【2018-2019】冬の京都は絶景の宝庫!おすすめ観光&グルメの旅8選
桜、新緑、紅葉のシーズンには多くの観光客で溢れる京都。しかし、普段見ることができない奇跡的なワンシーンを胸に刻みたいなら、冬こそ訪れるべきおすすめの季節です。京都っ子も息を呑む絶景の数々と、冬にしか食べることができない絶品グルメ、初詣に着たい人気の着物レンタルなど、京都の冬の旅にこそおすすめの楽しみ方をご紹介します。

1.雪をまとった寺社仏閣にうっとり

京都の冬観光やデートで是非見ておきたいのが、雪化粧をした寺社仏閣の姿。世界遺産・金閣寺をはじめとした有名寺院の春~秋の姿は、テレビや雑誌、パンフレット等でよく目にしますよね。しかし、銀世界の中に佇む姿は、雪がめったに降らない京都の市街地では、住んでいないと見るチャンスはほとんどないと思います。

※清水寺本堂は、平成の大改修により2021年頃まで修復工事中のため、写真のように本堂が見えない場合があります。ただし、通常通り入場は可能です。
冬の京都を訪れるなら、その少ないチャンスをものにするために週間天気予報などは逐一チェックしておきましょう。狙い目は、市内にまとまった降雪があった後の晴れの日。すっきりとした青空から眩いばかりの陽光が差し込み、寺社の屋根や木々に被さった雪の白さが際立ちます。



今や外国人が選ぶ日本の観光地第一位と名高い、伏見稲荷大社では、特別ガイドツアーも実施中!京都ミステリーガイドが熟知したパワースポットなどを紹介してくれますよ。
天候次第だからこそ、見ることができたら本当にラッキー!
2.京都の冬ならではの期間限定イベントにも注目

京都では冬の時季だけに特別のイベントを行っているスポットがたくさんあります。その中でも特におすすめなのが冬の「貴船神社」。2019年1月1日~2月28日までの2カ月間、雪の日のみ、夕暮れから20時まで特別にライトアップを行っています。ただでさえ幽玄な雰囲気の境内が、雪に反射するライトの光に包まれる姿は幻想的のひと言です!誰もが息を呑む景色を是非味わってみてください。

普段は見学できない庭園や仏像、襖絵、建築などの様々な文化財が期間限定で公開されますので、この機会に是非見ておきたいですね。
第53回「京の冬の旅」
「京都に見る日本の絵画~近世から現代~」をテーマに文化財を期間限定で公開!

京都の「西の御所」とも呼び親しまれている「妙心寺」では、「京の冬の旅」と連動して、普段は非公開の「三門」や「東海庵」の特別拝観と、オリジナルメニューのランチがセットになった期間限定プランを提供。
貴重な重要文化財をゆったりと見学しつつ、贅沢なランチに心行くまで舌鼓を打つ…今冬、京都を訪れる方には是非おすすめしたい体験です。
3.寒い冬は温泉でじんわり温まりませんか?

綺麗な景色を見ながら温かいお湯につかれば、また違った角度で京都の魅力を満喫できるはずです。
観光途中に立ち寄ってみませんか?
京都・嵐山で気軽に楽しめる、おすすめ日帰り温泉3選
4.初詣も人気の着物レンタルで

京都のおすすめ着物レンタルはコチラ
冬の京都デートや散策に、着物で特別な思い出を残せます。
5.京都にもあるんです!かやぶきの里


この「かやぶきの里」は、伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観が評価され、平成5(1993)年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
古都の風情とは一味違った冬の絶景を楽しみたい方に、おすすめの観光名所です。
【美山かやぶきの里へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から園部駅まで快速で約35分、園部駅から南丹市営バスで約1時間、「知見口」下車 ※日吉駅・和知駅からのバスもあります。
美山かやぶきの里
京都南丹市の山間に佇む日本の原風景
6.冬しか食べられない京グルメを求めて


土鍋のダシにしゃぶ♪しゃぶ♪と数秒くぐらせただけで、さっと霜降り色に。中がまだレアな状態で引き上げ、ポン酢をつけて食べれば、身の歯ごたえ、火が通った部分の香ばしさや旨みの濃さ、そして脂のとろける具合に思わず頬が落ちそうになりそうです!
冬のブリ
明治創業の料理宿「間人温泉 炭平」で、感動のブリしゃぶに溺れる

また、この時季ぜひ食べていただきたいのが関西のカニ好きに支持されている「間人ガニ」。間人ガニとは、日本海に面した京丹後市の間人漁港から30~40km沖合の近距離、深さ200mほどの海底を住処とするズワイガニのこと。脚は北海物に比べて長くてスマート。みっしり身が詰まって重いのが特徴です。

間人はブリの産地としても有名なので、京都の冬の定番ブリと、幻のカニを味わいに北部を旅してみるのもいいかもしれませんね。
【間人へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から福知山駅まで普通電車で約70分(特急もあり)。福知山駅で京都丹後鉄道特急たんごリレーに乗り換えて網野駅下車(約60分)
間人ガニ
幻の間人ガニが待っている。おぼれて、まみれて間人の宿へ
7.舟屋が立ち並ぶ漁村に訪れる冬の空気

舟屋とは、1階部分が船のガレージのようになっていて、漁師たちが生活する2階の居間からそのまま漁船に乗り込める建物のこと。その姿は、まるで海に浮かんでいるかの様です。

日本海の入り江にひっそりと佇むこの漁村にも、もちろん冬の厳しさが訪れます。しかし、風雪にさらされた舟屋の風景は、都会で暮らす人々の和心をくすぐるのです。
観光名所となった現在では、舟屋を改装した宿泊施設などが充実しており、冬でも快適に観光を楽しめるよう整えられています。一年を通して観光客が訪れるエリアですが、風情のある一枚を収めに、あえて冬に行く!というのもおすすめです。
【伊根へのアクセス例】
JR京都駅から特急で約150分、宮津駅で下車し路線バス約60分、経ヶ岬、蒲入、伊根郵便局前などで下車
伊根の舟屋群
伊根の舟屋 初めてなのにどこか懐かしい風景の町
8.宮津湾に昇る幻雪の飛龍

おすすめのビューポイントは「天橋立ビューランド」。JR天橋立駅を出てすぐのところにある観光リフトに乗って、簡単に行くことができる代表的な展望名所です。この場所で頭を逆さまにして自分の股ごしに天橋立を眺めることを「股のぞき」と言い、天と地が逆さになることで、龍が天へ舞い上がる様が観られることから「飛龍観(ひりゅうかん)」と呼ばれています。

古来より多くの日本人の琴線をふるわせた壮大な景観の雪化粧。その目で見たくはありませんか?
【天橋立へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から天橋立駅まで特急はしだて号で約120分 ※直通バスもあります。
天橋立
天橋立 天下の絶景で股のぞき!絶対行くべきパワスポ&グルメもご紹介
最新の気象庁の発表によると、2018年12月~2019年2月までの近畿地方の気象予報は、気温が「例年並みから低い」確率が50%。降水量が「例年並みから低い」確率が70%となっています(2018年12月5日現在)。
まずまず降雪が期待できる状況ではないでしょうか。
この冬の旅はカメラを片手に、奇跡のような白銀の世界を収めに行ってみませんか?
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
この記事の関連ご当地情報
京都で体験できるプラン
-
オンライン予約OK
【若旦那・若女将が伝授】京都・嵐山の老舗料亭「とりよね」で懐…
約2時間|16,500円(税込) / 人
嵐山・高雄
-
オンライン予約OK
【京都祇園】八坂神社至近!室町創業の老舗料亭で庭園と京懐石を…
約3時間|15,000円(税込) / 人
祇園・東山
-
オンライン予約OK
朝の開門前、参拝客がいない静寂の空間で、心を整える。<京都・…
約60分|1,500円(税込) / 人
嵐山・高雄
-
オンライン予約OK
【京都】日本最古の公許花街「島原」で輪違点心と「乙文」若主人…
約2時間|6,600円(税込) / 人
京都駅・河原町
-
オンライン予約OK
京漬物を自分で漬ける!旬の野菜5品を漬けて、ぬか床ごとお持ち…
約45分|2,160円(税込) / 人
嵐山・高雄