大沼公園で冬遊び!氷上でワカサギ釣り&スノーモービルを満喫

2017.02.26 更新

函館市の隣、七飯町(ななえちょう)にある大沼公園の大沼湖で冬の北海道ならではの“遊び”をしませんか?氷結した湖でワカサギ釣りをして天ぷらを食べたり、氷上をスノーモービルで走り回ったり、ウィンターアクティビティを手ぶらで楽しめます。名物の「大沼だんご」も必食ですよ!

▲思ったよりも簡単にワカサギが釣れました!

大沼公園は正式には大沼国定公園といい、大沼湖・小沼湖・蓴菜(じゅんさい)沼の3つの湖沼がある、北海道南部の代表的な観光スポット。
▲氷結した大沼湖と、奥にちらりと見える駒ヶ岳。このアングルは大沼公園を代表する風景です

北海道新幹線の新函館北斗駅からは車でたった15分!さらにJR函館本線の特急停車駅、大沼公園駅からは徒歩5分なので、車を運転しない方でも気軽に訪れることができます。
▲湖沼には大小126もの小島があり、島を渡り歩けるように橋がいくつもあります

真冬になると、大沼公園の各湖沼は氷結し、氷上でさまざまなアクティビティを楽しむことができます。今回はその中でも人気がある、氷上ワカサギ釣りと、氷上スノーモービルを紹介します。

初心者に嬉しい大沼湖の氷上ワカサギ釣り

まずは、氷上ワカサギ釣り(大人1,600円、中学生以下1,300円、税・遊漁料込)を体験!
▲はじめに、大沼湖の畔にある受付棟で体験料金を支払います

釣り竿など器材は一式揃っているので、事前に用意するものはなし!手ぶらで行って楽しめます。ダウンコートなどの上に着ることができるフリーサイズのベンチコートと長靴(M~3Lまで4種)、作業がしやすいよう指先が出ている手袋も無料で貸してもらえます。

ベンチコートを貸してもらえるとはいえ、長い時間屋外で遊ぶので防寒着など暖かい服装は必須ですよ。

長時間屋外にいるのは寒くてつらいという方は、氷上にあるビニールハウスのような建物の中で楽しむことも可能です。
▲ストーブもついているのでダウンコートを脱いでも大丈夫なほど快適な暖かさ

ワカサギ釣りを楽しめるスポットは日本各地にたくさんありますが、ここならではの嬉しいポイントは、自分で釣り針にエサをつけなくてもよいこと!スタッフが釣り針にエサをつけてくれた釣竿を貸してくれるのです。エサがなくなったら釣り竿の交換ももちろんオッケー。
▲釣り糸には4~5カ所の釣り針があり、すべてにエサがつけられています

釣りをするのが生まれてはじめてという方や、エサに触ることに抵抗があるという方もこれなら安心!
器材を一式借りて、準備ができたら氷上へ!

釣果はいかに!?天ぷらをかけ、いざ挑戦!

氷上には多数の穴があけられていて、好きな穴から釣り糸を氷下へ垂らすことができます。
▲どの穴で釣果があがるかはその時の運次第。途中で穴を変えてもオッケーなので、あまり釣れないようなら、「ここだ!」と思う別の穴で再チャレンジを

穴から釣り糸を垂れると、釣り糸の先についている重りがするするっと湖底まで届きます。重りが湖底につくかつかないか位の長さに釣り糸を調整して固定。あとは時折釣り竿を軽く上下に動かし、エサが動いているように見せかけて、ワカサギが食いつくのを待ちます。
▲「釣り糸を指先にあてて待つと、ワカサギがエサに食いついた時にチョンチョンという感触が指に伝わってきますよ」と、スタッフの川村さんが釣り方の基本を教えてくれました

5、6分すると、指先の釣り糸が少し引っ張られたような感触が!すぐにサッと釣り糸をたぐりよせるように引き上げてみると…。
▲釣れました~!

釣れたワカサギは小さいのですが、1匹釣れるとやたらテンションが上がります!
よし、これからガンガン釣るぞと思いきや、釣りの超初心者にとってはここからが難関。釣りに慣れている方々には笑われそうですが、釣り糸からワカサギを外すのが大変なんです…。
▲ピチピチ動くワカサギに悪戦苦闘

激しく動くワカサギを何とか指でつまみ、反対の手で釣り針近くの釣り糸を持ち、引きちぎるように外しました。釣ったワカサギは、水が入ったバケツの中へ入れて泳がせておきます。
▲少しずつ慣れてコツがつかめてきました。30分程度で7匹釣れましたよ!

釣果はその日によって変わりますが、1~2時間で100匹くらい釣る人も時折いるそうです。ここまでいくと、まさに入れ食い状態ですね。ちなみに、釣れる日・釣れない日は天候や気象条件には関係なく、ワカサギの群れが穴の近くに現れるか否か、運次第です。

釣ったワカサギは天ぷらで食べられる!

釣ったワカサギは、受付棟へ持っていくとサービスで天ぷらにしてくれます!
▲釣ったばかりのワカサギを食べられるなんて、とっても贅沢な気分!

釣果が振るわなかったとしても、受付棟でストックしているワカサギ10~15匹程度を別途500円(税込)で天ぷらにしてくれます。
▲こちらは釣果が振るわなかった時に提供してくれるワカサギの天ぷら

大沼湖のワカサギ釣りは、営業時間内であれば時間制限がありません。時間が許す限り、ワカサギとの格闘を楽しめます!さて、みなさんが訪れる時は何匹釣れるでしょうね?ワカサギの天ぷらを食べきれないくらい、釣れればよいですね!

氷上をスノーモービルで疾走!

ワカサギの天ぷらを食べてしばし休息したら、次は氷上スノーモービルコース(1人乗り1,500円、2人乗り1台2,000円・ともに税込)に挑戦!
大沼湖畔にある乗り場からスタートして、氷結した湖上の中ほどまで行って戻ってくる、1周約1kmのコースを2周楽しめます。
▲駒ヶ岳をバックに湖上をスノーモービルで走り抜けます!

大沼公園でのスノーモービルの運転は免許がなくても大丈夫!全く運転したことがなくても、はじめにスタッフが運転方法と注意点をレクチャーしてくれるので安心です。
▲右手のレバー部分がアクセル。親指で押すと加速し、ゆるめると減速。左手には自転車と同様にブレーキがあります
▲ヘルメットをかぶり、足を前に出すようにしてスノーモービルにまたがります

ひととおりレクチャーを受けたら、出発!
右手親指のレバーを強く押すと急発進して危険なので、ゆっくりじわじわと押します。ブルンブルンというエンジン音が大きくなると同時に少しずつ動き出しました。
▲1周目は比較的ゆっくり走り、感覚をつかみつつ戻ってきました

氷上は真っ平に見えますが意外と凹凸があるようで、多少上下に揺れながら走ります。とはいえ安定感があるので揺れにもすぐに慣れ、2周目の直線区間ではスピードアップ!風を切って走る爽快感はたまらないです!
▲1周1kmと聞くと短いような気がしましたが、けっこう遠くのほうまで走っていくことができます

加速したこともあり、2周目はあっという間に戻ってきてしまいました。氷点下なので寒いはずですが、寒さを感じずワクワク感と高揚感がたっぷり!あと2、3周楽しみたかったほどです。

大沼公園でのウィンターアクティビティはこのほかにも、4輪バギーの運転体験や、スノーモービルがけん引するそりに乗って氷上を遊覧するツアー(要予約)、スノーシューツアー(要予約)などがあります。北海道らしい冬あそびを一日中楽しめますよ!

名物、「沼の家」の「大沼だんご」は絶対食べたい!

大沼湖でのウィンターアクティビティで遊ぶ前でも後でも途中でも、軽食兼おやつに外せない名物を最後に紹介します。
それは、JR大沼公園駅前にあるだんご屋「沼の家(ぬまのや)」の「大沼だんご」。1907(明治40)年からこの地で100年以上変わらず販売され続けている伝統の味です。
▲「大沼だんご」は「しょうゆ・胡麻」(左)と「しょうゆ・あん」(右)の2種類(それぞれ小折390円 、大折650円・ともに税込)※写真は小折

大小さまざまな島が浮かぶ大沼湖や小沼湖をイメージして作られたという「大沼だんご」。たっぷりの餡や胡麻などの中に、指先ほどの小ぶりなサイズのだんごがたくさん入っています。
ほんのりと甘じょっぱい「しょうゆ」、濃厚な風味がある「胡麻」、滑らかな口あたりの「あん」、どれもくどさがなく上品な甘さなので、1折するっと食べられます。
▲付属の楊枝で一つずつ刺して食べるスタイルと、ツルンとした食感が「大沼だんご」の特徴

「大沼だんご」を購入する時、必ず「今日中にお召し上がりください」と言われます。なぜなら、作りたてを美味しく食べてもらいたいというこだわりから、賞味期限は当日中なのです。
▲賞味期限がその日限りの「大沼だんご」はその場で食べ、お土産には日持ちする「紅葉羊羹」(1本690円、箱入り2本1,470円・ともに税込)を購入する人が多いそうです

美味しさと鮮度にこだわるため、多店舗展開はもちろん、百貨店などでの販売もほとんどしていません。唯一、函館~札幌間を結ぶJR特急の一部下り列車にて車内販売で取り扱いがあることを除けば、基本的には店頭でしか購入することができません。
▲店内外にテーブルと椅子があるので、食べていくこともできます

ここでのみ味わえる伝統の名物だんご。寒い冬の外遊びをした時でもこれを食べれば、すっきりした甘さで身体の疲れも吹き飛びます!ただし、大人気なので売り切れ次第終了、連休時など賑わう時は早めに訪れたほうがよいですよ。
真っ白い氷上でのワカサギ釣りやスノーモービルなど、北国の冬ならではの遊びを楽しめる大沼公園。大小さまざまな島がある湖と背後にそびえる駒ヶ岳の風景も美しく、ウィンターアクティビティを絶景の中で楽しめるのも魅力です。函館方面を訪れる時には絶対立ち寄りたいスポットです。
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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