雪山ハイキングに行こう!スノーシューの楽しみ方ガイド

2017.01.17

フカフカの雪の上を自由に歩き回れるスノーシュー。冬のアウトドアアクティビティとして、日本でもすっかり定着しました。高度なスキルは必要としないので、アウトドアビギナーでも誰もが気軽に楽しむことができます。そんなスノーシューの魅力をたっぷりご紹介しましょう。

目次

1.スノーシューってなに?
2.スノーシューツアーの楽しみ方
3.スノーシューをさらに楽しむコツ
4.スノーシューに必要なアイテム
5.スノーシューを満喫できるエリア

1.スノーシューってなに?

「スノー(雪)シュー(靴)」とは文字通り、雪上を歩くために作られた靴。正確には、靴の上から履く道具のことを指します。スノーシューの歴史は降雪量の多い北米に端を発しますが、日本にも昔から「かんじき」と呼ばれる、スノーシューと同じ役割を果たす道具がありました。降り積もった雪は柔らかく、歩くと雪の中に足が深く沈んでしまいます。そこで、雪上を歩く際に足が沈み込まないように考えられたのが、スノーシューであり、かんじきだったのです。
▲靴よりも大きな面積で雪面をとらえるため、浮力を発揮し、深雪の上でも格段に歩きやすくなる

もともとは雪深い地域の生活必需品だったスノーシューですが、近年ではレジャーシーンでも使われるようになりました。北米のスノーシューメーカーはどこも100年ほどの長い歴史があり、日本でもここ10年ほどでスノーシューツアーが盛んに開催されるようになっています。

では、そんなスノーシューツアーの内容や楽しみ方はどのようなものなのでしょうか?

2.スノーシューツアーの楽しみ方

スノーシューは子どもから年配の方まで、誰もができるアウトドアアクティビティ。スキーやスノーボードはちょっと…という人でも、スノーシューならば手軽に雪を楽しめます。森などの山間部を歩くので、地形を熟知したガイドとともに楽しむことをオススメします。
▲初心者向けに、平坦なコースを歩く短距離ツアーも充実している

ガイドツアーは、スキー場の近くなど全国各地で行われています。3時間程度の半日ツアーから、ランチを挟んだ1日ツアーまで、その種類はさまざま。中には、参加者の体力やペース、要望に合わせてコースをアレンジしてくれるツアーもあるので、事前にガイドさんに相談してみるのも良いかもしれません。
▲積雪で地面が高くなっているため、夏場とは違った森を楽しめる

スノーシューの魅力は、なんといっても冬の森をゆったり体感できること。湿原や湖上など普段は立ち入ることのできない場所であっても、雪がしっかり積もっていればスノーシューで散策することができます。積雪で地面が高くなっているので、ブナ林などの深い森では木々のてっぺんが意外に近く見えることも大きな魅力。まるで雲の上を散歩しているような感覚を、ふかふかの雪の上で思う存分味わってみましょう。

3.スノーシューをさらに楽しむコツ

積もったばかりの雪は、まるで真綿のよう。足跡のひとつもない新雪に思い切りダイブするのは、スノーシューの楽しみのひとつです。ちょっとした斜面を、米袋や肥料袋でつくった即席のソリで滑り降りるのも楽しいもの。子どもはもちろん、大人でもつい童心に返ってはしゃいでしまうこと請け合いです。
▲こうしているだけで心が洗われるような気分に
▲童心に返って雪面を滑り降りるのも楽しい!

また、散策の途中に雪を踏み固めて作ったテーブルの上で、ランチやお茶をいただけるツアーもあります。寒空の下、みんなでいただくホットコーヒーや豚汁の味は格別!
▲冷えたカラダに温かい食事が染みわたる

星空を見に行くナイトツアーや、山の頂上を目指す上級者向けツアーなど趣向をこらしたツアーも数多くあるので、目的やレベルに合わせてツアーを選んでみるのはいかがでしょうか。凍った滝や樹氷など、極寒期だけの絶景に出合えるツアーも各地で開催されていますよ。
▲雪と氷に覆われ、まるで生き物のように巨大化した樹氷を見学できるツアーも

4.スノーシューに必要なアイテム

スノーシューには専用の道具が必要です。体験ツアーでは主な用具はレンタルできますが、気温の低い場所で行うアクティビティなので、防寒対策はしっかり行いましょう。途中に休憩タイムが入ることが多いので、飲み物やお菓子などを持参するのも◎。以下では、スノーシューに持参すると役立つアイテムをご紹介します。

☆マークは、レンタルできる可能性が高い用具
・スノーシュー(☆)
・ストック(☆)
・雪用のブーツ(☆)
・スキー(スノーボード)ウェア(☆)
・グローブ(☆)
・ニット帽
・サングラス
・厚手のソックス(2枚重ねて履くと尚よし)
・ウェアの下に着用する温かいアンダーウェア
・日焼け止め
・小さなバックパック(飲み物やお菓子など入れるため)

5.スノーシューにおすすめのエリア

全国各地の豪雪地帯で楽しめるスノーシュー。大雪原、ブナ美林、樹氷など、地域によって出合える景色が異なります。中でも、スノーシューを満喫できるエリアとおすすめのシーズンを最後にご紹介します。
【長野県・飯山市】1月中旬~4月上旬
日本有数の豪雪地帯である長野県飯山市。その市内に数ある鍋倉高原や斑尾(まだらお)高原などの高原には、樹齢何百年というブナの木々をはじめとした山野草がひしめいています。神秘的なブナ林に抱かれれば、心が穏やかになること間違いなし。静かな森でどっぷりと自然に浸りましょう。
【長野県・白馬村】1月~3月下旬
1998年に開催された長野オリンピックの会場としても有名な白馬村。スキーやスノーボードはもちろん、村内にはスノーシューを楽しめるコースも点在しています。中央アルプスを一望できる稜線を歩く上級者向けのツアーから、夜の雪原を歩く星空ツアーまで、その種類もさまざまですよ。
【群馬県・みなかみ町】1月中旬~3月中旬
関東屈指の豪雪地として知られる群馬県みなかみ町。日本百名山のひとつである谷川岳、氷柱(つらら)が連なる大幽(おおゆう)洞窟など幻想的な冬景色に出合えます。近隣には多数の温泉が湧いているので、温泉付きスノーシューツアーがあるのも嬉しい限り。スノーシューで冷えたカラダを温泉であたためる極上の体験を、ぜひ。
【栃木県・湯西川温泉】1月下旬~3月上旬
毎年1月末~3月上旬に「かまくら祭」が開催される湯西川温泉。こちらでは、かまくら祭の会場周辺でスノーシューを楽しむことができます。なだらかなコースは子ども連れにもぴったり。かまくら見学や周辺の温泉とあわせて、スノーシューを満喫してみてはいかがでしょうか。
この他にも、全国には個性豊かなスノーシューツアーを楽しめるエリアが数多くあります。なお、ツアーの開催時期は降雪量によって変動があります。ツアーに出かける前には、現地の積雪情報やツアー開催の有無を必ずご確認ください。
ぐるたび編集部

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