唯一無二のデザイン!東京のカオスすぎる建築物を観に行こう

2017.02.12 更新

様々な建築物が所狭しと立ち並ぶ東京。オフィス街の高層ビル群やマンションなどの住宅以外にも、伝統的な仏閣や新しくオープンしたショップなどジャンルや新旧を問わず、その種類は幅広い。そんな数ある建築物の中には思わず「なんだこれ!?」と目を奪われるような独創的なデザインのものも。今回は、そんな奇抜な外見の建築物を5つご紹介します!

1. 白いキューブが面白い! 空からしか見えない建築物

日本の首都・東京の中には、日本ではない場所があります。それは各国の「在日大使館・領事館」。その国々の治外法権が認められているため、日本の法律が及ばない、ある意味国外的な位置づけがされているんです。

そんな大使館の中でも、米国大使館の職員宿舎のデザインは特徴的。白いキューブが積まれたようなこの建物はテンプルタウンハウスという名前で、ワシントン地下街などを手がけたハリー・ウィーズというアメリカ人建築家によって設計されました。残念ながらこの建築物は、六本木ヒルズなどの高層ビルなどからしか見ることが出来ません。
▲赤坂にあるテンプルタウンハウス。ビル群の中で白いキューブがよく目立っている

また、通常は一般人が入ることは出来ませんが、毎年時季不定で開催される「コミュニティ・フレンドシップ・デー」では予めチケットを購入した人のみ、中に入ることが可能です。バンドの演奏や、ショーなどが楽しめるほか、ハンバーガーやピザなどの屋台もあります。チャンスを見つけてぜひ行ってみたいですね。

2. 東京にそびえ立つ軍艦!? その正体とは……?

続いてご紹介するのは、新宿区大久保の職安通り沿いにある特徴的なマンション。その装甲のような外壁と屋上の艦橋を思わせる塔から、「軍艦マンション」と呼ばれ親しまれています。

このマンションを設計したのは海軍出身の建築家・渡邊洋治氏。かなり奇抜なデザインで、竣工された昭和45(1970)年当時もその独特な外観は話題となったようです。
▲屋上に設置されたまるで軍艦の艦橋のような塔は、実は受水槽なんだとか。

もとは「ニュースカイビル(第3スカイビル)」という名前のマンションでしたが、今ではリノベーションを経て「グンカン東新宿」というシェアハウスに生まれ変わりました。特徴的すぎるこちらの建築物。見に行ったら、あなたも住んでみたくなるはず?

【グンカン東新宿へのアクセス例】
東京メトロ大江戸線の東新宿駅より徒歩2分

3. 当時の最先端! レトロフューチャーな斬新マンション

銀座にそびえ立つ「中銀カプセルタワービル」は、建築家・黒川紀章氏によって設計され、世界で初めて実用化されたカプセル型マンションです。
黒川氏が掲げたのが「メタボリズム(新陳代謝)」。生き物が新陳代謝を繰り返して成長していくように、高度経済成長期の爆発的な人口増加、都市の開発に対応できる建築物の設計を目指していました。
▲丸窓のついたひとつひとつがユニットと呼ばれる部屋になっている

この「中銀カプセルタワービル」は「メタボリズム」の代表的な作品です。ユニットと呼ばれるカプセル型の部屋をつなぎ合わせて出来ているため、各部屋を交換することで、その時代に合わせて流動的に変化できる住宅となっています。しかし、残念ながら一度も交換されたことがなく、今ではそのレトロフューチャーな外観が逆に再注目を浴びる建築物です。

【中銀カプセルタワービルへのアクセス例】
JR各線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめの新橋駅より徒歩6分

4.郷愁を感じさせる佇まいが特徴のホテル

東京八王子に店を構える「料亭 なか安」。その南側に屹立するのが「ホテル なか安」で、遠くからも目立つ特徴的なデザインが印象的。さらに各窓にかかるアーチ状の屋根も独特で、どこか郷愁感が漂っています。
▲旅館正面から見た様子。西側にはほとんど装飾がなく、巨大な壁のよう

長い歴史を感じさせる佇まいですが、残念ながら現在はホテルとしての営業はしていないとのこと。北側の1、2階の料亭は現在も営業中なので、見に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみては?

【料亭 なか安へのアクセス例】
JR中央線 八王子駅より車で5分
中央自動車道 八王子I.C.より車で5分

5.「日本のガウディ」が手がける唯一無二のマンション

早稲田大学の大隈講堂近くに建つ「ドラード早稲田(和世陀)」は、その奇想天外な外観から話題になっているマンションです。外壁にはオブジェやモザイク画で飾られ、内装にはステンドグラスや個性的すぎる扉などがあるなど、建物全体で独特の空気を作り出しています。
▲外壁の表面。色使いや装飾の丁寧さにこだわりを感じる

この建物の製作者は、「日本のガウディ」と呼ばれた建築家・梵寿綱(ぼんじゅこう)氏。彼が生み出す建築は単に住居としてではなく、芸術としての魅力も兼ね備えています。

【ドラード早稲田(和世陀)へのアクセス例】
東京メトロ東西線の早稲田駅より徒歩3分
今回ご紹介した5つの建築物は一度見たら忘れられないデザインのものばかり。その迫力や衝撃は実際に見ることでよりストレートに感じられるはずです。あなたもそんなアバンギャルドな建物を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

構成:エフェクト
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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