鹿島の絶品スタジアムグルメを大調査!ベスト5に選ばれたのは…

2017.02.18

スポーツ観戦のお供といえば「スタジアムグルメ(以下、スタグル)」が定番ですが、「冷めていておいしくなかった」「揚げ物ばかりで胸焼けが…」なんて経験、ありませんか?そんな経験を覆す、ご当地の食材をふんだんに使った熱々グルメや季節限定メニューなど多彩なスタグルを楽しめると評判の、J1「鹿島アントラーズ」のホームスタジアム、「カシマスタジアム」をレポートします!

▲カシマスタジアムの大定番「もつ煮」

鹿島アントラーズといえば、1992年のJリーグ発足当時からJ1に君臨し続ける強豪クラブ。2016年シーズンは、リーグ優勝・天皇杯優勝と、国内3大タイトルのうち、2冠を達成。初出場のFIFAクラブワールドカップでは、決勝でスペインの「レアル・マドリード」を相手に一時は逆転するほどの熱戦を繰り広げ、準優勝に輝きました。
▲アントラーズのホームスタジアム「カシマスタジアム」

そのアントラーズがホームスタジアムとするのが、茨城県鹿嶋市にあるサッカー専用の「カシマスタジアム(正式名称:茨城県立カシマサッカースタジアム)」。試合開催日には茨城県の主要駅や東京駅などから直行の高速バス(予約制)が運行されているので、これを使うのが便利です。

カシスタグルメはなぜうまい?

2017年現在、J1=18チーム、J2=22チーム、J3=17チームと、全国には50を超えるJクラブが存在します。その中でも、「グルメスタジアム」の異名を持つほどスタグルで高い評価を得ているのが、カシマスタジアム(以下、カシスタ)です。

なぜ、それほどまでに人気なのでしょうか。今回は、アントラーズサポーター歴16年、アウェイ遠征で各地のスタグル事情にも詳しいタケゴラさんに、その秘密を伺ってみました。

「カシスタの特徴は、何といっても『コンコースで火が使える』ことです。消防法をクリアしているので、それぞれのお店にガスが引かれています。つまり、事前に仕込んできた料理を温めるのはもちろん、その場で調理することもできるので、常に作りたてのものを提供できるんです!」
▲炭火で豪快に焼かれる「ハム焼き」。燻される匂いが食欲をそそります

日本ではサッカー専用のスタジアムというのはまだまだ少なく、年月を経た陸上競技場をホームスタジアムとするJクラブも珍しくありません。古い競技場はもともと場内での調理を想定していないため、コンコースにガスが引かれているケースは珍しいそうです。

このため、Jクラブのスタグルは、火を使う場合はスタジアムの外に設置されたフードパークで提供されることが多いのですが、カシスタは場内で入手できるため、アツアツのものはアツアツのうちに、すぐに座席で味わうことができるのも特長です。
▲アントラーズサポーターで真っ赤に染まるカシスタのホームゴール裏。試合前の独特な緊張感も良いスパイスに

「あとは、店舗数が多いことじゃないでしょうか。スタグルは基本的に試合前という限られた時間で味わうものなので、どんなに美味しくても試合観戦に支障をきたしては意味がないんです。その点、カシスタには常時30店舗以上が出店しているので、行列がある程度分散されて買いやすいというメリットがあります」

なるほど…スタジアム観戦の目玉は、あくまでも試合。熱狂的なサポーターにとっては、チームを声で後押しする戦いの場でもあります。では、そのアントラーズサポーターに絶大な支持を誇るカシスタの「勝負メシ」にはどんなものがあるのか。タケゴラさんに、カシスタを訪れたなら絶対に食べてほしいスタグル・ベスト5を選んでいただきました。

タケゴラ的カシスタグルメ・ベスト5。まず、5位にランクインしたのはこちら!

【第5位】厨カフェの「ローストビーフ重」

▲厨(くりや)カフェのローストビーフ重(500円)

「ホカホカのご飯の上に、ジューシー且つやわらかなローストビーフがご飯を覆い隠すように贅沢に何枚もトッピングされた一品。特製のソースとの相性もバッチリ。トッピングでこちらも特製の味玉(100円)を付けることもできます」

4階コンコースという観戦に来ても行かない人の多い場所にありながら、絶大な人気を誇るローストビーフ重は、豪勢でありながらワンコインで食べられるというお手軽さも魅力です。

いや~初っ端からレベルの高さを見せつけられた気がしますが、続いて第4位に選ばれたのは…!?

【第4位】エミールの「カツサンド」

▲エミールのカツサンド(500円)

「エミールは、カツが贅沢にトッピングされた『カツカレー』で有名なお店ですが、個人的におすすめなのがこのカツサンド。厚めのパンに挟まれているのは、まさに極厚というべきトンカツ。食べごたえはもちろん、カツは冷めてもやわらかく、またパンが若干しんなりしているところも美味しさを引き立てています」

数量限定のためキックオフ前に売り切れてしまうことが多いそうですが、時間がたってもおいしいので持ち帰りにもおすすめ。まずカツサンドをキープしてから、ほかのスタグル探訪に行くのもアリですよ。

限定モノはそそられますね~。さて、ここまでお肉がメインのメニューがランクインしていますが、果たして3位に選ばれるのは…!?

【第3位】いばらき食文化研究会 酒趣の「メロンまるごとクリームソーダ」

▲いばらき食文化研究会 酒趣(しゅしゅ)のメロンまるごとクリームソーダ(800円)

「夏場限定のレアメニューでありながら、絶大な人気を誇る一品です。凍らせた完熟メロンの種をくり抜いてソーダを流し込み、バニラアイスを添えているのですが、果肉が徐々に溶けてやわらかくなると、メロンの果汁がソーダと混じり合い、味の変化を楽しめます。もちろん、果肉もしっかり味わえますよ」

ここでお役立ち情報!凍ったメロンはかなり硬いため、提供されるプラスチックスプーンで食べるには少々コツが必要。金属のスプーンを持参すれば食べやすい上に、バニラアイスをもう1個追加してくれるそう。これはうれしいサービス!

味も見た目のインパクトも最強ともいえるメロンまるごとクリームソーダ。さらにこの上をいくスタグルがあるとは…。ツートップに期待が膨らみます。

【第2位】五浦ハムの「ハム焼き」

▲五浦ハムのハム焼き(400円)

「第2位は、カシスタグルメの代表格の一つ、ハム焼きです。分厚く切られたハムを炭火で豪快に焼き上げる一品は、口に入れた瞬間にあふれ出す肉汁がたまりません。毎試合長蛇の列ができますが、店員さんの手際が良く、回転が早いのもスタグル向きですね」

ハム焼きは、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などほかのイベントでは500円で販売されているそうですが、カシスタでは五浦ハムがアントラーズのスポンサーということもあり、100円引きで提供されているんだとか。なんともお得です!
▲五浦ハムのハム汁(400円)

「寒い季節には、ハム焼きに使うものと同じハムがごろごろ入ったハム汁もおすすめ。野菜たっぷりで、バランスもいいですよ。ハム焼きは行列必至ですが、ハム汁は並ばずにサッと買えることが多いので、時間がないときにももってこい。これは意外と知られていないかも…」

おお!これまたとっておきの情報をいただきました。ちなみに、ハム汁はコンソメ風味のやさしい味わいだそうです。体も心もほっこり温まりそうですね。

そして、タケゴラ的カシスタグルメ、栄えある第1位に選ばれたのは……!!

【第1位】鹿島食肉事業協同組合の「もつ煮込み」

▲鹿島食肉事業協同組合(以下、食肉)のもつ煮込み(500円)

「第1位はなんといってもカシスタグルメの代表格・もつ煮です。あちこちの店舗で販売されていますが、なかでも食肉のもつ煮込みは数々のメディアにも取り上げられているもつ煮の“キング”。厳選されたもつは絶妙な歯ごたえで、味噌仕立ての汁とのハーモニーがたまりません。冷え込む冬場の観戦には欠かせない一品です」

カシスタでは多くの店でもつ煮を扱っており、店舗ごとに味が違うので食べ比べを楽しむのもまた一興。「トマトもつ煮」という珍しい一品を出すお店もあるそうですよ。

まだまだあります、カシスタとっておきグルメ

今回、惜しくもベスト5には入らなかったものの、カシスタのイチオシグルメはまだまだ尽きません。最後に、タケゴラさんが太鼓判を押す5つのスタグルを紹介しましょう。
▲幸鹿堂(こうかどう)の「究極のメロンパン」(200円)。「カシスタスイーツの代表格。程よい甘さのパン生地の中にメロンクリームがたっぷり!」
▲麻生ハムの「行方(なめがた)チャウダー」(500円)。「優しい味のクラムチャウダーに麻生ハム自慢のロングソーセージが贅沢に入った一品。体の底から温まること間違いなし」
▲アントラー酒の「完熟王バナナジュース」(250円)。「スポンサー商品であるスミフルのバナナ『完熟王』をそのままミキサーにかけてジュースにした一品。程よい甘さで飲みごたえ◎」
▲食肉の「豚まん」(250円)。「もつ煮で有名な食肉の冬季限定の手作り商品。ふかふかの生地の中には豚肉や椎茸といった具がゴロゴロ」
▲幸鹿堂の「ひとくちチーズケーキ」(120円)。「手頃なサイズと価格が魅力の一品で、小腹を満たすのにぴったり。味ももちろん美味」

いかがですか?ガッツリ系からスイーツ系まで、多彩なラインラップを誇るカシスタグルメ。一日ではとても食べきれないほど、バラエティー豊かですね。サッカーにはそれほど興味がなくて…という方も、一度、これらのスタグルを味わうのとあわせて、観戦に出掛けてみませんか?

今シーズン(2017年)のアントラーズのリーグ開幕戦は、2月25日(土)14時キックオフの「FC東京」戦。ぜひ、早めに到着して絶品のスタグルに舌鼓を打ち、選手たちの迫力あるプレーや一体感ある応援に歓声を上げる非日常を体験してみてください!

※価格はすべて税込です。
※価格や販売場所、サービスは2016年時点の情報です。
※アウェイサポーター専用エリアからは、今回紹介したスタグルを購入することはできません。チケットはホーム側の座席をお求めください。

タケゴラ

東京生まれ東京育ち。日々の暮らしは、ほとんどサッカーと食で出来ているような人。鹿島アントラーズのサポーターだが、鹿島以外の試合もしょっちゅう観戦に出向く雑食系。ウェブ媒体である「DEAR Magazine」にも寄稿している。

ぐるたび編集部

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