女子必見!京都で「つまみ細工」のオリジナルかんざし作り体験

2017.02.02 更新

小さい絹の布を折り、花びらに見立てて作る「つまみ細工」は、舞妓さんの髪飾りなどにも使われる伝統工芸。京都にある「つまみ細工」の専門店で、オリジナルかんざし作りができるということを聞き、さっそく体験して来ました!

まるで本物の花みたい
かわいらしい「つまみ細工」の装飾品

訪れたのはこちら京都市北区大徳寺の門前にある「京都 おはりばこ」さん。
2016年の12月にリニューアルオープンした、つまみ細工の専門店です。
店内には色とりどりのかんざしや髪飾り、和小物がいっぱい。見ているだけでもなんだか楽しい気分。訪れた女子もテンションMAXです。
▲ハレの日にもぴったりな豪華な髪飾り(税込9,504円~)
▲かんざしのほか、クリップタイプなどバリエーションも豊富(税込1,188円~)
▲こちらは赤ちゃん用のもの。小さくてなんともかわいらしい(税込1,404円~)
つまみ細工は、元はお武家さんの女性に伝わっていた手芸のひとつ。高級な絹の端切れを使用していたことから、身に着けることが一種のステータスだったとか。それが花街にも伝わり、現代に受け継がれているそうです。

こちらの「京都 おはりばこ」さんは、もともとは西陣にあった糸問屋さん。使われている生地にもこだわっていて、すべて京丹後産の正絹を使用。色あいも、現代女性のお化粧や肌にあわせ、オリジナルな色で染めています。
店内入り口のすぐそばにある実演ブースでは、職人さんが実際の作業の様子を見せてくれます。また、希望者は無料で「ひとつまみ体験」ができます。
ピンセットを使い、器用に布を織っていく職人さん。作業が早くて、どうやって折ってるのか最初はよくわかりませんでした(涙)。
さっそく「ひとつまみ体験」にチャレンジ。なかなかうまくピンセットが使えず大苦戦!でもご安心を。職人さんが作り方を丁寧に教えてくれるので、なんとかつまむことができました!
のりをつけてペタッ。台板に描かれた扇の柄が、ほかの体験者が作ったつまみ細工で埋まっていきます。
つまみ細工の楽しさと難しさに触れたところで、いよいよ本番のかんざし作りにチャレンジです!

古民家を改装した趣のある離れで、かんざし作り体験

お店の奥の扉を開けると、そこには純和風の庭園が。その奥にある昔ながらの京町家が体験会場です。「かんざし作り体験」は「はな」と「うめ」の二種類の花の形、かんざしとクリップの二種類の土台、8色の絹布、7色の下がりを自由に組み合わせて作ります。
希望の前営業日までに要予約、2名~5名で受付(6名以上の場合は応相談)で、1名3,240円(税込)です。
築100年を超える町家のレトロな雰囲気と、モダンな内装がマッチ。古い箪笥階段も置かれ、いい雰囲気をかもしだしています。
最初に台の形と花の形をチョイスしたら、花かざりの色を選びます。実際の配置にあわせて並べ色合いを見ます。好みで選んでもいいし、先生にアドバイスを求めるのもありです。
今回、教えていただいたのは北井先生(写真左)。この道30年を超える超ベテランです。
今回チョイスした「はな」タイプの花かざりは、丸つまみ5枚、剣つまみ1枚を組み合わせて作ります。まずは丸つまみの折り方をご紹介します。
正絹の布は1辺3.5cmの正方形。対角線にピンセットを置き、角を合わせて折り三角形を作ります。
その三角形の中心にピンセットを当て、もう一度折り返して小さい三角形を作ります。さらにその三角形の中心にピンセットを当て、2枚に分かれたほうの角を上の角にそれぞれ織り込みます。
端をはさみで切りそろえて、
板に置いたのりを、切りそろえた布の端につけます。
最後は端を中に織り込んで形を整えます。紫色以外は丸つまみ、紫色は剣つまみです。折り方はほとんど丸つまみと一緒ですが、最後の仕上げだけ先端が尖るように折ります。
文章にすれば、意外にシンプルな作業工程。しかしながら、紙と違って布は柔らかくて折りにくく、美しく仕上げようと思うとなかなかに難しいのです。
一方、先生はさすがの熟練技。繊維の流れに逆らわないよう、美しく折り仕上げていきます。
のりをつけ終わったら、いよいよ土台に花びらを乗せていきます。今回はクリップタイプをチョイス。台は他にかんざしタイプも選べます。
まずは一枚。後ろのクリップが隠れるよう、位置もきちんと計算されています。
一枚一枚、丁寧に乗せていき、
仕上げに中心の金糸を乗せて、
下がりをつければ完成です!
どうですか?なかなかのクオリティですよね!?

体験時間は約1.5時間ほど。色や形を選んだり、布の折り目や端をそろえる細かい作業に没頭したり、美しい完成形を愛でたりで、なんとも充実した体験です。
完成したものは、北山杉の台座と一緒にお持ち帰り。日光が直接あたらない場所であれば飾っておいてもOKなので、インテリアとして置いてもいいかも。
いかがでしたか?とっても京都らしい体験が気軽にできる「つまみ細工」。京都に旅行した際はぜひチャレンジしてみて!
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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