北海道・米村牧場のチーズ工房でケーキとバターを作って、ラクレットランチ♪

2015.09.03

札幌近郊の牧場で、農家さんと触れ合う旅はいかがですか?ここ米村牧場では牧場見学をして、カントリーケーキ作りとバター作りを体験できます。最後は、新鮮な野菜などをチーズと一緒に味わうラクレットランチも楽しめますよ♪

▲自家製ナチュラルチーズを野菜やパンにとろ~っとかけて、いただきまーす♪
札幌市内から車で約40分。江別市にある「米村牧場チーズ工房プラッツ」では、農家さんの日常を垣間見ながら、牛の恵みを美味しく味わえます。
▲牧場を経営する米村千代子さん(右)と、体験メニューをコーディネートする土谷彩子さん(左)。二人で協力し、この企画を約7年間開催しています。

牧草作りや堆肥作りからこだわる米村さんの牧場を見学

まずは牧場を見学。米村さんが、農作業の合間を縫って案内をしてくれます。

「これが、毎朝お乳を搾る機械」
「あの子は、もうすぐ出産するお母さん。お腹、大きいでしょ」

搾乳する牛舎や、お産をする牛舎、人に例えると小学生から中学生位の仔牛が暮らす育成舎など、説明してもらいながら順番に巡ります。
▲牛舎の中に入って、間近で牛さんとご対面
牧場には約80頭の牛がいて、その約半数の牛から牛乳を搾っているそうです。
▲見学していると、牛さんたちがご飯の時間と勘違いして大集合してしまいました…。
牧場を経営する米村さん夫婦は、良い牛乳を作るために、牛のエサとなる牧草のための堆肥づくりにもこだわります。

堆肥といえば臭いイメージですが、米村さんの堆肥はほとんど臭いがありません。一般的な作り方より時間も手間もかかるものの、堆肥を作る過程で添加物などを使わず、時間の経過ごとに作成中の堆肥の山を崩して移動していくことで、質のよい堆肥を作っているそうです。
手間暇かけた堆肥で牛の牧草を育てるとともに、自分の畑で野菜を栽培するほか、近隣の農家さんへも堆肥を提供しているそうです。
▲目の前に堆肥があるのに、臭いって感じることがありませんでした。
牧場には豚の姿も。
チーズ工房から出るホエー(乳清)や牛のミルクを飲ませ、育てている豚。病気一つせず、毎日元気に走り回っているそうです。動き回る豚を目の前に想像するのも複雑な気持ちですが、美味しそう…♪
▲元気な豚さんたち。柵の中で放し飼いです。
牧場を見学した後は、チーズ工房に戻ってクッキング!まずはケーキ作りから。

ケーキ作りとバター作りにチャレンジ!

今回作ったケーキは、「カウボーイケーキ」。ヨーグルトをたっぷり使ったアメリカンカントリーケーキで、砂糖漬けしたアロニア(ベリー系の果実)も入っています。イメージ的に甘そうに感じるかもしれませんが、意外と甘さ控えめで大人な味です。
▲材料などは米村さんと土谷さんがぜーんぶ用意してくれているうえ、作り方も一から教えてくれるので楽チン
溶いたり、混ぜたり、意外と簡単。10分少々で生地ができました。ケーキ作りなんかやったことないという方も、きっとこれなら大丈夫。あとは型に流して約30分焼くだけです。

ケーキが焼き上がるまでの間に、今度はバター作りにチャレンジ。材料は生クリームと冷水のみ。純生バターです。

作り方はとっても単純なのですが、根気と持続力が必要。蓋つきの瓶の中に生クリームと冷水を入れ、蓋をしたら、蓋と底に液体があたるイメージで上下に強く振り続けます。こうすることで、液体が分離して乳成分がかたまり、バターができます。
▲「二の腕にききそう…」。二の腕シェイプにもってこい!?
ひたすら、ひたすら、シェイク、シェイク!15分程度振り続けます。
固まりになってきたところで取り出し、まな板の上で練り込むようにつぶして水分を出したら、バターの完成です。あとはお好みで塩を混ぜれば、有塩バターになります。
▲頑張った私にご褒美!作りたてバターを、ホクホクのジャガイモとともに
作ったバターは、ジャガイモとともに試食できるうえ、持ち帰りもできます。
試食を楽しんでいる頃、先ほどのケーキが焼き上がり、次はいよいよラクレットランチです!

自家製堆肥で育てた野菜にチーズをかけて、いただきます♪

チーズ工房2階にある、ウッドテイストのカフェスペースでランチタイム。
▲ラクレット専用の器材で、野菜やパン、ポークウインナーを焼き、下でチーズを温めます。
野菜は、米村さんの畑や近隣の農家さんで獲れたものが中心。米村さんが作ったこだわりの堆肥で育てた野菜です。

チーズはもちろん自家製。ケルナー種の白ワインと、ピノノワール種の赤ワインに漬けた、ナチュラルチーズです。
どちらも口にすると、ワインの風味がほんのり鼻に抜けるように漂います。でも、アルコールは飛んでいるので、酔うことはありません。
▲とろーり、とろけるナチュラルチーズ。至福のひと時
ラクレットを堪能したあとは、先ほど作ったケーキが登場!
▲この場では小さくカットしたものだけ食べて、あとは持ち帰ります(写真は4人分です)
コーヒーか紅茶とともに、ランチ後のティータイム。おしゃべりしながら、優雅なひと時を過ごせます。
▲最後は、米村さんと土谷さんと一緒に、ケーキを食べつつ、おしゃべりタイム
終わってみると、ちょっぴり農家さんの気持ちや日常の姿を知ることができた気分。牧場の素朴な雰囲気を存分に楽しめる体験です。
農家さんと触れ合う旅、皆さんもいかがですか?車がない方でも、札幌市内からの送迎プランがあるのでお気軽に!

今回の体験プラン

北海道体験.com

素晴らしい自然や景観、美味しい食に恵まれた「宝の島」北海道。
全道のアウトドアやクラフト、自然体験などの体験型観光プログラムを検索・予約申込みできるポータルサイト。

川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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