ICから20分ほどの場所にあります。約14ヘクタールの敷地内には、イチゴ狩り用のビニールハウス、直売所、レストラン、カフェなどがあり、各所で多種多様なイチゴを楽しむことができます。
▲のどかな田園風景の中にある「いちごの里」(写真提供:いちごの里)
「いちごの里」でも大人気のイチゴ狩り。2017年は5月のゴールデンウィークまで、栃木県を代表する定番の品種「とちおとめ」と、その後継として開発された新品種「スカイベリー」の2種類が楽しめます。

いずれも30分食べ放題!「そんなに食べ続けるとイチゴがなくなってしまうのでは……」と心配は無用。広大な敷地には、とちおとめ70棟、スカイベリー80棟、計150棟ものビニールハウスがずらり。さらにそれぞれのハウス1棟の中には、とちおとめが1,700株、スカイベリーが1,200株栽培されています。
▲ビニールハウス1棟の長さは43mもあります!
ちなみに、お客さんを一度案内したハウスには、再び色づきしっかり生育するまで次のお客さんを案内しません。そうすることで、いつでも誰にでも完熟のイチゴを楽しんでもらえるようにしています。
▲完熟状態をすぐに食べられるのがイチゴ狩り最大の魅力
本来は、果肉がとても軟らかいため出荷することが困難なイチゴ「とちひめ」狩りもあるのですが、2016年秋の台風の影響で2017年は中止に……。う~ん残念。次回に期待!!
▲市場に出回らないため、「幻のイチゴ」といわれる「とちひめ」(写真提供:いちごの里)

ひと口では食べられない!希少で貴重な「スカイベリー」狩り体験

都内では1粒数百円~千円ほどで販売されることもあるという高級イチゴ「スカイベリー」。栃木県内でもスカイベリー狩りを行っている所はまだ少なく、その中でもいちごの里は、県内一の大きさを誇ります。

そんなスカイベリーを思う存分食べられるなんて夢のよう!!入口で渡された紙コップを手に、早速ハウスの中へ。中はコートがいらないほどぽかぽか。夜でも気温が10度以下にならないよう、しっかり温度管理をしているそうです。
▲イチゴは畝(うね)に直接苗を植える「土耕栽培」。手前は防虫用に植えられたニンニク。低農薬を心掛けています
▲より大きく育つよう、太陽の方に向かって植えられているスカイベリー
「お、大きい!」と、思わず声が出てしまうほど大きいスカイベリー。「ヘタの上まで色づいているものがおいしい」というアドバイスを受けて品定めをしようにも、どれも大きくておいしそう……。というわけで、目に入ったものからパクパクいただくことにしました。
▲取り方のコツは、ワイングラスを持つようにイチゴを持ち、ツルを指と指の間に優しく挟んだら、クイっと手前にひねるように引っ張ります
▲見よ、この大きさ!手が小さいわけでは決してありません……
▲縦にすると、まるで「スカイツリー」のようなスカイベリーのお姿
「まずヘタを取り、ヘタの方から食べると先端の甘い部分の甘さがより感じられますよ」と、スタッフの方からおいしい食べ方を教えていただき、いざ実食!

ひと口食べると、一気に口の中がイチゴ汁の大洪水状態(笑)。ここまでジューシーなイチゴを食べたのは初めてです。酸味は感じず、上品な甘さが口いっぱいに広がります。こりゃ、何個でもいけます。
1粒25g以上の割合が3分の2を占めるいうスカイベリー。サイズをはじめ、きれいな円錐形や鮮やかな色、光沢、甘味と酸味のバランスなど厳しい基準をクリアしないと名乗れないブランドイチゴ。それを心ゆくまで食べられる贅沢……。

私は15粒ほど食べたところで、お腹も心も満腹満足。多い人だと30粒ほど食べるとか!
▲ブランドイチゴに育つ途中の姿も愛らしい。ぐんぐん育て!
ちなみに、3月まで(2017年は3月26日まで)の毎週土、日曜、祝日には、電照ハウスで楽しむイチゴ狩り「ナイトスカイベリー」を開催しています。ロマンチックな気分でイチゴ狩りを楽しみたい恋人同士などにはおすすめですよ。
▲ムードあふれる電照ハウス。夜のヒンヤリしたイチゴもまた美味とか(写真提供:いちごの里)

まるで宝石のように輝く「完熟とちおとめ」もはずせない!

初めて口にするお客さんから「こんなにイチゴって甘かったんだ~」と声が上がるほど、甘さがぎゅっと凝縮した「完熟とちおとめ」も、心ゆくまで楽しめます。
▲とちおとめは、太陽が当たらない方にも植えられています
▲果肉がしっかりしているため、表面はつやつやピカピカ
▲中の果肉までしっかりと赤いのは「完熟」の証拠

朝採りイチゴを使ったスイーツが大人気のカフェ

スカイベリーでお腹を満たし、ぶらり散策していると見えてきたのはガラス張りのオシャレな建物。ここは敷地内にあるカフェ「アンジェ・フレーゼ」。ここでは、朝採りイチゴを使ったスイーツなどが楽しめます。
▲週末は行列ができるほど人気の「アンジェ・フレーゼ」
中でも人気は、スカイベリーを惜しげもなく使った「スカイベリーのパンケーキ」(1,620円・税込)。スカイベリーはもちろん、パンケーキ3枚&高さ10cmほどの生クリームはボリューム満点!すでにお腹いっぱいな私は、泣く泣く次回のお楽しみにしました……。
▲「スカイベリーのパンケーキ」は圧巻のボリューム!!スカイベリーは日々収穫量が違うため、数量限定なのはご了解を(写真提供:いちごの里)

イチゴのスープにパスタ……イチゴを存分に味わう多彩なメニューがそろうレストラン

「アンジェ・フレーゼ」の向かいにあるレストラン「いちご一会」は、イチゴをはじめ、敷地内でとれた野菜や地元の和牛、豚肉など「地産地消」の料理がずらりと並ぶビュッフェ式のレストラン。料理はイタリアンを中心に常時約60種類、スイーツは常時20種類ほど並び、女性や子どもたちに大好評です。
▲緑の木々や畑に囲まれたレストラン「いちご一会」。緑のトラクターが目印ですよ
▲ランチ、ディナー、ステーキ付きディナー(要予約)など多彩なビュッフェを楽しめます(写真提供:いちごの里)
そして、ここにはあっと驚くイチゴを使ったメニューが。スープやマリネ、そしてパスタまであるんです!スイーツとはまた違った味わいが楽しめます。
▲ほどよい酸味が味のアクセントになっているイチゴの冷製パスタ(写真提供:いちごの里)

イチゴ土産も充実。帰ってからもイチゴ三昧

家でもイチゴを楽しみたい!と、帰りに寄ったのはレストランの隣にある「ベリーベリーマルシェ」。ここでは、摘みたてのイチゴやフルーツ、地元食材を使った手作りスイーツやジャム、ワインなどを販売しています。
▲店内にはイチゴを使った商品がずらり
▲まるで宝石のようなきらめき……「3号とちおとめタルト」(430円・税込)
▲タルト生地の上にスポンジ、生クリーム、イチゴを重ね、さらに上にもとちおとめがたっぷり載った「いちごの里タルト」(1,730円・税込)
▲スカイベリーがどどーんと載った「スカイベリー大福」(500円・税込)
▲スカイベリー、砂糖、レモン汁のみで作った「スカイベリージャムS」(650円・税込)も人気
▲店外にはイチゴを発送できるカウンターもありますよ
さらに、イチゴ狩り開催期間中の土日祝日には、スカイベリーを使ったジャム作り体験や、カフェで朝食&スカイベリー狩りのプラン(いずれも要予約)を開催しています。

「あなたに食べられるために、こんなに真っ赤に熟しました……」と聞こえてきそうなくらい、おいしそうに育ったイチゴとの出会いはまさに「イチゴ一会」。いちごの里で、見て、食べて、体験して……イチゴの魅力を存分に味わってください!
yuka

yuka

栃木が大好きで、大学卒業まで県内を出たことのない「栃木箱入り娘」。地元の魅力を知ってもらうべく県内の出版社、テレビ局、新聞社などに勤務。好きなことは直売所&日帰り温泉巡り。おいしい野菜と気持ちいい温泉のためならどこまでも行く。モットーは「思い立ったら即日!」

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